教育番組『ふえはうたう』(NHK)では、笛のお兄さんとして8年間顔出し出演していたことでも知られる声優の関俊彦。1982年放送の『太陽の子エステバン』で声優デビューを果たすと、幅広い音域を使い分ける特徴ある声で数々の主要キャラクターを演じてきました。
声優界のアカデミー賞ともいわれる「第15回声優アワード」では、声優という職業を各メディアを通じて多く広めた声優に贈られる「富山敬賞」を受賞したことが先行発表され、本日その授賞式が行われます。そこで今回は、関俊彦のはまり役だったアニメキャラについて探ってみました。
※ネタバレになる内容も含まれています。ご注意ください。
1位 伊東真也
2位 土井半助
3位 鬼舞辻無惨
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4位以降のランキング結果はこちら!
1位は「伊東真也」!
1974年にテレビアニメの放送が開始され、一世を風靡した『宇宙戦艦ヤマト』。テレビアニメは3期まで制作され、劇場版は1983年公開の『宇宙戦艦ヤマト―完結編―』まで4作品が上映されました。その後公開された『宇宙戦艦ヤマト2199』は、オリジナル作品を新たなスタッフで完全リメイクした新シリーズ。関俊彦が演じた伊東真也は、オリジナル作品には存在しない新キャラクターとして登場しました。ヤマトの保安部士官で、保安部長。常にほほ笑みを浮かべていますが、他人を見下しているような態度の人物として描かれています。テレビアニメ版第16話では、艦内クーデターを企てるも失敗。その際に発した言動などからインターネット上でネタにされやすいことも相まって、多くの票を集めました。
2位は「土井半助」!
1993年に放送を開始したテレビアニメ『忍たま乱太郎』。関俊彦が演じた土井半助は、主人公である乱太郎が所属する一年は組の教科担当教師として登場します。見た目は若々しく、優しいトーンの声も相まって、先生というより頼りになるお兄さんという存在。火薬や兵法に詳しい優秀な教師である一方、カマボコやチクワなどの練り物が泣くほど苦手というかわいらしい一面を持っています。そんなギャップがたまらないというファンも多数。30年近く演じているキャラクターだけに、上位にランク・インするのも納得ですね。
3位は「鬼舞辻無惨」!
2020年に公開された劇場版が空前の大ヒットとなった『鬼滅の刃』。本作に登場する鬼舞辻無惨は、主人公である竈門炭治郎が宿敵とする鬼の原点であり、炭治郎の妹・禰豆子を鬼に変えた張本人。初めて声が披露されたのはテレビアニメの第7話でしたが(初せりふは炭治郎に斬られた鬼の回想シーン)、低音で沈着に語る無惨の美声に思わずうっとりしてしまったファンも多かったのではないでしょうか。原作は完結しましたが、今年はテレビアニメ版の続編「遊郭編」の放送も決定しており、まだまだ“鬼滅フィーバー”は続きそうです。
ほかにも、関俊彦のイケボ代表作ともいえる『幻想魔伝最遊記』の三蔵や、出世作となった『YAWARA!』の松田耕作などがトップ10入りした今回のランキング。気になる
4位~55位のランキング結果もぜひご覧ください。
みなさんは、どのアニメキャラクターが一番のはまり役だと思いましたか?
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