ピル・アフターピル処方におすすめのオンライン診療5選

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生理のわずらわしさから解放されたい人も飲んでいるピル。また最近ではアフターピルもあります。「ピル」と「アフターピル」の違いはなんでしょうか。「ピル」と「アフターピル」の違いや、オンライン診療で処方してくれるおすすめのクリニックを紹介します。

「ピル」は避妊目的だけではない

ピルは毎日服用することで、高い避妊効果が期待できます。さらに女性には、生理があり、その期間は痛みがひどく外出できない人さえいます。ピルは、女性ならではの辛い症状を楽にしてくれます。

 

生理痛を和らげる・生理不順を整える・PMS(月経前症候群)症状を緩和するなど、女性の身体の不調やトラブルなどを解決してくれる、強い味方でもあります。最近ではピルを服用している人も多くなりました。

 

ピルにはさまざまな種類があり、その効果には違いがあります。今回はピルの正しい知識や、「アフターピル」についても紹介します。「ピル」の紹介もあるので、ぜひ参考にしてください。

ピルの種類

ピルには3つの種類があり、それぞれに成分や効果が異なります。目的や使用場面によって使い分ける必要があります。中でもアフターピルは、他のピルと使い方が違います。

低用量ピル

女性ホルモンであるエストロゲン及び黄体ホルモンを含んだものを「低用量ピル」と言います。一般的に使われているピルが、「低用量ピル」です。「経口避妊薬」とも呼ばれ、毎日の服用で高い避妊効果を発揮します。

 

低用量ピルは、避妊効果だけでなく、生理痛の軽減・PMS(生理前の心身の不調)の緩和・月経移動(生理日をずらす)・月経量の減少などに使われます。低用量ピルを毎日服用することで、女性特有の身体や心の不調を軽減させる効果があるのです。

ミニピル

ミニピルも「低用量ピル」と同じような作用を持つ「経口避妊薬」です。低用量ピルとは違い、女性ホルモンであるエストロゲンは含まれず、黄体ホルモンのみを成分とした「単独ホルモン剤」です。

 

エストロゲンは血流を抑える働きがあります。そのため、「血栓症」を患っている人には低用量ピルが使用できません。また体質や年齢によっては、低用量ピルを使えない人もいます。そのような人にも服用可能なのが「ミニピル」です。

アフターピル

アフターピルは「緊急避妊薬」とも呼ばれています。低用量ピルやミニピルは、「妊娠しないため」のものです。アフターピルは、避妊に失敗した時に用いられます。「低用量ピルを飲み忘れた」「コンドームが破れた」など、妊娠の可能性がある性交渉後に使用します。

 

アフターピルには、排卵・着床を阻害する作用があり、性交渉から24時間以内で服用すると妊娠を高確率で防ぐ作用があります。遅くとも72時間以内の服用でも妊娠を防ぐ作用がありますが、早く飲むほど効果が高いと言われています。

アフターピル(緊急避妊ピル)の種類

アフターピルにも種類があります。どの種類でも早めの服用が効果的です。一般的には24時間以内と言われていますが、120時間以内の服用でも非妊娠の可能性があります。ただし、性交渉後からアフターピルを服用する時間が長いほど、非妊娠率は低くなります。

ヤッペ法

卵胞ホルモンと黄体ホルモンを配合したラノバールという薬を処方後すぐに2錠、12時間後にさらに2錠飲みます。非妊娠率(整理の周期に関係なく服用した時に妊娠しなかった割合)は高くなっていますが、妊娠阻止率(妊娠の可能性がある時期に内服した時に妊娠しなかった割合)は低くなっています。

 

他の方法と比べて、費用は安いのがメリットです。しかし副作用が出やすいため、吐き気止めと一緒に処方されるケースもあります。アフターピルの中で時間を空けて服用する方法は、ヤッペ法だけです。

レボノルゲストレル法

レボノルゲストレルという黄体ホルモンを内服する方法です。国産品のレボノルゲストレルと、輸入品のアイピルの2種類があります。ヤッペ法に比べて、緊急避妊効果が高く、安全性にも優れています。72時間以内であれば97~98%で妊娠を防げる可能性があります。

 

しかし120時間以内では63%と避妊成功率は低くなっています。服用回数が1回だけでいい・副作用が少ないなどのメリットがあります。現在、日本では後発品も発売されており、先発品よりも比較的に料金が安くなっています。

ウリプリスタール法

上記の2つと同じく72時間以内に服用した場合97~98%の割合で妊娠を防ぐことができます。メリットは副作用は少なく、他の方法と比べると性交渉から服用するまでの時間が長くても効果があることです。

 

ウリプスタール法には「エラ」という薬があります。エラは120時間以内であれば、85%の確率で妊娠を防ぐことができ、他の方法よりも確率が高くなります。子宮筋腫治療にも使われています。

アフターピルの副作用

副作用には、吐き気・頭痛・嘔吐・少量出血などがあります。これらの副作用は一時的なものです。副作用が心配な人は、吐き気止めを一緒に処方してもらってください。アフターピル服用後、2時間以内に嘔吐してしまった場合は、再度の服用が必要になる可能性もあります。

アフターピルオンライン処方の手順

アフターピルを服用する時間が早いほど、効果があると言われています。クリニックやサービスによって、異なる部分もありますが、大まかな手順を紹介します。アフターピルのオンライン処方は、公式サイトから診察を受ける・アプリから診察を受けるの2つがあります。

 

【アフターピルオンライン処方の手順】

  1. 公式サイトやアプリから診察予約(問診票記入の場合もあり)
  2. オンライン・アプリ上で医師による診察(電話・チャットの場合もあり)
  3. 決済手続き(支払い)
  4. 配送

 

決済方法は、病院によって違いがあります。公式サイトにて確認するといいでしょう。また配送のタイミングもサービスによって異なりますが、早めの時間帯を予約していると当日発送してくれる病院もあります。

ピル・アフターピル処方におすすめのオンラインクリニック5選

クリニックフォア

土日祝日も対応

初診からパソコンやスマホでオンライン診療が受けられます。カード払いとコンビニ後払いにも対応しているため、急いでいる人はすぐに診察を受けられます。電話診察にも対応しているので、プライバシーに配慮してくれます。

 

扱っている薬は3種類ありますが、性交渉後120時間まで効果のあるアフターピルを扱っています。16時までの決済完了なら、即日配送が可能です。365日対応いるのも嬉しいです。

アフターピルの種類 エラワン・ ノルレボ(国内後発品)・ ノルレボ(国内先発品) 営業日時 365日対応
アフターピルの発送 最短当日発送

※保険適用外

※オンライン診療は15歳未満不可

イースト駅前クリニック

診察料・送料・手数料が無料

イースト駅前クリニックは、予約なしで当日診察も可能です。オンライン診察は、まず公式サイトで事前にWEB問診票を記入します。その後、クリニックに電話をすればすぐに診察が受けられます。

 

混み合っている時間もあるので、待ち時間が発生する場合もあります。診察料・送料は無料で、薬代だけなので、費用を抑えたい人におすすめのクリニックです。

アフターピルの種類 ノルレボ(国内先発品)・ レボノルゲストレル「F」(国内後発品) 営業日時 水〜金曜日:10:00〜14:00 15:00〜19:00 土日・祝日:10:00〜18:00 日・月曜日休診
アフターピルの発送 最短翌日発送

※保険適用外

スマルナ

予約なしで当日受付可能なアプリ

スマルナはスマホからアプリをダウンロードして、オンライン診療が可能になります。公式アプリから相談・診察・処方まで全て行えます。またプロフィールや顔写真などを参考にして、診察担当医師を自分で選択できるのがポイントです。

 

18時までに決済完了すると最短翌日にはアフターピルを配送してくれます。アフターピルは、早めに服用することが大切なので翌日配送はメリットです。配達会社から配送状況も確認できるので、いつ届くのかも把握できます。

アフターピルの種類 ノルレボ錠(先発医薬品)・ レボノルゲストレル錠(ジェネリック医薬品) 営業日時 担当医師の都合により変動
アフターピルの発送 最短翌日発送

※保険適用外

エニピル

予約なしで相談!土日・祝日も対応

365日10時~24時まで対応してくれます。アフターピルは最優先で割込み診療も可能です。避妊に失敗すると、不安になります。ここではそんな女性のために、最優先でオンライン診察を行ってくれます。

 

 

公式サイトからWEB問診票に記入すれば、最短30分以内で診察が受けられます。アフターピルを配送する場合は、中身がわからない状態で発送してくれます。家族と住んでいる人も、安心して利用できます。

アフターピルの種類 72時間まで有効・ 120時間まで有効 営業日時 10:00〜24:00 定休日なし
アフターピルの発送 最短翌日発送

※保険適用外

マイピルオンライン

即日発送!最短60分でお届け

マイピルオンラインは、配達の速さが魅力です。オンラインから診察予約をして、電話診察を受けてから当日発送してくれます。東京23区であれば、最短60分ほどで配達が完了します。

 

診察予約は365日24時間可能です。土日・祝日も診察してくれます。産婦人科医が丁寧に診察をしてくれるので、的確なピルがもらえます。

アフターピルの種類 プラノバール ・レボノルゲストレル・ エラ・ ノルレボ 診察時間 8:00〜19:30 土日・祝日も診察可能
アフターピルの発送 最短当日発送

※保険適用外

低用量ピルとアフターピルの違い

  低用量ピル アフターピル
効果 毎日の継続服用で約99%の避妊効果あり 避妊失敗後に服用する。約95%の避妊効果あり
飲み方 毎日決まった時間に1錠を継続服用 避妊失敗後24~120時間以内に服用する(種類によって異なる)
副作用 吐き気・頭痛・むくみなど 吐き気・嘔吐・少量出血など
費用 1ヶ月約2,000~3,000円 1回約1万~2万円
健康保険 保険適応(症状により異なる)

保険適応外

 

低用量ピルとアフターピルの大きな違いは、性交渉前に服用している・性交渉郷に服用することです。低用量ピルとアフターピルは、使い方が違い、作用も異なります。

オンライン処方クリニックの選び方

認められているアフターピルを出してくれるのか、本当に医師が診察しているのかなどオンライン処方に不安を持っている人も多いはずです。まずは公式サイトを参考にしてください。

配送

避妊に失敗したら、早めにアフターピルを服用したいものです。そのため、診察後に即日発送してくれるクリニックを選んでください。ほとんどのクリニックでは「当日発送可能」「翌日発送可能」となっています。

 

「当日発送」の場合は、診察時間によって発送日が異なります。どうしても当日発送を希望するのであれば、午前中の診察がおすすめです。また、住んでいる場所と同じ都道府県内のクリニックを選べば、2日間ほどで届くケースもあります。

対応してくれる曜日や時間帯

アフターピルが必要になるタイミングは、いつになるかわかりません。土日祝日に対応してくれるのはもちろん、遅い時間帯でも対応してもらえるクリニックを選んでください。夜中に対応してくれるクリニックはないと思います。

 

しかし、アフターピルは120時間以内に服用すればいいものもあります。診察を行っていない時間帯に、避妊に失敗したからと焦らず翌日にオンライン診察を受けてください。まずは、不安な心を落ち着かせましょう。

ピルの種類が複数用意されているか

アフターピルは、種類によって服用になければならない時間が異なります。また、先発医薬品・後発医薬品(ジェネリック医薬品)で費用も違います。複数種類のアフターピルが用意されているクリニックがおすすめです。

 

複数種類のアフターピルを扱っているクリニックであれば、自分の状況に合ったものを処方してもらえます。例えば、24時間以内に避妊に失敗したことがわかった場合、24時間以内のアフターピルを処方された方が費用は安くなります。120時間以内の服用のアフターピルを使用する必要はないのです。

ネット販売では購入しない

ピルやアフターピルは、医師が処方するものです。ネット販売では、医師免許のない販売業者もいます。必ず受診してピルやアフターピルをもらいましょう。アフターピルは、もらうのが恥ずかしいと思います。

 

しかし、アフターピルを使わなければならない場合は、オンラインや病院に行き医師から処方してもらうしかありません。受診もせずに購入できるアフターピルは粗悪品もあります。そのようなものを使えば、女性の体を傷つける可能性もあるのです。

ピルをもらうなら初診は病院に通う

生理痛が酷く寝込んでしまう・外出ができないなど、日常生活に支障がある場合は、オンライン診察はおすすめしません。初診は病院で診察してもらいましょう。生理痛だと思っていたら、他の病気で腹痛を起こしているケースもあるからです。

 

本当に生理痛であれば、オンライン診察に切り替えるといいと思います。血栓症・高脂血症・肥満・子宮頸がん・乳がんなどの病気はピルを服用できません。ピルは簡単に考えて服用する薬ではないのです。病院で、しっかりと診察や検査をしてもらってください。

アフターピルの疑問

アフターピルと低用量ピルの併用は可能?

アフターピルと低用量ピルは併用しても構いません。しかし、低用量ピルを服用しているなら避妊効果があるので、アフターピルを飲む必要はありません。アフターピルを服用した後に、低用量ピルを飲み始める人は、アフターピル服用の翌日からでもかまいません。

 

低用量ピルを飲み忘れてしまった場合に、避妊失敗したのならアフターピルを使用しても問題ありません。ただし、低用量ピルとアフターピルの併用は、素人判断では危険です。必ず医師に相談してください。

低用量ピルをアフターピルとして代用は可能?

インターネットでは「避妊に失敗したら、低用量ピルでも代用できる」のような記事を見かけます。低用量ピルとアフターピルは、使い方はまったく違います。インターネットで調べるとさまざまな意見がありますが、それが本当かどうかは怪しいところです。

 

アフターピルは120時間以内でも効果のあるものもあります。時間を日にちに置き換えるとわかりやすいかもしれません。72時間=3日間・120時間=5日間の猶予があります。避妊に失敗してもこれだけの日数があるので、すぐに医師に相談してください。

未成年でもアフターピルが購入できる?

アフターピルは未成年だけでも受診すれば、購入可能な病院もあります。またアフターピルは保険適用外なので、医療費通知にも記載されません。しかし、アフターピルは未成年にとって高額です。

 

安易に安いアフターピルを購入しないようにしてください。また、アフターピルには副作用もあります。吐き気止めをもらっても、効かない場合もあるのでしょう。できればアフターピルを使用したことを保護者に相談することをおすすめします。

アフターピルは薬局でも買える?

アフターピルは、薬局やドラッグストアでは購入できません。アフターピルの処方は医師の診察が必須とされています。病院へ来院するかオンライン診察を受ける必要があります。「来院するのはちょっとためらう」「産婦人科には恥ずかしくて行けない」という人には、オンライン診察がおすすめです。

まとめ

ピルは避妊だけでなく、月経痛や月経前の心身をケアしてくれる薬です。中には、月経痛で外に出られない人もいます。月経の出血量が多い・月経痛が酷いなどを感じたら、婦人科を受診してください。今では女性も社会進出しています。

 

しかし、なかなか月経のことはわかってもらえない会社もあります。仕事や育児で、月経中でもゆっくりとできず、痛みと戦いながら毎日を過ごすよりも、ピルの使用をおすすめします。またアフターピルは、できれば使いたくないという人もいるでしょう。

 

しかし、人間にはさまざまな事情があります。アフターピルが出たことによって、選択肢も増えたのではないでしょうか。避妊は女性だけでなく、男性にも責任があります。愛する女性がアフターピルを使うことがないように、大切にしてあげてください。

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