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クレジットカードを現金化する方法と起こりうるリスクを解説

クレジットカード現金化はショッピング枠を使い現金を得ることです。業者に依頼する方法と、自分で行う方法の2通りがあり、自分で現金化したほうが換金率は高いという場合もあります。今回はクレジットカードの現金化の方法と違法性やリスクについて解説をします。

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クレジットカード現金化とは、商品やサービスを購入して、返済日に一定期間使ったお金を支払う「ショッピング枠」を換金する目的に使うことです。 最短即日で行えるため、急なお金が必要になったとか、別で借入を行っている代金の返済が間に合わないので、クレジットカードを現金化するというケースもあります。

 

ただし、多くのクレジットカード会社がクレジットカード現金化を規定により禁止しており、その実態はグレーゾーンとなっています。

クレジットカードを現金化する方法はどのようなものがあるのでしょうか。

 

現金化する方法は主に2つあります。その2つとは「キャッシュバック式」と「買取式」です。それぞれについて詳しく解説をしていきます。

キャッシュバック式

クレジットカード現金化業者が現金化を行う際に取る方法は、主に今から紹介する「キャッシュバック式」です。「キャッシュバック式」というのは、クレジットカード現金化業者が指定した商品を購入後、購入特典という形でキャッシュバックで現金を受け取るという方法です。

 

キャッシュバック式は商品をクレジットカード現金化業者に買い取ってもらうなどの手間がなく、商品を購入したことが確認された時点で現金が手に入るので、より早く現金を手に入れることができるのが特徴です。ただし、クレジットカード現金化業者を使う場合は、還元率は低くなる傾向にある場合が多いです。一般的にクレジットカード現金化業者で換金を行った場合は、還元率が70%から80%と言われています。

買取式

クレジットカード現金化を行うもう一つの方法は「買取式」です。この方法は、クレジットカード現金化業者を使うことなくクレジットカード現金化を行う方法となっています。

 

「キャッシュバック式」と比べると自分で一からやらなければならないので時間がかかりますが、換金率は断然自分でやった方が高いのでおすすめです。では、「買取式」の具体的な手順について以下で解説していきます。

換金率が高い商品を買う

手順1は、「換金率が高い商品を買う」というものです。方法は単純でクレジットカードで商品を購入するだけです。

 

買取式はキャッシュバック式と違い、最終的には買取ショップに商品を買ってもらって現金化するので、商品価値が高く、換金性の高いものを買うことをおすすめします。換金性の高い代表的な商品として以下の6つがあります。

 

・ゲーム機やゲームソフト

・商品券や金券

・ブランド品(時計・バック)

・新幹線の回数券

・家電

・amazonギフト券

 

上記にあげた6つの中でおすすめなのはamazonギフト券と新幹線の回数券です。おすすめする理由は換金率が高いためです。具体的にamazonギフト券は85%〜94%程、新幹線の回数券は95%ほどの換金率となっています。

 

ただし、新幹線の回数券はその換金率の高さゆえ、カード会社の監視が特に厳しい商品であるため、リスクが伴うことも覚えておいてください。

買取ショップで換金する

手順1を完了したら、次は手順2の「買取ショップで換金をする」です。これは、購入した商品を質屋、金券ショップや買取専門店に売るということです。

 

おすすめは「大黒屋」です。先ほど解説した新幹線の回数券は90%の換金率となっていますし、ブランド品に関しても高額で買い取ってくれるパターンが多いです。

現金で買い取り額を受け取る

3つ目の手順は「現金で買取額を受け取る」です。

クレジットカード現金業者の場合だと70〜80%と呼ばれる換金率ですが、自分で換金した場合だと85〜95%の換金率を実現することが可能です。

ここまで買取式の手順を解説してきましたが、実は換金率が業者で行うよりも下がってしまうケースもあります。それは、「換金性の高い商品だと思って購入したら、実は偽物だった」と「業者の方が換金率が高かった」というケースです。

 

特に偽物を見極めるというのは素人には難しいです。よって自分自身の高い商品かを判断する力が重要な要素になります。目利きの自信がない方は無難にamazonギフト券、商品券や新幹線の回数券を購入することで換金性が低い商品を掴まされる可能性は低くなります。

クレジットカード現金化はよく違法行為なのではと言われることがありますが、違法ではありません。違法ではないですが厳密にいうとグレーゾーンにあたります。グレーゾーンなので、クレジットカードを現金化することは様々なリスクを伴います。

 

クレジットカードを現金化することで発生するリスクは以下の5点です。

・クレジットカードの強制解約

・利用代金の一括請求

・自己破産や債務整理ができなくなる

・支払った額以上が返ってこないので必ず利用者が損をする

・犯罪や詐欺に巻き込まれる可能性がある

 

それぞれ詳しく解説をしていきます。

クレジットカードの解約

先ほども解説をしましたが、クレジットカード現金化は違法ではありません。しかし、多くのクレジットカード会社がクレジットカード現金化を禁止しています。

もし、クレジットカードを現金化した事実が発覚した場合は、利用停止、強制解約となるケースも考えられます。最悪の場合は、強制解約をされた上で永久的にクレジットカードの利用を禁止されることもあります。

もちろん、強制解約された場合でもクレジットカードを現金化した際に購入した商品の返済分は請求をされるので、発覚した場合のリスクは大きいです。

利用代金の一括請求

クレジットカードを現金化した際に強制解約された場合、返済分も同時に一括で請求をされる可能性が高いです。お金がないので困ってクレジットカードを現金化したにもかかわらず、さらに代金を一括で請求されるため、生活は困窮を極めるでしょう。これもクレジットカード現金化が発覚した場合の大きなリスクとなります。

自己破産や債務整理が不可能に

クレジットカード現金化が発覚した場合に考えうるリスクとして、自己破産や債務整理が出来なくなるというものがあります。

理由は、クレジットカード現金化が破産法第252条第1項の「免責不許可事由」という借金に該当するためです。皆さんはあまり実感がないですが、クレジットカードで購入した商品は代金の返済が完了するまでクレジットカード会社の所有物となります。

その所有物を払った額よりも安い価格で現金化したことで、クレジットカードという信用取引で債権者(クレジットカード会社)に不利益を与えたということが「免責不許可事由」の条件に当てはまります。

つまり、現金化をしすぎていざ破産すれば借金はチャラになるというわけではなく、裁判所から諸般の事情により免責を与えられる「裁量免責」にならない限り、完済するまで利用代金を払い続ける必要があります。

これもクレジットカード現金化のリスクとなります。

支払った額以上は返ってこないので利用者が損する仕組みになっている

クレジットカード現金化では、必ず換金率は100%になりません。クレジットカード現金化業者や商品の買取業者も固定費等は発生をしているため、得たお金以上に利用者に還元することはないからです。

 

利用者側の収支はクレジットカード現金化を利用すればするほど、負債が増えていくという仕組みになっています。

犯罪や詐欺に利用される可能性がある

クレジットカード現金化をすると、犯罪や詐欺に巻き込まれるリスクもあります。

 

クレジットカード現金化をする際は、様々な個人情報をクレジットカード現金化業者に渡すことになります。中にはこの個人情報を利用してクレジットカードを不正利用するという悪質な業者がいます

 

また、過去にはクレジットカード業者を装い、ヤミ金として法外な金利で金を貸し付けていた悪質業者が逮捕をされたという事例もあるほどです。

 

クレジットカード現金化を利用するということは、個人情報やカード情報を不正に利用されるリスクがあるということも頭に入れなければなりません。

今回はクレジットカード現金化の方法と、伴うリスクについて解説をしました。クレジットカード現金化は、融資の審査に比べてより早く現金を手にすることが出来るという点で便利な反面、負債が増える、犯罪に巻き込まれる可能性がある、現金化した事実がクレジットカード会社に発覚した場合のペナルティが重い等のリスクがあります

 

クレジットカード現金化をする際は、上記のリスクを承知の上で行う必要があるので、おすすめはできません。クレジットカード現金化をする前に知人、家族や金融機関にお金について相談をすることをおすすめします。

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