アメックスビジネスゴールドの審査は甘い？審査基準と申し込み方法を解説

まずは、アメックスビジネスゴールドの審査基準を説明していきます。基準と比較して、自分は審査に通りそうか考えてみましょう。

アメックスビジネスゴールドの申し込み資格は、以下の二つです。

・20歳以上

・個人事業主または法人の代表者

実際には、この条件に加えて、資産状況や信用情報が加味されて、審査されます。アメックスビジネスゴールドは、法人向けのカードですが、個人事業主でも申し込むことができるのが特徴です。また、副業をしているサラリーマンでも個人事業主として申し込むことが可能。

過去に金融トラブルがあった場合、ブラックリストに登録されている可能性があります。ブラックリストになってしまうと、カード審査に通ることが極めて難しくなるでしょう。

金融期間ではこういった情報が共有されており、どこかでトラブルを起こすと違うところにも響きます。「過去に支払いが滞った経験がないか」「借入金の踏み倒しをしたことはないか」を再度確認しておくことが必要です。

アメックスビジネスゴールドの審査の特徴は、会社よりも申し込み者個人の信用を重視すること。そのため、会社の設立年数が浅いスタートアップ企業でも、審査に通る可能性は十分あります。反対に、申し込み者に金融トラブルの経験があると、一見信用できそうな企業でも審査に落ちてしまう可能性があるでしょう。

「会社よりも個人の信用が重視される」とは言っても、会社の設立年数が長いほうが倒産リスクが少ないため、審査に通りやすくなります。カード会社にとっては、「倒産や延滞のリスクが少ない人を審査に通す」という原則を覚えておきましょう。

アメックスビジネスゴールドは、ステータスが高い割に、審査難易度があまり高くないことで知られています。その理由の一つに、年収が300万円前後でも審査に通る可能性が十分にあるからです。

ステータスの高いゴールドカードは、目安として「年収500万円以上の方」などが決められていることが多いです。しかし、アメックスビジネスゴールドには年収に関しての記載がありません。ただし、一定の安定した収入は必要なので、収入が著しく低い方は審査に落ちる可能性があります。

アメックスビジネスゴールドの審査期間は、少し長め。申し込みをしてから手元に届くまで、約1ヶ月ほどかかります。書類不備や混雑状況によっては、さらに長引くことになるので、使う予定のある方は早めに申し込んでおきましょう。

アメックスビジネスゴールドを申し込みたくても、申し込み方法がわからないという方もいらっしゃるかと思います。そこで、アメックスビジネスゴールドの申し込み方法を解説していきます。

アメックスビジネスゴールドは、個人事業主やフリーランスが申し込む場合と、法人の代表者が申し込む場合で一部必要書類が変わります。それぞれの必要書類は、以下の通りです。

【個人で申し込む場合】

・運転免許証やパスポートなどの本人確認書類のみ（通常のクレジットカード申し込みと同じ）

【法人で申し込む場合】

通常の申し込みに合わせて、以下のどちらかの書類の提出が必要です。

・商業登記簿謄本

・登記事項証明書

公式サイトから申し込みページへと進みます。ページは「個人事業主としてお申し込み」と「法人格のある法人代表としてお申し込み」に分かれているので、自分が当てはまる方へと進みましょう。

申し込み時には、本人確認書類とキャッシュカードを用意しておくとスムーズ。入力フォームには、所在地や電話番号などの個人情報と、年収や借り入れ状況などの審査に関わる情報を入力していきます。

申し込みが完了すると、カードの審査が始まります。審査期間中、カード会社から勤務先や自宅に電話がかかってくることもあります。審査が中断してしまう恐れがあるため、電話がかかってきていたら、できるだけ早めに折り返しましょう。

審査に無事通ると、カードが発行されます。カードは「本人限定受取郵便」で届くようになっています。受け取り時には、本人確認書類が必要ですので、用意しておきましょう。

アメックスビジネスゴールドの審査は難しくないですが、中には審査に落ちてしまう方がいるのも事実です。そこで、アメックスビジネスゴールドの審査が落ちるパターンを解説していきます。自身に当てはまっている内容があれば、要注意です。

過去に金融トラブルがあってブラックリストになってしまうと、アメックスビジネスゴールドの審査には落ちる可能性が高いです。過去に、以下のようなトラブルを起こしたことがないか、改めて確認しておきましょう。

・長期間の延滞

・連続での延滞

・強制解約

・債務整理

・代位弁済

・自己破産

申し込み者自身にこれらのトラブルがあった場合は、対策が必要です。後ほど解説していますので、そちらをご覧ください。

クレジットカードを短期間に複数回申し込みしている方は、「申し込みブラック」になってしまい、審査に落ちる可能性が高くなります。目安は、6ヶ月間に3回まで。これ以上の申し込みは、できるだけ控えるようにしましょう。

法人代表者が申し込む場合、会社概要や事業内容が曖昧・不透明だと審査には不利になります。あまりにも不明確な要素が大きいと、「本当に実体のある会社なのか？」と疑われてしまったり、「倒産リスクが高い」と見なされてしまったりするため。

できるだけ、以下のものを用意した状態で申し込んだ方が、審査には有利です。特に固定電話は「しっかりとした会社なんだ」と思ってもらうためにもあった方が良いでしょう。

・会社用の固定電話

・専用の事務所

・会社の銀行口座

また、資本金や従業員数などもできるだけ明確にしておきましょう。

アメックスビジネスゴールドの審査には高い収入は必要ないですが、一定の安定した継続的な収入は必要です。収入があまりにも低かったり、継続性のないものだったりすると、審査には落ちてしまいます。

アメックスビジネスゴールドの審査が落ちるパターンを紹介しました。その上で、アメックスビジネスゴールドの審査に通るコツを解説します。しっかりと対策をしておきましょう。

現在クレジットカードを持っている人は、信用情報を作るためにも、積極的にカードを使うことをおすすめします。もちろん、自分の収入の範囲内で返済できるようにすることが大前提。しっかりとクレジットカードを使えば、信用情報は積み上がっていきます。

また、クレジットカードを持っていない方は、以下のようなものでも信用を積むことができます。信用を作る対策として、有効活用していきましょう。

・携帯の分割支払い

・通販商品の分割支払い

・ローン契約

次のような状況の場合、期間を空けることが審査対策として有効となります。

・ブラックリストに登録されている

・クレジットカードの多重申し込みをしている

それぞれ、空けるべき期間の目安は以下の通りです。

・ブラックリスト登録：金融トラブルが起きてから5年

・クレジットカードの多重申し込み：最後の申し込みをしてから6ヶ月

重大なトラブルでない限り、期間経過後は他の人と同じように審査をしてもらうことができます。ひとまずは申し込みをやめて、期間が過ぎるまでに自分の収入や信用情報を積むことを考えましょう。

現在借り入れのある方は、できるだけ返済するようにしましょう。返済に充てることのできるお金が用意できた時点で、随時繰上げ返済するのがおすすめです。支払い残高がまだまだ残っている場合は、返済の目処がついた頃に申し込むのがベストです。

現在収入や売上高が低い場合は、今回はひとまず申し込みを諦めて、時がきたら申し込むのも一つの手。平均的な収入を得られるようになってきたり、会社の規模が大きくなってきたりしてから申し込みましょう。

また、会社用の固定電話や事務所、銀行口座などを整えてから申し込んだ方が審査に通りやすいので、申し込みできるようになるまでに、できるだけ環境を整えておくことをおすすめします！

アメックスビジネスゴールドの審査基準や審査に通るコツを解説しました。ステータスが高く、充実したサービスが人気のアメックスビジネスゴールド。ビジネスを効率化させる特典がたくさんあるので、経営者の方には特におすすめしたいクレジットカードです。この記事を参考にしながら、アメックスビジネスゴールドの審査へ挑戦してみてください！

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