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クレジットカードは何枚持つべき?適正枚数と整理のコツを紹介

クレジットカードは1枚だけでなく、複数のカードを所有している人がほとんどです。クレジットカードの適正枚数はメインカードとサブカード1枚~3枚です。この記事ではクレジットカードを複数枚所有することのメリットとデメリット、枚数を減らす方法などについて解説します。

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クレジットカードは現金がなくても欲しいものが手に入る便利なものですが、1枚だけしか持っていないという人は少数派です。クレジットカードは一人で何枚発行することができるのか、一般的に何枚保有している人が多いのかという疑問について解説します。

クレジットカードは何枚でも発行可能

基本的にクレジットカードは一人が持つことができる数に上限はなく、クレジットカード会社の審査に通れば何枚でも持つことができます。10枚以上保有することも可能ですが、あまり多く保有し過ぎると管理がしづらく効率的ではありません。

 

クレジットカードを10枚以上所有していると、使い過ぎや入金忘れということも起こり得ますので、自分の適正枚数を知ることが重要です。

クレジットカードの平均保有枚数は?

クレジットカードの一人当たりの平均保有枚数は2.5枚で、ほとんどの人が2~3枚を保有しています。クレジットカードを持っている人は複数枚を保有して使い分けているというのが一般的です。

 

クレジットカードの使い分けの方法は人それぞれですが、クレジットカード会社が単体で発行している「プロパーカード」とクレジットカード会社と企業が提携して発行している「提携カード」を使い分けているというパターンが多いです。

 

クレジットカードを1枚しか所有していない場合、メリットも多いですが、そのカードが使えない場合に不便な思いをすることになりますので、メインのカードとサブのカードを1枚以上持つことを検討してみましょう。

複数のクレジットカードを所有して上手に使い分けることによって、いくつかのメリットが考えられます。複数のカードを使い分けることの主なメリットをご紹介します。

カードごとのサービスや特典を受けられる

クレジットカードは、カードを所有し買い物などで使用することで、いろいろなサービスや特典が用意されています。サービスや特典はカードごとに異なりますので、カードの枚数分だけ特典やサービスが受けられるということです。

 

サービスや特典の内容には、特定店舗の優待利用・買い物の割引・海外旅行保険・ロードサービスなどがあります。使い分けることによって、その全てのサービスを受けることも可能です。

 

クレジットカードのサービスや特典を多く受けるようにするために、クレジットカードは同じようなカードを所有するのではなく、特徴が違うもの・自分がよく使うサービスや特典が受けられるものを選ぶようにしましょう。

カードに付帯している保険を合算できる

クレジットカードには旅行保険が付帯していることが多いですが、複数のカードの保険金は合算することができます。ただし傷害死亡・後遺障害の保険金は合算することができません。

 

例えば後遺障害保険金の最高額が2,000万円のカードと500万円のカードを所有していた場合、万が一のときの最高額は合算ができないので保険金は2,000万円ですが、傷害治療保険金の最高額が200万円のカードを2枚所有していた場合、合算して400万円になります。

 

特に海外旅行の場合、1枚のカードの保険金では補償額が足りないこともあり得ますが、複数のカードを所有していれば合算して手厚い保険を受けられます。旅行に行くことが多い人は、保険のことも考えてカードを選ぶようにしましょう。

多くの店舗で支払いが可能になる

カードを1枚しか持っていない場合、そのカードのブランドの加盟店でない店舗ではクレジットカード決済ができません。特に海外旅行をした場合、VISAやMastercardなど国際ブランドの加盟店が多く、他のカードでは欲しいものがあっても買えないということもあります。

 

国際ブランドのカードを所有していることによってカードで支払えないという事態は起こりにくくなるので、国際ブランドのクレジットカードを所有しておくことがおすすめです。国際ブランドのカードを1枚以上所有することで、幅広い店舗での支払いが可能になります。

 

特に海外旅行によく行く人は、複数枚のうち1枚以上は国際ブランドのカードを所有するようにすることがおすすめです。

1枚が使えなくなっても他のカードで決済ができる

カードが1枚しかない場合、いざ使おうと思ったときに紛失してしまったり、家に忘れてしまったりすることがあります。また磁気不良の場合はカードを所持していても使うことができません。

 

クレジットカードを複数所有している場合は、1枚のカードが使えなくても別のカードで決済することができるので便利です。カードを紛失したり破損したりして再発行をする場合は数週間かかることがあり、1枚だけしか持っていない場合はその期間中カードは使えません。

 

クレジットカードを頻繁に使うのに1枚しか所有していないと、カードが使えなくなった場合にかなり不便な思いをすることになるので、複数のカードを所有するのがおすすめです。

複数のクレジットカードを所有しているとメリットも多いですが、デメリットも考えられます。複数のクレジットカードを使い分けることで生じる主なデメリットについて解説します。

管理が面倒

クレジットカードを複数枚所有していると、それぞれの管理が複雑になります。暗証番号は全てのカードを統一してしまうとわかりやすいのですが、セキュリティの面を考えると一枚ずつ別の暗証番号を設定しておくことが望ましいです。

 

どのカードにどの暗証番号を設定していたかをしっかり把握しておかないと混乱してしまいます。またそれぞれのポイントや利用額を把握しておくことも必要なので、いろいろなカードを使い分けていると、それだけ管理に時間と労力を割く必要があり面倒になります。

 

クレジットカードの暗証番号はそれほど使用する機会は多くありませんが、いざというときに忘れてしまったり他のカードと間違ってしまったりすると再設定しなくてはならず、面倒な思いをすることになります。

維持費が高額になる

クレジットカードは年会費無料のカードもありますが、年会費がかかることがほとんどです。複数のカードを所有していると、それだけ年会費がかかってしまいます。年会費の価格はカードによって異なりますがステータスが高いカードは1万円以上であることが多いです。

 

ステータスが高いカードを複数枚所有しているだけで、たとえカードを使っていなくても1年に数万円支払うことになり、維持費が高額になります。年会費は知らない間に引き落とされていますが、改めて確認するとかなりの高額になっていることがあります。

 

ポイントやサービスで年会費で支払った分を還元できる場合はいいですが、カードを複数枚使っていると、1枚1枚のポイントを貯めるのも難しくなり、サービスを有効に使うことも難しいので、注意が必要です。

ポイントが分散してしまう

クレジットカード会社によってポイントの貯まり方は異なりますが、クレジットカードは使用することによりポイントが貯まっていき、ある程度貯まったポイントを現金などの特典に交換することができます。

 

しかし複数のクレジットカードを使っていると、異なったクレジットカードのポイントを一括りにすることができず、ポイントが分散してしまい一つのカードに高額のポイントを貯めるのが難しくなります

 

ポイントには期限があることがほとんどで、期限までにポイントを使用できないと消滅してしまいますが、分散してしまったポイントは使い切ることが難しく、結局使い切れずに消滅してしまうということが起こってしまいます。

不正使用されるリスクが高くなる

必要以上のクレジットカードを持っている場合、もしカードが一枚なくなっていても普段あまり使わないカードであれば気が付かないという可能性もあります。高額な請求書が届いて初めて不正使用されたということに気が付くこともあり得ます。

 

カードが不正使用された場合はカード会社の補償制度で、不正使用された請求分は支払う必要はありませんが、カードの裏面にサインをしていなかったり、補償期限が過ぎていたりした場合は補償がききませんので注意が必要です。

 

クレジットカードを複数持っていると盗難や不正使用のリスクが増加しますが、不正使用されないようにするには、必要なカードだけ持ち歩く、カード会社の補償制度を確認しておく、管理をしっかりしておくということを徹底しておきましょう。

それでは、クレジットカードを1枚だけ所有している場合に考えられる主なメリットを解説します。

管理がしやすい

クレジットカードを1枚しか所有していない場合は、ポイントや暗証番号などの管理がしやすくなります。暗証番号が何種類も存在するということにならないので、混乱することがありません。また支払額が把握しやすく、使い過ぎを防ぐことができます。

 

年会費が抑えられる

クレジットカードを1枚だけ所有している場合は、年会費を1枚分だけ支払えばいいので維持費を抑えることができます。年会費が無料のクレジットカードを所有している場合は、年会費の支払をする必要もありません。

ポイントが分散されない

クレジットカードを1枚だけ所有している場合はポイントが分散されることがないので、高額のポイントを貯めることが可能です。交換したい特典があれば、それを目標に効率よくクレジットカードを使用してポイントを貯めることができます。

 

また分散されたポイントでは使い切ることが難しいことがありますが、効率よく貯めたポイントなら使い切ることも容易です。所有しているカードがポイント還元率が高いものであると一層ポイントが貯まりやすく、お得感が増すでしょう。

盗難や紛失のリスクが少ない

クレジットカードを1枚だけ所有している場合は、管理がしやすいため紛失や盗難のリスクが減ります。クレジットカードはほとんどの場合、財布の中に入れて現金同様に大切に扱うため、紛失することは少ないでしょう。

 

もし財布を紛失したり盗難されたりした場合は気が付きやすいので、すぐに紛失届をして不正使用を止めることができます。万が一のためにクレジットカードの裏面にはサインをしておき、紛失や盗難の際にするべきことを確認しておくようにしましょう。

クレジットカードを1枚しか所有していない場合、メリットもありますが、デメリットも生じます。クレジットカードを1枚しか所有していない場合、どういうデメリットが考えられるのかを解説します。

所有しているカードの加盟店でない場合に手持ちの現金がないときに困る

クレジットカードを1枚しか所有していないと、欲しいものを販売しているお店が所有しているクレジットカードの加盟店でなかった場合、手持ちの現金がないとあきらめなくてはならないということもあり得ます。

 

金額が大きくなるものはクレジットカードで購入するという人も多いですが、所持しているクレジットカードの加盟店でないお店にどうしても欲しいものがあった場合に、悔しい思いをすることがあります。

 

あまり多くの現金をいつも持ち歩いているという人も多くないので、こういう場合は困ります。どうしてもクレジットカードを1枚だけにとどめておきたい場合は「VISA」や「Mastercard」のような国際ブランドのカードがおすすめです。

カードの磁気に問題が生じた場合に決済できない

クレジットカードの決済には、磁気ストライプを読み取る方法とICチップを読み取る方法があります。クレジットカードは保存の方法によって磁気不良を起こしやすく、決済をしようとしても磁気不良のために決済できないということもあります。

 

磁気ストライプの読み取りとICチップの読み取りの両方に対応している店舗では、磁気不良を起こしたカードでも決済が可能ですが、ICチップの読み取りに対応していない店舗では決済ができません。

 

スマートフォンの近くにクレジットカードを置いたり財布に他のクレジットカードと重ねて収納したりすると磁気不良を起こしやすくなるので、収納には注意が必要です。磁気不良を起こしたカードは速やかに再発行をするようにしましょう。

複数枚のクレジットカードを使い分けることのメリットと、1枚のクレジットカードを所有することのメリットを考えると、メインカード1枚とサブカードを1枚~3枚所有するのがおすすめです。そこで、メインカードとサブカードのおすすめの決め方をご紹介します。

メインカードは日常的によく使うカードを

どのカードをメインにするかは人によってさまざまですが、日常的によく使うカードをメインにすると、お得で便利なことが多いです。デパートやスーパーで買い物をすることが多い人は、そのお店での買い物がお得にできるカードを選びましょう。

 

よく行くお店で使えるカードということの他にポイントの還元率が良いカードをメインにしておくと、ポイントが貯まりやすくなります。ネットショッピングのほうが多い場合は、ネットショッピングをするとポイントが貯まりやすいカードを選びましょう。

 

どのカードをメインにするにしても、「JCB」や「VISA」などの国際ブランドのカードとしても使用できるものを選べば、日常的によく行く店舗の他にも使える店舗に幅が出るので、いざというときにも便利です。

サブカードはメインカードを補う形のものを

サブのクレジットカードを所有する場合は、メインのカードの弱点を補充できるようなカードを選ぶと、上手に使い分けすることができるでしょう。メインのカードは毎日のように使うけれど、サブカードはいざというときに役に立つカードと位置づけることができます。

 

ポイント還元率が高くなくても、サービスや保険が充実しているクレジットカードは多いので、旅行を行くことが多い人は旅行保険が手厚いものを選ぶと安心です。車に乗ることが多い人はロードサービスが付いているカードを所有していると心強いです。

 

メインカードとサブカードの選び方は、それぞれのライフスタイルによって異なってきますが、サービスやポイントの還元率が似ているカードを複数枚選ぶより、それぞれの弱点を補えるカードを選んで使い分けるようにしましょう。

クレジットカードは気が付いたら必要以上の枚数になってしまっていることがあります。中にはほとんど使っていないのに年会費だけを支払い続けているカードもあるかもしれません。カードが多くなりすぎた場合は、適正枚数まで減らすことを考えてみましょう。

 

転居や結婚などがきっかけでライフスタイルが変化して、必要なサービスも変わっていきます。たとえば大手スーパーの提携カードを所有していても、転居によってそのお店には行かなくなってしまった場合、その提携カードは整理するようにしたほうがいいのでしょう。

 

ライフスタイルに変化があった時期に、一度自分の持っているクレジットカードを見直してみて、本当に必要なものだけを残して適正枚数を保つことが必要です。場合によっては所有しているカードを全て整理して新しいカードにしてしまったほうが良いケースもあるでしょう。

この記事では、クレジットカードを複数枚使い分けることのメリット・デメリットと、メインカードとサブカードの選び方、増えすぎたカードを適正枚数に減らす方法について解説しました。

 

クレジットカードは審査を通過すれば何枚でも持つことができますが、おすすめはメインで使うカード1枚とサブで使うカード1枚~3枚を所有することです。ライフスタイルによってカードの選び方は変わりますが、クレジットカードが増えすぎてしまった場合、結婚や転居などをきっかけにして自分の所有しているカードを全て見直してみましょう。ライフスタイルに必要なカードを見極めて、上手に使い分けることが必要です。

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