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クレジットカードのキャッシングやショッピングで金利が低い支払方法

クレジットカードのキャッシング、ショッピングでの金利を一括払い、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなど様々な観点から計算することで一番お得なクレジットカードの支払い方法が分かります。また、金利手数料が一番低い支払い方法を知ることで最適な支払い方法が分かります。

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クレジットカードと金利は切り離すことができない関係性です。金利とは、お金を借りた相手へ返済する際につく利息の元金に対する割合のこと。本記事では、クレジットカードの様々な支払い方法と注意点について解説していきます。さらに金利を低く抑えて支払う方法もお伝えします。

まず「年利」という言葉の意味について説明していきます。その後、クレジットカードの支払い方法について。クレジットカードでの支払い方法は全部で4種類。それぞれの違いと利息の計算方法をお伝えします。

年利とは

年利」ってよく聞く言葉ですが、意味は理解していますか?年利とは、「借りたお金に対して、1年間でかかる金利の割合」のこと。金利は「利息の元金に対する割合」のことでしたね。つまり、その「金利」で1年間お金を借りた時の割合のことです。

 

また、「実質年率」という言葉もあります。キャッシングなどの借り入れをする際には、手数料や保証料など、利息以外の費用がかかることがあります。そのような費用を除き、純粋に年利だけを表しているものが実質年率です。

 

そのため「実質年率◯◯%」と表示されている場合は、掲示されている年利%にプラスして必要な費用を払わなくてはいけません。ただし、中には年利以外の費用がかからない業者もあります。その場合は「実質年率=年利」となり、返済額の算出が簡単です。

クレジットカード1回払いの説明と利息の計算

買い物の際に「クレジットカードの1回払い」を選択すると、利用した金額のすべてを次の引き落とし日に引き落とされます。1回払いの場合、利息や手数料はゼロ。購入した物の値段そのままの金額が引き落とされます。安価な物を購入する場合は、1回払いにするのがおすすめです。

クレジットカード分割払いの説明と利息の計算

買い物などで購入する物の金額が大きい場合、分割払いも利用できます。「分割払い」とは、購入した物の金額を自分で決めた回数で割り、支払いをしていく方法です。分割できる回数はカード会社によって異なります。ただし、3回・6回・10回・12回・24回の分割払いは多くのカード会社で対応しています。

 

分割払いの利息を計算するために、例を取り上げてみましょう。以下のような「実質年率」と「手数料」がかかるクレジットカードを想定します。

支払い回数 1回 2回 3回 6回 10回 12回 24回
実質年率 0.00% 0.00% 12.25% 13.50% 14.00% 14.75% 15.00%
利用額100円あたりの手数料 0.00円 0.00円 2.04円 3.40円 4.08円 6.80円  10.20

このように、支払い回数が増えれば増えるほど、最終的に支払う金額が大きくなります。

 

上記の表を参考に、3万円の商品を10回払いで購入したとしましょう。計算方法は、以下のようになります。

  • 分割払手数料 30,000円×(4.08円/100円)=1,224円
  • 支払総額 30,000円+1,224円=31,224円
  • 月々の分割支払金 31,224円÷10回=3,122円

クレジットカードリボルビング払いの説明と利息の計算

リボルビング払いは、通称「リボ払い」と呼ばれています。リボルビング払いとは、利用した金額にかかわらず、自分が決めた一定金額を少額ずつ毎月支払っていく方法です。毎月、少額ずつの支払いになるため、負担を分散させることができます。しかし返済までの期間が伸びるため、金利や手数料の負担が大きくなります。

 

リボルビング払いの利息は、締め日の支払い残高に応じて毎月変動するのが特徴。以下のような計算方法で算出することができます。

利息=利用残高×実質年率×利用日数(利用してから支払いするまでの日数)÷365日

 

クレジットカードの支払い方法の中では、手数料の負担が大きくなりがちです。メリットもデメリットも大きいため、計画的に利用することが必要。

クレジットカードボーナス払いの説明と利息の計算

クレジットカードのボーナス払いとは、夏や冬のボーナス時期にまとめて支払う方法。名前から誤解されやすいのですが、ボーナスの出ない方や学生でも利用可能。支払い月はカード会社によって変わりますが、ボーナス時期である6〜8月と12〜1月頃に支払日を定めているカードが多いです。

 

ボーナス払いのメリットは、1回払いや2回払いと同じように、利息がかからないこと。利用した金額をそのまま支払えば良いだけ。お得な上に、支払いを先延ばしにすることができます。

便利なクレジットカードですが、利用する際にはいくつか注意点があります。

  • 上限金利について
  • 海外キャッシュサービスでの金利
  • キャッシングを利用する際の注意点
  • クレジットカードの締め日
  • ショッピングクレジットの金利
  • 遅延損害金
  • 加盟店が払う手数料

それぞれについて詳しく説明していきます。

上限金利について

クレジットカードのキャッシングには、「利息制限法」という法律が適用されます。利息制限法によって金利の上限が定められているため、利用者の負担が大きくなり過ぎないようになっているのです。以下のように、借り入れ金額によって上限が変わります。

 

借り入れ金額 上限金利
10万円未満 20%まで
10万円から100万円未満 18%まで
100万円以上 15%まで

さらに、法律のほかにもカード会社が独自で上限金利を定めています。

海外キャッシュサービスでの金利

海外キャッシングできるクレジットカードであれば、海外で現地通貨の借り入れをすることも可能。海外のATMを使って現地通貨を引き出すことができるため、海外旅行などで大変便利な機能です。

 

海外キャッシングで利用する場合、実際の為替レートに沿って現地通貨を手に入れることができます。銀行などで両替をする場合は、実際のレートでは交換できず、交換手数料が乗っかったレートになってしまいます。そのため、利息と借り入れ期間によってはかなり安く両替できるのがメリットです。

キャッシングを利用する際の注意点

キャッシングを利用する際には、注意点があります。これから以下の内容についてまとめていきます。

  • 返済期間が長くなれば負担が増える
  • 一括返済や繰上げ返済の利用が必要
  • 利息を抑える方法

金額が大きくなる、返済期間が長くなればなるほど負担になる

キャッシングは、借りる期間が長く・借りる金額が大きくなればなるほど、返済するときの負担は大きくなっていきます。便利なキャッシングですが、返済額が膨らんでいくと大変です。必ず返済計画を立ててから利用しましょう。

負担を減らすためには、一括返済や繰り上げ返済を

キャッシングの利息を最小限に抑えるためには、一括返済や繰上げ返済をするのがベストな方法です。長い期間、放置すればするほど利息は増えていくので、「早めに」返済することが大切です。

キャッシングの利息を抑える方法

キャッシングの利息を抑える方法には、以下の二つがあります。

  • 低金利のカードでキャッシングをする
  • 繰上げ返済をする

 

キャッシングをする際には、自分が持っているクレジットカードの中でできるだけ低い金利のものを選んで使うようにしましょう。そして、返済に充てることのできるお金が用意できた時点で少しずつでも繰上げ返済をしていくこと。繰上げ返済をすることで、借り入れ期間が短くなるため、その分の利息を減らすことができるのです。

クレジットカードの締め日がいつかが大切

クレジットカードの金利は、原則締め日の翌日から発生します。例えば、毎月15日が締め日の場合は、翌日の16日から金利が発生することになります。初回支払日までは金利が発生しないカードもあるため、支払日までに繰上げ返済をすることでお得に利用することが可能です。

ショッピングクレジットなら金利ゼロの場合も

分割払いは、手数料の負担があることを先述しました。しかし「ショッピングクレジット」という方法を使うと、お得に分割払いを利用することができます。

 

ショッピングクレジットとは、何か商品を購入する際に、クレジットカード会社や店舗が一時的に立て替えて購入すること。利用者は、立て替えてもらったクレジットカード会社や店舗に対して返済していきます。

 

ショッピングクレジットの場合、金利無料で利用することもできるのです。高級な商品(家電など)では頻繁にお得なキャンペーンを実施しています。分割払いを考える際には、ショッピングクレジットの存在も考えておきましょう。

遅延損害金

支払日に返済できなかった場合、「遅延損害金」が発生します。クレジットカードを利用した後、支払日までに口座にお金を用意できなかった場合に発生する延滞料のこと。遅延損害金の上限は、20%まで。遅延損害金が発生すると、料金が発生するだけでなくカードが停められてしまったり、契約が終了してしまったりと、重大な問題が発生することもあります。

加盟店が支払うクレジットカードの手数料

クレジットカード会社とクレジットカードを導入している加盟店の間には、契約が交わされており、加盟店もクレジットカード会社へ手数料を支払わなければいけません。手数料は、クレジットカードで売り上げが発生した分の1〜7%ほど。

 

一部の加盟店では、利用者に対してクレジットカード手数料を上乗せして請求するところもあるそうです。しかし、クレジットカードの手数料を上乗せして利用者に請求することは、クレジットカード会社との規約違反になります。もし請求されていた場合は、クレジットカード会社に連絡すると返金してもらうことができます。

クレジットカードの金利について解説してきました。金利を低く抑えることで、よりお得に利用することができます。ただし、原則として自分が返済できる範囲内で利用することが大切です。計画を立ててから利用するようにしましょう。

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