新しいパートナーと関係を持った後に身体に違和感を感じたら、それは性感染症（STD）かもしれません。病院に行くのがベストですが、時間が取れなかったり身近に専門病院がないときには、郵送の性病検査キットが便利です。

国内の薬局やドラッグストアでは販売の認可が降りていないため、メーカーや大手通販サイトから購入するのが一般的。近年、性病検査キットを販売しているメーカーは多く、精度や信頼性が気になるポイントですよね。

ここでは、男性用性病検査キットの人気おすすめランキングや選び方のポイントをご紹介します。自分の目的に合う性病検査キットを見つけ、早期に検査や治療を行いましょう。購入を迷っている方も参考にしてみてください。

性感染症（STD）は、性交渉をしたことがある人なら誰でも感染するリスクがある病気。複数の菌に感染することもあり、症状や感染を放置すると、重症化したり将来的に不妊や母子感染に繋がったりする可能性があります。

症状は排尿時の痛みや性器のかゆみなどですが、早めに処置をしないと精巣や睾丸にまで感染が広がり激しい腹痛を引き起こすことも。逆に、のどの性感染症は症状が無自覚なことも多く、気づいた時には悪化し咽頭炎などになってしまうため、いずれにしても早期発見が重要です。

性感染症の種類はさまざまですが、代表的なものだと「クラミジア」「淋病」「コンジローマ」「トリコモナス」「HIV」などが挙げられます。特に、クラミジアはキスやオーラルでも感染するため、近年感染者数が増えています。下記のクラミジア性病検査キットの記事も参考にしてみてください。

検査項目は、少なくて1項目から、多いと10項目ほどまで検査することができます。はじめて検査を受ける方向けに大体4〜5種類の項目がセットになっている性病検査キットもありますよ。症状が出にくい性感染症もあるので、金額や時間に余裕がある場合は多い項目のセットを選ぶのが安心でしょう。

中には、公式サイトで質問やチャットに答えると自分に最適な性病検査キットをおすすめしてくれる機能がある販売元もあるので、参考にしてみるのもおすすめです。相談できるコールセンターを頼るのも一つの方法ですよ。

金額は、検査項目の数によって左右されます。1項目で3,000〜4,000円、4〜5項目で10,00円前後が相場です。気になる症状のみの場合は最低限の項目プラン、念のためいろいろ検査したい場合はお得なセットになっているプランを選ぶと良いでしょう。

性病検査キット自体の代金の他に、送料や手数料がかかることがあります。送料を含めると金額が高額になってしまったということを防ぐためにも、自分の住む地域の該当する送料を事前に確認しましょう。代金引換や宅配便など、支払方法や配送方法のオプションによっても手数料が発生します。

検査を受けるのは良いことですが、家族やパートナーには内緒にしておきたいという方も多いでしょう。そんな場合は、宅急便センターやコンビニで受取ができる性病検査キットを利用するのがおすすめ。自宅に届かないので、家族が受け取ってしまう心配もありません。

自宅のポストに投函される形式で合っても、配送元を企業名ではなく個人名にしたり、品名を「日用品」や「雑貨」として送ってくれる性病検査キットもあります。外箱からは、性病検査キットだと分からないよう、梱包やパッケージに気を配ってくれるところを選びと良いでしょう。

キットの配送には自分の名前や住所は必要ですが、検査を受ける際には匿名やニックネームで受けられる場合もあります。検査結果も郵送が不要であれば、オンラインやショートメッセージで完結しますよ。結果を見た後、データ削除できると他人に見られるリスクも減らせます。

一度性病検査をすることを決めたら、できるだけすぐに検査結果を知りたいですよね。基本的には、即日発送してくれる性病検査キットがほとんどです。しかし、「◯時までの注文」「支払方法は〇〇の場合のみ」という条件があるので、よく確認しましょう。

キットが届いたら、なるべく早めに検体を採取しましょう。その場で簡単に摂取できる性病検査キットが多いので、自宅やトイレで迅速に済ませるのがおすすめです。返信用の封筒や箱が同封されているので、その日の最終集荷の時間より前に提出すると良いでしょう。

検体が検査所に到着してから結果が分かるまでの日数は、最短1営業日からとなっています。検査所によっては、土日祝日は検査をしていなかったり、営業日のみ検査結果の通知をおこなっていたりするので、急ぐ方は注意して確認するポイントです。

多くの性病検査キットの販売元は、提携医療機関があり、その性病検査キットの結果を持ち込むことで検査や治療を受けることができます。販売元自体が医療機関で、実際にそのクリニックに行ったり、オンラインで診療を受けることができるところもありますよ。

また、性病の専門カウンセラーがおり、検査後でも相談や心配事の解決サポートをしてくれる場合もあります。面と向かって聞きにくいことも、文面でやり取りできるチャットサポートや、すぐにレスポンスのある電話サポートがあると心強いですね。

ここでは、郵送で行える性病検査キットの検査の流れを簡単に説明します。イメージが掴みやすくなると思うので、目を通してみてくださいね。

大手通販サイトや公式サイト、電話などで申し込むことができます。WEBサイトは24時間いつでも申し込めるので、思い立った時に手軽に利用しましょう。電話だと不明点を確認しながら購入手続きを進められるので、不安がある方には電話がおすすめです。

検査キットが届いたら、早速検体を採取しましょう。採取方法は、検査形式や検査する性感染症によって異なります。尿、うがい、血液、陰茎表皮擦過物を採取します。難しそうに思うかもしれませんが、イラストや写真付きの説明書があるので問題ありません。

もし、採取前に分からないことや不安点があれば、コールセンターで質問してみるか、YouTubeで性病検査キット販売元が採取方法を解説している動画があるので、そちらを参考にしてみると良いでしょう。

返送は、必ず決められた方法と期間内の返送をするよう心がけましょう。容器が破損したり、採取した検体が漏れてしまう・変質してしまう可能性があるからです。正常な検査ができず、再検査となり結果が分かるまでにさらに時間を要してしまいます。急いでいても、方法はよく確認しましょう。

結果は、郵送や電話、ショートメール、マイページで確認ができます。WEB上で見る場合でも印刷して保管しておくことができ、結果の証明や検査の履歴の参考になりますよ。逆に不要な場合は、自分でデータを削除できるサービスを利用すると情報が漏れる心配がなく安心です。

いずれかの性感染症で陽性だった場合には、医療機関へ行くことをおすすめします。提携クリニックやオンライン診療などを利用しましょう。薬の処方や紹介状対応をしてくれるアフターフォローが手厚い性病検査キットを選ぶと最後までサポートを受けられますよ。

ここまで、男性用性病検査キットの人気おすすめランキングや選び方のポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。デリケートでなかなか相談しにくいかもしれませんが、早期発見・早期治療やパートナーとの信頼関係のためにもぜひ検討してみてくださいね！