三井住友カードの審査は甘い？審査基準と申し込み方法を解説

↓三井住友カードについて詳しく知りたい方はこちら

三井住友カードの入会審査にはどのような基準があるのでしょうか。ここからは、三井住友カードの審査のポイントを詳しく見ていきましょう。

三井住友カードというと、ブランドイメージが強くて、審査が厳しそうと不安に思う方も多いかもしれません。実際のところ、三井住友カードは、いわゆる「銀行系」のカードで、審査は甘くはないといわれています。

収入がアルバイトだけの学生や、一度でも何かしらの支払いを遅延した人は審査に落ちてしまうことが多いです。ただし三井住友カードに限らず、カード会社は審査の詳しい内容を公表していません。

「高校生を除く、満18歳以上の方」という申し込み要件で、基本的に年齢制限を満たしていれば、どなたでも申し込むことが可能です。しかし申込み後、実際に何をどのように審査しているのかは基本的に非公開です。ですから、ここでは一般的な審査内容を説明します。

具体的な審査基準が開示されてはいませんが、どのような情報をチェックしているかについては分かっている部分があります。クレジットカードの審査においては、「信用情報」「本人の属性」「他社からの借り入れ」の3つが重視されるといわれています。

信用情報とは、クレジットカードやローンなどの利用履歴です。これまで、クレジットカードやローンの利用を通して、期日までに返済しているか、借り入れのトラブルがないかなどの履歴が参照されます。

そして、過去のクレジットカードの利用履歴情報のことを「クレジットヒストリー（クレヒス）」といいます。クレヒスはカード会社にとって、クレジットカードの申請者が信用に値するかを判断するための大切な情報となります。

年収や勤務先などの属性が問題なくても、クレヒスに問題があると審査で不利になるケースもありますので、注意が必要です。

本人の属性とは、クレジットカード利用料金の支払い能力に関する、いろいろな情報のことです。具体的には、職業・勤務先・雇用形態・勤続年数・年収・住居の状況・家族構成などがチェックされます。

カード会社としては、安定して継続収入を得ている人の方が安心してお金を貸せると判断します。ですから、正社員や、勤続年数が長い人は審査に有利になる傾向があります。

また、預貯金や不動産などの資産をどのくらい保有しているかも審査に影響します。資産が多ければ、返済が遅れた場合の担保にすることができるからです。したがって申込書の「住居形態」は、賃貸より持ち家の方が審査で有利になる傾向があります。

信用情報機関に照会することで、他社からの借り入れ状況が分かります。この他社からの借り入れの有無も審査に影響します。もちろん、複数の借り入れがあるからといって、必ずしも三井住友カードの審査に通らないというわけではありません。

サイトからの申し込みの場合、審査がスムーズにいけば、通常3営業日でカードを発行します。発行から手元に届くまでは数日かかりますが、申込みから最短1週間で入手できます。なお、19時30分以降の申し込みや申し込みの内容に不備があった場合などは、3営業日でカードを発行できません。また、営業日は土日祝を除きます。

三井住友カードは、サイトで申し込みの場合とサイト＋郵送で申し込みの場合があります。ここでは、サイトでの申し込みの流れを解説します。

三井住友カードの申し込みで記入する内容は以下の通りです。全て記入して送信すると、カード会社から申し込み番号が送られてきて、申し込みは完了します。

• 氏名、住所、電話番号などの本人情報
• 職業、勤務先名（学校名）、年収や家族情報
• 希望のカードブランドや追加カードの申し込み

スマートフォンでも申し込めるので、空いた時間を利用して手軽に終わらせることもできます。

三井住友カードでは、申し込み後に審査状況の確認ができる申し込み番号が送られます。申し込み番号と生年月日、電話番号を入力すると審査状況や結果を確認できます。通常3営業日でカードは発行されるので、審査もスピーディーと言えるでしょう。

申し込み要件を満たしているにも関わらず、カードの審査に落ちてしまうケースもあります。なぜ審査に落ちてしまうのでしょうか？ここからは、三井住友カードに落ちてしまうパターンについて、考えられる原因をご紹介します。

過去に信用情報機関に登録される情報が一切ない人を「スーパーホワイト」といいます。30歳過ぎまで一度もクレジットカードの利用履歴がなく、割賦販売の実績がない場合などがこれに当たります。

このスーパーホワイトの人は、信用情報が全くないことから、信用を得られないという理由で審査落ちするということになります。

三井住友カードに限らず、かなりの割合でクレジットカードの審査に落ちるケースは、実は、申込書の記載内容が正しく書かれていないという理由があります。

単なるケアレスミスという捉え方もできますが、カード会社からすると、カードの利用ルールをしっかりと読まないかもしれない、という不安材料にもなりうるのです。

故意でなくても、住所や勤務先などの情報に誤りがあると不信感に繋がってしまいます。したがって、申込み書類は不備なく丁寧に記入しましょう。

審査が厳しめと言われている三井住友カードですが、ここからは、三井住友カードの審査に通りやすくなるコツをご紹介します。

クレジットカードの申込書にある「キャッシング枠」をゼロで申請することで、審査が通りやすくなる可能性があります。キャッシング枠を希望すると年収についても厳密に審査されることになります。

ですから、審査に自信のない方は、キャッシング枠無しで申請しましょう。また、キャッシング枠を希望すると審査も長くなる傾向があるため、早めにカードを手に入れたい方も、枠なしで申請するのがおすすめです。

同時期に複数のカードに申込むことを「多重申込み」といいます。この多重申し込みはカード審査において、マイナスポイントになるので避けるのが望ましいです。

というのも、短期間に何枚ものクレジットカードに申込むと「手持ちの現金が少なくお金に困っている人」と判断される可能性があるからです。ですから、三井住友カードに申込む際は、他社のクレジットカードの申込みは控えるのがおすすめです。

なお、個人信用情報機関に申込み情報のが保管されるのは6ヶ月間です。他社のカードも持ちたい場合は、6か月以上経ってから申込みましょう。

すでに保有しているクレジットカードで支払いの延滞などがある場合は、速やかに返済することが重要です。先述のとおり、クレジットヒストリーに問題があると審査で不利になってしまうからです。ですから未払い金がある場合は、返済を済ませてから新たにカードを申込むのが得策です。

また、携帯電話料金の支払いを滞納していないかという点も要注意です。携帯電話料金の滞納があれば一気に審査を通過しづらくなってしまうといわれています。三井住友カードは金融機関が発行しているカードなので、特に注意しましょう。

初めて三井住友カードを申し込む年齢は、30代くらいまでの若いうちが良いといわれています。なぜなら、申し込み者の年齢が若いと、カード会社は、長期的に利用してくれるという期待を持てるからです。

また、若いうちからカード利用を続けて、優良なクレヒスを積み上げておくことで、利用限度額の引き上げなどのメリットにつながることもあります。

三井住友カードは審査スピードが速いのが特徴です。そしてここからは、三井住友カードの審査をスピーディーに終わらせるために、注意することについてご紹介します。

書類の記載ミスや提出物の不備などがあると、発行までの期間が長引いてしまうことになります。特に申し込み情報に誤りがあると、審査が長引くだけでなく、審査が通らないこともありますので、十分に注意しましょう。

クレジットカードの審査にはWEB申し込み・郵送申し込みのどちらの場合も本人確認書類の提出が必要です。確認書類として一般的なのは、運転免許証、運転経歴証明書ですが、三井住友カードの申し込みでは以下の書類も利用できます。

・パスポート(写真印刷面・住所記載面のコピー)

・健康保険証(カードタイプの保険証の場合は両面を印刷する)

・住民票(発行より6か月以内のもの。原本・コピーどちらでも可)

スピーディーに審査を終わらせるために、カードを申し込む際は事前にしっかり準備しておきましょう。

三井住友カードについてご紹介してきましたが、いかがでしたか？三井住友カードは一般カードでありながら、補償やセキュリティが充実している人気のカードです。申込み要件や審査のポイントを参考にしながら、まずは審査を確実に通過することを目指してくださいね。

他にも三井住友カードに関連した記事があるので、三井住友カードについてもっと知りたい方は以下の記事も併せてご覧ください。