日本のお正月の料理といえば、 「御節(おせち)料理」。これはそもそも平安の宮中で、季節の変わり目の 「節日(せちにち)」に神前にお供えしていた 「御節供(おせちく)」が原型とされ、それが江戸時代に庶民のお正月の風習となったそうです。とはいえ食生活が豊かになった今では、三が日がすぎる頃にはおせちにも飽きて、ほかの料理が食べたくなる人も多いのではないでしょうか。おせちに飽きたら食べたくなる料理の上位には、《ラーメン》《カレー》と、普段でも人気の高いメニューが並びました。
 1位にランク・インしたのは、今や国民食と言っても過言ではない《ラーメン》。3日にわたって同じおせち料理を食べ続けると、パンチの効いたこってり熱々の《ラーメン》が食べたくなる! という人は多いようです。最近は三が日でも営業しているラーメン屋さんもあり、おせち以外の味を求める人で混み合っているようです。2位には《カレー》が入りました。「おせちもいいけどカレーもね!」というテレビコマーシャルを覚えている人も多いのでは? 1976年以降、年末年始にキャンディーズが晴れ着姿で出演した「ククレカレー」のコマーシャルでの名コピーです。あのコマーシャルを見て以来、正月にはカレーを食べる、という人もいるかもしれません。
 おせち料理は保存性を高めるために味付けが濃いものがほとんどです。おしょうゆに塩や砂糖がふんだんに使ってありますので、食べすぎにはご注意。そのためもあって、おせち料理が終わったころに、あっさり塩味の七草粥を食べて胃を養生するという風習があります。今年のお正月、おせちに飽きたらこってりラーメンやカレーもいいですが、あえてあっさりとした味付けの料理を食べて、体をいたわってみるのも賢い新年の過ごし方かもしれません。