年齢とともに少しづつ増えてくるしみは気になります。特に顔にあるしみは目立ってしまいます。小さなしみが増えたり、大きくなったりするとなんとなく肌もくすんでいるように感じたり、化粧も厚塗りしたくなってしまいますよね。

小さいしみも大きなしみもできるなら取り除きたいと思っているなら手軽にしみ取りをやってくれるクリニックがおすすめです。高そうなイメージがありましたが、最近は手頃な価格でしっかりと施術してくれるクリニックもあります。

そこでこの記事では、名古屋のしみ取りのクリニックを厳選して15院をご紹介します。しみ取りのクリニックの選び方、期待できる特徴、注意点についても紹介しているので、しみ取りクリニックを考えている方はぜひ参考にしてください。

しみは皮膚の中で作られるメラニンが沈着したものです。いくつかの種類があり、老人性色素班、そばかす、肝斑、炎症後色素沈着などがあります。さまざまな原因でメラニンが過剰に作られ、ターンオーバーのサイクルが乱れると、メラニンもそのまま滞って色素沈着となってしまいます。

主な原因は紫外線です。紫外線を浴び続けることで肌がダメージを受け、ターンオーバーのサイクルが乱れます。また老化の原因の一つである活性酵素が増えるとメラノサイトを刺激してメラニンの過剰産生を起こします。

浴び続けてきた紫外線の積み重ねによってできるしみが「老人性色素斑」です。30代以降からみられることが多いですが、日焼け後にすぐしみになるわけではなく、長年の紫外線による肌へのダメージが徐々に肌に蓄積されしみとなってあらわれます。

遺伝的な要因で発生した細かい茶色の斑点が「そばかす」です。日本人では特に色白の人にできやすいしみです。鼻から頬あたりを中心に、細かい茶色の斑点が散らばるようにみられます。年齢とともに薄くなりますが、紫外線の影響で濃くなってしまうこともあります。

「肝斑」は両頬の左右対称にできる薄茶色のしみです。頬骨のあたりによく見られますが、主な原因は女性ホルモンの乱れで40代から50代の女性に多く見られます。ストレスや長期の紫外線の肌へのダメージでも悪化することがあります。

肌の炎症を起こした後にできるしみが「色素沈着」です。ニキビ・虫刺され・湿疹・傷などが原因です。特にニキビ跡は色素沈着になりやすく、また洗顔などで肌を強くこすると色素沈着になることがあります。自然に目立たなくなることが多いですが時間がかかります。

女性の悩みである「しみ」での施術で主に行われているのが「フォトフェイシャル」と「レーザートーニング」です。しみに対しての2つの治療方法の「レーザートーニング」と「フォトフェイシャル」の違いについて説明します。

レーザートーニングはQスイッチYAGレーザーなどを用いて、その部分でのピンポイントでしみのメラニン色素へアプローチする波長を選び、波長を増幅して肌にあてるので効果に期待しやすくなります。肌へのダメージを抑えながら均一に照射し回数を重ねてアプローチする治療法で、肝斑やそばかすなどにも効率的です。

フォトフェイシャルはIPL（Intense Plused Light(インテンスパルスライト)）と呼ばれる白色光をあてて肌のターンオーバーを促し、肌のしみを目立たなくしていきます。レーザー治療では決まった波長を増幅してエネルギー出力をあげますが、フォトフェイシャルではいろいろな波長の光を同時に肌にあてていきます。

肌に対してピンポイントに当てるのではなく、肌全体に全体的に照射します。肌へのダメージが少なく、特定の効果よりは全体的な肌の質を整える施術です。

*IPL（Intense Plused Light）

名古屋でしみ取りをやっているクリニックは数が多いため、どこを選んでよいのか悩んでしまいますよね。自分のしみに合っている治療法なのか、しっかりとしたクリニックなのか、料金はリーズナブルなのかなどを考えながら選んでみましょう。

使用されるしみ取りレーザーにはいくつかの種類があります。多くのクリニックで導入されているレーザーは「QスイッチYAGレーザー」や「ピコレーザー」などがあります。メラニン色素や色素細胞をターゲットに反応するため、肌への負担やダメージが少ないのが特徴です。

ピコレーザーは非常に短い時間での照射が可能で、周囲のダメージを抑えられます。クリニックによっては、いくつかの種類のレーザーを使い分けています。カウンセリング時にしみの状態を確認し最適な施術を提案します。

光を照射しメラニン組織を破壊する「光治療」は、紫外線をカットし幅広い波長（500~1200nm）を持つ光を照射。レーザー治療に比べ照射力が弱いですが、広範囲の薄いしみにはおすすめです。しみ・ソバカスの改善、ニキビ・毛穴のケアなども同時に行えます。

「レーザー治療」は肌表面を切り取らず内部のメラニン色素細胞だけを破壊する単一の波長の光をしみにピンポイントで照射します。レーザー治療器にはいくつかの種類があり届く深さが違うので、シミの種類や状態によって使い分けます。

しみをピンポイントで照射するので光治療よりも効果に満足しやすいですが、照射した部分は火傷のような状態で数日でかさぶたになり、剥がれるまで1週間程度のダウンタイムが必要です。

クリニックでは施術前にカウンセリングがあります。しみ取りの施術は肌へのダメージを多少与えることになるので、しっかりとした医師によるカウンセリングやアフターケアは重要です。

個人個人のしみの正しい種類・肌に適した施術を提案、丁寧に説明してもらえると気持ちが楽になりますよね。また施術後のアフターケアも、万が一のトラブルのケアや正しいメンテナンスの相談などもできることが必要です。

しみ取りレーザーなどは高性能な機器を使用するので、調整は熟練した医師の技術が重要です。看護師ではなく医師がしっかりと施術を行う必要があります。医療行為になるのできちんとしたクリニックを選びましょう。

また、施術は医師が担当することは必須ですが、カウンセリング・アフターケアも同じ医師が担当してくれることも重要。自分の進捗状況を把握しているので、万が一トラブルになっても相談できます。

個人個人のしみの多さやしみの状況にもよりますが、施術にどのくらいの期間がかかるかも個人差や治療方法によって異なります。しみが薄く少ない場合は、1、2回の施術でも満足できるかもしれませんが、しみが濃かったり多い場合は数カ月かかることもあります。

自分の予算やどのくらいしみをなくしたいかも考えながら、カウンセリングで最適な施術を選びましょう。しみが多い場合は少し高めでも総合的に取り放題やセットプランがお得な場合があります。

クリニックが通いやすいのも重要です。数回、数カ月で通うことになると、遠かったり通いにくいクリニックだと行くのが面倒になってしまうかもしれません。自宅に近い、会社に近い、駅に近いなどの便利な場所にあることも選ぶ際には考慮しましょう。

時間がたってもなかなか治らないしみは年とともに増えていきますが、最近ではクリニックで手軽にしみ取りの施術が受けられるようになりました。気になったらクリニックで除去するのもおすすめです。効果が早く満足できる施術もありますが、施術によっての注意点もあります。

シミは肌の内部にあるメラニン色素が紫外線を浴びることで、メラノサイトが刺激されて増えていきます。年齢とともに肌のターンオーバーが乱れることも原因です。光・レーザー・凍結の施術はシミの原因となるメラニン色素にアプローチします。

セルフケアではなかなか消せないシミも短期間で薄くしたり除去することができます。個人個人の肌の状況やシミの大きさや濃さによっても、かかる時間や効果は違いますので、カウンセリング時に確認しましょう。

シミ治療は種類によっても施術が変わるため、シミに合わないものである場合は効果が出ない事もあります。シミの大きさや濃さによっても何度か通院が必要になることもあり費用も高くなります。施術によってはダウンタイムがあります。

カウンセリング時に自分の希望に合う施術か、かかる時間はどのくらいか、アフターケアはしっかりしているか、注意事項などをしっかりと確認しましょう。カウンセリングで自分が納得できたら心配なく始められますね。

名古屋にはしみ取りができるクリニックは数多くあります。それぞれのクリニックで特徴や料金やプランなどが違うので、自分の希望に合うクリニックを選びましょう。クリニックを事前にしっかり調べたり、無料カウンセリングや電話相談をすることもおすすめです。

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