今回の記事ではティーバッグのおすすめ人気ランキングを紹介していますが、下記の記事では紅茶について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

お湯を注ぐだけと入れ方が簡単で、安くて美味しい紅茶を楽しめるのがティーバッグです。しかし、たくさん種類があってどれを選べばいいかわからない方もいますよね。実は、ティーバッグには茶葉だけでもアールグレイ・ダージリン・セイロンなどさまざまです。

メーカーやブランドによっても、味や香りなども異なるので、購入前にしっかり確認しておきましょう。自分好みのティーバッグを見つけて、自宅でのティータイムを華やかにしましょう。

そこで今回はティーバッグの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは味・香り・茶葉などを基準に作成しました。ギフトにもおすすめですので、ぜひ参考にしてください。

ティーバッグにはさまざまな種類があり、それぞれ味わいや香りが異なります。紅茶の種類やその特徴などを知っておくと、自分好みの紅茶を選べます。

紅茶の原料となる茶葉にもさまざまな種類があります。産地や茶園によって味や香りに大きな違いがあるので、それぞれの特徴を確認しておきましょう。

ダージリンは、インド北東部の東ヒマラヤ山麓に位置する、ダージリン地方で生産されている紅茶です。収穫シーズンによっても味や香りに違いがあり、3月～4月に摘まれるファーストフラッシュはカテキン含有量が少なく、さっぱりとした味わいです。

5月～6月に摘まれるセカンドフラッシュはコクと香りが最も充実した味わいです。10月～11月に摘まれるオータムナルは風味の豊かさが特徴で、まろやかな甘みを楽しめます。世界三大紅茶に数えられるほど有名なので、初心者の方にもおすすめです。

コーヒーで有名なカルディには、紅茶のティーバッグも豊富に揃っています。特にダージリンは定番商品で人気が高いので、店舗に行かれた際はチェックしましょう。

インド北東部に位置する、世界最大級の紅茶の産地アッサム平原で生産される紅茶です。芳醇な香りと、コクのある強い甘みが特徴です。ダージリン同様、収穫シーズンによって味や香りが異なります。ファーストフラッシュは、爽やかな味わいと甘い風味が特徴です。

最も収穫量の多いセカンドフラッシュでは、麦芽のような芳醇な甘みとコクのある濃厚な味わいが楽しめます。オータムナルでは、しっかりとした渋みを持ち合わせた重厚な味わいが特徴です。アッサムティーは甘みの強い紅茶が好きな方におすすめです。

インド南部のスリランカ近くに位置するニルギリでは、南国の果実を思わせるコクのある甘さと、すっきりとした爽やかさを持ち合わせた紅茶が生産されています。濃いオレンジ色をした見た目で、和洋を問わず、食事やお茶請けにも合わせやすい紅茶です。

甘み豊かで、渋みが少ないため、ストレートティーやレモンティーに適しています。いちごやリンゴなどのフルーツとも相性が良く、スライスしたフルーツを加えるとさらにおいしく飲めるのでおすすめです。

スリランカで生産される紅茶です。爽やかな柑橘系の香りが特徴で、総じてセイロンティーと呼ばれています。中でも代表的な紅茶が、世界三大紅茶のひとつであるウバです。スリランカ南東部の高地に位置しており、霧が発生しやすい環境で紅茶を生産しています。

これにより、芳醇な花の甘い香りと、メントール系フレーバーが加わり、爽やかな味わいに仕上がります。そのままストレートで飲むのもいいですが、ミルクに負けない香りを持っているので、ミルクティーとして使用するのもおすすめです。

こちらもスリランカ紅茶産地で、最も標高の高い生産地域です。昼夜の寒暖差が大きいため、茶葉には独特の渋みがあります。周囲に自生しているミントやユーカリの影響を受け、濃厚ながらも清涼感のある味わいに仕上がっています。

乾いた風が吹く、スリランカの山岳部に位置する地域がディンブラです。華やかで高級感のある香りが特徴で、花の香り高さを持っっています。色・味わい・香りすべてのバランスが良く、ブレンドやアレンジにも向いた紅茶です。

中国の紅茶で最も有名なのが、世界三大紅茶にも数えられるキームンです。ほかにもキーマン・キーモン・祁門紅茶など、複数の呼称があります。中国安徽省祁門県で生産されており、蘭やバラのような甘い香りが楽しめます。

苦味は比較的少なめで、スモーキーフレーバーが特徴です。淹れた際の水色は、明るく透き通っています。

紅茶には、産地や収穫時期の異なる茶葉をブレンドしたブレンドティーもおすすめです。ひとつの茶葉では生み出せない味わいや、香りを楽しめます。中でも代表的なのが、イギリスの伝統的な紅茶「イングリッシュ・ブレックファスト」もブレンドティです。

主にアッサム・セイロンに、ケニア産の茶葉をブレンドして作られています。ほかにも、ミルクティーにおすすめな「ロイヤルブレンド」などもあります。上品でバランスの取れた味わいで、ミルクとの相性が抜群です。ぜひ試してみてください。

紅茶は茶葉本来の香りとは別に、香料などで香り付けされているものもあり、主に合成香料と天然香料があります。それぞれの特徴を確認しておきましょう。

合成香料は、化学反応を用いて作られた香料です。主にエチレンやアセチレンなどを原料としており、天然香料よりも安定した供給と価格で販売されています。しかし、食品添加物としての位置づけになっているため、安全性に関する審議・評価がなされています。

天然香料は、花やフルーツなどの天然の植物から作られており、合成香料よりも価格が高くなっています。主に、水蒸気で香りの成分を抽出する蒸留法や、圧搾して香りの成分を抽出する圧搾法などです。

紅茶にはさまざまな飲み方があります。そのままストレートティーとして飲んだり、ミルクティーやレモンティーなどもあります。それぞれの相性を確認しておきましょう。

ストレートティーは、紅茶本来の味わいを楽しむ飲み方です。ストレートティーに向いている茶葉は、マイルドな味わいのものや、香り高いものが適しています。ストレートティーに最適なのは、ダージリン・ニルギリ・ヌワラエリヤ・キームンなどがあります。

強い酸味を楽しめるのがレモンティーです。レモンの香りに負けない茶葉がおすすめです。しかし、タンニンは紅茶のタンニンとレモンの成分が反応してしまい、渋みを出してしまう性質があるため気をつけましょう。

レモンティーと相性がいいのは、タンニンが少なめなキャンディ・ニルギリなどです。

紅茶にミルクを加えると、まろやかな口当たりと濃厚な味わいを楽しめるのがミルクティーです。ミルクに隠されない香りの茶葉や、色が濃いめの茶葉と相性がいいです。ミルクティーに最適なのは、アッサム・ディンブラ・ウバ・ルフナなどがあります。

特に相性がいいのはアッサムで、濃い紅色とコクのある味わいがミルクとマッチします。ディンブラは渋みが少なく、ほんのりとした甘みです。ウバは、クセのない花の香り高さも感じられ、上品なミルクティーが味わえます。

爽やかな味わいと、清涼感を楽しめるのがアイスティーです。渋みや苦味が少ない茶葉が適しています。特に最適なのは、アールグレイです。爽やかな柑橘系の清涼感ある香りを楽しめます。

ほかにも、ニルギリ・キャンディ・ダージリンなどもアイスティーに最適です。水出しで作れるタイプならとても手軽に楽しめます。

チャイとは、紅茶にシナモン・ジンジャー・カルダモンなどのスパイスを加えて、煮込んで作るミルクティーです。スパイスの香りを邪魔しすぎない茶葉や、ミルクとの相性がいい茶葉がおすすめです。

味や香りのバランスがいいダージリンや、ミルクとの相性がいいアッサムなどもチャイに適しています。

妊娠中にカフェインを過剰摂取してしまうと、早産の危険性があるため、妊娠中の方はカフェインレスの紅茶がおすすめです。また、就寝前に紅茶を飲むと、睡眠の質が落ちる可能性があるので、こちらもカフェインレスをおすすめします。

カフェインを抜く方法として、超臨界二酸化炭素抽出方法が優れているといわれています。さらに安全性を重視する方は超臨界二酸化炭素抽出と記載されている紅茶を選びましょう。

安全性を重視するなら、化学肥料や農薬を使わずに栽培した茶葉を使用している、オーガニックの紅茶がおすすめです。通常よりも手間がかかっており、比較的値段が高いですがギフトに適しています。

安心して紅茶を楽しみたい方や、健康志向の方にもおすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

紅茶のティーバッグでよく見かけるのが、ピラミッド型をした形状のティーバッグです。これには理由があり、一般的な薄い袋型よりも茶葉が広がるスペースが広く、紅茶の出がよくなります。

サイズが小さめのティーバッグだと差は感じられませんが、大きいティーバッグになるほど、その変化はより顕著に現れます。紅茶の味を十分に引き出したい方は、ピラミッド型のティーバッグがおすすめです。さらに不織布だと価格が安く抽出性が高くなっています。

ティーバッグの一般的な賞味期限は2〜3年です。しかし、保存状態によっては短くなりますので、アルミ素材の間や袋に入れて空気に触れないように保存しましょう。

紅茶にレモンやはちみつを入れると、色が変化します。紅茶にレモンを入れると、紅茶に含まれるテアフラビンが、レモンのクエン酸によって変化し、色がなくなってしまうからです。また、紅茶にはちみつを入れると、黒ずんだ色になります。

これは、紅茶に含まれるタンニンと、はちみつに含まれる鉄分が反応するためです。それぞれ色の変化はありますが、体に害があるわけではないので問題ありません。紅茶そのものの色を損ないたくない方は、鉄分のすくないはちみつを選びましょう。

色は気にしない方は、このままミルクティーにするのもおすすめです。紅茶の水色を楽しむのも魅力のひとつなので、自分の好みに合わせた飲み方で、ティータイムを楽しみましょう。

今回は、ティーバッグの選び方や人気のおすすめ製品を、ランキング形式でご紹介しました。ご紹介したように、お茶の種類はもちろん、さまざまなティーバッグがありますので、ご自分の好みに合ったティーバッグを選びましょう。