30代のIT転職におすすめのサイト7選
2022/07/28 更新

30代になりIT業界への転職を考えている人もいるでしょう。知識のない人がいきなりIT企業へ転職するのは難しいのです。しかし可能性はゼロというわけではありません。今回は「IT企業への転職」に役立つ情報とおすすめのサイトを紹介します。
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目次
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30代からのITへの転職は難しい?
IT業界は比較的新しい分野のお仕事です。パソコンや携帯が普及し、インターネットが身近になりました。そのため若い人達が働いています。中にはIT分野で起業をしている学生もいるほどです。IT業界への転職は35歳までとも言われています。
30代でのIT業界への転職はまだ可能性があると言えます。しかし、全く違う分野からのIT業界への転職は難しいのが現実です。プログラミングやWEBデザインなどの知識を持っている人が有利になります。
「30代でのIT業界への転職は無理だ」と考えた人もいるでしょう。ITスキルを身につけておけば、30代でもIT業界の転職は可能です。今回は「新しい分野で挑戦したい」とIT業界の転職を考えている人に、スキルやIT業界の転職サイトを紹介します。
IT業界の仕事って何?
IT業界にはさまざまな分野があります。他社のホームページを作成している会社であれば、デザインや営業、記事の作成などです。これを見ると紙媒体の仕事と変わらないように見えます。もっとも大きな違いは「広告(ホームページ)を出した後の分析」が加わるのです。
紙媒体の広告であれば、配布して終わりです。しかしホームページを作成すると「どのような客層がどこからきたのか?」などの分析が大変重要になってきます。このように分析のスキルを持っていると即戦力となり、IT分野の転職がしやすいのです。
IT業界には多くのスキルを取得できる方法があります。次の項目でそれぞれのスキルを紹介していきます。IT業界での転職を考えている人はぜひ参考にしてください。
IT業界への転職を有利にする国家資格
IT業界ではスキルが必要となってきます。「スキル取得」と履歴書に載せられるスキルがたくさんあるのです。この資格が国家資格であれば、30代のIT業界への転職に有利となります。ここではそれぞれの職種別「国家資格」を紹介します。
IT系職種全般
IT業界では、能力のある人材を探しています。「資格」はその人の能力を証明するものと言えます。IT未経験者・初心者の人なら「IT系職種全般」分野の資格取得は必須です。職種の関わらずIT業界への転職を考えている人にはおすすめの資格です。
ITパスポート(iパス)
IT業界に必要な基礎知識を取得できる国家資格です。この資格はITを正しく理解し、業務を効果的に利用できる「IT力」を身につけるものです。情報技術を仕事にしたい人にもおすすめで、IT資格取得の第一段階として試験を受けてみてください。
基本情報技術者
情報技術全般に関する基本的な知識を持っている人や、プログラムの設計書作成・開発・単体テストまでの一連のプロセスを担当する人向けの国家資格です。ITエンジニアの基礎資格とも言われ、毎年の受験者は10万人以上、合格率は25%と難易度は高めです。
応用情報技術者
高度な応用知識や技術を持った人向けの国家資格です。情報技術を活用した戦略立案・経営戦略など、ワンランク上のIT人材として雇用される可能性は大きいでしょう。かなりレベルの高い資格で、合格率は約20%前後と言われています。
エンジニア系
ITエンジニアのスペシャリストとして働きたい人におすすめの資格を紹介します。エンジニアの職種は数多くあり、資格の数も多くなってます。自分の希望の職種に関連した資格を取得する必要があります。
情報セキュリティスペシャリスト
情報システムの基盤を整備し、情報セキュリティ管理を支援する人向けの国家資格です。情報社会はこれからも発展するので、情報セキュリティへの意識はますます高まると予想されています。合格率は15%ほどとかなり難しいですが、取得していても損はしません。
ネットワークスペシャリスト
情報通信ネットワークの設計や運用を担当するための資格です。合格率は14%と難易度は高くなっています。しかし合格率が低い資格を取得するほど転職には有利です。いきなりこのような難易度の高い資格を取得するのは難しいですが、ある程度の知識がある人はぜひ取得を目指してください。
データベーススペシャリスト
データベースに関する固有の技術の活用・情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行える資格です。現在、ビッグデータを活用したビジネスが注目されています。このビジネスには「データベース」が必要なため、資格取得すれば重宝される人材となるでしょう。
マネージャー系
現場をまとめるマネジメント業務が主な仕事となる「マネージャー」は、IT業務の全ての知識が必要となります。また、柔軟な思考力や対応力も求められるため、この分野の資格取得は30代のIT業界への転職には大きな武器となる資格と言えます。
ITストラテジスト
高度な専門分野を持ち、企業の経営略の基づき、ビジネスモデルや企業活動の特定のプロセスについて、多方面から見る力が必要な資格です。この資格を持つと、基本戦略を策定・提案・推進していけるため「経営とITを結びつける戦略家エンジニア」と言えます。
システム監査技術者
情報システムの企画・要件定義・開発・運用などにおいてセキュリティ機能の実現を支援する、または情報システム基盤の整備をおこなえる専門家となる資格です。独立した立場から情報システムを総合的に評価するため、適応力が必要となります。
ITサービスマネージャー
こちらはエンジニア系と違い、品質とコスト効率の向上を目指すための資格です。情報システム全体の安定稼働の確保・障害発生時には被害が最小に抑えるなど安全性と信頼性の高いサービスの提供を行います。
国家資格を取得するには努力が必要
国家資格の取得の難易度は高く、ほとんどの国家資格の合格率は14~20%といったところです。独学での国家資格取得は難しいのです。ITの専門学校などに通いながら学ぶ方法が国家資格取得の早道と言えます。IT企業は「即戦力」となる人材を探しています。
30代で現在の仕事をしながら、ITのこと学ぶ、この2つを両立するのは大変かもしれません。しかし、本気でIT企業へ転職を考えているのなら、国家資格取得にチャレンジしてみてください。
ベンダー資格(民間資格)も有利
ベンダー資格は、企業が自社製品に関する知識や技能が一定水準以上であることを認定してくれる民間資格です。マイクロソフト社やシスコシステムズ社でも行っています。民間資格とは言っても、誰でもすぐに認定してもらえるわけではありません。
国家資格と同じように試験があります。受験料は10,000~15,000円ほどです。ただし情報処理技術者試験はさらに高額で、有効期限を設けている資格もあります。有効期限を設けている資格は数年に一度は受験することになります。
AWS認定
Amazonが提供するクラウドサービスの専門知識・スキルレベルを評価する資格です。AWSエキスパートと協力し、一般的なクラウドジョブロールで必要な経験と、特定の技術分野の専門知識の基準を設けています。ベーシックやアソシエイト・プロフェッショナルのコースがあるので、未経験者はベーシックから受験してどうでしょうか。
ORACLE MASTER
日本オラクル社が公式に運営している資格です。「オラクルデータベースシリーズ」の技術力を認定してくれます。データベース管理・運用の他にもSQLの習熟度に関する問題も出題されます。現在では4つのグレードがあります。上位のグレードを受験するためには、下位試験に合格していることが条件となります。一番下のグレードは「やや易しい」程度なので、合格率も高めでしょう。
Java SE 11 認定資格
Javaアプリケーションの開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業ができる「開発初心者」向けの資格です。グレードは3つあります。一番上のグレードは難関ではありますが、下位のグレードは「やや優しい」程度の問題となっています。
マイクロソフト認定資格プログラム (MCP)
アメリカのマイクロソフト社が実施している認定資格です。この資格はマイクロソフト製品に対する知識と技能をレベル別に認定してくれます。「基本資格」はやや易しい、「上位資格」は普通となっているので、未経験者でも少し勉強すれば取得できます。
シスコ技術者認定
シスコシステムズ社が認定するネットワークのスキルを証明する資格です。この資格には、認定レベルと認定分野があり、認定レベルによって難易度が変わります。ネットワーク技術の入門レベルから始まり、世界的にも高く評価される上級レベルが用意されています。
30代のIT転職におすすめのサイト7選
IT業界への転職が成功しやすい人
30代でIT業界に転職しやすい人の特徴を紹介します。
同職種での転職
30代のIT業界への転職は、即戦力・マネージメント経験の有無を見られる傾向があります。そのため30代の未経験者が、IT業界へ飛び込んでもハードルが高くなるのです。30代でのIT業界への転職は、スキルや経験をいかしやすい同職種での転職を検討するのがいいと思います。この場合は年収アップも夢ではありません。
もし、あなたが同業界での経験があるのなら職種未経験者でも採用させる可能性があります。(例:IT業界での営業職からマーケティング職に転職したい)このような場合はチャレンジしてみてください。
一時的に年収が下がることも受け入れられる
IT業界では年齢ではなく、スキルや経験によって収入が決まります。未経験者の転職となると、年収は下がる可能性が大きいのです。30代になると、家族を扶養しなければならず、IT業界への転職を断念する人も多いのが実情です。
経験やスキルが身につけば、現在の職種と同じ年収、またはそれ以上にあがっていきやすいのです。どのような職種でも転職すれば年収は一時的に下がります。しかしIT業界なら、自分自身の努力によって年収が上がってくるのも特徴です。
変化に対応できる
IT業界は変化の激しい業界です。会社の方針や戦略、それにより自身が選んだ職種にもへ塩化が出てきます。また新しい技術やツールもどんどんと出ているので、常に新しい情報をキャッチしなければなりません。
この変化にあなたが適応できるかどうかがポイントになります。30代は社会人経験が長いため「変化についていけないのでは?」と思われ勝ちです。IT業界では、環境の変化を前向きにとらえながら、柔軟に対応できる人材を採用します。
30代でIT業界に転職するポイント
30代でもスキルや国家資格があれば、IT業界への転職も期待できます。しかし、自分に合ったIT企業を選択しなければ後悔する可能性も少なくありません。IT業界への転職に向けて取り組むべきポイントを紹介します。
自己分析
転職には自己分析も必要です。IT企業でも人柄を見ます。協調性のない人や自分の意見がハッキリと言えない人は不採用の可能性もあるのです。どんなことをやってきたのか・何を達成したのかなど、これまでの経験や実績をもとに考えてください。
またIT業界は幅広い分野があるため、自分はどの職に就きたいのか・どのようなことがしたいのかなど将来の展望や、自分自身のITエンジニアとしての価値観や強みなどアピールできるように書き出してみるのもいいと思います。
情報収集
まったく違う職種からIT企業に転職する理由はなんでしょうか。「給与がいいから」「休日がしっかりとれるから」など理由はさまざまだと思います。IT業界は多くの職種があります。転職理由を一番に考えていると、自分の思うような職種で採用されない場合もあります。
企業の情報収集は大変重要です。企業の採用サイト・転職情報サイトなどを活用してください。企業の採用サイトには入社後のキャリアステップや研修・福利厚生など、より具体的に情報を収集できます。
またキャリア採用者の入社動機や入社後の感想も掲載されているので、より詳細な情報を集められます。教育体制・経営理念・業績など自分自身でしっかりと企業研究を行うことで、面接にも柔軟に対応できます。
キャリアプラン
キャリアプランとは5年後・10年後に自分がどのようになりたいかを具体的に考え、計画を立てることです。ITは現在、進化の途中であり、これからもっと多くのスキルが必要になります。日常の仕事をこなすだけでは「向上心のない人」と見られるのです。
これでは「即戦力」で働けると採用されても、自分を活かすことができません。ITの進化に伴い、柔軟に自分のキャリアプランを見つめ直す必要があるのです。「これからの自分は何を目指していきたいのか」をよく考えることです。
まとめ
30代のIT業界へ転職するなら、最低限のスキルや国家資格の取得が必要となってきます。しかし年収アップの可能性もあるので、転職を考えるのもいいのではないでしょうか。この記事が自分の得意な分野を活かすIT業界での転職を目指す参考になれば幸いです。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年07月28日)やレビューをもとに作成しております。
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