明治維新後の1875年に出された布告令「苗字必称義務令」で全国民に使用が義務付けられた名字(苗字)。名字の付け方としては地名に由来するものが多いそうですが、それ以外にもさまざまなパターンがあるようです。
そこで今回は、「これならお金持ちになれそう!」と思った名字をアンケート、ランキングにしてみました。
1位 福富
2位 宝船
3位 宝来
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4位以降のランキング結果はこちら!
1位は「福富」!
1位に選ばれたのは、日本の宝くじの起源とされる“富くじ”を意味する「福富」でした。
宝くじ発祥の地・箕面山瀧安寺の富くじ「箕面富」には、家内安全や身体健勝以外に商売繁盛のご利益があるとされていますが、鎌倉時代後期に編集された『夫木和歌抄』によると、当時から富くじは「福富」として知られていたそうです。
これほど古くから親しまれている言葉なら、多くの人が名前に付けたがるのも納得ですね。
2位は「宝船」!
2位には、いかにもお金に恵まれそうな字面の「宝船」が続きました。
宝物や七福神を運ぶ縁起物の船としておなじみですが、富が運ばれてくるという点で「福富」よりもこちらの方がお金持ちになるイメージをしやすそうですね。
ちなみに、名字として使用される際の読みは「たからぶね」ではなく「ほうせん」なのだとか。その理由は定かではありませんが、名乗る際に「たからぶね」ではちょっぴり気恥ずかしいからでしょうか。
3位は「宝来」!
3位にランク・インしたのは、古典落語の演目にもその名が出てくる「宝来」でした。
「宝来」とは真言宗の開祖である弘法大師・空海が唐(中国)から持ち込んだ縁起物の切り絵で、わらの入手が困難だった高野山でしめ縄の代用品としてに飾られるようになったと言われています。
宝来の絵柄として使う人が多い宝珠(仏様が持つ宝の珠)には願いをかなえる意味があるそうですが、このあたりも名前に選ぶ人が多い理由かもしれません。
いかがでしたか?
4位以降も「富家」や直球すぎる「金持」など、お金に縁がありそうな名字ばかり並んでいますが、改名すれば本当にお金持ちになれるかどうかは「神のみぞ知る」といったところでしょうか。
今回は「お金持ちになれそうな名字ランキング」を紹介しました。気になる
4位~55位のランキング結果もぜひご覧ください。
(参考:
名字由来net)
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