2020年10月現在、日本には9,000を超える駅が存在します。どの駅も独自の名前が付けられており、地名をそのまま使用したものから、土地の名所や隣接する施設の名称を利用したものまで、実にさまざまです。
そこで今回は、数ある駅の中でも特に字面や読み方がかっこいいと思う駅名はどれなのかについて調査を行いました。
1位 竜王駅
2位 毘沙門駅
3位 九頭竜湖駅
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4位以降のランキング結果はこちら!
1位は「竜王駅」!
1位には、山梨県甲斐市竜王新町にある、JR東日本の「竜王駅(りゅうおうえき)」が輝きました。
駅名に使われている「竜王」という地名は、1489年に開創された禅宗のお寺・慈照寺の初代住職が、この地に住み着いた悪竜を改心させ、寺の境内に「竜王水」を湧き出させた伝説が由来になったと言われています。伝説の生物・竜の王様が駅名というのは、何ともかっこいいですよね。
ちなみに、駅舎の設計は世界的建築家・安藤忠雄が手がけ、駅内の通路から南アルプスや八ヶ岳、富士山などが一望できるようになっているのだとか。冬には駅前がイルミネーションで彩られ、幻想的な世界が広がるそうなので、一度は訪れてみたいものです。
2位は「毘沙門駅」!
続く2位には、奥津軽を走る津軽鉄道の「毘沙門駅(びしゃもんえき)」がランク・インしました。
津軽五所川原駅と津軽中里駅を結ぶ津軽鉄道は、全12駅のうち9駅が無人駅となっており、毘沙門駅は無人駅です。毘沙門(毘沙門天)といえば、憤怒の相で北方世界を守護する神。日本では七福神の一人としてもおなじみですが、このかっこいい駅名の印象とは対照的に、駅自体は非常に簡素な造りで、周囲に地吹雪や強風から鉄道を守るための鉄道林が広がる秘境駅のようなたたずまいとなっています。
駅名の由来についてははっきりしないようですが、神様の名前を冠していることもあり、何かしらのエピソードはありそうですね。
3位は「九頭竜湖駅」!
3位に入ったのは、福井県大野市にあるJR越美北線(九頭竜線)の「九頭竜湖駅(くずりゅうこえき)」でした。
JR越美北線の終点に位置し、木造の駅舎が温かみを感じさせる同駅。過去には「中部の駅百選」にも選出されるほど鉄道ファンからの人気も高いのだとか。駅周辺には、駅名に採用されている九頭竜湖のほか、徒歩10分程度のロケーションに初心者から上級者まで楽しめる九頭竜スキー場もあり、観光スポットとしても十分に魅力的と言えるでしょう。
同駅と、隣接する生産物直売所、ふれあい会館の3施設が「道の駅 九頭竜」として運営されているので、駅で降りた瞬間から楽しめるところもポイントが高いのではないでしょうか。
このように、伝説の生物から神様まで、インパクトの強い駅名が並んだ今回のランキング。気になる
4位~67位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたが「かっこいい!」と思った駅名は、何位にランク・インしていましたか?
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