一つ一つの字が一定の意味を持つ漢字。この漢字の組み合わせで成り立っている名字から人は、「美しい」「かわいい」「強そう」など、さまざまなイメージを抱くようです。
そこで今回は、「こんな名字になりたかった!」と憧れてしまうような、かっこいい名字について調査しました。
3位 西園寺
2位 京極
1位 ????
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3位は「西園寺」!
3位には、どこか上品な響きを感じさせる「西園寺」がランク・インしました。
平安末期の公卿(くぎょう)・藤原通季を祖とする藤原北家閑院流の西園寺家でおなじみのこの名字。藤原通季のひ孫である藤原公経が、京都北山の地(衣笠山の麓)に浄土宗の寺・西園寺を建立し、「西園寺殿」と称されたのが由来と言われています。
西園寺姓の人物としては政治家の西園寺公望などが有名ですが、最近では上川隆也主演のドラマシリーズ『執事 西園寺の名推理』(テレビ東京系)にも、何でも完ぺきにこなすパーフェクトな執事・西園寺一というキャラクターが登場しています。ドラマでこの名字を初めて見たという人もいそうですね。
2位は「京極」!
2位に続いたのは、かつて「京の端」という意味を持っていた「京極」でした。
京極といえば、平安京(現在の京都市)の東西南北に走る道路の端、「東京極(京の最東端)」「西京極(京の最西端)」などの名称でおなじみ。名字としての使用は、鎌倉時代に京都の京極高辻に居を構えた近江源氏・佐々木氏信が「京極氏」を名乗ったのが始まりとされています。
京極姓では、小説家・京極夏彦や、人気漫画『名探偵コナン』の登場人物で空手の達人・京極真などが有名ですが、歴史の重みや雅(みやび)を感じさせるかっこよさが、ペンネームやキャラクターの名前に採用されやすいポイントなのかもしれません。
1位は「神宮寺」!
最も多くの人が「かっこいい!」と1位に選んだのは、「神宮寺」でした。
神宮寺といえば、一般的には神社に付属して建立されたお寺のことを指します。これは日本古来の神道と、外来の宗教である仏教を調和させる神仏習合の思想から生まれたものと言われており、奈良時代にはすでに神宮寺が存在していたのだとか。
日本では特に山梨県に多い名字とのことですが、いつ頃から使われるようになったのかについては諸説あるようです。有名なところでは人気アイドルグループ・King & Princeにも神宮寺姓のメンバーが在籍しているので、目にする機会も多いのではないでしょうか。
「かっこいい」の定義は人によってさまざまですが、今回上位に入った名字は、いずれも品の良さを感じさせるものだったのが興味深いですね。気になる
4位~60位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたが「かっこいい!」と感じる名字は、何位にランク・インしていましたか?
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