映画の都と言われるアメリカ・カリフォルニア州南部にあるハリウッド地区で製作された映画を指す「ハリウッド映画」。膨大な製作費をかけた娯楽作品としてもおなじみですが、日本で活躍する俳優の中にも、このハリウッド映画に出演経験のある人が少なくありません。
そこで今回は、ハリウッド映画で世界にインパクトを与えたと思う日本人俳優は誰なのかについてアンケートを行い、ランキングにしてみました。
3位 栗山千明
2位 松田優作
1位 ???
⇒
全てのランキング結果を見たい方はこちら!
3位は「栗山千明」!
2003年に日本公開された、クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル Vol.1』でハリウッドデビューした栗山千明。かつてのボスであるビルに夫と身ごもった子どもを殺された女性エージェント、ザ・ブライドの復讐を描いた本作で栗山は、鉄球を鎖でつないだ武器を振り回す女子高生ボディーガード・GOGO夕張役を演じています。
栗山は過去にインタビューで、バイオレンスシーンが多数盛り込まれた『キル・ビル Vol.1』について「個人的に私が好きなジャンルの映画」と答えています。自分については「強い人間ではない。だから、映画で演じたような強い女性に憧れる部分もある」と、GOGO夕張とは真逆のタイプだと話しています。
2位は「松田優作」!
1989年11月にぼうこうがんのためこの世を去った、松田優作。彼にとってハリウッデビュー作であり、最後の映画出演作となった1989年日本公開の映画『ブラック・レイン』は、大阪を舞台に同僚を殺した日本人ヤクザの佐藤を追い詰めるニューヨーク市警の刑事・ニックの姿を描いています。松田は、冷酷かつ残虐な佐藤役で強烈なインパクトを残しました。
『ブラック・レイン』のオーディションでは、部屋に入るなりリドリー・スコット監督から「早速で悪いが、(ニック役の)マイケル(・ダグラス)とせりふのやりとりをやってもらえないか」と要望を受けて演技を披露。スコット監督はそれを見て「彼だ! これでカメラをまわせるぞ。今からでも撮れる」と絶賛したそうです。
1位は「渡辺謙」!
2003年に日本公開された『ラスト サムライ』でハリウッドデビューした渡辺謙。同作は、トム・クルーズ演じる南北戦争の英雄、オールグレン大尉が近代化を目指す日本へ渡り、軍隊の教官を務めながら日本人の暮らしぶりや文化、武士道精神に魅せられていく物語。渡辺は、近代化する社会の中で侍としての生き様を貫く武将、勝元盛次を演じました。
渡辺は同作以降、『バットマン ビギンズ』(2005年)や『インセプション』(2010年)など数々のハリウッド映画に出演。「世界への道を切り開いた開拓者」という風に見られることについて渡辺は、「自分自身、そういう意識は全くなかった。わけが分からなかったから、がむしゃらにできたのかもしれない」と当時を振り返っています。
『ラスト サムライ』で、トム・クルーズに引けを取らない迫力ある演技で見る人の心を引きつけた渡辺謙が1位に選ばれた今回のランキング。気になる
4位~32位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたがハリウッド映画で世界にインパクトを与えたと思う日本人俳優は、何位にランク・インしていましたか?
(芸能ライター:田辺ユウキ)
gooランキングは、Amazon.co.jpアソシエイトプログラムに参加しています。当サイトの記事を経由して商品を購入すると、売上の一部がgooランキングに還元されます。