赤身肉の間に霜のように散らばったサシ(脂肪交雑)によって口の中で溶けるような食感が楽しめ、世界的にも高い評価を受けている和牛。その大半を占めている黒毛和種の和牛は、日本の47都道府県で生産されています。
そこで今回は、全国のブランド和牛の中から、皆さんが一番好きな牛肉はどれなのかについて探ってみました。
1位 松阪牛
2位 米沢牛
3位 飛騨牛
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4位以降のランキング結果はこちら!
1位は「松阪牛」!
「松阪牛(まつさかうし、まつさかぎゅう)」は、三重県松阪市を中心とした、松阪牛生産区域で肥育された黒毛和種で、未経産(出産経験が無い)の雌牛です。
熱を加えたときに出る和牛特有の香り「和牛香」が、甘くコクのある上品な香りなのが特徴の松阪牛。脂肪の溶け出す温度が低い不飽和脂肪酸を一般的な和牛に比べて豊富に含んでいるため、口に入れた瞬間に滑らかな舌触りと、とろけるような食感を楽しめます。
徹底した管理と生産者たちのたゆまぬ努力によりブランドを築き上げてきた「肉の芸術品」とも言うべき品質の松阪牛が1位となりました。
2位は「米沢牛」!
「米沢牛(よねざわぎゅう)」は、山形県米沢市を中心とした置賜(おきたま)の三市五町に居住する認定飼育者によって登録牛舎で飼育された、飼育期間が最も長い黒毛和種の未経産雌牛です。
豊かな自然の置賜盆地で育てられた米沢牛の特徴は、柔らかな肉質と、しっとりととろける脂、まろやかな風味が三位一体となったおいしさ。米沢市のサイトで「絶品」とお薦めしている霜降り肉のすき焼きは、肉好きならぜひ試してみたいところです。
和牛の育成に適した米沢地方の気候や土壌、水質と、一頭一頭を丹精込めて飼育する生産者の愛情によって生まれた、まさに米沢を代表する味。米沢牛が2位となりました。
3位は「飛騨牛」!
「飛騨牛(ひだぎゅう)」は、岐阜県での飼養期間が最も長く、登録農家制度で認定・登録された生産者によって肥育されている黒毛和種の和牛です。
きめ細かな肉質と網目のような霜降りで、とろけるような味わいを楽しめる飛騨牛。ブランドの歴史がスタートしたのは1988年になってからですが、「和牛のオリンピック」と言われる全国和牛能力共進会で最優秀枝肉賞を2回連続受賞するなど、肉質の高さには定評があります。
豊かな飛山濃水の地が育んだ、肉好きならぜひチェックしておきたいブランドの一つ、飛騨牛が3位となりました。
いずれ劣らぬ全国区の人気を誇るブランド牛が上位を争う形となった今回のランキング。気になる
4位~49位のランキング結果もぜひご覧ください。
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