医療脱毛の効果が出る平均的な回数は? 部位ごとの違いや注意点を解説!【脱毛クリニック】

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脱毛には様々な手段がありますが、その中でも多くの方が選択している人気の方法として医療脱毛があります。医療脱毛クリニックでは永久脱毛が可能で、体の様々な部分に対応しています。今回はそんな医療脱毛のしくみや毛が生えるメカニズム、通う回数などをご紹介します。

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毛周期と成長期

毛が生えるメカニズム

毛はどのようにして生えてくるのでしょうか?毛の生えるメカニズム

 

1.発毛司令塔であるバルジ領域から発毛指令が出る。

2.毛母細胞を分裂することにより毛が伸び始める。

3.毛乳頭が毛細血管から栄養を取り込むことで成長する。

 

という流れになります。

毛周期とは

毛周期とは毛が生えてから抜け落ちるまでのサイクルのことを言います。

 

 

このサイクルは1:成長初期、2:成長後期、3:退行期、4:休止期の期間に分けられます。このサイクルを繰り返すことによって毛が生えては抜け落ち、また新しい毛がはえてくるという繰り返しを行なっていきます。

部位別毛周期と成長期の割合

毛周期と成長期はそれぞれ部位によって違いがあります。腕だけを見ても二の腕と肘下の毛周期は異なりますが、ここでは理解しやすいように全身を大まかに分類して説明していきます。それぞれの部分の毛周期と成長期を理解することで、ケアの目安を考えましょう。

常に成長期の状態を保つ髪の毛

髪の毛周期約3〜6年成長期の割合は80〜90%と言われます。

 

 

髪の毛の毛周期は他の部位より格段に長く、ほとんどが成長期なので毎日少しずつ伸びているような感じです。身体の毛は放っておいても髪の毛ほどに長くは伸びないですよね?これは髪の毛の毛周期と成長期の割合の特徴によるものです。

 

 

そのため、髪の毛は他の部分とは違い、日々のケアが求められます。

 

ターンオーバーが早い顔

顔の毛周期は約1〜2ヶ月成長期の割合は約20%と言われます。顔は他の部位よりターンオーバーが早いという影響もあり毛周期が少し早くなります。

 

毎日剃る必要がない方もいますが、放置してしまうとはじめは産毛程度でもどんどん目に見えて伸びてきてしまうので、こまめなケアが必要です。

成長期の割合が高い脇部分

脇の毛周期は約2〜3ヶ月、成長期の割合は約30%と言われます。成長期の割合が身体の他部位より多いため毛量が多いです。

 

 

季節によっては露出する部分でもある脇は、いつ見えても大丈夫なようにお手入れが必要です。少しでも生えてしまっていると目立ってしまいますので、日々チェックするようにしましょう。

毛量が多くなりやすいVIO

VIOの毛周期は約1.5〜2ヶ月、成長期の割合は約30%と言われます。こちらも脇と同様に成長期の割合が身体の他部位よりも多いため毛量が多いです。

 

 

女性の場合には、デリケートゾーンのケアをすることで生理日にムレなくなったり、水着を着る際に気にしなくても良くなるといったメリットが存在しますので、ケアしている方が多く存在します。

一般的な成長期の腕・脚

腕、脚の毛周期は約1.5〜2ヶ月、成長期の割合は約20%と言われます。身体の成長期の割合や毛周期が一般的な部位で、日々毛が伸びているという実感が感じにくい部分です。

定期的なケアが求められる体幹

体幹の毛周期は約2ヶ月、成長期の割合は約20%と言われます。これは腕・脚と同様に日々怪我伸びていたり増えているという実感は感じにくい部分ではありますが、定期的にケアが必要になります。

内的、外的要因による影響

毛周期は部位による違いだけではなく、内的・外的要因による影響でも変わってきます。

年齢 

10代後半から20代前半は毛周期が早く、ホルモンが活発に働きます。思春期より段々と毛が生えてきて悩む時期でもあります。

性別

女性よりも男性の方が毛周期が早いです。これは男性ホルモンの影響によるもので、毛が早く生えてくる他にも、毛が濃く生えてくるという特徴があります。

 

 

女性の場合もホルモンバランスが崩れることで男性ホルモンが優位になると毛が濃く生えてきてしまうことがあります。

栄養状態

栄養状態が良い方が発毛時に栄養が行きやすくなり毛周期が早いです。毛は毛細血管からの栄養によって成長します。つまり栄養が多ければ多いほど毛が早く生えてきます。逆に栄養が少ないと生えるスピードがおそく、細い毛が生えてきます

季節

秋、冬よりも春、夏の方が毛周期が早いです。春、夏は気温が暖かくなり血管が膨張し血流が良くなります。そうすると毛細血管からの栄養も必然的に多くなり毛が早く伸びます。

 

 

逆に秋、冬は気温が低く血管が収縮し、血流が悪くなると毛細血管からの栄養が減ってしまい毛が生えるスピードは遅くなります。

医療脱毛のしくみ

医療脱毛とはどのように反応して減毛効果を得るのか

医療脱毛はメラニン色素に反応します。レーザーを照射することによって毛の内部にあるメラニン色素に反応し肌内部でレーザーが熱に変わり毛根を破壊して脱毛効果を得ます。

 

 

この時、レーザーは成長後期の毛にしか反応しません。なぜならば表面から毛根まで繋がっている時期が成長後期のみだからです。

毛周期と成長期の関係を合わせて考えると

毛周期は上記したように部位によって違ってきますが、全身の脱毛をする際には平均して2ヶ月が1回の毛周期サイクルとしています。そのため、施術は2〜3ヶ月に1回が望ましいです。

 

 

男性の髭に関しては毛周期が早いので1ヶ月サイクルで脱毛をお勧めするところが多いです。レーザー照射することで反応する毛は100%なくなるということは断言できません。

 

 

多少反応しなかったり、反応しづらかった毛は次のサイクルで再度発毛の可能性もあります。つまり成長期は約20%でも、1回の照射で反応するのは15〜20%弱と思って良いでしょう。

回数の必要性

目安の回数

医療脱毛は1回の照射で15〜20%の減毛効果が得られます。

 

 

最初の毛量が100%で計算していくと、1回目で80〜85%、2回目で64〜72.3%、3回目で51.2〜61.4%、4回目で41〜52.2%、5回目で32.8〜44.3%、6回目で26.2〜37.7%の毛がだいたい残るということになります。

 

6回目でも完全に0にはならないですが、自己処理はとても楽になります。そのため医療クリニックでは、脱毛がはじめての方に6回が最初の目安としてお勧めしています。

 

 

※最初の毛量を100%にしていますが、人によって最初の毛量にも違いがあるので6回目が完了した時に残る毛量にももちろん差は出てきます。

医療脱毛とよく比較されるのがエステ脱毛ですが一般的な目安回数を比較してみると、医療脱毛は5〜6回(約1年)、エステ脱毛は12〜18回(約2〜3年)と言われます。

 

 

医療脱毛は回数や期間から見てもエステ脱毛より早い脱毛完了が見込めます。また、医療脱毛は永久脱毛が可能なので一度なくなった毛が再発することはないです。ただし、数%残った毛が段々と成長して生えてくる可能性はあります。

反応しにくい部位

反応しにくい部位は他の部位に比べて回数が多めに必要な可能性も出てきます。なぜ、反応しにくいのか説明していきます。

VIO

VIOは他の部位に比べて色素沈着があります。

 

 

これは、摩擦によるものや、ホルモンバランスによるものなど様々な要因があげられます。色素沈着もメラニン色素が多く存在するところなので、照射時に表面の色素沈着に反応してしまいレーザーが分散してしまいます。そのため毛根には反応しにくくなってしまいます

背中

背中は他の部位に比べて細い毛、産毛が多い箇所になります。そのためメラニン色素が少ないので反応も薄くなってしまいます。また、背中は角質層が他の部位より厚いためレーザーが届きにくいという欠点もあります。

肘・膝

肘や膝は伸展時は皮膚が縮まります。そのため進展させた状態での照射はレーザーが他の部位よりは反応しにくくなります。施術者が工夫することによって脱毛効果を上げることが可能です。

 

 

最近は、医療脱毛で全身を検討される方が多いです。全身脱毛が完了した後、反応しにくい部分が残ってしまったりする可能性がありますが、追加して1回目コースや3回コースなどで経過を見ながら進めていくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は毛が生えるメカニズムから医療脱毛のしくみ、目安の回数などをご紹介しました。医療脱毛は永久脱毛が可能で人気な手法ですが、反応しにくい部位などに注意が必要です。脱毛に興味のある方は是非参考にしてみてください。

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