北海道から沖縄まで、各都道府県に根付いた食材や調理法によって作られる「郷土料理」。食を通じて地域の文化や歴史の一部を知ることができることもあり、旅行などで訪れた際には欠かさず食べているという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、郷土料理がおいしいと思う都道府県はどこなのかについてアンケートを行い、ランキングにしてみました。
3位 愛知県
2位 大阪府
1位 ???
⇒
全てのランキング結果を見たい方はこちら!
3位は「愛知県」!
愛知県を代表する郷土料理といえば、「ひつまぶし」と「みそ煮込みうどん」。この二つは農林水産省が選定した「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれています。
ひつまぶしは、細かく刻んだウナギのかば焼を、おひつに入れたご飯に乗せて食べる料理。食べ方が特徴的で、一膳目は茶碗に取り分けてそのまま、二膳目は好みの薬味を乗せて、三膳目はお茶やだし汁をかけてお茶漬けとして食べることで、三通りの味を楽しめます。
一方のみそ煮込みうどんは、「きしめん」と並ぶ愛知県の代表的な麺料理。使用される八丁みそは徳川家康生誕の地である八丁村(現・岡崎市八帖町)に由来する調味料で、具材には鶏肉や油揚げ、卵、ネギなどが用いられます。
2位は「大阪府」!
江戸時代に日本経済の中心的な役割を担っていたことから、当時は「天下の台所」と呼ばれていた大阪府。
豊かな食文化を有しており、郷土料理としては牛のすじ肉をみそやみりんで長時間煮込んだ「どて焼き」、全国的に知られている「串カツ」、粉もんと呼ばれる「お好み焼き」「たこ焼き」などが有名です。節分の日に食べる「恵方巻き」も江戸時代末期に大阪の商家で生まれた郷土料理というのが通説で、その年の縁起の良い方角(恵方)を向いて恵方巻きを丸かぶりする風習があります。
ちなみに、近年はこうした大阪の食文化を支え、100年以上前から生産されてきた野菜を「なにわの伝統野菜」として見直す動きが進んでいるのだとか。
1位は「北海道」!
日本最大の食料供給地として知られる北海道。「農山漁村の郷土料理百選」では「ジンギスカン」と「石狩鍋」「ちゃんちゃん焼き」の三つが代表的な郷土料理に選ばれています。
独特な香りがする羊肉を焼いて食べるジンギスカンは、中央部分が盛り上がった専用のジンギスカン鍋で調理するのが特徴。石狩鍋はサケで有名な石狩町から生まれた漁師料理で、ぶつ切りにしたサケの切り身と中落ちや頭などのあら、旬の野菜をだし汁に入れ、みそで味を調えながら食べる料理です。
ちゃんちゃん焼きは、内蔵を取り除いたサケやホッケなどを1匹まるごと鉄板やホットプレートで調理し、みそなどで味付けする漁師町の名物料理。呼び方の由来は、手軽に「ちゃっちゃっ」と作れるから、ちゃん(お父さん)が作るから、焼く時に鉄板とヘラのぶつかる音がするからなど、諸説あるようです。
海鮮料理や肉料理、麺料理のみならず、ソフトクリームやメロンなどのスイーツも魅力的な北海道が1位に選ばれた今回のランキング。気になる
4位~44位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたが思う郷土料理のおいしい都道府県は、何位にランク・インしていましたか?
gooランキングは、Amazon.co.jpアソシエイトプログラムに参加しています。当サイトの記事を経由して商品を購入すると、売上の一部がgooランキングに還元されます。