あなたはどっち派?ビートルズの女VSストーンズの女・超絶美少女対決



今年の秋冬は、60年代ファッションに再び注目が集まると言われていますね。60年代と言えばミニスカートが流行し、女性たちが美しいボディラインを露出するようになった時代ですが、世間はまだまだ保守的で“男性は男性らしく、女性は女性らしく”という考え方が主流でした。

そんなアンバランスさゆえに「女性が一番美しかった時代」と呼ばれる60年代には、ただひたすらお人形のようにかわいい美女達が数多く登場しました。中でも、1960'sを象徴する存在であるロックバンド、「ザ・ビートルズ」、「ローリング・ストーンズ」のメンバーと交際していた美女達は、そのファッションや生き方、ヘアスタイルにいたるまで注目を集め、60年代のファッションアイコンとして君臨しました。

今回は、「60年代ロックスターの女達」の中でも際立って可憐な、ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンの元妻パティ・ボイドと、ミック・ジャガーの元恋人マリアンヌ・フェイスフルをご紹介したいと思います。(美女2人の27枚の画像および動画は元記事でご覧になれます)

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■ ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンが取り合った美女、パティ

ロック・スターに愛された女達の中でも究極のドーリー美女と言えば、真っ先に思い浮かぶのがジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンの元妻であるパティ・ボイド。親友でもある2大ロック・スターに熱烈に求愛された伝説のモデルは、バービー、ジェニー、リカちゃん……今まで見たどんなお人形よりもスイートで可憐なドーリーフェイスでした。華奢で手足の長いスタイルも女性らしく、少し体を傾けている全身写真や水着の画像は、妖精のような佇まいです。(画像は元記事参照)

最初の夫、ジョージ・ハリスンと出合ったきっかけは「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! 」の撮影です。当時モデルだったパティが、ビートルズファンの女学生役で出演し、ジョージ・ハリスンが一目惚れしたと言われています。ジョージはパティをすぐさまデートに誘ったとのことですが、当時、他にBFがいたパティはなんと断ってしまいます。スーパー・スターの誘いをあっさり断ってしまうなんて、19歳の少女らしい生真面目さですね。

ひと目でパティの美しさにぞっこんになったジョージは、いきなり「結婚しないかい?」と切り出し、パティが一笑に付すと、「じゃあ、結婚してくれないなら、今夜夕食でもどう?」と誘ったとのこと。その後も2人は共演し、パティがBFと別れたタイミングでジョージは彼女を再び誘い、晴れて恋人になります。順調に交際を続けた2人は1966年に結婚し、美しすぎる夫婦として世間の注目を集めます。

ジョン・レノンとミック・ジャガーもパティ・ボイドに惹かれていたという逸話も残っており、誰もが憧れる美女と結婚したジョージ・ハリスンと、人気絶頂のスターと結婚したパティ・ボイドは、互いに羨望の眼差しを一身に受けていました。数多くのスターを魅了する美貌を持ったパティですが、ジョージ・ハリスンの親友の天才ギタリスト、エリック・クラプトンも例外ではありませんでした。親友の妻に熱烈な恋をしたクラプトンは、その切ない思いをもとに「いとしのレイラ」を作曲します。

そんな誰もが羨む美男美女にも、ジョージがインドの宗教に傾倒するようになった頃から、すきま風が吹き始めます。パティ・ボイドの自伝によると、ジョージがリンゴ・スターの妻、モーリンと関係を持ったことをきっかけに、彼女は夫の親友であるクラプトンの求愛を受け入れ、ジョージとは破局してしまいます。そしてパティとクラプトンは結婚しますが、あれだけ熱烈な片思いの末の略奪愛にもかかわらず、クラプトンの浮気癖はやみませんでした。

パティは夫がドラッグとアルコールを断ち切らないこと、愛人との間に子供を作ったことに耐えかね、結局2人は離婚してしまいます。その後、写真家のウィル・クリスティーと交際し、自らも写真家として活躍をし始めます。ジョージの人柄の良さと、パティに対する愛を表すエピソードが残っています。あれだけ泥沼な恋愛劇があったにもかかわらず、二人は生涯親しい友人であり続けたと言われています。また、ジョージはパティを略奪したクラプトンとも、親友であることをやめませんでした。


■ 峰不二子のモデルとも言われるロリータ系堕天使マリアンヌ

そんなパティ・ボイドと双璧をなす、「美しき60年代ロック・スターの彼女」と言えば、ミック・ジャガーの恋人、マリアンヌ・フェイスフルではないでしょうか。ミック・ジャガーの恋人としてだけでなく、シンガーや女優としてもカリスマ的な人気を誇る伝説の美少女です。パティがお人形だとすれば、マリアンヌは宗教画の天使。淡い色彩で描いた絵のような繊細で清らかな美貌と、それに似合わぬロックな生き方で、ケイト・モスなど現代のセレブからもいまだカリスマ視されています。

峰不二子のモデルと言われているマリアンヌですが、清らかな歌声とロリータ的な透明感は、どちらかと言うとあどけない清純派美少女の趣があります。そして人生の前半は、その清楚な容姿に似合ったもので、父親は大学教授、母親はオーストリアの名門貴族の家系出身、修道院で育ちました。

17歳の時に婚約者ジョン・ダンバーがローリング・ストーンズのマネージャーと知り合いだった縁でパーティに出席したのをきっかけに芸能界入りが決定します。ミック・ジャガー、キース・リチャーズ並びにアンドリュー・ルーグ・オールダムが彼女のために「As Tears Go By」を作曲し、修道院育ちの無垢な美少女は、鳴り物入りでデビューを果たします。天使のような美貌、そして貴族の血をひく浮世離れしたお嬢様というプロフィールもあいまって瞬く間に人気に火がつき、一躍スターに躍り出ます。

清楚可憐な美貌で世間を魅了したマリアンヌですが、ミック・ジャガーもまた、一目で彼女に心を奪われます。ミックはマリアンヌのドレスにわざとシャンパンをこぼすという方法で彼女の気を引こうとしますが、その試みは失敗に終わり、マリアンヌはジョン・ダンバーと結婚して、出産します。しかし、マリアンヌを諦めきれないミックの熱烈なアプローチは続き、いつしか2人は恋に落ちます。マリアンヌは前夫との間の子供を残し離婚し、堕天使への道へ足を踏み出します。

その後、ジャン=リュック・ゴダールに見出され映画デビューも果たし、アラン・ドロン主演の映画「あの胸にもういちど」という作品でヒロインに抜擢されます。超絶スタイルの美女が全裸に皮のライダースーツでバイクに乗るシーンは、「ルパン三世」峰不二子のモデルになったといわれています。

スーパー・スターでありながら悪名高いミックとの交際は、天使のような聖女だったマリアンヌをスキャンダラスな美女に変貌させます。当時のマリアンヌのセミヌード写真が残されていますが、華奢で少女じみた背中が醸し出す妖艶な色気は衝撃的です。(写真は元記事でご覧になれます)

1960年代後半、全裸でオーバードースになって倒れているところを警察に見つかり「地に堕ちた天使」「天使の顔をした娼婦」と、酷評されます。その後もミックの浮気癖やゴシップに翻弄され、ドラッグやアルコールにおぼれて精神のバランスを崩してしまいます。

流産と精神不安定から自殺未遂も繰り返し、ついにミックとも破局。1960年代末期から1970年代半ばまで荒れた生活を続け苦しみますが、1970年代後期からは、そのやさぐれた生活が作り上げた独得なシャガレ声で歌う味のある歌唱法で、再び歌手として注目を集めます


美しすぎるゆえに、安穏な人生からはみ出して俗世間の荒波に揉まれた聖女二人ですが、翻弄された荒波のモトが一流の男すぎて、どれほどボロボロになろうともそれに見合う価値のある経験をしたのではないかと思ってしまいますね。パティ・ボイドは自伝の中で「本当に楽しかった。類まれな人たちと出会い、忘れられない経験をした。」と回想しています。

当時のロック・スターの彼女の中で、上記の2人と勝るとも劣らない美女といえば、ポール・マッカートニーのGFのジェーン・アッシャーがあげられます。美しい、という印象のパティとマリアンヌと比べると、ザ・アイドルという感じのキュートなベビーフェイスのジェーン。彼女も含め60年代を代表するロック・スターの女達が一同に会している希少な画像が残っています。(写真は元記事でご覧になれます)

手前から2人目がジェーン・アッシャー、ジョン・レノンの妻のシンシア・レノンをはさんで、マリアンヌ・フェイスフル、一番奥がパティ・ボイドですね。一番手前はパティの実の妹のジェニー・ボイドです。不機嫌そうな顔が小鳥みたいでかわいいジェーン。妖精じみた色気のマリアンヌ、メガネをかけた優等生風のパティ。

こんな写真を見てしまうと「この女の子たちが、永遠に女の子だったらよかったのに」という考えが頭をよぎります。もしそうだとしたら、あの男の子たちも、永遠に、男の子のままでいられると思うと、例え自分が生まれなくてもそんな60年代がもっと続けばよかったのに、と50年後の今ですら考えてしまいます。

(星野小春)

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