岡部たかしの演技が最高に光っていた作品ランキング！3位「新宿野戦病院」、2位「エルピス」、1位は…

2024年に放送されたテレビドラマ『新宿野戦病院』（フジテレビ系）。同作の舞台は、新宿・歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」。ホストやキャバ嬢、トー横キッズ、外国人難民などが患者として集う同病院にアメリカ国籍で軍医経験を持つ女医のヨウコ・ニシ・フリーマン（小池栄子）が赴任し、歌舞伎町に暮らす人たちの心の拠りどころになっていく物語です。
そんな同作で岡部たかしが演じたのは、内科・小児科医の横山勝幸。彼は、聖まごころ病院の3代目院長である高峰啓介の「助けられる命は、すべて助ける」という考えに賛同しながらも、医者としてのプライドや向上心などが薄れている人物。さらに妻子を持ちながらもパパ活をしたいと考えています。

2022年に放送されたテレビドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』（フジテレビ系）。同作は、スキャンダルで落ち目になった元人気アナウンサーの浅川恵那（長澤まさみ）がコーナーMCを務める深夜の情報番組『フライデーボンボン』で芸能ニュースを担当するディレクターの岸本拓朗（眞栄田郷敦）が、10代女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑の真相を追いかける物語です。
そんな同作で岡部たかしが演じたのは、『フライデーボンボン』のプロデューサーの村井喬一。彼は事なかれ主義なため、番組の趣旨から逸脱して殺害事件に首を突っ込む浅川や岸本に手を焼きます。しかしかつて自分も報道局に在籍していたことから、次第に魂に火がついていくキャラクターでした。

2024年度前期に放送された連続テレビ小説『虎に翼』（NHK）。同作は、日本初の女性弁護士の一人で、後に裁判官にもなった三淵嘉子をモデルにした物語です。昭和4年に誕生した日本初の女性専門に法律を教える学校に通い、法律を学ぶことで自らの道を切り開いていこうとする猪爪寅子（いのつめともこ・伊藤沙莉）らの奮闘を描いています。
そんな『虎に翼』で岡部たかしが演じたのは、寅子の父親である猪爪直言。彼は銀行に勤めており、とても優しくて愛情深い性格の持ち主。一方で「父親が強い」という昔の家庭のイメージとは違って、妻には頭が上がらないという面も持っています。岡部はそんな直言について、「感情の描かれ方が一面だけではないところが魅力」と語っていました。