自作PCパーツのおすすめ人気ランキング15選【おもしろパーツも!】
2022/12/14 更新
自分好みのPCを組めることで最近人気の自作PC。予算5万円・10万円で自分で組んだり、ドスパラなどのBTOメーカーで組んでもらったりといろいろな方法があります。今回は、自作PCを組む時のパーツの選び方や人気ランキングを紹介します。
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ある意味究極の趣味、拡張性の高い自作PCのすすめ
以前は店で売られているものを購入するのが一般的でしたが、最近では、パーツを集めて一からPCを自作する人が増えてきました。店売りのPCより価格を抑えつつ性能を向上させたり、自分好みに拡張できたりするのが自作PCの魅力です。
PCを作るのは難しそうですが、自作PCに必要な工具は基本的に普通のプラスドライバー1本で済みます。自分で組むのが難しそうなら予算5万円・10万円と決めてドスパラなどのメーカーに依頼するのもいいかもしれません。
今回は、自作PCに必要なパーツの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、速度・人気度・価格の3つを基準に作成しました。自作PCを組もうとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
自作PCのパーツの人気おすすめランキング15選
口コミを紹介
9th GENではありますが、まだまだいける!
元々はi7を載せていましたが、今回、パワーアップを図るために購入!現在あるゲームなら十二分にいける!「まだだ!まだ終わらんよ!」
MSI COMPUTER
GeForce GTX 1080 Ti GAMING X 11G VD6302
ゲーミンググラフィックカードとして長く愛用されているモデル
2017年3月に初登場して以来、グラフィックカードの王として君臨し続けているモデル。独自に設計されたオリジナルクーラーをセットしており、通常より負荷をかけた発熱量の多い処理を行えるよう設計されています。
このクーラーのついた肉厚設計によってマザーボードに装着する際は2スロット分の空間を占用します。スロットの間をあえてあけてあるマザーボードもありますのでそちらを選択するのもいいでしょう。
サイズ | 14 x 5.1 cm | 重量 | 1.26 Kg |
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速度 | GPUクロック 1,569MHz | 容量 | 11GB GDDR5X 352bitメモリ搭載 |
口コミを紹介
GTX960からこちらに換装しました。
最近はもっぱらPUBGしてますがFPS値が格段に上がり満足です。
Crucial
PC4-21300 (DDR4-2666) 8GB×2枚
自作PCマニアたちの拠り所となる標準メモリ
crucial(クルーシャル)というブランドのメモリーです。自作をしない方でもメモリの増設をされたことのある方は多いと思います。このメモリは価格と安定性で一定の評価があり多くの人に支持されています。
メモリというのは地味な装置ですが必要不可欠。PCでする作業の内容によっては容量が多いに越したことはありません。PCでどんな処理をするかにもよりますが、最低でも16GB、余裕があれば32GB積んでおくとよいでしょう。
サイズ | 15.4 x 13.8 x 2 cm | 重量 | 40.8 g |
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速度 | - | 容量 | 8GB |
口コミを紹介
とにかく安く、信頼のあるメモリを選ぶ場合、自分は必ずこちらのメモリを選びます。
なんも洒落っ気のないメモリですけど、メモリ選びに困ったらコレって感じで良いんではないでしょうか。
Thermaltake
Amazon売れ筋ランキング パソコン・周辺機器 PCケース部門 6位
(2023/08/01調べ)
CA-1J5-00M1WN-01
おもしろパーツを目視できて拡張性も高い、ドスパラでも買えるPCケース
ミドルタワーケースのベストセラーモデルです。最近の高速CPUは速度が向上した分、冷却が問題になりますが、このケースは水冷用のラジエターを取り付け可能とした水冷対応です。各種ECサイトの他、ドスパラでも購入できます。
サイドパネルは全面が透明アクリルとなっており、拡張状況・おもしろパーツ・LEDの点灯などを目視チェックできるので安心です。LED照明もきれいでPC自作の楽しみをサポートしてくれます。
サイズ | 54.5 x 52 x 29 cm | 重量 | 7.14 Kg |
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速度 | - | 容量 | - |
口コミを紹介
大体のPCケースは、価格相応の質感が出てきますが、ATXケースの中でこのケースは、デザイン、価格、質感、において素晴らしいです。安いケースにありがちなネジ穴がずれていることもないです。
買ってよかったです。
クリエイティブ・メディア
PCIe Sound Blaster Z
PCゲーミングとエンターテインメントに向けたベーシックモデル
PCを自作する人の多くはゲーム用に最適化をされると思います。この場合重要になるのが臨場感。音は非常に重要なポイントです。数あるサウンドカードの中でもこのモデルはゲーム会社からも推奨されるほどのまさにゲーミング音源ボードです。
メインの音源プロセッサーはクアッドコア オーディオ&ボイスプロセッサーSound Core3D。CrystalVoiceテクノロジーで、ボイスチャットもクリアで快適です。デジタルケーブル1本でホームエンターテインメントシステムにも接続できます。
サイズ | 28.4 x 19.8 x 6.2 cm | 重量 | 209 g |
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速度 | - | 容量 | - |
口コミを紹介
5.1CHでサラウンドを楽しんでいます。いい製品です。
私はデジタル出力しか使っていないので、おそらくこれよりも高価な品物を買っても無意味でしょう。そういう物があるのかどうか知りませんが。
Asustec
TUF B450M-PLUS GAMING
抜群の耐久性と信頼性を備えたメーカー・Asustecのマザーボード
自作パソコンはマザーボード選びから始まります。そんな自作PCの世界で絶大な信頼を得ているメーカー・Asustek。TUF B450M-PLUSはゲーミングPCを作ろうとしている人たちにとっての入門機的存在です。
メモリが高速なことに加え、冷却ファンの性能・静粛性を兼ね備えています。耐久性の高さも定評があり、ヘッドホンに位置情報を転送するシステムなど、高機能にして一万円を切る低価格が魅力。ゲーミングマシンに最適化されたマザーボードです。
サイズ | 27.7 x 6.9 cm | 重量 | 998 g |
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速度 | - | 容量 | 4 x DIMM 最大 64GB DDR4-3200+ MHz (O.C.) |
口コミを紹介
これまでは、「a320m-HDV R4.0」というマザーボードを使用していたのですが、この「TUF B450M-PLUS GAMING」にはメモリスロットが4つあり、また「M.2 SSD」の速度も早くなったので嬉しいです。
また、直接ネット接続でBIOSがアップデート出来たのも便利ですね。
口コミを紹介
中国製の物との買い直しです。
日本製なので何の問題もなく使用出来ています。
Corsair
CP-9020187-JP
電力変換効率が高いGOLD認証の静音電源ユニット
電力変換効率が80%以上の電源に与えられる認証80PLUS、そのなかでも87%~92%というこう変換効率に与えられるゴールドの認証を持つ電源です。負荷が低い時はファンが自動停止する設計で常に回っている他の電源よりもはるかに静かです。
使用してあるコンデンサーはすべて日本製を使用。フルモジュラーケーブルで必要なだけつなぐことができるのでケース内はすっきり、風の通り道を考慮した配線がやりやすくなりました。
サイズ | 35.1 x 21.9 x 13.9 cm | 重量 | 1.67 Kg |
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速度 | - | 容量 | - |
口コミを紹介
Ryzen9 3900X RTX2080SUPER PCを組む為に購入
10年保証は有り難い 今の所ノーメンテで3年近く普通に動いております。
TEAM
DDR4 2666Mhz PC4-21300 8GBx2枚
速度向上にこだわりを持つ人のためのメモリ
赤いヒートシンクがかっこいいTEAM社製DDR4 2666Mhz Elite Plusシリーズの8GBメモリです。自作PCを作る人から多くの信頼を得ているモデルです。JEDEC準拠品なので対応CPUとマザーボードであれば問題なく動作します。
パソコンの速度改善で最も即効性のあるのがメモリの増設。この製品はDDR4で2666MHzと高速なメモリです。レイヤを多用するCADやグラフィックソフトなどでその差が実感されるでしょう。
サイズ | 13.9 x 0.7 cm | 重量 | 81.6 g |
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速度 | PC4-21300 2666Mhz | 容量 | 8GB×2 |
口コミを紹介
軽めの3Dゲームや2Dのゲームと配信目的でPCを組みましたが、相性問題も初期不良もなく使用できています。低クロックですが安価なのでコストを抑えて組みたい人にはおすすめです。
Asustec
Amazon売れ筋ランキング パソコン・周辺機器 内蔵CD・DVDドライブ部門 2位
(2023/08/01調べ)
DRW-24D5MT
圧倒的コストパフォーマンスで人気定着
SATA接続内蔵型DVDディスクドライブです。DVD±R最大24倍速、DVD±R(2層)なら最大8倍速書き込みの性能です。また、長期間の保存に向くM-DISCへの書き込みに対応しています。
消費電力を最大で50%抑えるE-Green機能や記録データの暗号化を行えるDisc Encryption II機能を備えています。この他にもドラッグアンドドロップで書き込みが行えるDrag-and-Burn機能を備えているので汎用性が抜群です。
サイズ | 21.6 x 18.4 cm | 重量 | 649 g |
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速度 | DVD±R最大24倍速、DVD±R(2層)最大8倍速書き込み | 容量 | - |
口コミを紹介
可もなく不可もなし。購入当時は最安値クラスだったためコストパフォーマンスが良かったです。
玄人志向
NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER
3Dリアルタイムレイトレーシング次世代シェーダー搭載
NVIDIAGeForceRTX 2080 SUPER搭載のグラフィックボード。NVIDIAアーキテクチャの採用・コア数増加・メモリ高速化と、とにかくいろいろな高速化を施してさらに早くなっています。
NVIDIAアーキテクチャとは、3Dのデータに対し光線の反射を計算する工程をリアルタイムに行える次世代のシェーダーと、新タイプのAI機能を融合しているのだとか。これで全世代のNVIDIAシリーズより6倍の高速処理を発揮します。
サイズ | 37.8 x 24.4 x 7.4 cm | 重量 | 1.46 Kg |
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速度 | 【メモリクロック】15,500MHz | 容量 | GDDR6 8GB (256bitメモリバス) |
口コミを紹介
2ヶ月使用していますが
問題なく動作しております
静音性もよく、コスパもいい買い物ができました
Western Digital
WDS100T2B0A-EC
進化を続ける定評あるSSDの大容量1TB
SSDとはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略で、大容量のメモリで構成された外部記憶装置のことです。HDDのように可動部分がないため発熱が少なく衝撃に強く音が静か、読み書きスピードが飛躍的に速いという利点があります。
最近のSSDの容量が大きくなってきたためHDDと同じようにSATA接続でHDD同様の感覚で使用できるようになってきました。しかし、まだまだHDDの方が信頼性がある為、重要なデータはストレージをすっかりこれに委ねない人も多いと思います。
サイズ | 7 x 0.7 cm | 重量 | 36.3 g |
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速度 | Read シーケンシャル:560MB/s ランダム:95k IOPS | 容量 | 1000 GB |
口コミを紹介
ノートパソコンの2.5インチHDDが壊れ、新たにSSDに交換したところ、起動時間、アプリケーションの安定性、全て時間の短縮が図られ大変満足している。
SEAGATE
Amazon売れ筋ランキング パソコン・周辺機器 内蔵ハードディスク部門 1位
(2023/08/01調べ)
ST8000DM004
予算5万・10万のPCに組みやすい大容量低価格HDD
Seagate(シーゲート)のハードディスクは歴史も古く結構信頼性の高いメーカーです。独自のメモリ技術や2TBプラッターで加速された転送速度を標榜しています。容量の割に価格が安く、予算5万・10万で組む人は検討する価値があるHDDです。
サイズ | 18.2 x 14.2 x 4.4 cm | 重量 | 490 g |
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速度 | 【インターフェイス 】 SATA 6GB/s 【 回転数 】5400 【 キャッシュ 】256MB | 容量 | 4TB |
口コミを紹介
MacBookに裸族経由で使用していますが、特に音がすることもなく、静かに働いてくれてます。バックアップ用です。
AMD
Ryzen 9 3900X with Wraith Prism cooler
AMD最高峰でゲームにクリエイター作業もサクサク
PCの心臓部のチョイスは自作PCの最も肝になるところです。メインのタワー型デスクトップ向けでは世界初の12コア24スレッドCPU定格でメモリ周波数3200MHzに対応するという現状ではハイエンドのCPUとなります。
12コア24スレッドCPUながら10万円を切るコストパフォーマンス。Intel Core i9(8C16T)を上回るクリエイティブタスク性能を持ちます。この価格帯ではハイフレームレートなゲーミングにも対応可能でまちがいなく一番早いCPUでしょう。
サイズ | 4 x 4 x 0.6 cm | 重量 | 1.04 Kg |
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速度 | 3.8 GHz | 容量 | 【キャッシュ】70MB |
口コミを紹介
Arcをプレイしようがクロマキーを入れて動画編集しようが使い切れないだけのコア。ベンチマークもガンガン回るし、とにかく「いいものを使っている」感じがして最高。
Asrock
B450 Steel Legend
自作PCの楽しみを最大化するマザーボード
最近の傾向としてケースの中が見えるようになっているので、マザーボードもLEDをたくさんつけて美しく光らせるのがトレンドです。このマザーボードもRGBイルミネーションを装備し、互換性のあるLEDデバイスに接続できます。
次世代USB 3.1のデバイスをサポートできるように、リアI/O上にUSB3.1 Type-AおよびType-Cが搭載されているのも魅力。MD B450チップセット、プリントプロセッサソケットはSocket AM4、メモリタイプはDDR4です。
サイズ | 36.1 x 30.5 x 7.6 cm | 重量 | 4.54 g |
---|---|---|---|
速度 | - | 容量 | - |
口コミを紹介
マイニング用に購入しました。
6台まで問題なく使え、この安さは他に無いと思います。
私は8800円で購入しました。
自作PCパーツおすすめ15選比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | サイズ | 重量 | 速度 | 容量 |
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楽天 Amazon ヤフー |
自作PCの楽しみを最大化するマザーボード |
36.1 x 30.5 x 7.6 cm |
4.54 g |
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楽天 Amazon ヤフー |
AMD最高峰でゲームにクリエイター作業もサクサク |
4 x 4 x 0.6 cm |
1.04 Kg |
3.8 GHz |
【キャッシュ】70MB |
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楽天 Amazon ヤフー |
予算5万・10万のPCに組みやすい大容量低価格HDD |
18.2 x 14.2 x 4.4 cm |
490 g |
【インターフェイス 】 SATA 6GB/s 【 回転数 】5400 【 キャッシュ 】256MB |
4TB |
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楽天 Amazon ヤフー |
進化を続ける定評あるSSDの大容量1TB |
7 x 0.7 cm |
36.3 g |
Read シーケンシャル:560MB/s ランダム:95k IOPS |
1000 GB |
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Amazon ヤフー |
3Dリアルタイムレイトレーシング次世代シェーダー搭載 |
37.8 x 24.4 x 7.4 cm |
1.46 Kg |
【メモリクロック】15,500MHz |
GDDR6 8GB (256bitメモリバス) |
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楽天 Amazon ヤフー |
圧倒的コストパフォーマンスで人気定着 |
21.6 x 18.4 cm |
649 g |
DVD±R最大24倍速、DVD±R(2層)最大8倍速書き込み |
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楽天 Amazon ヤフー |
速度向上にこだわりを持つ人のためのメモリ |
13.9 x 0.7 cm |
81.6 g |
PC4-21300 2666Mhz |
8GB×2 |
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楽天 Amazon ヤフー |
電力変換効率が高いGOLD認証の静音電源ユニット |
35.1 x 21.9 x 13.9 cm |
1.67 Kg |
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楽天 Amazon ヤフー |
SATA3×10物端子を増設できる |
17.7 x 14.1 x 4.8 cm |
132 g |
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楽天 Amazon ヤフー |
抜群の耐久性と信頼性を備えたメーカー・Asustecのマザーボード |
27.7 x 6.9 cm |
998 g |
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4 x DIMM 最大 64GB DDR4-3200+ MHz (O.C.) |
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楽天 Amazon ヤフー |
PCゲーミングとエンターテインメントに向けたベーシックモデル |
28.4 x 19.8 x 6.2 cm |
209 g |
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楽天 Amazon ヤフー |
おもしろパーツを目視できて拡張性も高い、ドスパラでも買えるPCケース |
54.5 x 52 x 29 cm |
7.14 Kg |
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楽天 Amazon ヤフー |
自作PCマニアたちの拠り所となる標準メモリ |
15.4 x 13.8 x 2 cm |
40.8 g |
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8GB |
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楽天 Amazon ヤフー |
ゲーミンググラフィックカードとして長く愛用されているモデル |
14 x 5.1 cm |
1.26 Kg |
GPUクロック 1,569MHz |
11GB GDDR5X 352bitメモリ搭載 |
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楽天 Amazon ヤフー |
予算が許すなら使いたい高速CPU |
10.2 x 5.1 x 11.7 cm |
99.8 g |
3 GHz |
【キャッシュ】24.75 MB |
自作PC(パーツ)の選び方
ここでは、自作PCパーツのいろいろな選び方を解説していきます。ここでは初心者が自作PCを作るときにどういう順番でどのように選択をしていけばいいか見ていきましょう。
使用目的で選ぶ
いろいろな目的で使うのがコンピュータですが、メインの目的があると思います。どのような目的で使用するかで選ぶものが変わってくるので、まずは目的を把握しておきましょう。
ゲーム用途なら「ゲーム用PC」がおすすめ
ゲーム用PCに必要な条件は、CPUの演算速度・グラフィックカードの速度・メモリの容量・ハードディスクの速度など全てにおいて高速であることです。3Dのゲームをできるだけ快適に動かすためには、とにかく最高速のパーツを選ぶのがおすすめ。
とはいえ、予算には限りがあるので、その範囲内でどれだけのものができるかを把握するのが重要です。用途を限定すれば、予算が少なくてもゲーム用PCを作ることはできるので、いろいろな構成をチェックしてみましょう。
動画編集・音楽制作なら「クリエーター用PC」がおすすめ
動画編集・音楽制作などをする場合もそれなりの性能が必要になります。まず、グラフィックソフトで最も重視するべきなのはグラフィックカードの性能です。CPUに内蔵されているものも多くありますが、できれば別で用意するのが望ましいです。
次にメモリの容量で、容量が大きくなればなるほど処理が早くなるため、なるべく容量を確保しておくのがおすすめ。しかし、マザーボードによっては最大メモリ数が決まっているため、むやみに大きいものを選べばいいというわけではありません。
音楽を制作される方のPCはデータをためておくストレージも重要です。メモリをたくさん積むことと、音質を重視した音源ボード、もしくはDACを外付けで用意するならそれ用のUSBのことを考慮したマザーボードを選ぶ、などということになるでしょう。
速度で選ぶ
自作PCを作る上で最も重要とも言えるパーツがCPUです。CPUは作業速度が向上するだけでなく、その後のパーツ選びにも関わってくるので、慎重に選びましょう。
「クロック周波数」は3Ghz以上がおすすめ
CPUを選ぶとき速さはカタログのどの数値を見ればよいのでしょうか。それはクロック周波数というもので、現在では最高で4.7Ghzのものまであります。ハイエンドと呼ばれる製品のほとんどは3Ghz台です。
クロック周波数とは、CPUが一秒間に何回動作できるかということを表しており、3.6Ghzは36億回の動作ができることを意味しています。ただ数値が高ければというものではなく、この数値が上がるにつれて発熱が激しくなるため、冷却も重要項目の1つです。
最も早いCPUでなおかつ予算と相談するならば、現状ではクロック周波数3GHz台のCPUからチョイスすることになりそうです。
「コア数・スレッド数」は多いものがおすすめ
CPUはどんどん高速化してきましたが、それはクロック周波数をあげて一秒間に処理できる回数を増やす進化でした。しかし、高熱を発するCPUを冷却させなければならないことから、これ以上クロック周波数を上げるのはもう限界だろうといわれています。
そこで出てきたのがコアと呼ばれるCPUの演算する素子を複数化することでした。現在最高のコア数は24で、コアが1個しかなかった一昔前のCPUからすると24倍の処理ができるということになります。より高速のCPU選びにはこのコア数も重要です。
それとスレッド数という指標もあります。これは並行して処理できる命令のライン数を表します。これは多ければ多いほど早くなるというものでもなく、コア数と同数以上2倍以内くらいがちょうどいいと言われています。
予算が許すなら「メモリ」は多めに積むのがおすすめ
メモリを必要最小限しか積んでない状況だと、処理のボトルネックが発生して遅くなってしまうことがあります。積めば積むほど早くなるというものではありませんが、4GBよりは8GB、8GBよりは16GBといったように多めに積むのがおすすめです。
メモリを大量に使用するかしないかはそのソフトウェアの作り方にもよるため、一概に言えません。編集ソフトなどはメモリを大量に消費することが多いので、用途と予算に合わせてメモリを積みましょう。
以下の記事では、CPUの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
ゲーム・クリエイター用なら「グラフィックボード」を積むのがおすすめ
速さに影響あるパーツとして次に挙げられるのがグラフィックカードです。ネットサーフィンなら、グラフィックカードがなくても早さは変わりません。速さが変わってくるのは、高精細の大きな画像データを扱うときや3Dゲームをするときでしょう。
通常の画面表示では画面に映るデータはメインメモリで処理をしますが、これが3Dであったり動画であったりした場合には、メインメモリではなくグラフィック専用メモリを使用した方が早くなります。
グラフィックカードの選択は難しく、どうしても必要な場合、使用するソフトウェアやゲームが推奨している機種がマニュアル等に書いてある場合がありますので、その機種を選ぶとよいでしょう。
以下の記事では、グラフィックボードの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
速度重視ならHDDではなく「SSD」がおすすめ
HDDの速度はPCを操作していて最も感じやすい速度変化要因の1つといっていいでしょう。HDDは、回転速度とシーク速度という物理的に機械が動作する速度が加わる為、各メーカーはこの機械的な速度の向上にしのぎを削ってきました。
また、最近ではフラッシュメモリの容量が上がりSATAでHDD同様に動作するSSDが出てきています。SSDの速度はメモリの読み書きの速度なのでその違いはほぼ体感できないためカタログの数値を気にしなくてもよさそうです。
SSDは年々価格が下がってきており、以前に比べて手に取りやすくなってきました。大容量化も進み、HDDよりも高速な読み書きができるので、速度重視ならSSDは外せない存在なので、チェックしておきましょう。
予算で選ぶ
自作PCパーツは価格が安いものから高いものまで幅広くあり、種類も豊富です。予算をあらかじめ把握しておくと決めやすくなるので、出せる予算を確認しておきましょう。
軽いゲームなら「5万円」前後がおすすめ
予算が5万円前後だと、高価なパーツは組み込めないので、動作が重くなりやすい3Dゲームやクリエイター向けのPCは組みにくいです。しかし、用途を限定すれば、5万円前後でもゲームができるPCは組めるため、諦めずに狙ってみましょう。
最新のゲームは厳しいが普通に遊べるものがほしいなら「10万円」前後がおすすめ
予算が10万円前後あると、やや余裕があり、一般的なゲームや動画編集でも十分こなせるようになります。しかし、最新の3Dゲームとなるとパワー不足を感じる場面もあるため、最新のゲームはプレイするつもりがない人におすすめの価格帯です。
BTOメーカーで選ぶ
BTOとはBuild To Orderの略で、メーカーが指定するパーツの中からユーザーが選んで組んでもらうタイプのPCを指します。厳密には自作PCとは言えないかもしれませんが、候補に入れておきましょう。
予算を抑えたいなら「フロンティア」がおすすめ
家電量販店大手のヤマダ電機傘下のフロンティア。BTOメーカーとしてはやや知名度が低いですが、歴史は比較的長いメーカーです。サポートがしっかりしているため、パソコンに詳しくない初心者の方におすすめできます。
また、不定期になりますが、セールを行うことがあり、セール中にはかなり安い価格で購入できるため、タイミングが合えばかなり予算を抑えることが可能です。興味がある方はフロンティアのページをチェックしておきましょう。
実績と信頼を重視するなら「ドスパラ」がおすすめ
BTOメーカーの中ではトップクラスの知名度を持つドスパラ。ドスパラにしか卸してないパーツがあったり、全体的に価格が安めだったりするので、愛用者が大勢います。パーツのみの購入も可能です。
また、無料アップグレードキャンペーンやポイントによるキャッシュバックキャンペーンなどを開催することがあり、そちらを利用すればお得に購入できます。サポートも充実しているため、パソコンに詳しくない方にもおすすめです。
おもしろパーツを見積もりしながら組みたいなら「サイコム」がおすすめ
BTOメーカーとしては老舗に入るくらい歴史の長いサイコム。サイコムはパーツ構成の選択が非常に豊富で、他にはないようなおもしろパーツもほぼフルカスタマイズできるのが特徴です。サイト上で見積もりしながら組み合わせを選択できます。
しかし、選択肢が豊富なのがメリットではありますが、価格が高めなことと、初心者では何をどうすればいいのか分かりづらいのがデメリットかもしれません。ある程度知識のある中・上級者の方におすすめのメーカーです。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
まとめ
自作PCを組むために必要なパーツについて紹介しました。自作PCは用途に合わせて予算や性能を吟味でき、自分で組むことで愛着も湧きやすいです。今回紹介した記事で、オリジナルPCを組んでみてはいかがでしょうか。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年12月14日)やレビューをもとに作成しております。
ウルトラハイエンドといわれるCore iシリーズ最高峰のCPUです。考えうる限り大量のデータを短時間に処理しなければならない場合、こうしたとてつもなく速いCPUを選ぶ必要が出てきます。
たとえば、長編映画といった高画質の長時間動画編集などといった超高負荷がかかる処理にはやはりこれくらいほしいと思うでしょう。ただし、価格がPC並に高いので、予算に余裕がある人だけこちらのCPUを検討してみましょう。