ANA SFCゴールド(ANAスーパーフライヤーズゴールド)の審査は甘い？審査基準と申し込み方法を解説

まずは、ANA SFCゴールドの審査基準を説明していきます。基準と比較して、自分は審査に通りそうか考えてみましょう。

ANA SFCゴールドは、高校生を除いた18歳以上の方が申し込むことができます。ゴールドカードは申し込み条件の一つに「年齢」を含めていることが多いです。しかしANA SFCゴールドは、申し込み可能年齢が一般カードと同じ。この点では、若い方でも作りやすいカードと言えます。

ANA SFCゴールドを申し込むには、ANAのステータスがプラチナ以上でないと申し込むことができません。ステータスをプラチナにするには、ANAのプレミアムポイントを1年間に50,000ポイント貯めることが必要です。

この条件は、頻繁にANAを利用する方じゃないとハードルが高いでしょう。このことから、ANA SFCゴールドの審査で重要視されるのは、収入よりもANAの利用頻度だということがわかります。

ANA SFCゴールドの申し込み条件に明記されてはいませんが、審査に通るには一定の収入が必要となります。カードの年会費の支払いはもちろん、利用額の返済が滞らないくらいの収入が必要でしょう。また、収入の高さよりも「これからも継続して安定した収入を確保できるか」という点がより重要です。

過去に金融トラブルがあった場合、ブラックリストに登録されている可能性があります。ブラックリストになってしまうと、カード審査に通ることが極めて難しくなるでしょう。

金融期間ではこのような信用情報が共有されており、どこかでトラブルを起こすと違うところにも響きます。「過去に支払いが滞った経験がないか」「借入金の踏み倒しをしたことはないか」などの金融トラブルを再度確認しておくことが必要です。

自分の信用情報を確認するには、「CIC」という指定情報機関で確認することもできます。1,000円かかりますが、オンラインで自分の信用情報の状態を確認できるので、とても便利です。不安な方は、ぜひ利用してみましょう。

カード審査では、これまでのクレジットカードの履歴も基準の一つとして見られます。これまでクレジットカードをしっかり使い、しっかり返済していた方は、信用が高まっているでしょう。反対に、クレジットカードの支払いを延滞したことがあったり、入退会を頻繁に繰り返したりしていると、信用が低くなります。

さらに注意したいのは、今まで一度もクレジットカードを使ったことがない方。信用情報がない状態＝スーパーホワイトなので、カード会社は判断が難しくなり、審査が不利になってしまう場合もあります。

ANA SFCゴールドの審査期間は、約2週間。平均的なクレジットカードと同じくらいです。混雑状況や書類の不備などによっては、1ヶ月近くかかることもあります。カードを使う予定が決まっている方は、早めに申し込みましょう。

ANA SFCゴールドを申し込みたくても、申し込み方法がわからないという方もいらっしゃるかと思います。そこで、ANA SFCゴールドの申し込み方法を解説していきます。

先述したように、ANA SFCゴールドを申し込むためには、ANAのステータスがプラチナ以上である必要があります。ANAを利用するなどして、プレミアムポイントを増やしましょう。

申し込み資格のある方は、公式サイトから申し込みフォームへと進みます。この際に、本人確認書類とキャッシュカードを用意しておくと便利です。入力フォームでは、住所や電話番号、氏名などの個人情報と、勤続年数や収入などの審査に必要な情報を記載します。勤務先の住所や電話番号も記載するので、わからない方は事前に調べておきましょう。

また、申し込む際にはカードの種類を間違えないようにしましょう。一般のスーパーフライヤーズカードもありますが、本記事で説明しているカードは、スーパーフライヤーズゴールドカードです。

カードの申し込みが完了すると、審査が開始します。審査期間中、カード会社から勤務先や自宅に電話がかかってくることもあります。審査が中断してしまう恐れがあるため、電話がかかってきていたら折り返しましょう。また、審査状況は問い合わせ窓口へ電話すると確認することが可能です。

無事審査に通ると、カードが発行されます。カード受け取り時には、本人確認書類が必要となる場合があるため、用意しておきましょう。もし審査に落ちた場合には、郵送の書類でお知らせが届きます。

ANA SFCゴールドは、審査の難易度としてはそこまで高くありません。しかし、中には審査に落ちてしまう方がいるのも事実。ここでは、ANA SFCゴールドの審査が落ちるパターンを解説していきます。

過去に金融トラブルがあってブラックリストになってしまうと、ANA SFCゴールドの審査には落ちる可能性が高いです。過去に、以下のようなトラブルを起こしたことがないか、改めて確認しておきましょう。

・長期間の延滞

・連続での延滞

・強制解約

・債務整理

・代位弁済

・自己破産

これらのトラブルがあった場合は、対策が必要です。後ほど解説していますので、そちらをご覧ください。

ANA SFCゴールドの審査では、必要な年収は明記されていません。しかし、一定の年収がないと審査に通らないのは事実です。ゴールドカードですので、基本的には正社員以上の収入が必要でしょう。アルバイトやパートの方は、審査に通るのが難しくなります。

現在借り入れのある方は、審査に落ちてしまうことが多いです。クレジットカードでのキャッシングや長期間の分割払い、リボ払いも借り入れに含まれます。カードを申し込む前に、再度自分には借り入れがないか確認しましょう。

申し込み時の年齢が30歳以上で信用情報がない方（通称スーパーホワイト）は、審査に通るのが難しくなります。多くの方は、30代になると信用情報がある程度できているため、相対的に信用実績が少なくなるってしまいます。結果として、クレジットカードを発行する難易度が上がってしまうのです。信用情報は、以下のようなことで積み上がっていきます。

・クレジットカードの発行や利用

・ローン契約

・携帯電話の2年縛り契約

・エステや通販の分割契約

信用実績を作るのに時間はかかりますが、徐々に積み上げていきましょう。ただし、申し込み前に完済することを忘れずに。また、信用情報が少ない方は、審査の難易度が低い一般カードから申し込むことをおすすめします。信用情報の積み上げ状況を確認したい方は、CIC(信用情報機関)でチェックすることも可能です。

ANA SFCゴールドの審査が落ちるパターンを紹介しました。その上で、ANA SFCゴールドの審査に通るコツを解説します。しっかりと審査に向けて対策をしておきましょう。

現在借り入れのある方は、できるだけ返済するようにしましょう。返済に充てることのできるお金が用意できた時点で、随時繰上げ返済するのがおすすめです。支払い残高がまだまだ残っている場合は、返済の目処がついた頃に申し込むのがベストです。

現在クレジットカードを持っている人は、信用情報を作るためにも、積極的にカードを使うことをおすすめします。もちろん、自分の収入の範囲内で返済できるようにすることが大前提。しっかりとクレジットカードを使えば、信用情報は積み上がっていきます。

クレジットカードを持っていない方は、楽天カードやライフカードのような審査難易度の低いカードを作って、クレジットカードを使い始めるのをおすすめします。

次のような状況の場合、期間を空けることが審査対策として有効となります。

・ブラックリストに登録されている

・クレジットカードの多重申し込みをしている

それぞれ、空けるべき期間の目安は以下の通りです。

・ブラックリスト登録：金融トラブルが起きてから5年

・クレジットカードの多重申し込み：最後の申し込みをしてから6ヶ月

重大なトラブルでない限り、期間経過後は他の人と同じように審査をしてもらうことができます。ひとまずは申し込みをやめて、期間が過ぎるまでに自分の収入や信用情報を積むことを考えましょう。

ANAの優良顧客になることで、ANA側の信用情報を積み上げるという対策もあります。ANA側としても、利用頻度の高い人にはカードを作ってもらいたいというのが本音。ANAのステータスは、プラチナの上に「ダイヤモンド」というクラスがあります。ANAのサービスを利用してステータスが高い状態で申し込むと、審査に通る可能性が高くなるでしょう。

ANA SFCゴールドの審査基準や、審査に通るコツなどを解説しました。ANA利用者や、出張・旅行の機会が多い方には特にお得なクレジットカード。しっかりと対策をすれば、決して審査が難しいカードではありません。ぜひこの記事を参考にしながら、ANA SFCゴールドの審査に挑戦してみてください。

他にもANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードに関連した記事があるので、ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードについてもっと知りたい方は以下の記事も併せてご覧ください。