ニキビ跡や毛穴が目立つ、定着してしまった深いシワなど、肌悩みを抱えている方は多いです。日頃のスキンケアではなかなか思うようにならず、困っている方もいるでしょう。これらの悩みは従来のレーザーではなかなか解決できなかったため、諦めている方もいるのではないでしょうか。

しかし、フラクショナルレーザであれば、これらの悩みにも対応しています。ニキビ跡や毛穴を目立たせなくできるので、悩んでいる方は相談してみるのがおすすめです。フラクショナルレーザを取り扱っているクリニックは、全国に多数あります。

フラクショナルレーザを取り扱っているクリニックはたくさんあるので、迷ってしまいますよね。そこで今回は、フラクショナルレーザの特徴やメリットとデメリット、クリニックの選び方などを紹介します。おすすめのクリニックも紹介しているので、クリニック選びの参考にしてください。

フラクショナルレーザは、肌の表面にドット状の細かいレーザーを照射します。炭酸ガスを利用し、細胞の水分に反応する赤外線領域のレーザーです。特に、毛穴や肌の凹凸などの悩みがある方に使われる場合が多いです。

フラクショナルレーザを使用すると剣山状に、真皮や表皮に熱が入るので、ニキビ菌の死滅や毛の組織へのダメージ、さらには真皮コラーゲンの活性化を図れます。それにより、皮膚のターンオーバーを助け、1回の照射で肌の15％から20％が生まれ変わります。

治療は1ヶ月ごとに、数回行う場合がほとんどです。古くなった組織を新しい組織に入れ変えるので、今までは難しいと言われていたクレーターなども対応できるようになりました。ダウンタイムも短く、日帰りで治療できます。

フラクショナルレーザを取り扱っているクリニックはたくさんあります。ここでは、クリニックの選び方を紹介します。

フラクショナルレーザは自由診療になっているので、価格の設定はクリニックにより異なります。使っている機種などにより、価格も変わるので、事前に確認しておきましょう。また、極端に安いクリニックも存在します。

その場合、カウンセリングや麻酔、アフターケアなどが別料金になっていて、支払い時に高額になる場合もあります。ホームページに表記されている料金を鵜呑みにせずに、それ以外にかかる費用があるのかも確認すべきポイントです。

美容クリニックでは、カウンセリングを無料で行っている場合も多いです。そのため、気になるクリニックで無料カウンセリングを行っていれば気軽に予約してみましょう。希望通りの仕上がりにするには、カウンセリングを丁寧に行ってくれるかは大切なポイントです。

カウンセリングはスタッフが行う場合もありますが、できれば施術を担当する医師がカウンセリングを受け持ってくれるクリニックがおすすめです。医師がカウンセリングすれば、肌の状態などから的確なアドバイスをもらえます。

フラクショナルレーザは1回の照射で15％から20％の肌が入れ替わると言われています。そのため、1回の照射でも肌の違いを感じられる方も多いですが、多くのクリニックでは1ヶ月ごとに数回の照射をおすすめしています。

そのため、何度かクリニックに足を運んで治療を行うので、通いやすい立地のクリニックがおすすめです。電車の方は駅中や駅近のクリニックが通いやすいです。車で行く方は、駐車場が完備されているか、駐車料はいくらか確認しましょう。

フラクショナルレーザを照射する際に、肌に染み込ませる美容液などを一緒に使用する場合も多くあります。通常価格に含まれている場合もありますが、オプションで選べる場合もあるので確認しましょう。

無料カウンセリングに行った際には、医師やスタッフとの相性も確認しましょう。リラックスして話しやすい雰囲気であれば、悩みも相談しやすくおすすめです。自身の悩みを細かく話し、しっかり聞いてくれる医師を選びましょう。

カウンセリングを丁寧に行うと、仕上がりも理想に近づきます。話しにくい雰囲気のクリニックや、きちんと話を聞いてくれないと感じるなど、不満の残るカウンセリングの店舗は、価格が安くても避けるのが無難です。

フラクショナルレーザは、機種がいくつかあります。クリニックにより、取り扱っている機種も違うので、気になる方はカウンセリングの際に確認しておきましょう。フラクショナルレーザの機種により特徴が異なります。

ダウンタイムの軽い機種や、施術時間が短い機種、肌の状態を判断してくれる機種など様々なものがあります。どの機種でも、医師が適切な設定で照射してくれれば問題ありませんが、こだわりのある方は確認すれば答えてもらえます。

インターネットで検索すればクリニックの口コミや評判も見れるので、参考に見てみましょう。しかし、口コミにはさくらが混ざっている可能性もあります。そのため、完全に信じるのではなく、あくまでも参考程度にとどめておきましょう。

フラクショナルレーザの施術はどのような流れになるのか、ここでは大まかな施術の流れを紹介します。施術の参考にしてください。

まずは、カウンセリングの予約をしましょう。電話やインターネットなど、クリニックにより予約方法は異なりますが、完全予約制のクリニックも多いのです。また、施術前のカウンセリングは必須なので、カウンセリングなしに施術はできません。

カウンセリングでは、医師やスタッフに悩みや不安を相談しましょう。悩みなどを細かく話せば、医師なども対応しやすく、理想の仕上がりに近づけます。施術内容や料金などに納得出来たら、施術の予約をします。

施術はすっぴんで行うので、メイクをしている場合は洗顔してすっぴんになります。その後、麻酔を行う場合は麻酔を最初にし、麻酔が効くまで少し待機が必要です。麻酔が効いてきたら、レーザーの照射になります。

レーザーの照射は顔全体であれば、約20分程度で終わりです。有効成分を入れる場合は照射後にゆっくり休みながら染み込ませます。照射部を冷却して施術は終了です。その後は、医師の診察で肌の状態の確認などが行われます。

照射直後は赤みがあり、腫れがあるので、メイクはできません。そのまま帰宅になり、翌日には赤みと彼は落ち着く場合がほとんどです。赤みがひくと細かいかさぶたで、肌がざらついた感じになりますが、メイクはできます。1週間ほどでダウンタイムは落ち着きます。

今までのレーザーでは難しかった肌の凹凸等にも対応できるフラクショナルレーザですが、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

フラクショナルレーザには様々なメリットがあります。最初にフラクショナルレーザのメリットを見ていきましょう。

ニキビ跡の凹凸や、肌のクレーターなど、従来のレーザーでは難しかった治療も、フラクショナルレーザでは可能になりました。肌に熱ダメージを与え、生まれ変わる力を利用し、クレーターや毛穴などを目立たなくします。

また、肌を生まれ変わらせるので、同時に治療が可能です。深いシワやクレーター、毛穴など、それぞれの治療を別々に行う必要はなく、フラクショナルレーザでの治療のみで、目立たせにくくします。

フラクショナルレーザの照射後は、目に見えないほどの細かいかさぶたがたくさんできます。かさぶたは1週間程度で自然と剥がれ落ち、その下から新しい肌が現れます。1回の照射で肌の15％程度の肌が入れ替わると言われていて、変化も素早いです。

ここではフラクショナルレーザのデメリットを紹介します治療前にデメリットも理解しておきましょう。

フラクショナルレーザ照射後は肌に赤みがありますが、翌日には落ち着く方が多く、メイクも可能な場合が多いです。しかし、細かいかさぶたがたくさんできるので、肌がざらついた感じがあり、メイクノリが良くない状態が1週間程度続きます。

照射中に熱さやピリピリとした痛みを感じるので、心配な方は麻酔を使ってくれるクリニックを選びましょう。麻酔は標準で料金に含まれているクリニックや、オプション料金のかかるクリニックがあります。照射後も数時間はヒリヒリした感じが続きます。

フラクショナルレーザ1回の照射では治療は終わりません。クレーターなどを目立たなくするには、何度かクリニックに通い、照射する必要があります。そのため、治療期間は半年から1年を想定しておきましょう。

フラクショナルレーザを1回照射すると、肌の15％から20％が入れ替わると言われています。そのため、1回の照射で肌の違いを感じる方も多いですが、毛穴や肌の凹凸などを目立たなくするには何度か通う必要があります。

多くのクリニックでは1ヶ月ごとの照射を5回でワンクールと設定しており、半年程度で治療が可能です。ただし、肌の応答が深い方など、症状のひどい方などは、2クール行う場合もあります。その場合は、1年以上クリニックに通う必要があります。

フラクショナルレーザを受ける前後には気を付ける点がいくつかあります。ここでは注意点を紹介するので、しっかり守りましょう。

最初に施術前の注意点を紹介します。守らなければ施術できない場合もあるので、よく確認してください。

日頃からスキンケアで保湿をしている方は多いですが、フラクショナルレーザを受ける前にはしっかり保湿しておきましょう。フラクショナルレーザで使用している、炭酸ガスのレーザーは、細胞の水分に反応します。

そのため、しっかり保湿して、肌に水分を与えておけば、レーザーが効率的に働けます。また、保湿を行い水分が十分にある肌は、赤みがひくのが早く、レーザー照射時の痛みも少なくなります。化粧水や乳液でしっかりケアして当日を迎えましょう。

産毛を剃るのはクリニックによっては言われない場合もありますが、できれば産毛を剃っていった方がうまく照射できるのでおすすめです。産毛が生えていると、レーザーが皮膚に届く際の障害になるので、事前に剃っておきましょう。

フラクショナルレーザに限らず、レーザーを受ける際に日焼けは禁物です。レーザーの前に日焼けをしているとレーザーがしてもらえない場合が多いので、特に夏場などは紫外線対策をしっかり行いましょう。

日焼けでダメージを追っている肌にレーザーを当てると色素沈着などの肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。また、照射後も日焼けをしないように気を付けて過ごして下さい。日焼け止めや日傘などで対策しましょう。

施術前の飲酒は避けてください。アルコールには、利尿作用があるので肌が乾燥しやすくなります。さらに、血行も良くなるので、赤みや痒みなどの皮膚トラブルが起きやすくなってしまいます。そのため、飲酒していると施術を断られる場合も多いです。

また、施術の前日に飲酒するのも避けるのがおすすめです。二日酔いの状態でも、肌トラブルが起きやすくなる原因になり得ます。また、酔っぱらってクリニックに行くのはマナー違反でもあります。

使用しているとフラクショナルレーザが照射できない薬もあるので、確認してください。ピルやステロイド、ハイドロキノンに抗菌薬などいくつかの種類があります。普段から薬を飲んでいる方は、問題ないか医師に確認しておきましょう。

フラクショナルレーザの施術が終わった後にも注意するべき事項がいくつかあります。ここでは、施術後の注意点を確認しましょう。

施術前の注意点にもありましたが、施術後も日焼は厳禁です。レーザーをした後の肌は非常にデリケートなので、紫外線に長時間当たると色素沈着などのトラブルが起きやすくなります。しかし、照射直後は日焼け止めなどはできませんので、日傘などで対策してください。

施術後は飲酒やスポーツは避けてください。これらの行為は血行が良くなり、赤みや痒みの原因になります。特に、レーザー後は乾燥しやすいので飲酒は避けましょう。照射後、24時間以上開けてからにしてください。

施術当日は入浴はできません。照射後の皮膚は赤く腫れているので、入浴して血行が良くなり暖まると、痛みや赤みがひどくなってしまいます。そのため、当日はシャワーで済ましてください。また、照射した部位の水洗いは数時間後にできますが、石鹸は24時間は使用できません。

フラクショナルレーザの施術後は肌がダメージを負い、乾燥しています。いつも以上にデリケートな状態のため、しっかり保湿して肌を守りましょう。こまめに、入念に保湿して、新しい皮膚の再生を助けてください。

ダーマペンはペンのような形をしており、先端には16本の細い針が付いています。この針で1秒間に1920個もの穴を開け、肌に傷をつけて肌が持つ修復能力を引き出す施術です。これにより、肌質改善を目指します。

また、針の深さの調整もできるので、個人の肌悩みや肌の状況に応じて治療が可能です。施術により、コラーゲンが増えるので、肌質改善したい方におすすめです。さらに、施術の際に様々な成長因子を使用すれば、肌の内部に有効成分を届けられます。

ダーマペンは短いダウンタイムで肌の悩みを治療したい方に向いている施術です。フラクショナルレーザの熱治療による、色素沈着などを不安に思っている方もダーマペンが向いています。定着したしわや肌のクレーター、ニキビ跡などにはフラクショナルレーザーが最適です。

フラクショナルレーザを照射してもらえば、今まで気になっていたニキビ跡や毛穴などが気にならなくなり、肌に自信が持てるようになります。ぜひ、今回の記事を参考にして、自分にあったクリニックを探してください。まずは、無料カウンセリングを申し込みましょう。