学生時代には少なくとも同じ教室で上下関係に気を遣う必要はなく、気の合う者同士が固まっていても何の問題もありませんでしたが、社会に出ればそうはいかないのが辛い所。どんな困った人でも一緒に仕事をしなければなりませんし、上下の関係があれば、それを踏まえた付き合いをしなければいけません。

 そんな職場の困った人の中でも、特に辛いのが《声が大きいので聞かれたくない話が周囲にだだ漏れ》な人。例え同じ職場といえども、ほかの担当との調整や根回しなど誰にも知られる事なく進めておきたい案件はあるもの。そんな時に大きな声で打ち合わせの内容を周囲にしられてしまったら元も子もありませんよね。

 近年特に目立つようになったのは、《パソコンが苦手で何度も同じ事を聞いてくる》困った人。小さな子供からお年寄りまでパソコンを難なく使いこなす昨今——のはずですが、IT化が進んで家庭以上にパソコンの習得が必要な職場で、いつまで経ってもパソコンを覚えようとしない人は本当に困りもの。どうしても覚えられないという人ももちろんいるとは思いますが、「覚えるのが面倒臭い」、「そんなのは若い連中にやらせておけばいい」なんて、はなから覚える気が無い人も少なくありません。こんな人に限って《席の近くを通ると高確率で業務と関係ないサイトを見ている》事が多いのは何とも悲しい限りですね。  職場の大小にかかわらずこうした人は必ず一人はいるものですが、彼らとうまく折り合いをつけていく事もまた、大人になるためには必要なステップなのかもしれません……。