最強のカメレオン女優ランキング！3位 大竹しのぶ、2位 二階堂ふみ、1位に輝いたのは…

1975年放送の連続テレビ小説『水色の時』（NHK）で医学の道を志す松宮知子役、1986年のドラマ『男女7人夏物語』（TBS系）では駆け出しライターの神崎桃子役、1999公開の映画『黒い家』では惨劇を繰り返すサイコパス・菰田幸子役を演じるなど、これまでさまざまな役柄にチャレンジしてきた大竹しのぶ。
そんな彼女は若手時代、役の設定に納得できず「おかしいと思う」と脚本家らに自ら抗議することもあったのだとか。そういったことが何度かあったのち、先輩女優の山岡久乃から、なぜそういう設定なのか自分で解釈や想像することを勧められ、考え方に変化が生まれたのだそう。「裏に自分でストーリーを作って役を考えるっていうことを教えてくださった」と山岡の教えを振り返っています。

2014年公開の映画『私の男』で遠縁の男と寄り添って生きる腐野花役、2018年の大河ドラマ『西郷どん』（NHK）では西郷吉之助の二番目の妻・愛加那役、今年放送のドラマ『VIVANT』（TBS系）では世界医療機構の医師である柚木薫役を演じるなど、多種多様な役柄を見事に演じ分けてきた二階堂ふみ。
そんな彼女は役作りについて「特別なことは何もやらない」と明かしています。ただ、演技力の原点は故郷である沖縄県那覇市にある「桜坂劇場」にルーツがあるのだとか。大小さまざまな作品を上映していたそうで、「いろんな作品を見ました」とのこと。「高峰秀子さんがすごく好きだったので、よく見てました」「高峰さんで一番好きな作品？どれもですが、浮雲がすごい好きですね」と豊富な映画鑑賞経験があるそうです。

『ホタルノヒカリ』シリーズ（日本テレビ系）で干物女の雨宮蛍役、2008年公開の映画『ICHI』では盲目の剣士・市役、今年公開の映画『レジェンド＆バタフライ』では織田信長の妻・濃姫を演じるなど、幅広い役柄を見事にこなしてきた綾瀬はるか。
そんな彼女は、2004年放送のドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』（TBS系）で白血病の高校生・広瀬亜紀を演じた際、「これが終わったら（女優を）やめてもいい」という覚悟で、撮影に合わせて7キロ減量し、ヘアスタイルも実際に髪をそって丸刈り頭にしたのだそう。別作品では監督から「腕にアンジェリーナ・ジョリーのような筋を入れてきてほしい」と要求され、2週間毎日、約200回の腕立て伏せを行ったと明かしています。