有塩バターの人気おすすめランキング10選【料理にもお菓子にも】
2021/06/23 更新
目次
今回の記事では有塩バターの人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事ではバターについて紹介しています。ぜひ参考にしてください。
いつものパンが格段に美味しくなる有塩バター
毎日の朝食で食べるパンと相性抜群な有塩バター。加塩バターとも呼ばれることもあります。エシレバターやカルピス社などさまざまなブランドの有塩バターがあり、発酵タイプか非発酵タイプかでも味わいや口どけが違います。
これだけ種類が豊富だと、どの有塩バターが良いのか分からなくなりますよね。今回はそんな有塩バターの選び方やおすすめ人気ランキングをご紹介しています。本記事を読んで、あなたにぴったりな最高の有塩バターを見つけましょう。
有塩バターの選び方
有塩バターの選び方はさまざまです。例えば発酵タイプと非発酵タイプだとコクや味わいに違いがありますし、メーカーにいたってはそれぞれ全く味が異なります。
ここからは、どの有塩バターを選べば良いか分からないあなたに向けて、おすすめの選び方のポイントを多数ご紹介していきます。あなたの有塩バター選びの参考になれば幸いです。
有塩バターのタイプで選ぶ
有塩バターのタイプで選びましょう。有塩バターのタイプは「発酵タイプ」と「非発酵タイプ」の2種類があり、大きな違いとしては発酵しているかしていないかです。それ以外にも風味や製法も異なります。それぞれのタイプの特徴や選ぶポイントについて解説していきます。
濃厚なコクが好きなら「発酵タイプ」がおすすめ
濃厚なコクが好きな方は発酵タイプの有塩バターを選ぶと良いでしょう。発酵タイプの有塩バターの特徴は、ヨーグルトに近い酸味があることです。製造時に乳酸菌を加えているので、熟成させることでその酸味が引き立っています。
ヨーロッパ地方で古くから製造されていて、バター本来のコクと爽やかな酸味のハーモニーを楽しむことができます。ライ麦パンや硬めの食感のパンとの相性が良い、特有の芳醇な香りも特徴です。
さっぱりとした味わいが好きなら「非発酵タイプ」がおすすめ
さっぱりとした味わいが好きな方は非発酵タイプの有塩バターを選ぶと良いでしょう。別名「甘性バター」とも呼ばれることがある非発酵タイプの有塩バターは、クセのない甘みが特徴です。さらには発酵バターよりも保存性が高いのも魅力の1つ。
生乳を生クリームと脱脂粉乳に一度分離させて作っていて、日本やアメリカの有塩バターのオーソドックスになっています。さまざまなパンの種類に合う汎用性の高さも人気の万能バターです。
産地で選ぶ
有塩バターは産地によって色や味わい、風味が違います。国内で1番のシェア率を誇っているのは北海道ですが、もちろん海外の有塩バターも負けてはいません。
ここからは、北海道産の有塩バターと日本でも人気のフランス産の有塩バターについて解説していきます。
国産にこだわるなら「北海道産」がおすすめ
日本で1番の酪農の名地ともいえる北海道。高大な自然やきれいな水など、バター作りに最適な環境が整っています。実は北海道は、国内のバターのシェアをほとんどを占めています。新鮮で濃厚なコクの北海道産の有塩バターは、1度食べると病みつきになるほど美味しいです。
北海道産の有塩バターはそのコク深い味わいから、パンだけではなくお菓子作りにもマッチします。また、高品質の北海道産の有塩バターはギフトにも大人気なので、ぜひ友人への贈り物に選んでみてください。きっと喜ばれますよ。
海外なら「フランスのブルターニュ産」がおすすめ
フランスのブルターニュ地方は酪農に最適な気候と言われていて、ストレスフリーの飼育環境で新鮮な牧草を食べて育った牛から作る高品質な乳製品が人気です。また、海の潮の満ち引きが大きく、品質の良い塩の名産地でもあります。
そんなブルターニュ地方で製造された有塩バターは、日本国内でも大人気です。海辺のミネラル豊富な牧草を食べて育った牛のミルクから作られ、風味豊かな仕上がりになっています。
有塩バターの製法で選ぶ
有塩バターの主な製法は3つです。製法の違いはもちろん、乳酸菌や原材料の違いでも味わいは変わります。それでは、有塩バターの製法について解説していきます。
伝統的な「生クリーム」を発酵させる製法がおすすめ
ヨーロッパ地方で古くから製造されてきた伝統的な発酵タイプの有塩バターは、生クリームに乳酸菌を添加して発酵させて製造されています。
古代ヨーロッパ地方では機械はもちろんなく、撹拌は手作業で丁寧に長い時間をかけて行われていました。長い時間が経っていくその過程で、自然と発酵が進んだともいわれています。
低価格で購入可能な「バター」を発酵させる製法がおすすめ
バターに乳酸菌を加えて発酵させる製法は、コストもあまりかけずに有塩バターの大量生産が可能です。こちらは乳酸菌の種類によって味わいや風味を変えています。
なめらかな口どけなら「チャーン製法」がおすすめ
口どけの滑らかな有塩バターにこだわるならチャーン製法で製造した有塩バターがおすすめです。チャーン製法とは、チャーンと呼ばれる装置を使ってバターを作ることをいいます。
この装置を使うことで勢いよく生クリームがかき混ぜられるので、なめらかな口どけのバターが出来上がります。チャーンの素材は木製と金属製の2種類があり、木製チャーンで製造した有塩バターはよりなめらかな優しい味を楽しむことができます。
職人が手間と時間をかけて丁寧に製造したチャーン製法の有塩バターは、1口食べたら思わずうなってしまうほど絶品ですよ。
原産地が保証されている「A.O.Pマーク」で選ぶ
A.O.Pとは、ヨーロッパ連合共通の原産地管理呼称のことです。日照や土壌環境の良さ、飼料等の牛の飼育方法からバターの加工・製造に使用する器具と、厳しく細かい審査をクリアした一級品のバターのみA.O.Pマークが付けられています。
A.O.Pマークはパッケージを見れば付いているかどうか判別できます。ちなみにA.O.Pマークが付いている有塩バターには、イジニー、シャラント・ポワトゥー、ドゥー・セーヴル、エシレ、ブレスなどの種類が挙げられます。
「コスパや値段」で選ぶ
有塩バターの種類はさまざまで、多数のメーカーから幅広い値段の有塩バターが販売されています。パンに有塩バターを塗って食べるのが日課の方は特にですが、コスパや値段にはこだわって選ぶ方が良いでしょう。
食パン1枚に塗る量は平均8~10グラムです。有塩バターはものによっては数千円と高価なものもあるので、毎回購入し続けることは難しいです。例えば、高級バターはパーティなどをする特別な日、低価格のバターは毎日の朝食に。などの使い分けをするのが良いでしょう。
特に高級なバターはギフトにも喜ばれます。友人へのプレゼントに選ぶのも良い選び方といえます。その際は、高級感のある瓶詰めタイプのバターを選ぶとさらに喜ばれますよ。
メーカーやブランドで選ぶ
有塩バターのメーカやブランドには、エシレバターやカルピス社、よつ葉乳業などの世界的に有名なブランドから、明治や成城石井などの国内で多数の方に愛されているメーカーブランドまで幅広い種類があります。
それぞれ製造方法や原産地などの違いがあり、もちろん味わいも変わってきます。それでは有塩バターのブランドやメーカーのそれぞれの特徴を解説していきます。
世界的人気の「エシレバター」がおすすめ
世界的有名ブランドのエシレバターは、まろやかな口当たりと芳醇な香りを楽しむことができる発酵タイプの有塩バターが人気です。発酵タイプのバターが主流のヨーロッパ地方にあるエシレ村で製造されています。
良質な牛の飼育環境や豊かな自然が整った環境で、代々受け継がれてきた伝統の乳酸菌を使用した製法が高く評価されA.O.P認定もされています。ヨーグルトのような酸味を味わうことができるのも特徴の1つでしょう。
カルピスでおなじみの「カルピス社」は料理にもおすすめ
国内メーカーの中で大人気のカルピス社。あの有名な乳酸菌飲料のカルピスでおなじみのメーカーです。カルピスを製造する際の工程で生まれた脂肪分から製造されていて、真っ白の美しい見た目のカルピス特選バターが有名です。
カルピス特選バターはコク深い味わいが特徴で、一流シェフが口外しない秘伝の味として使っていた「幻のバター」としても話題になりました。良質な脂肪分を含んでいるので、お菓子作りや料理にもぴったりなのでおすすめですよ。
バターの名産地・北海道の「よつ葉乳業」がおすすめ
バターの名産地として有名な北海道にある酪農会社が製造している有塩バター。こちらも多くのファンを獲得しているメーカーの1つです。業務用の大容量有塩バターを販売していて、そのシェア率はなんと全バターの4/1。プロが愛してやまない有塩バターです。
原材料は全て北海道産のものを使っているという強いこだわりと、それなのにスーパーなどで手軽に購入できる点が特徴です。
乳酸菌発酵なら「帝国ホテル」がおすすめ
かの有名な帝国ホテルが販売している、帝国ホテル特選発酵有塩バター。生乳からできるクリームに乳酸菌を加えて発酵させたこだわりの有塩バターです。
脂肪分を固めて製造する昔からの伝統的な製法を取り入れて製造しています。深いコクと酸味のバランスが絶妙なハーモニーを奏でる大人気の有塩バターです。
有名チーズ熟成士が考案した「ドゥ ロドルフ ムニエ」がおすすめ
フランスで有名な塩であるイル・ド・レを原材料として使用し、製造している有塩バターです。口どけがまろやかで、濃厚なミルクのコクを楽しむことができます。
実はこの有塩バター。購入者の口コミで一気に名前が広がり人気になった有塩バターなのです。気になる方はぜひチェックしてみてください。
市販の高品質な有塩バターなら「成城石井」がおすすめ
市販でお手軽に購入ができる有塩バターなら成城石井がおすすめです。安価な有塩バターから成城石井のプライベートブランド、高価なセレクト商品まで幅広く取り揃えています。
高品質な有塩バターになるとそれなりに値段は高いですが、スーパーで簡単に手に入るという点は間違いなく魅力の1つでしょう。
チューブタイプも販売している昔ながらの味の「明治」がおすすめ
日本で昔からずっと愛され続けている、老舗メーカーの明治です。通常の有塩バターはもちろん、チューブ型のパンに塗りやすいタイプの有塩バターなども販売されています。
値段もそれほど高額ではなく、それでいて味や風味も良いのでコストパフォーマンス抜群です。長年愛され続けた有塩バターの味は、どこか実家のような懐かしさを感じることができますよ。
発酵タイプの有塩バターの人気おすすめランキング5選
口コミをご紹介
本当に美味しくて何回も購入したいほど絶品の一品です。
口コミをご紹介
高価ですがこちらのバターを頂くとこれからもスーパーで発酵バターを購入しようと思いました。風味美味しいです。
口コミをご紹介
料理はもちろん、ただのバタートーストがとろけるように美味しい。ほのかに甘くコクがあり、バターの美味しさを味わっている。
口コミをご紹介
焼きたてのトーストにこれをのせるとまるで高級なパンを食べてるかのような幸せ感に包まれます。カルピスがバターなんて作ってるんだと興味本意で買いましたが、買ってよかったです。
口コミをご紹介
まろやかな美味しいバターです。トーストにつけて食べました。
非発酵タイプの有塩バターの人気おすすめランキング5選
口コミをご紹介
バターと言ったらこれ大きめのタッパーに水を入れ小さなタッパーが8分目漬かる位で保存。風味も味もクリーミー。
口コミをご紹介
柔らかく、コクもあり、風味豊かで
パンには最高 美味しかった、文句なし
口コミをご紹介
パンなど食べ物に直接ひろげて塗りたいことがほとんど。
出し口がまるではなく、終わりまで絞り出しやすい。
口コミをご紹介
ついつい食べ過ぎてしまいます。制限されているのに、トーストに厚塗りしてしまいます。
口コミをご紹介
すりおろしリンゴとバターをそれぞれ感じ
リンゴがそんなに好きではない私もビックり美味しかった。
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クッキーやスコーンなどのお菓子作りにも最適
クッキーやスコーンなどの、お菓子作りにおいて欠かせないのがバター。無塩バターを使って作るのが一般的ですが、意外と高価ですよね。そんなときには有塩バターで代用してみると良いですよ。
甘いお菓子に塩が入るのを懸念される方も多いとは思いますが、実は塩には甘味を引き立てる効果があるのです。塩キャラメルや塩チョコレートなどがそれに当てはまります。若干生地が膨らみにくくなるデメリットはありますが、そこまで気になる程ではありません。
ただし、カスタードクリームやバタークリームなどのクリームに加える場合には有塩バターは向いていないので要注意。クリームにバターを加えるのは風味やコクを加えるためなので、塩分は余計な雑味になってしまう可能性があります。
代用品として安価で手に入るマーガリン
ナポレオンが活躍していた時代、当時バターが不足していたことからバターの代用品としてマーガリンが誕生しました。マーガリンはバターと比べても値段が安いので、購入のハードルも低いのが特徴です。
バターよりも柔らかさがあり、パンなどに塗りやすい実用性の高さは高い評価を得ています。バターと違って生乳ではなく、植物由来の油脂が原材料として使われています。
マーガリンの風味の多くは香料を用いてつけているので、あまり過熱しすぎると香りが飛ぶ恐れがあるので注意が必要です。バターと比べると風味は劣っていますが、低温にしても固まらないというメリットがあるので、実用性には富んでいるといえるでしょう。
下記のリンク先では、マーガリンの人気おすすめランキングもご紹介していますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
無塩バターやグラスフェッドバターの人気おすすめランキング
ここまで本記事をご覧になった方で、無塩バターやグラスフェッドバターなどの他の種類に興味がわいた方はいませんか。下記のリンク先では、バター全般の人気おすすめランキングをご紹介しています。
無塩バターやグラスフェッドバターなどそれぞれのランキングも掲載しているので、よければこちらも合わせてご覧ください。
まとめ
いかがでしたか。有塩バターには多数の製法の違いや種類、メーカーやブランドがあります。どの有塩バターもそれぞれ違った良さがあるので、色々な種類を試してみると良いでしょう。本記事が、あなたにぴったりの有塩バター探しの役に立つことを願っています。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年06月23日)やレビューをもとに作成しております。
ECHIREのエシレ発酵タイプの有塩バターは、世界だけではなく日本でも大人気のフランス産有塩バターです。良質な環境で育った牛の乳や伝統の乳酸菌を使って製造されています。
コクの深い味わいとヨーグルトのような酸味が特徴で、A.O.P認定もされています。トースト風味を引き立ててくれるのでおすすめですよ。