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クレジットカードの支払い方法は?決済の仕組みや種類を解説!

クレジットカード決済には様々な支払い方法があり、1回払い・2回払い・分割払い・リボ払いなどの種類があります。引き落とし日などが異なりますのでそれぞれ詳しく説明します。また、決済の仕組みやクレジットカードの使い方も紹介していきましょう。

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現代社会ではクレジットカードを利用する機会がかなり増えてきました。普段の買い物をするのも現金を持ち歩くよりも、保障のあるクレジットカードを持ち歩く方が安心だ、という海外の意識が日本にも流れてきているように感じます。

 

支払い方法のキャッシュレス化が進んできて、PayPayなどの電子マネーを使用する際にもクレジットカードは必須です。Amazonなどのネットショップで買い物をする際も、クレジットカードを使って支払いするのが主流となっています。

 

今回の記事では、クレジットカードに関する基本的な知識について説明を交えつつ、クレジットカードの支払い方法について説明します。

クレジットカードは、「利用者」・「加盟店」・「カード会社」の3者間で成り立っています。


まず「利用者」が「加盟店」でクレジットカードでの支払いをした後、「カード会社」が「加盟店」に利用代金を支払います。後日「カード会社」が「利用者」から請求をします。この仕組みの中で「加盟店」は「カード会社」に手数料を払っており、それが「カード会社」の利益となります。

 

「利用者」はキャッシュレスで後払いができる、「加盟店」は販売効率のアップ、「カード会社」は手数料によって利益が挙げられるという、それぞれにメリットがある仕組みとなっています。

デビットカードとプリペイドカード

デビットカードは「即時払い」されるカードです。クレジットカードのように後日口座から引き落としがされるのではなく、加盟店で買い物をしたときその場で口座から代金が引き落とされます。プリペイドカードは「前払い」するカードです。あらかじめ決まった金額をカードに入金しておくことにより、その金額以上の買い物は出来ないという仕組みになっています。

 

どちらも「口座にその場で現金がないと使えない」「決まった金額しか使えない」というデメリットがあるので、引き落とし日までに口座に現金が用意できれば良いというのはクレジットカードの一番のメリットでしょう。

クレジット利用枠とは

クレジットカードと、デビットカードとプリペイドカードの違いをお伝えしましたが、クレジットカードにも使える「限度額」があります。それが「クレジット利用枠」です。

 

年収や職業に合わせてクレジットカード会社から決められた金額まで利用できるのがクレジットカードです。利用枠を超えるとその月はクレジットカードが使えなくなるので注意しましょう。いくら「後払い」といっても無限に使えるわけではありません。

クレジットカードを使う場面としては、店頭で買い物をするときと、ネットショップを利用して買い物をするときに分かれます。

 

また、「キャッシング」というクレジットカードを使って現金を借りることが出来る機能もあります。ここからはそれぞれの場面でのクレジットカードの使い方について説明していきましょう。

店頭での使い方

クレジットカードを使う場面として多いのは、店頭で直接カードを使って支払う事でしょう。難しいことは無く、現金の支払いよりもスムーズに支払うことが出来ます。

 

現在はほとんどのクレジットがICチップ付きのカードとなっているので、専用の端末で暗証番号を入力するだけで精算が出来ます。実際の手順は次のようになります。

 

1:会計時に「クレジットで」と伝える

2:支払い方法を伝える(1回払い・リボ払いなど)

3:指示された端末で暗証番号を入力する

 

端末の調子が悪い場合や、端末を導入していない店舗の場合「サイン」を求められる事があります。その場合はクレジットカード裏面に記載されている自身のサインを、指示されたレシート等に記入してください。

 

ネットショップでの使い方

次に、Amazonなどのネットショップでのクレジットカードの使い方です。スマホやパソコンでカード情報を入力するだけなので気軽に買い物がしやすいでしょう。手順は次の通りです。

 

1:商品を決めて、支払い方法を「クレジットカード」を選択

2:支払い方法を選択(1回払い・リボ払いなど)

3:カード情報を入力(カード番号・有効期限)

4:カード裏面のセキュリティコードを入力

 

大体のネットショップがこのような流れになっています。カード情報を登録しておくことも出来るので、登録しておくと次回からの買い物がスムーズになります。頻繁に使うネットショップがある場合は登録しておくのも便利です。

キャッシングの仕方

大体のクレジットカードには「ショッピング利用枠」と「キャッシング利用枠」が設けられています。「ショッピング枠」はその名の通り、店頭やネットショップでの買い物に使える上限のことです。「キャッシング利用枠」の限度額内まで、ATMを使い現金を借りることが出来るのが「キャッシング」です。使い方は次のようになります。

 

1:クレジットカードを挿入する

2:「お引出し」を選択

3:暗証番号を選択

4:支払い方法を選択(1回払い・リボ払いなど)

 

クレジットカード会社にもよりますが大体はこの流れでキャッシングできます。コンビニエンスストアなどの身近なATMですぐに現金が借りられるので便利ではありますが、過度な利用には注意しましょう。

 

 

ここからは実際にクレジットカードの支払い方法にはどのようなものがあるのか説明していきます。買い物の金額や返済していくプランなどに合わせて様々な支払い方法を選ぶことが出来ます。1回払いやリボ払いなど、クレジットカードの支払い方法は複雑な点もあるので、この記事を参考に支払い方法を確認して、自分に合ったクレジットカードの使い方を見付けてください。

1回払い

一番ベーシックな支払い方法となり、1回払いの他に、「一括払い」と言われることもあります。買い物した金額をそのまま、購入日から30~50日の指定された引き落とし日に口座から引き落とされます。

 

コンビニエンスストアなどの少額な支払いの場合、自動的に1回払いになる場合がほとんどです。支払い方法を聞かれなかった場合は1回払いになっているはずでしょう。「一括でよろしいでしょうか?」と聞かれた場合は1回払いのことを指します。

2回払い

支払金額を2回に分けて支払うことが出来るのが2回払いです。指定された引き落とし日と、その翌月の引き落とし日、という形で2回支払う日が来ます。ほとんどのクレジットカード会社で手数料がかからない支払い方法なので、ちょっと1回払いで一度に支払うのが厳しい、と言ったときには使いやすい支払い方法です。一部クレジットカードでは手数料がかかるという事と、アメリカン・エキスプレスのクレジットカードではこの支払い方法が出来ないので注意しましょう。

分割払い

大きな買い物のときに、2回払いでも支払いが厳しい、というような場合に「分割払い」を選ぶことが出来ます。クレジットカード会社によっても違いますが、3~36回の間で支払い回数を選べるのが分割払いです。毎月の支払額が少なくなるので回数を増やしがちですが、3回以上の分割払いには手数料がかかるのでその点は注意しましょう。

リボ払い

少し特殊な支払い方法となるのがリボ払いです。正式名称は「リボルビング払い」といい、回数ではなく、支払合計の残額に対して毎月決まった金額での支払いが出来る方法となっています。大きな金額の買い物をしても、決まった金額だけ引き落とされるので毎月の負担が少ないという点では分割払いと近い支払い方法と言えるでしょう。

 

クレジットカード会社にもよりますが、「残額スライド方式」というリボ払いは、10万円未満の買い物は月5000円、10万円以上15万円未満は月1万円、と支払う金額が使用金額に合わせて高くなる方法になります。その他にクレジットカード会社に連絡し、月の支払い金額をあらかじめ決まった金額で支払う「定額方式」というリボ払いもあります。どちらにせよ、3回以上の分割払いと同じように手数料がかかるのでその点は注意しましょう。

ボーナス一括払い

ボーナスを使って大きな金額の買い物がしたい、という時におすすめなのが「ボーナス一括払い」です。支払金額が、7月・8月や12月・1月などの指定したボーナス支給月に引き落としされるという支払い方法です。

 

クレジットカード会社によりますが、ボーナス支給月間近の月や、少額での買い物の小売店では使用ができない場合もあるので注意しましょう。1回払いや2回払いのように手数料はかからないので、支払い月をずらしたい時などにも使える支払い方法となっています。

カード会社によっては「あとからリボ」

クレジットカード会社によって利用できる会社とそうでない会社がありますが、「あとからリボ」という便利な支払い方法があります。

 

1:店頭でリボ払いが選択できなかった場合、後からカード会社のサイトでリボ払いに変更できる

2:1回払い、2回払い、ボーナス一回払いなどをリボ払いに変更できる

 

支払金額が多すぎる月など、この「あとからリボ」を利用することによって月々の負担額を減らすことが出来ます。もちろんリボ払いと同様に手数料はかかりますのでその点は注意してください。

ここまで様々な支払い方法を説明してきましたが、便利な支払い方法には「手数料」がかかる、というのを注意してほしいという点をここからはお伝えしていきます。月々の負担を減らすことが出来るのが「分割払い」や「リボ払い」のメリットです。大きな買い物をしたい時には大変便利な支払い方法となっています。賢く便利な支払い方法を使うために、手数料についても知識を付けていきましょう。

分割払いとリボ払いの違い

支払いの回数を分けることが出来る分割払いとリボ払いの仕方についてお伝えしましたが、具体的に何が違うのか、という点においてもう少し詳しく説明していきます。

 

2万円の商品も購入し、翌日3万円の商品を買ったとします。

 

手数料に関しての違いは、分割払いは、2万円の商品に対し手数料、3万円の商品に対して手数料、とそれぞれに手数料がかかります。一方リボ払いは支払合計金額、5万円に対して手数料がかかります。

 

支払い回数に関しての違いは、例えば分割払いで5回、と決めていれば5か月で支払いは終わります。しかし、リボ払いは決まった金額で支払うのと、利用残高によって支払期間が延びることがあるという事に注意しなければなりません。決まった回数で支払いを終えられることが出来る分割払い、決まった金額で毎月の支払いをする事が出来るリボ払いと、それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

月々の負担は軽いが手数料がかかる

ここからはリボ払いの場合についてお話しますが、ほとんどのクレジットカード会社がリボ払いの手数料を実質年率15%に設定しています。(ショッピングの場合)次の計算式で手数料の計算をすることが出来ます。

 

手数料=利用残高×年率(金利)×利用日数÷365日

 

10万円の買い物をし、月々の支払いを5000円の定額払いに設定した場合の手数料を計算してみましょう。

 

例えばひと月目の返済金額の手数料を計算すると、1,233円となります。(30日換算)

つまり、月々の支払い5,000円から手数料を引いた3,767円が元金の返済金額となります。

 

このように月々計算していくと、最終的には10万円の買い物でトータル115,260円の支払いをする形になります。

 

このように、月々の負担は軽いリボ払いですが、手数料がこれぐらいかかることがあるので注意しましょう。今回のケースは10万円で5000円の支払い、という設定でしたが、使用する金額が増えればその分月々の支払いも手数料も増えるので、計画的なクレジットカードの利用をするに越したことは無いです。

 

繰り上げ返済も可能

ちょっとした臨時収入が入った時など、いつもの返済額に上乗せして返済がしたい、という時に使えるのが「繰り上げ返済」です。クレジットカード会社にもよりますが、1回払いで使用できる場合と、リボ払いや分割払いで使用できる場合があります。

 

1回払いで翌月の限度額まで買い物をしてしまった、なんて時は繰り上げ返済をする事によって限度額を復活させることが出来ます。リボ払いの場合、繰り上げ返済することによって、元金を減らすことが出来、手数料や支払い回数を減らすことが出来ます。ネットでの手続きや、ATM等でも手続きできるので、返済に余裕が出来たときはどんどん利用したいシステムです。

クレジットカードの支払い方法、キャッシングなどの使い方に関して説明させていただきましたがいかかでしたでしょうか。私たちの生活に身近なものになったとはいえ、使い方をきちんと把握していないと、返済に追われる可能性もあるクレジットカード。今回の記事を読むことによって正しい知識を身に着けていただければ嬉しいです。

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