波乱に満ちた人生を生き抜いた偉人が詩にしたためた辞世の句。多くの困難に立ち向かった経験があるからこそ、ふと目にした時に奥深さを感じることはありませんか。この世を去る時に残した、人生のすべてを表現した辞世の句について調査してみました。

■胸に染み入る偉人たちの辞世の句ランキング
1位:<散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ(細川ガラシャ)> 花も人も散りどきを心得てこそ美しいのだ
2位:<おもしろき こともなく世に おもしろく すみなすものは 心なりけり(高杉晋作)> 自分の人生を後世の人がどう語ろうと、それは私の心の、私だけがわかっている私の人生ではない・・
3位:<先に行く あとに残るも同じこと 連れて行けぬをわかれぞと思う(徳川家康)> 今、死にゆくわしも、今は生き残るそなた達も、諸行無常の同じ世界にいる。いずれも死ぬ事には変わりない。 だからといって、わしはそなた達家臣を死出の道連れとはしない。お別れだ。
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1位は明智光秀の三女でもある「細川ガラシャ」がしたためた《<散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ(細川ガラシャ)> 花も人も散りどきを心得てこそ美しいのだ》です。15歳で嫁いだ彼女は1587年に教会との出会いがあり、後にキリスト教を信仰するようになったそうです。1600年「石田三成」が「細川ガラシャ」を人質に取った際「細川ガラシャ」は拒絶し、待女を外へ出したのち、家老がガラシャを介錯したとのこと。その際に読んだのが人生最後の句だと言われています。彼女は気性が荒いという一面を持ちながらも、キリスト教に出会ってからは謙虚で穏やかになったことを聞くと、辞世の句で読まれている、人生の最期を美しく迎えたかったことを伺い知ることができます。

2位は「高杉晋作の《<おもしろき こともなく世に おもしろく すみなすものは 心なりけり(高杉晋作)> 自分の人生を後世の人がどう語ろうと、それは私の心の、私だけがわかっている私の人生ではない・・》です。長州の藩士であった「高杉晋作」は、10歳で天然痘を患いながらも勉学に勤しみ江戸や東北などへ遊学や中国の上海へ渡航した経験を持っています。どのように生きてきたかを知るとさらに辞世の句を詠むうえでとらえ方も変わってくるのではないでしょうか。

ランキングの中には「徳川家康」や「伊達政宗」、「上杉謙信」などの辞世の句もランクインしました。先人が残した貴重な句を時代背景も考慮しながら味わってみてはいかがでしょうか。

調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2015年3月11日~2015年3月16日
有効回答者数:500名(男性:250名 女性:250名)