古くは日中戦争以前から存在したと言われている少女マンガ。その長い歴史の中で、少女マンガならではの定番シチュエーションが幾つも生み出されてきました。最近ではこうした定番シチュエーションを盛り込んだ作品を見かけることが少なくなりましたが、今でも友人と古い少女マンガについて話をする時に「こんなシチュエーションの作品あったよね」と盛り上がる事は多いのではないでしょうか?

 そんな定番シチュエーションの中でも、特に多くの人が「あるある!」と頷いてしまったのが《メガネをはずしたら絶世の美女》。実際に古い少女マンガでこのシチュエーションが用いられているケースはあまり無いそうですが、なぜか「古い少女マンガといえばこれ!」と強くイメージが残っているのは不思議ですよね。 3位の《食パンをくわえて学校までダッシュ》は、少女マンガに限らず、少年マンガでもしばしば見受けられるシチュエーション。近年では『新世紀エヴァンゲリオン』(綾波レイ)や『けいおん!』(平沢唯)などアニメで同様のシーンが用いられています。よく知られているのは、ここからさらに曲がり角で美少年とぶつかって恋が芽生えるというものですが、実はこれも《メガネをはずしたら絶世の美女》同様に、古い少女マンガではほとんど使用例が確認できないそうです。

 このほか《恥ずかしいことがあるとすぐに赤面をしてしまう》や《意中の彼が女性と二人で歩いている場面に遭遇して誤解》など、最近の作品でも珍しくはないシチュエーションが多数ランク・インしましたが、よく調べるとそんなシチュエーションが使われている作品はほとんど存在しない、なんてケースはまだまだありそうですね。