スキニーデニムは脚にぴったりと沿うシルエットで、簡単にスタイルアップが期待できるファッションアイテムです。ですが、スタイルに自信のない方や男性など、まだまだスキニーデニムに抵抗がある方もいるかもしれません。

しかしスキニーデニムは細見えが狙えるもの・足首をすっきり見せるアンクル丈のものなどさまざまです。骨格ストレート・ウェーブなどの体型に合うデザインを選べば、美しいシルエットはもちろん、履き心地も追求できます。

今回は、スキニーデニムの選び方とおすすめ人気ランキングをご紹介します。ランキングは価格・素材・丈感を基準に作成しました。なにを購入すればいいか困っている方・自分に合ったスキニーを履きたい方はぜひ参考にしてみてください。

スキニージーンズにはさまざまなメリットがあります。まず、細身なのでシルエットを整えやすくなります。スタイリッシュな印象になるほか、全体的にメリハリが出るのでスタイルが良く見えます。

また、カジュアル系とキレイめ系のどちらのコーディネートにも合いやすく、幅広いシーンで使えるのも魅力です。ぜひ、いろいろな場面でスキニージーンズを活用してみてはいかがですか？

スキニーデニムは、ブランドや特徴などによってデザインがさまざまです。お気に入りの1着を手に入れるためにスキニーデニムを選ぶポイントをご紹介します。

【目次】

• メンズ・レディースで選ぶ
• 特徴で選ぶ
• 色で選ぶ
• 体型で選ぶ
• ブランドで選ぶ

ここではスキニーデニムをメンズ用・レディース用に分け、それぞれについて選ぶ方法をご紹介します。

最近はスキニーデニムを履く男性も増えていますが、まだまだ抵抗のある方・これから挑戦してみたい方もいるかもしれません。メンズ用のスキニーデニムに大切なのはサイズ感と丈の長さです。

サイズ感は太ももに1～2cmほどゆとりがあるものを目安に選びましょう。ぴっちりしすぎると逆に脚が太く見えてしまう上、動きづらく窮屈です。丈の長さは裾が足首でダボつかず、くるぶしが少し見える程度のものだとすっきりと洗練された印象になります。

レディース用のスキニーデニムは種類がたくさんあります。フリンジやカットオフ、ケミカルウォッシュなど流行に合わせたものや、低身長向けやマタニティ用までさまざまで、カラーもメンズに比べると豊富です。

バリエーションが豊富で迷ってしまうかもしれませんが、どんなイメージで履きたいかで選ぶと自分好みのスキニーデニムを選べます。それぞれのスタイルに合わせて、スキニーデニムのコーディネートを楽しんでみましょう。

一口にスキニーデニムと言っても、形やデザインは多岐に渡ります。ここではそれぞれの特徴についてご紹介します。

【目次】

• 「切りっぱなし」がかわいいカットオフ
• 足首をすっきり見せて細見えできる「アンクル丈」
• レトロなイメージも取り入れられる「ケミカルウォッシュ」
• 遊び心を加えたいなら「ダメージデニム」
• 楽な履き心地が好きなら「ウエストゴム」
• 秋冬のイベントにぴったりな「裏起毛」

裾を切りっぱなしのまま処理しない「カットオフ」は、ナチュラル・カジュアル派の方におすすめのおしゃれなデザインです。飾らない魅力がコーディネートのいいアクセントとなります。足首を見せる丈感のものを選べば、爽やかさも出せるのでチェックしましょう。

しっかりしたデニムの生地が足元まで続くと暑苦しく感じる方もいるかもしれません。「アンクル丈」なら、抜け感が演出できるのに加え、細いパーツである足首を強調できるので細見えにもつながっておすすめです。

「ケミカルウォッシュ」はデニムの色落ち加工の一種で、1980年代から1990年代初期のバブル期に流行しました。最近も10代の若者を中心に、レトロでかわいいとリバイバルブームが来ています。古着っぽさやオリジナリティを出したい方におすすめです。

一味違ったデザインが遊び心とおしゃれさを演出できる「ダメージデニム」は、カジュアルな印象が魅力です。履き続けるとダメージ具合も変化するので、育てる楽しみもあります。既存のデニムに自分で加工するのもおすすめです。

着脱も簡単で楽な履き心地の「ウエストゴム」なら、お出かけだけでなく家でリラックスするときも使えます。より快適な着心地を追求したい場合は、伸縮素材に注目して選びましょう。レギンスのように使えて、コーディネートの幅も広がります。

寒い秋冬におすすめしたいのが「裏起毛」のスキニーデニムです。せっかくスキニーデニムを履いていても中にタイツなどを履くとモコモコしてシルエットが変わってしまいますが、裏起毛なら1本で防寒もまかなえ、ファッション性を損ないません。

スキニーデニムは色によって印象がガラッと変わります。こちらでは色の特徴を紹介しますので要チェックです。

【目次】

• 1本持っていれば安心！王道の「ブルーデニム」
• 引き締め効果も狙える「ブラックデニム」
• 爽やかで女性・男性ともに人気の高い「ホワイトデニム」
• コーデの差し色にもなる「カラーデニム」

デニムの定番色の「ブルーデニム」は1本は持っておきたいカラーです。ベーシックな印象でどんなスタイルにも合わせやすい上、市場でも種類が豊富なので手に入りやすくなっています。もちろん、形で遊ぶのもおすすめです。

引き締め効果の狙える「ブラックデニム」は、脚の形をきれいに見せてくれるスキニーデニムをよりスタイルアップさせてくれます。カジュアルからきれいめまで組み合わせられるので、コーディネートを十分楽しめておすすめです。

「ホワイトデニム」は女性・男性ともに人気のアイテムです。爽やかさに加え、きちんと感・清潔感も演出できるので、コーディネート次第で仕事にも使える点も魅力と言えます。一方でシミ・汚れが目立つデメリットもあるので、お手入れを欠かさず行いましょう。

以下の記事では、漂白剤の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

「カラーデニム」は差し色としてコーディネートの主役になれるアイテムです。寒色を選べば爽やかさと引き締め効果が狙え、暖色であれば明るくポップな印象を演出できます。一味違うコーディネートを楽しみたいときにもぴったりです。

体型に合ったデザイン選びをすればスタイルアップにもなる上、着心地もグッとよくなります。自分に合うものをチョイスしましょう。

【目次】

• 低身長の方は「股下の長さが選べるタイプ」
• 骨格ストレートさんが履きたいなら「生地感とシルエット」
• 骨格ナチュラルさんは腰回りをカバーする「コーディネート次第」
• 骨格ウェーブさんが着目したいのは「ストレッチ素材・丈感」
• 体型の変わるマタニティさんなら「レギンスタイプ」

脚のラインにぴったり沿うスキニーデニムは、裾で切ってしまうとシルエットが変わってしまう場合があります。低身長の方は「股下の長さが選べるタイプ」を選びましょう。元々のラインを崩さずに履けるのでおすすめです。

体にメリハリのある骨格ストレートさんは、大きめのサイズは着膨れしてしまう可能性があります。一方、太ももとふくらはぎの太さに差があるため、ストレッチの効いたものですとムチムチ感が出る恐れもあり、スキニーデニム選びが非常に難しい骨格です。

そこで骨格ストレートさんには厚みがしっかりある生地で、裾までストンとまっすぐに落ちるようなシルエットをおすすめします。ジャストサイズがポイントなので、できれば試着をして買いましょう。

中性的な体つきで骨感が強いのが特徴の骨格ナチュラルさんは、本来であればオーバーサイズでワイドシルエットが得意な骨格です。ですがコーディネート次第でスキニーデニムも楽しめますので、シンプルなものを選びましょう。

おすすめは腰回りを隠すコーディネートです。ウエストゴムのスキニーデニムですと、長めのトップスを着たときにもウエスト周りがもたつく心配がありません。また、つけ裾は簡単に体型カバーができますので要チェックです。

以下の記事では、骨格ナチュラルさんが得意なワイドパンツの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

上半身が華奢で柔らかな質感を持つ骨格ウェーブさんは、スキニーデニムが得意な骨格と言われています。一方で厚み・硬さのある素材は重く見えてしまいがちです。また、重心が低い特徴があるため、脚長効果を狙いたい方もいるかもしれません。

選ぶ際におさえておきたいポイントは、ストレッチ素材の効いた柔らかな素材・足首が出る丈感・細身のシルエットです。これらをおさえたスキニーデニムであれば骨格ウェーブさんの体をきれいに見せてくれ、スタイルアップが期待できます。

マタニティさんは妊娠初期から妊娠後期にかけて大きく体型が変わっていきます。お腹だけでなく太もも・お尻にも赤ちゃんを守る脂肪がついていくので、締め付けの少ない「レギンスタイプ」がおすすめです。産後まで長く使えるものもあります。

以下の記事では、マタニティレギンスの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

スキニーデニムはブランドによってもさまざまです。なりたいスタイルやシーンをイメージして、自分好みのデザインを選びましょう。

【目次】

• 品質・デザインとコスパのバランスがいい「ユニクロ」
• 履き心地とこだわり素材で30代・40代にもおすすめの「無印良品」
• おしゃれ・リーズナブルで芸能人にも愛用される「ZARA（ザラ）」
• 流行り廃りの少ないデザインが魅力な「GAP（ギャップ）」
• 掘り出し物が多く値段が安い「しまむら」
• 攻めたデザインとプチプラで人気の「H&M（エイチアンドエム）」
• 10代を中心に流行デザインが買える「WEGO（ウィゴー）」
• 日本人向けシルエットが豊富な世界的ブランド「EDWIN（エドウィン）」
• ジーンズの原点！とにかく丈夫な「Levi's（リーバイス）」
• 硬派な見た目とストレッチ生地で人気の「DIESEL（ディーゼル）」
• スタンダードデザインと美しい縦の色落ちなら「Lee（リー）」
• リアルヴィンテージのデニムを求めるなら「RED CARD（レッドカード）」
• おしゃれなブラックデニムなら「KURO（クロ）」
• 高品質な国産ブランドなら「JAPAN BLUE JEANA（ジャパンブルージーンズ）」
• さまざまな体型に合うスキニーなら「G-star RAW（ジースターロー）」

「ユニクロ」は丈夫さ・伸縮などの品質に加え、さりげなく流行を取り入れて少しずつバージョンアップしていくデザインが魅力です。高すぎず手を出しやすいのでコストパフォーマンスにも優れています。

また、店舗・商品数が多いため、試着がしやすく手に入りやすいです。実際に着ている方も多いので、SNSにお手本がたくさんあるのも嬉しいポイントと言えます。

以下の記事では、ユニクロジーンズの人気おすすめランキングをご紹介しているのでぜひご覧ください。

無印良品はライフスタイルに関連した商品を扱う人気ブランドです。一見シンプルですがこだわり抜いたデザインと機能性によってファンも多く、1980年の創業以降、長年愛され続けています。

スキニーデニムも生活の中で取り入れやすい履き心地と、何気なくおしゃれに見えるデザインが魅力です。ナチュラルテイストやきれいめなスタイルが好きな方におすすめで、30代・40代の大人女子にも高い人気を誇ります。

おしゃれなファストファッションの代表格「ZARA（ザラ）」は、独自のデザイン性と手の届きやすい価格で一般の方はもちろん、芸能人にもファンがいるブランドです。スペイン発祥のアパレルブランドで、日本には1998年に上陸以来、全国へ店舗を拡大しています。

シンプルなデザインのスキニーデニムもありますが、ZARAらしいエッジの効いたデザインを選ぶと周りと差をつけられておすすめです。カジュアルからきれいめまで、コーディネート次第でたくさん楽しめます。

ファストファッションブランドの元祖と呼び声の高い「GAP（ギャップ）」は流行に左右されすぎないスタンダードなデザインが魅力です。元々はアメリカ・サンフランシスコ発祥のジーンズ専門店でした。

デニム・パーカー・Tシャツなどカジュアルラインの商品が多いので、スキニーデニムをアクティブに履きこなしたい方におすすめです。お値段も高価ではないため、試しやすい点もポイントと言えます。

今や「しまむらパトロール（通称しまパト）」が大人気の「しまむら」は、とにかく安いのが特徴です。入れ替わりの激しいたくさんの商品の中から、掘り出しものを探すお楽しみ感覚でお買い物ができます。

安価なのでスキニーデニムも流行を取り入れたデザインに手を出しやすく、普段着ない服・コーディネートにも挑戦できるメリットがあります。SNSで商品や組み合わせ方を紹介している方も多いので、気になる商品がある際は参考にしてみましょう。

スウェーデン発祥の「H&M（エイチアンドエム）」は世界各国に店舗を持つファストファッションブランドです。あらゆるトレンドに対応できる多様なデザインが魅力と言えます。アイテムの種類は多いですが、在庫は少ないので欲しいものは早めに手に入れましょう。

スキニーデニムも定番ものから攻めたデザインまで取り揃えています。プチプラなので、挑戦したいアイテムがある場合にぴったりのブランドです。

1994年に大阪のアメリカ村で小さな古着屋としてスタートした「WEGO（ウィゴー）」は、今では10代・20代を中心とした若者に人気のファッションブランドです。どこか古着感のあるスタイルや、オリジナリティ溢れる着こなしが得意と言えます。

スキニーデニムもその年の流行が詰まったデザインになっているため、流行に敏感な方・トレンドをしっかりおさえておきたい方におすすめです。リーズナブルな価格も魅力なのでチェックしましょう。

「EDWIN（エドウィン）」は日本で初めてブルージーンズを販売したブランドです。アメリカから生地を輸入し、国内縫製するスタイルで始まりました。長年愛されてきたベーシックなデザインでありながら、加工技術やフィット感をしっかりとアップデートしています。

定番はストレートですが、スキニーデニムもおすすめです。中でも日本人の骨格に合わせた「E STANDARD」シリーズはブランド技術が詰まった幅広いラインナップが魅力なので、チェックしてみましょう。

以下の記事では、エドウィンのジーンズ人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

ジーンズの起源と呼ばれる「Levi's（リーバイス）」は、ゴールドラッシュ時代のアメリカで誕生しました。元々は金鉱をはじめ屋外のワーカー向けに作られたジーンズで、とにかく丈夫なのでガシガシ履ける魅力があります。アイコニックなダブルホースロゴも有名です。

すべてのジーンズの原点となった名作と呼び声の高い「501」には、「501 Skinny」シリーズがあります。カジュアルで丈夫なので普段使いはもちろん、キャンプや野外フェスなどのアウトドアにもおすすめです。

イタリア発のプレミアムカジュアルブランド「DIESEL（ディーゼル）」は、ジーンズを中心に世界中で人気を誇っているブランドです。中でもジョグジーンズは見た目は硬派なジーンズでありながら履き心地はまるでスウェットパンツと、ジーンズ界の常識を覆しました。

スキニーデニムでは最も細身のSLEENKERとスリムフィットモデルTHOMMERが人気のシリーズです。適度にストレッチのある生地で、履き心地もいいのが魅力と言えます。

以下の記事では、ディーゼルのジーンズ人気おすすめランキングをご紹介しているのでぜひご覧ください。

食品と雑貨の卸売りとしてアメリカで始まった「Lee（リー）」は、1911年よりデニムの生産をスタートしました。日本に本格上陸した1970年代から現在に至るまで、流行に左右されにくいスタンダードなデザインが支持され続けています。

スキニーデニムは美しく縦に色落ちする織り方と360度どこから見てもきれいなシルエットにこだわりました。「一度履いたらほかのスキニーは履けなくなる」とブランドが自信を持っておすすめする1本です。

以下の記事では、リーのジーンズ人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

RED CARD（レッドカード）は、2009年に創業した日本のデニムブランドです。プロデューサーの本澤裕治さんは、エドウィンに10年、リーバイスに6年在籍したデニムのエキスパート。リアルヴィンテージと最新の技術をミックスした進化系デニムを発信しています。

RED CARDのスキニージーンズは、高級感あふれるシャープなフォルムが特徴です。また、ストレッチ素材を使用しているので、快適な履き心地も楽しめます。主役級のスキニージーンズが欲しい方におすすめです。

KURO（クロ）は、日本生まれのデニムブランドです。「本物を着る。文化を着る。妥協なき現代の日常着。」をコンセプトに、日本の伝統的な技術にこだわった質のいいデニムを作り続けています。

KUROのスキニージーンズは、世代や流行にとらわれないミニマルなデザインが特徴です。特に、黒の奥深さを感じられるブラックデニムは、履くだけでスタイリッシュな雰囲気を演出できます。

JAPAN BLUE JEANS（ジャパンブルージーンズ）は、デニムの名産地として有名な岡山県・小島地区発のデニムブランドです。高い技術を備えた職人が丁寧に作り上げる高品質なデニムは、日本のみならず世界でも高い注目を集めています。

特にスキニージーンズは、細部までこだわった細見のシルエットが特徴。爽やかで上品な印象を与えるデニムです。

G-Star RAW（ジースターロゥ）は、おしゃれな20代から30代のメンズから高い人気を集めているデニムブランドです。特にスキニーデニムはどんな体型にもぴったり合いやすく、高いフィット感を堪能できます。

デザインも個性的で、履くだけでおしゃれな雰囲気を醸し出せます。1本持っていればさまざまなシーンで重宝するアイテムです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ストレートやスリムとスキニーデニムの違いとはなにか、気になる方もいるかもしれません。スキニーの特徴は太ももから足首までピタッとしたシルエットで、脚の形をはっきりと見せるものです。カジュアルからきれいめまでコーディネート次第で自由自在となります。

ストレートは腰・太ももから裾にかけてストンと落ちる王道のシルエットで、男性でも履きやすいです。スリムはストレートより細身でスタイリッシュですが、膝と裾の太さがほぼ同じなのでスキニーに挑戦しづらい方におすすめと言えます。

デニムにはたくさんの種類があるので、自分に合うデザインを探してみましょう。以下の記事では、ジーンズの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

ここまでスキニーデニムについてご紹介してきました。ユニクロ・無印良品など多数のブランドから、きれいめ・細見えのものなど、たくさん発売されています。自分好みのスキニーデニムを見つけてコーディネートを楽しんでみてください。