「コンビニスイーツは添加物のかたまり。でも、デパ地下スイーツなら作りたてを入荷しているし、価格も高いので素材にはこだわっているはず……」と思っていませんか? 本当にコンビニスイーツよりもデパ地下スイーツのほうが、安心・安全なのでしょうか? 加工食品の専門家に聞きました。

包装されていない商品には添加物の表示義務がない

実は、コンビニスイーツのようにパッケージされたものは原材料の表示義務がありますが、デパ地下スイーツのようにショーケースに並べられているものは表示義務がありません。それは、質問があれば店員さんに聞くことができるという理由から。レストランのメニューに添加物が使われていても表示がないのと同じです。

デパ地下のケーキ店は、基本的にはその場で作っておらず、工場から運ばれるまでに時間がかかるので、時間がたつとクリームが分離して泡がへたってくるはずです。なのに時間がたってもクリームがイキイキしていたら、乳化剤がたっぷり入っている可能性が。
また、スポンジを乾かさないためのソルビトールなどが使われていることもあります。トータルとして添加物がコンビニケーキと同じか、それ以上に入っていても不思議はありません。

マカロンにはアメリカでは禁止されている赤色2号も使用

実際に大手デパ地下ケーキ店のショートケーキについて問い合わせてみましたが、乳化剤やソルビトール、グリセリン、安定剤、膨張剤、香料、メタリン酸Na、着色料(カロテン)といった添加物が含まれていました。

どれもごく普通に使われる添加物で危険性はないものばかりでしたが、デパ地下スイーツに使われている添加物の中には、例えばカラフルなマカロンなどに使われている合成着色料の赤色2号など、日本では使用が認められていても、アメリカでは発がん性が疑われて禁止されているものもあります。

購入前に添加物を見分けるワザ

購入前に見分ける方法としては、同じお店にパッケージされた焼き菓子などが売っていれば、裏面に成分表示があるはずなので、添加物と製造場所をチェックしてみて。
添加物が多く、製造場所が販売場所と別の住所の場合は、生ケーキも同じ工場で添加物をたくさん入れて作っている可能性があります。わからない場合は、店員に聞けば教えてもらえるはずです。
一方、コンビニでもローソンの「ピュアシリーズ」のように、添加物に配慮したケーキもあります。

やみくもに怖がる必要はありませんが、「デパ地下スイーツ=安全」と決めつけず、自分で判断する目を持ちたいですね。

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