ヨーロッパでは玄関に飾っておくと幸運が訪れるとの言い伝えがある「ファーストシューズ」は、デザインや色もさまざまでナイキやadidasなどの人気ブランドもあります。種類が豊富なのでどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。

赤ちゃんが履く初めての靴や歩き始めの靴を選ぶポイントは、見た目も大切ですが、素材・機能性・足によく歩きやすいかどうかが重要です。また、自分で着脱のできない幼児の靴は、履かせやすさや脱がせやすさも重要なポイントになります。

そこで今回は、ファーストシューズの選び方や人気おすすめランキングを紹介します。ランキングは素材・裏地・機能性などを基準に作成しました。歩き始めの靴にぴったりな歩きやすいベビーシューズや、VANSにあるかも紹介しているので、参考にしてみてください。

ファーストシューズは歩けるようになって初めて履く靴を指し、お子様が歩き始める一大イベントの節目に贈るプレゼントでもあります。また、ヨーロッパでは玄関にファーストシューズを飾っておくと、幸運を呼び込むといった言い伝えもあります。

一方でベビーシューズは、靴に慣れ、ぺたぺた歩きと呼ばれる歩き方で安定して歩けるようになってから3歳くらいまでに購入する靴です。比較的軽く柔らかいファーストシューズと比べ、クッション性やグリップ力など少ししっかりとした形状になります。

お子様に合ったファーストシューズを選ぶために、確認したいポイントをまとめました。選び方を参考に、ぴったりなファーストシューズを見つけましょう。

【目次】

• 室内用・外履き用で選ぶ
• サイズで選ぶ
• 歩きやすさで選ぶ
• 快適に使うなら足にいい「素材」をチェック
• デザインで選ぶ
• 清潔に保つなら「お手入れのしやすさ」を確認
• ブランドや店舗で選ぶ
• 「イフミー」などの専門店で足のサイズもチェック

ファーストシューズには、室内用と外履き用があります。まずはどちらを選べばいいかについてご紹介するので、参考にしてみてください。

赤ちゃんがつかまり立ちをして歩き始めたら、まずは室内用のファーストシューズで歩き始めの靴デビューをしましょう。室内用のファーストシューズは、外履き用よりも柔らかく、すべり止めがついているのでフローリングの床でも歩きやすいです。

外履き用のファーストシューズは、室内用よりも底部分が厚く丈夫である点が特徴です。スニーカーのような形をしており、本格的に外で歩く練習ができます。室内用のファーストシューズに慣れてきたら、外履き用に切り替えて外を歩いてみましょう。

いくらいい機能があっても、赤ちゃんの足のサイズに合わなければ意味がありません。足長はもちろんですが、横幅や甲の高さのサイズも忘れずに確認しましょう。

幼児の足は骨が柔らかく、少しの刺激でも変形しやすい状態です。初めての靴は正しい計測と靴選びを実施し、お子さまの足を守りましょう。ファーストシューズではじめにチェックすべきは長さです。足と靴の長さが合っていないと、せっかくの機能を発揮できません。

具体的な目安は、実際に履いた際につま先部分に約0.5cmの余裕があるサイズです。急に足のサイズが大きくなる時期でもあるので、購入の度にきちんと計測するようにしましょう。

長さをきちんと計測できたら、次に確認したいのが甲の高さ・靴とのフィット具合です。「履くのを嫌がる」「すぐに脱ごうとする」などの場合は、もしかすると甲の高さと靴が合っておらず、窮屈なのかもしれません。

特に甲高のお子さまは、甲部分の高さが調節できるものを選びましょう。緩めすぎると足をしっかり固定できず転倒などに繋がりますが、逆にきつすぎると血行が悪くなり足の成長に影響が出る恐れがあります。足幅の広い場合は幅広の靴もチェックしましょう。

かかとの周りが不自然にぶかぶかしていたり、すり足で歩いたりするようなら、その靴は歩きにくい靴かもしれません。足の健康を守るために歩きやすい靴を選びましょう。

赤ちゃんの足は柔らかく発達途中なので、しっかりと体重を支えて立つために足の指で地面をホールドするようにして歩きます。そのため、大人の靴よりも、靴の中で足の指を自由に動かせる「遊びの部分」が大切です。

また幼児は地面に足をべったりとつけて歩くので、つま先部分に少し反りがあると足を地面から上げやすくなり、足をスムーズに前に運びやすくなります。

歩きやすい靴を選ぶなら、靴底も気を付けたいポイントの1つです。地面からの衝撃を緩和し、足を守ってくれる靴底を選びましょう。ただし余りに厚すぎる靴底は、かえって足の発達のためにならず逆効果です。

また、履いたときに靴底が動きに合わせて柔軟に曲がるかどうかも重要です。素足で歩くときのように自然に靴底が曲がらないと、走ったり踏ん張ったりする際に甲の部分や足の指に負荷がかかり、土踏まずの発達に支障が出てしまう場合もあります。

幼児はたくさん動き回ると、自然と汗をかく機会が増えます。また水遊びなどで靴が濡れてしまう場合もあるかもしれません。そのため、靴を選ぶ際には足にいい素材・撥水加工生地・防水性や耐久性の高い素材が使われているかどうかチェックしましょう。

また、中敷きが取り外して水洗いできるタイプなら、こまめなお手入れでいつでも爽やか清潔に保ちやすいのでおすすめと言えます。

ファーストシューズは色・柄・デザインもさまざまで目移りしてしまうかもしれません。そこで「ハイカット」と「ローカット」の2タイプのメリットをご紹介します。

【目次】

• 安定性重視なら「ハイカットスタイル」がおすすめ
• 履かせやすさ優先なら「ローカットスタイル」がおすすめ
• こだわりたい方は「手作り」がおすすめ

足首の保護を考えるなら、足首部分までしっかりカバーされた「ハイカットスタイル」がおすすめです。砂場・公園・園庭などでの泥んこ遊びの場合などは、靴の中に砂やゴミが入り込みにくく、水たまりでも靴下や靴の中まで濡らしてしまうリスクも少なくて済みます。

一方で、ハイカットスタイルは履き口の開閉部分が小さくなりがちです。履かせやすさを考えるなら、紐結びではなく面ファスナーで締めるタイプを選びましょう。

「ローカットスタイル」のファーストシューズは履き口が大きく開くため、履かせたり脱がせたりが容易です。足に馴染むので、つたい歩きから一人歩きに移行しはじめた幼児にも慣れやすく、軽量なものが多いので長時間履いていても負担になりません。

個人差の大きい甲の高さも、ローカットスタイルであれば面テープやひもの締め付け具合で調節しやすいです。

デザインにこだわりたい方は手作りのベビーシューズがおすすめです。ワークショップに行けば3時間ほどでオリジナルのファーストシューズが作れます。気持ちも込められますし、思い出にもなるところが魅力的です。

ご自宅でも簡単に作れる手作りキットも販売されています。ほとんどの商品が針と糸だけで作れるので、ハンドメイド初心者の方でも手軽でおすすめです。以下の記事では、ベビーシューズの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

汚れやすい幼児の靴は、お手入れのしやすさも大切なポイントです。丸洗いができない場合は、一日履いたら靴を休ませ、日陰の風通しのいいところで風に当てる、柔らかい靴ブラシで表面のホコリや汚れを落とすといったお手入れを心がけましょう。

丸洗いできるタイプであれば、汚れてもすぐに洗えるので衛生的です。以下の記事ではキッズ向けハンガーの選び方や人気の商品をランキング形式で紹介しています。靴を干す際に使えるものもあるので、ぜひ参考にしてください。

幼児の足は、大人とは骨格も気をつけるべき点も異なります。安心・安全を考えるなら、靴作りに信頼のあるブランドの靴を選ぶのも選択肢の1つです。

【目次】

• 男の子には「ASICS（アシックス）・New Balance（ニューバランス）・CONVERSE（コンバース）」などがおすすめ
• 女の子にはデザイン豊富な「familiar（ファミリア）・MIKI HOUSE（ミキハウス）」などがおすすめ
• 家族お揃いなら「NIKE（ナイキ）・adidas（アディダス）」など有名メーカーがおすすめ
• コスパで選ぶなら「西松屋」などの赤ちゃん用品専門店がおすすめ
• よちよち歩きの室内用シューズなら「有名なブランド」がおすすめ

子供靴を手掛けるブランドのなかでも、「ASICS（アシックス）」「New Balance（ニューバランス）」「CONVERSE（コンバース）」などは、特に男の子用のデザインの靴が充実しています。

たとえば「CONVERSE（コンバース）」の代名詞ともいえるバスケットシューズと同じデザインの靴は小さくても本格的な作りが人気です。カラーバリエーションも豊富なので、色違いで揃えられます。パパやママとお揃いで履くのもおしゃれです。

かわいい洋服で人気の「familiar（ファミリア）」や「MIKI HOUSE（ミキハウス）」は、女の子らしい色やデザインのファーストシューズが豊富です。アウターなどのファッションに合わせて靴を選びたいおしゃれさんに向いています。

普段履きにはもちろん、結婚式などのお呼ばれ・帰省・お出かけなどにぴったりなクラス感のあるデザインも揃っているのでおすすめです。

家族でお揃いにしたい方には「NIKE（ナイキ）」「adidas（アディダス）」などがおすすめです。大人にも人気な有名メーカーでデザインも豊富なので、親も子供も喜ぶ靴が見つかります。

カジュアルでおしゃれな装いを家族みんなで楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。

西松屋・バースデイ・赤ちゃん本舗などの赤ちゃん用品専門店なら低価格なファーストシューズが多く揃っています。ファーストシューズはすぐにサイズアウトしてしまう場合が多いので、初めはコスパのいい商品を購入するのもおすすめです。

外歩き用の前に、まずは慣らしとして室内用のファーストシューズを履かせる方も増えています。また家の中でも滑りやすいフローリングなどでの転倒を防ぐために、滑り止め加工の施されたシューズを履かせたい方も少なくありません。

室内タイプのファーストシューズは月齢に合わせてサイズを選べるので、出産祝いや誕生日プレゼントなどのギフトにもぴったりで、よちよち歩きの時期のプレゼントには有名ブランドのものがおすすめです。

以下の記事では子供用の上履きの選び方や人気の商品をランキング形式で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

まだ柔らかい軟骨状態の幼児の足の計測は、素人には難しいです。知らないうちに足に合わない靴を履かせてしまっていたなんて事態にもなりかねません。幼児靴の専門店やメーカーの直営店で、一度はプロに診断してもらうのがおすすめです。

人気のIFME（イフミー）のサイトでは、足サイズ計測アプリも用意されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ファーストシューズを購入する際、多くの方が気になっているポイントをまとめました。ぜひ参考にしてください。

【目次」

• ファーストシューズはいつから必要？
• VANS（バンズ）にファーストシューズは売ってる？
• 足のサイズの平均はどのくらい？計測してくれる店舗もある？

ファーストシューズをいつから履かせればいいか迷う方もいるかもしれません。大体10歩ほど歩けるようになってから選ぶのがおすすめです。個人差はありますが、1歳前後で購入を検討される方が増えます。

赤ちゃんの足はすぐに大きくなりますので、お子さんの成長に合わせて焦らず検討しましょう。

アメリカの人気スニーカーブランドVANS（バンズ）には、ファーストシューズとして販売されている靴はありません。ただ、小さいお子さんが履けるキッズ用の靴はあります。もともとスポーツのオーダーブランドだったため、その丈夫さはお墨付きです。

どんな服でも合わせやすいシンプルでおしゃれなデザインは、キッズシューズでも発揮されています。親子でお揃いの靴を履きたい場合にもおすすめです。

赤ちゃんの足は数ヶ月ですぐに大きくなります。新生児～生後6ヶ月は8～12cm・生後6ヶ月～1歳は11～12cm・1歳～1歳半は12～13cmが平均です。タイミングによってはすぐにサイズアウトになってしまいます。お子さんと比べて平均サイズも参考にしてください。

サイズ選びで迷ったときは、計測してくれる店舗もあるので確認しましょう。フィット感は見た目ではなかなかわからず、お子様も自分の気持ちを表現するのは難しいので、お店で計測してもらうとフィット感ある靴探しに役立ちます。

自宅でも簡単にファーストシューズのサイズを計測する方法をご紹介します。ウェブサイトでファーストシューズ向けの専用スケールをダウンロードし、スケールの型に合わせて子供を立たせてください。つま先の高さと水平なメモリを読めば、足の長さを測れます。

汗をかいて汚れやすい幼児の靴は、できれば丸洗いが一番です。汚れ落としで人気のオキシクリーンのベビー用洗剤なら、蛍光増白剤不使用の上、無香料なので、デリケートな肌の幼児にも安心して使えます。漬けておくだけで汚れ落としができるのも嬉しいポイントです。

ベビーサンダルはシューズ型と異なり、通気性がよく洗いやすく乾きやすいメリットがあります。そのため暑い季節や水遊びにおすすめです。まだまだ足が不安定な赤ちゃんにぴったりのベビーサンダルを選びましょう。

以下の記事ではベビーサンダルの選び方や人気の商品をランキング形式で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ファーストシューズは赤ちゃんの足にいいものや、よちよち歩きをサポートしてくれる安全な靴がいいと思われる方におすすめです。リーズナブルで履かせやすい商品などもあるので、記事を参考にぴったりのファーストシューズを見つけてみてください。