若者向けのライトノベルなど、小説を原作とするアニメは古くから存在しますが、近年はその数も増え、漫画原作ものやオリジナルをしのぐほどの大きな勢力となっています。
そこで今回は、2020年に放送された小説原作アニメの中で、多くの人が「一番面白い!」と感じたのはどの作品だったのかについて調査してみました。
1位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlll
2位 魔法科高校の劣等生 来訪者編
3位 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
3位 Re:ゼロから始める異世界生活(2nd season)
⇒
5位以降のランキング結果はこちら!
1位は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlll』!
1位に選ばれたのは、“ダンまち”の愛称で親しまれている人気シリーズの最新作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlll』でした。
大森藤ノの同名小説を原作とする本作は、迷宮都市オラリオを舞台に駆け出しの冒険者ベル・クラネルと、彼が所属するファミリアの女神ヘスティアの活躍を描いたファンタジー作品。過剰なまでの愛情をベルに注ぐヘスティアをはじめ、最強の女剣士アイズ・ヴァレンシュタインやサンジョウノ・春姫など個性豊かなキャラクターが多数登場し、2015年のシリーズ1作目放送以来、多くのファンに愛されています。
シリーズ3作目となる本作では、言葉を解するモンスター「ゼノス(異端児)」の少女ウィーネとベルとの関係を軸に物語が進みますが、息をのむ展開の連続に「目が離せない!」と感じた視聴者も多いのではないでしょうか。
2位は『魔法科高校の劣等生 来訪者編』!
2位には、累計1,500万部(2020年12月時点)を超える佐島勤のライトノベルシリーズが原作の『魔法科高校の劣等生 来訪者編』が続きました。
魔法が技術として確立し、国が魔法師の育成を国策として進める未来を舞台にした本作。超一流の魔法能力を持つ軍人でありながら、学校では魔法師としての欠陥を抱える劣等生として扱われる少年・司波達也と、彼の妹・司波深雪が、“パラサイト”と呼ばれる魔物が引き起こした事件の謎を解き明かすべく、仲間や米国から訪れた最強の魔法師・リーナと共に奔走するSF作品です。
2014年に放送された前作に比べるとオカルト要素が強めの物語となっていますが、反則的な強さを誇る達也の無双っぷりと、兄弟愛と呼ぶにはいささか過剰なレベルの熱視線を送る深雪の飛ばしっぷりはこれまでどおり。ファンも納得の完成度と言えるでしょう。
3位は『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』!
3位には、前世でプレイしていた乙女ゲームの世界に悪役令嬢カタリナ・クラエスとして転生してしまう少女の活躍を描いた『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』がランク・インしました。
累計発行部数が350万部(2020年6月時点)を超える山口悟の同名小説シリーズを原作とする本作。ヒロインを邪魔する悪役令嬢のままストーリーが進めば死亡エンドが待っていることを知る主人公が、破滅フラグを回避しようと奮闘する様が何とも楽しく、放送当時はアニメファンの間で大いに注目を集めました。
2021年には2期の制作も決定していますが、出会う人々を次々と魅了していく天性の人たらし・カタリナが、次はどんな騒動を巻き起こすのか、今から楽しみですね。
同率3位は『Re:ゼロから始める異世界生活(2nd season)』!
同票数で3位に並んだのは、突如として異世界へ召喚されてしまった少年ナツキ・スバルが過酷な運命にあらがう姿を描いた『Re:ゼロから始める異世界生活(2nd season)』でした。
小説投稿サイトから書籍化され、シリーズ累計発行部数が700万部(2020年5月時点)を超える大ヒットとなった長月達平の人気小説を原作とする本作。2016年4月にアニメ第1期が放送された際には、あまりに衝撃的なストーリー展開に驚いた人も多いのではないでしょうか。
2nd seasonについては前半クールが終了し、2021年1月から後半クールの放送が予定されていますが、まだまだ多くの謎が残されているだけに、再開の日が待ち遠しいですね。
数あるライトノベルの中でも屈指の人気シリーズを原作とするアニメが上位を争った今回のランキング。気になる
5位~21位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたが2020年に放送された中で一番おもしろいと感じた小説原作アニメは、どの作品ですか?
gooランキングは、Amazon.co.jpアソシエイトプログラムに参加しています。当サイトの記事を経由して商品を購入すると、売上の一部がgooランキングに還元されます。