脱毛にはどんな種類がある? サロン&クリニック選びに役立つ脱毛方法の解説

脱毛が家やサロンで気軽に行えるようになってきた昨今。初めて脱毛へと踏み切る方は、その種類の多さにどれを選べば良いか迷いますよね。そこで今回は、脱毛の種類や特徴をそれぞれ比較しながら、その人に合った脱毛方法を紹介していきたいと思います。

脱毛方法の種類

「脱毛を始めたい!」と思った時には、まず脱毛方法を絞らなければいけません。自分に合った脱毛方法を見つける為に、脱毛方法の種類についての知識が必要になります。

 

まず、大きく分けられる5つの脱毛方法と、各脱毛の特徴について紹介していきます。

光脱毛(サロン脱毛)

光脱毛は、初めて脱毛を開始する方が始めやすいサロンでの脱毛方法です。

 

施術者はエステティシャンになります。基本的にはジェルを使用し、光を当てることにより脱毛効果を得ます。レーザー脱毛(医療脱毛)に比べると弱く、永久脱毛というよりは一定期間の減毛効果があります。

 

自己処理しなくても良くなるまでの平均回数は約12〜18回(約2〜3年)と言われます。全身脱毛した場合の平均価格(12〜18回)は15〜20万円となります。

光脱毛(サロン脱毛)をもう少し細かく分類すると、3種類に分けられます。ひとつずつ紹介していきます。

同じ光脱毛といっても、それぞれの脱毛箇所や毛の濃さなどに合った光脱毛がありますので、ぜひ参考にしてください。

 

IPL脱毛

光がメラニン色素(毛)に反応することで、毛を成長させる毛母細胞を破壊させます。毛の生える周期に合わせて、2〜3ヶ月に1回のペースで行っていきます。

 

毛周期に合わせて行う脱毛は、102週間で毛が抜けていきます。他の光脱毛に比べると痛みはありますが、レーザー脱毛に比べると痛みは少ないです。

SHR脱毛

毛包全体に熱を与えることによって発毛指令を出すバルジ領域にダメージを与えます。そうすることによってバルジ領域から発毛指令が出されにくくなり発毛されない状態を作り上げていきます。

 

照射時の痛みはあまりなく、暖かい程度です。照射後は毛が抜けるというより、時間が経つごとに発毛が遅い・少なくなっていく効果が表れます。他にも産毛や細い毛にも効果があると言われます。

SSC脱毛

専用ジェルを塗布した上から専用ライトを照射することで、抑毛に有効な成分が発生します。抑毛有効成分が毛穴から毛母細胞に浸透することで、制毛・抑毛していきます。

 

照射時の痛みはほとんどありません。SHR脱毛と同様に、効果を実感するまでに時間がかかり産毛や細い毛にも効果があると言われます。

レーザー脱毛(医療脱毛)

有資格者(医師・看護師)が在籍する医療機関での脱毛方法です。

サロン脱毛の光とは異なりレーザーを使用します。

 

施術者は医師・看護師であり、肌トラブル時の対応まで可能です。

照射の強さがサロン脱毛に比べて強く、しっかり毛母細胞を破壊することによって永久脱毛に限りなく近い効果があります。

 

毛の生える周期に合わせて、2〜3ヶ月に1回のペースで施術を行います。

 

自己処理しなくても良くなるまでの平均回数は、約5〜6回(約1年〜1年半)と言われます。

全身脱毛した場合の平均価格(5〜6回)は、25〜40万円光脱毛よりは少し高額の設定になります。

レーザー脱毛(医療脱毛)をもう少し細かく分類すると、3種類に分けられます。それぞれの特徴を紹介していきます。

医療脱毛は効果が期待できる分、痛みを伴う施術が多い為に注意が必要です。痛みに敏感な方はレーザーの種類に注目してサロン選びをするのもおすすめです。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーは、波長(レーザーが届く長さ)が755nmと1番短いですが、メラニン吸収率が最も優れているレーザーです。

 

痛みは、肌表面をゴムで弾かれたような痛みです。歴史が長く脱毛効果の実証もされているため、確かな効果が期待できます。

ダイオードレーザー

波長(レーザーが届く長さ)の種類が多く存在し、805,810,940nm等の様々な長さの種類があります。

 

ダイオードレーザーはこの多くの種があるという利点を生かし、機械によって痛み軽減の工夫がされています。そのためアレキサンドライトレーザーより痛みが少ないと言われます。

 

また、どの機械もアレキサンドライトレーザーよりは照射スポット範囲が大きいので、脱毛時間が短くなります。

ヤグレーザー

ヤグレーザーは、波長(レーザーが届く長さ)が1064nmと長いです。レーザーが深く入ることにより、毛根が深い、太い毛にも効果があります。

 

脇や男性ヒゲ、硬毛化した毛に適していると言われます。痛みはレーザー脱毛の中でも1番強く、全身脱毛でヤグレーザーを導入している医療機関はほとんどありません。また、ヤグレーザーで全身脱毛を開始しても、痛みに耐えられず違うレーザーに変える方もいます。

ワックス脱毛

部分的かつ、一時的な脱毛方法です。サロンでの施術でVIOの施術が多くなりますが、脇や腕、脚等も可能です。蜜蝋などの専用ワックスを温めて皮膚に塗布し、冷めて固まった状態のまま一気に剥がすことで毛を引き抜く脱毛方法です。

 

脱毛する部位によって価格は変わりますが、VIO1回の価格は約5000〜8000円です。直後にすぐ効果を感じられますが、一気に剥がすことによって痛みが強いのと、肌に負担がかかってしまいます。

針脱毛(サロン,医療)

部分的かつ、完全永久的な脱毛方法です。毛の一本一本にで微弱な電流や高周波を流すことで、毛根を破壊する脱毛方法です。

 

サロンや医療機関で行われていますが、導入しているところは少ないです。一度施術をすれば、再度発毛することはありません。

 

永久脱毛ですが、針を挿入する方向が正しいかそうでないか等、施術者の技術によって効果が別れてしまいます。価格は10分3000円〜5000円、1本100円〜500円などサロンや医療機関によって様々です。

セルフ脱毛

家庭で使用できる脱毛器を使った、自身での脱毛方法です。セルフ脱毛器には光やレーザー等ありますが、安全性を考慮してサロンや医療機関で行う際の強さよりは弱い光やレーザーです。

 

しかし、使用方法を誤ると肌トラブルの可能性もあるので、100%安全とは言い切れません。自宅でできて他者に見られることなく脱毛が可能ですが、手が届かない部位は自己照射が困難です。

 

また、サロンや医療機関で行う脱毛よりも照射スポットが小さく、スピードが遅い為、時間がかかります。脱毛器の価格は約1万円〜5万円と幅があります。

自分に合った方法を選ぶ

脱毛部位

まずはどの部位を脱毛したいかによって脱毛方法を選択していきます。

 

ワックス脱毛や針脱毛で全身をやるということはほぼないという様に、やりたい脱毛部位によって脱毛方法を絞ると良いでしょう。

全身脱毛

全身脱毛の場合は、光脱毛、レーザー脱毛、セルフ脱毛での脱毛方法を選択すると良いでしょう。

 

全身脱毛は、サロンやクリニックによって施術部位の範囲が異なります。

自分が脱毛したい部位が施術内容に入っているか、カウンセリングやホームページでの確認が必要です。

 

セルフ脱毛は手の届かない部位は照射が難しくなるので、全身と言っても手が届く範囲の脱毛になります。

部分脱毛

小さい範囲の脱毛は、どの脱毛方法でも可能です。

 

しかし、部分脱毛から始まって全身脱毛に移行する傾向も多い為、その可能性も考慮したうえで検討することも大事です。

金額

金額は、脱毛方法を選ぶにあたって、大きな決め手になる方が多いです。脱毛方法の種類で上記しましたが、各脱毛によって金額が様々です。

 

ワックス脱毛や針脱毛に関しては少ないですが、光脱毛やレーザー脱毛は様々なキャンペーンがよく行われています。また、掛け持ちをすることで金額を抑えることができる可能性もあります。

キャンペーン

キャンペーンは特に、全身脱毛の際に多くなります。友達紹介キャンペーンやペア割キャンペーン、乗り換えキャンペーン、お試しキャンペーンなどがあり、総額から1〜3万円程度の割引が適応されます。

 

キャンペーン利用によって総額が大きく変わってくるので、とても人気です。

掛け持ち

掛け持ちは基本的に全身ではなく、部分脱毛の際に利用するのがおすすめです。

 

サロンや医療クリニックでは時々、予約が取りずらい状況が出てきます。その際に部分脱毛キャンペーンで契約した2つのサロン、クリニックで交互に施術を行うことで、予約に関する不満を解消する方法です。

 

また、サロンやクリニックによって行われているお試しキャンペーンを掛け持つと、金額を押さえられる可能性があります。

POINT②

キャンペーンや掛け持ちを駆使し、金額を抑えよう!

脱毛効果

脱毛効果を第1に考えるならば、永久脱毛をお勧めします。永久脱毛は、レーザー脱毛針脱毛がそれにあたります。

 

永久脱毛でなくても構わなけれは、光脱毛セルフ脱毛でも一定期間の減毛は可能です。また、来週海や温泉に行くのでVIOや脇を処理したい等、明確な理由により一時的・即効性のある脱毛をしたい方は、ワックス脱毛が良いでしょう。

POINT③

理想とする脱毛範囲・目標を設定する!

痛み

痛みがある脱毛は、レーザー脱毛ワックス脱毛針脱毛があげられます。逆に痛みが少ない脱毛は、光脱毛セルフ脱毛があげられます。

 

痛みに弱いけどしっかり効果を出したいという方は、初めの数回は光脱毛やセルフ脱毛を行い、減毛した後にレーザー脱毛へ移行するのもひとつの方法です。

POINT④

自分の耐えられる痛みの範囲に合わせた脱毛を!

頻度、期間

頻度、期間をできる限り少なくしたければ、針脱毛レーザー脱毛をお勧めします。時間は気にせず、痛みが少ない方法が良いという方は、光脱毛セルフ脱毛をお勧めします。

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