年末に年賀状をしたためる際、自分が思っていた字よりヘタになっている気がする…と思った方も多いのではないでしょうか。冠婚葬祭など、いざというときに大人が読みづらい文字を書くのはいささか恥ずかしいものです。

そこで今回は、書塾を主宰して20年、門下生を指導しながら古典書道の作品制作に加え、店舗ロゴ・商品ロゴ等のデザイン書道も手掛け、ボランティア活動にも力を入れるなど国内外で幅広く活動中な「紅花塾 上大岡 おとなの美文字レッスン」の粟津紅花先生に「ワンポイントで劇的にうまくなる ひらがなベスト10」としてひらがながうまくなるコツを教えてもらいました。

■5位 る
1画目のスタートの場所と一度折れてから左下に出る場所が、揃うタテの位置でストップせず思い切り出します。安定感良く広がりましょう。仲間に「ろ」があります。セットで覚えるとよいでしょう。

■4位 ち
2画目に注意しましょう。下に引く時に直線ではなく、カーブさせます。それだけで、上級の文字に早変わりです!ひらがなは曲線を上手く使えると柔らかい感じにみえます。

■3位 を
2画目を左右どちらに引くかで決ります。真っすぐ下に引かず、左下に倒します。それだけで、文字幅が広がり、安定感が増します。

■2位 む
結んだ丸の位置が大切。2画目を下に降ろした一番下で結びます。途中で○を結ぶと幼い文字になってしまいます。子供に非常に多い字形です。

■1位 す
結ぶ形がポイント! ○から、縦長のぷっくり膨らんだ△に変えるだけで大人っぽい字に変わります。書く頻度が非常に高い文字なので是非マスターしましょう。

普段手書きの文字を書かないという人も増えましたが、いざというときに慌てないよう日頃から練習してみてはいかがでしょうか。今、自分の書く文字にコンプレックスがある人も、ポイントを意識して丁寧に書けばきっと美しい文字に変わるのではないでしょうか。