思わずうっとりしてしまうような心地よい声を聴かせたり、迫力のある声で胸を高ぶらせたり、さまざまな歌声で聴く人を魅了している男性ボーカリスト。中でも最も歌唱力が高いと思われているのは一体誰なのでしょうか。
そこで今回は、一番歌がうまいと思う男性歌手は誰なのかについてアンケートを行い、ランキングにしてみました。
3位 玉置浩二
2位 稲葉浩志
1位 ???
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3位は「玉置浩二」!
ロックバンド「安全地帯」のメンバーであり、シンガーソングライターとしても活動している玉置浩二。その歌のうまさは、音楽業界人もうならせるほどの腕前です。
松任谷由実のコンサートツアーの音楽監督などを担当する音楽プロデューサーの武部聡志は、日本で最も優れたボーカリストとして玉置の名前を挙げ、「強く歌っても弱く歌っても、歌をちゃんとコントロールできるし、言葉の持つ意味や、その言葉の響きをきちんと伝えることができる」とその理由を語っています。また、ミュージシャンの優里も、中学時代に見たバラエティー番組で玉置の歌唱力の高さを実感。「一瞬でその場の空気を変えてしまう歌声に、とても感動したのを覚えています」と当時の驚きについて振り返っています。
2位は「稲葉浩志」!
ロックデュオ「B’z」でボーカルと作詞を担当している稲葉浩志。彼が歌っているときは音楽にどっぷり浸かっているため「無」の状態だと言います。「体の内側から発している」「大前提として、歌詞が聞き取れるように歌いたいとはずっと思っている」と歌い方について言及。激しい曲の場合は「そこまで言葉を届けるというふうにならないことも多い」と話し、静かな曲の場合は「歌詞が気分とか気持ちの共有だったりすると、届けたいって気持ちになっているんだろうと思います」と語っています。
また自分の歌について「生身と直結している」と話し、「10年前と同じようなフレーズを同じように無理して歌う、ということはしなくなりました」と歌にも変化があると明かしています。
1位は「米津玄師/ハチ」!
作詞作曲をはじめ、動画やアートワークなども自身で制作している米津玄師。2022年放送のテレビアニメ『チェンソーマン』(テレビ東京系)のオープニング曲『KICK BACK』を担当した際、「自分の声ってどんどん飽きてくる」と歌声について言及。ガラッと変えたいと思ったそうで、「今回はかなり真面目にガナりました。ちゃんとボイトレに行って、きれいな声を出すために体の軸を通して背筋を伸ばして顎を引く歌い方をきちんと習ったうえで、それを全部ぐちゃぐちゃにする。ガナり散らして台無しにするという」と歌い方を変えていたと明かしています。
そんな米津は以前、ロックバンド「04 Limited Sazabys」の声に憧れていると話し、「自分がすごく声が低いので、あの高い声に憧れたりもします」と比較しながら理由を語っていました。
2023年7月に公開されたジブリ映画『君たちはどう生きるか』の主題歌を担当したことでも注目された米津玄師が1位に選ばれた今回のランキング。気になる
4位~60位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたが一番歌がうまいと思う男性歌手は、何位にランク・インしていましたか?
(芸能ライター:田辺ユウキ)
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