東京・三田に本店を構えるラーメン店「ラーメン二郎」。東京を中心に多数の支店を展開していますが、どの店舗に行っても常に客足がとだえることのない人気店です。ラーメン二郎の特徴と言えば、豚の脂身をタップリ使用した濃厚なスープと独特の太めん、そして圧倒的なまでのボリューム。初体験の人はこのボリュームに高確率でKOされてしまうようですが、しばらくするとまた食べたくなってしまうのが不思議なところですよね。

 そんなラーメン二郎をこよなく愛する人々——「ジロリアン」の間では「○○をするなら○○すべし!」という決まり事のようなものがあるそうです。中でもユニークなのは、ジロリアンの間で「鍋二郎」と呼ばれている《みんなで食べたかったら鍋を持参すべし》です。これはいわゆるラーメンのテイクアウト・システムですが、ただでさえボリュームのあるものを大きな鍋に入れるため、その迫力たるや相当なもの。しかし、単品で注文するよりもコストパフォーマンスが高く、ほかのお客を気にすることなく店外で仲間たちとワイワイ話をしつつ食べられるなどメリットも多いようです。一見さんがチャレンジするにはちょっと敷居が高いですが、一度試してみてはいかがでしょうか?

 ラーメン二郎のメニューはボリュームもセールスポイントの1つとなっているだけに、鍋でなくても普通の人にはかなりの量。めんも具材も半端ではないため、《初心者は麺の量を聞かれたら「小」と答えるべし》が鉄則です。小(小ラーメン)でも麺の量はおよそ300g。さらにたっぷりのキャベツともやし、大ぶりの「ぶた(=チャーシュー)」が入っているため油断は禁物。初めて食べる人なら「これで本当に小なの!?」と驚くこと間違いなしです。

 ジロリアンともなるとめんやぶたの量を増して食べるのが基本ですが、破壊的な量のぶたは、体調が悪い時にはジロリアンでもKOされる可能性があるほど。《ぶたダブルは肉好きでも警戒すべし》、《ぶたは早めにやっつけるべし》というのは、決して初心者だけに向けられたのものではないのでご注意を。