ユーキャンの調理師講座の口コミ・評判を調査!価格や講座内容を徹底解説
2023/03/22 更新

質の高いテキストで6ヶ月学習して試験合格を目指すユーキャンの調理師講座。「受講費用はどのくらいなのか?」「講座内容にはどんな特徴があるのか?」と疑問もさまざま。今回はユーキャンの調理師講座の口コミやメリット・デメリットについてご紹介します。
目次
ユーキャンの調理師講座は初心者でも学びやすい?口コミを調査!
ユーキャンの調理師講座は初心者がゼロから学んで調理師資格を目指せる講座です。最長1年間は先生からの添削指導や質問指導などのサポートを受けられ、ユーキャンの学習システムは勉強しやすく効率よく学べる工夫がされていると高評価もあります。
その一方で、「費用が高い」「2年の実務が必須条件」「独学だけだと試験に合格できない」など悪い口コミを目にすることも。そこで今回はユーキャンの調理師講座の評判や口コミと共に、受講費用や講座内容をご紹介します。
また、メリットやデメリット、特徴なども詳しく解説しますので、受講を迷われている方はぜひ参考にしてください。
ユーキャンの調理師講座の特徴
ユーキャンの調理師講座の評判や口コミを紹介する前に、まずは詳しい特徴をチェックしていきましょう。サポート体制や試験の合格率などをご紹介します。
テキストが持ち運びしやすい
メインテキストは科目別で6冊あり、1冊1冊が圧迫感のない薄さなので持ち運びしやすいのが特徴です。B5のコンパクトサイズなので鞄に入れて持ち歩けるので、隙間時間をうまく活用して勉強しましょう。
テキストは持ち運びしやすいだけでなく、イラストや図表で分かりやすく解説してあったり、重要ポイントが一目で分かるように太字になっていたり、学習しやすいような工夫がなされています。
受講前にどんなテキストか知りたい方は、ホームページからサンプルを見れるので事前に確認するのがおすすめです。
最長1年間の指導サポートがある
ユーキャンの調理師講座の標準学習期間は6ヶ月ですが、学習が遅れたとしても受講開始から12ヶ月目まで質問や添削指導などのサポートを利用できます。経験豊富な講師や指導スタッフに分からない点をメールで質問することも可能です。
添削課題を提出すると指導が合計4回受けられたり、1日3回まで質問もでき、悩みや不安もその場で解消できます。仕事や家事で忙しい方や、ゆっくり勉強を進めたい方にも安心です。
自分に合った学習スケジュールを組める
ユーキャンには、学習を進める際に便利な「学びオンラインプラス」と呼ばれるサポートサイトがあります。目標試験月を設定して、テキストの進め方や添削課題の提出日の目安を自動的に組めるシステムで、分からない点があればサイトでいつでも質問可能です。
隙間時間を有効に使えるテスト機能もあり、テキストの復習をする際に役立ちます。スケジュールは進捗に応じて再設定可能です。このシステムは調理師講座を受講する時にも使えるので、自分のペースで学習を進められます。
基礎から学べるので初心者向け
調理師講座のカリキュラムは初めて勉強する方でも無理なく学べるように、初心者向けに作られています。聞き慣れない専門用語は噛み砕いて丁寧に解説してくれており、文字ばかりだとなかなか頭に入らないので図やイラストをたくさん載っているのが特徴。
これは、受講者の約8割の方が仕事と両立していて、忙しい方でも1日60分の学習で知識をインプットできるように作られているからです。このように、細かい工夫によって初心者でも学びやすい講座設計になっています。
試験の合格率が60%と、やや難易度が高い
調理師試験の合格率は60%とやや高めですが、講座内容をしっかりと勉強すれば比較的通りやすい試験です。試験は全て解答しやすいマークシート方式で実技試験はありません。ちなみに合格率は都道府県によって異なります。
例えば令和2年に行われた調理師試験の都道府県別の合格率を一部抜粋すると、北海道は73%・宮城県は44%・埼玉県は60%・東京都は57%・山梨県75%・熊本県49%などバラ付きがあります。
試験合格のためには、テキストで効率的に学んで6科目を満遍なく学習するのがポイントです。特に食品衛生学は苦手な人が多いので、疑問点があったらその都度質問するのがおすすめです。
お役立ち情報が定期的に配信される
自分で調べるのが難しい情報も教えてくれるのがユーキャンの魅力。法改正や試験に関する発表などのお役立ち情報が定期的に配信されるのが特徴です。特にオンラインで独学をしているとそのような情報はなかなか手に入れるまでに時間がかかります。
そんな時にユーキャンの調理師講座を受講すれば他の方より一歩リードすることが可能。情報収集に手間と時間をかけずに済むので、そのぶん勉強に集中できます。
受講料割引きキャンペーンがある
年に数回、受講料割引きキャンペーンを行っていて、キャンペーン中は講座の受講料が5000円オフになったり、一括払いも分割払いも両方割引になります。ただ毎年恒例のキャンペーンはなく、不定期に実施されているのが実情です。
例えば1月は新年の始まり、4月は新年度の始まり、10月は涼しい季節になるなどの理由から学習やスキルアップを始める方が増えるのでキャンペーンが開催されやすく、チェックしましょう。
2年以上の実務経験が必要
調理師試験には受験資格があり、原則として中学校卒業以上で、飲食店や施設などで2年以上の実務経験があるのが条件です。また、調理業務に従事していたと証明できる「実務経験の証明書」が必要になります。
実務経験として認められる職種は、飲食店営業・魚介類販売業・そうざい製造業・学校・病院・寮などの給食施設などです。パートやアルバイトの場合でも週4日以上かつ1日6時間以上勤務している場合は実務経験として認められます。
また、2年の実務経験は1つの職場で満たす必要はなく、過去に働いていた飲食店などでの実務経験を合算して2年以上であれば大丈夫です。その場合、過去の職場ごとに証明書を用意する必要があるので、実務経験証明書は職場分用意してください。
ユーキャンの調理師講座はこんな方におすすめ
ユーキャンの調理師講座は現在、飲食業界で働いている方だけでなく、趣味で料理をする方にもおすすめです。ここではどんな方におすすめなのか具体的にご紹介します。
飲食業界で活躍したい方
飲食業界への就職や転職を考えている方にとっては、調理のプロとして認められる資格を持っておきたいところ。飲食業の求人条件には、調理師免許を持っている点が条件になるケースも多いです。
ユーキャンの調理師講座で資格を取れば、調理技術と食の専門知識を持っている証明になるので即戦力になりやすいです。一定の技術と知識があると書類選考の段階でアピールできるので就職や転職の際に有利になります。
将来独立したい方
調理師免許を持っていると、飲食店を開くうえで必要な「食品衛生責任者」の資格が申請するだけで手に入ります。将来独立する際にとても便利です。それだけでなく調理師免許は社会的信用が高い資格です。
自分のお店を開いた時に調理師免許の証書を提示しておけば、お客様に対する信頼度もアップします。
飲食業回でキャリアップを目指したい方
すでに飲食業界でバイトやパートをしている方も調理師資格を持っていると重宝します。調理師免許がないまま調理業務に携わると、初めは洗い物などがメインの仕事で、免許がある方よりも給料は少ないのが現実です。
ですが調理師講座を受けて調理師資格を取れば、給料が上がったり正社員への登用が叶ったりなども夢ではありません。食や栄養、衛生に関する知識が身につくので、同僚からも一目置かれる存在になります。
料理が好きな方
今すぐ飲食業界で働くつもりはないけど、趣味が料理の方にもおすすめです。自分の料理を動画で撮影してSNSに投稿したりする方も中にはいるので、調理師免許を持っていれば、動画の中で食や栄養に関する知識を話せます。
また、正しい知識をアピールすれば食に関する知識をより多くの人に広められ、動画の信頼性もアップして、普段の料理がより楽しく美味しくなるのもメリットです。
ユーキャンの調理師講座の良い口コミ・評判
次は実際の口コミを見ていきましょう。オンラインプラスを活用したり、独学より効率的に勉強できるなどの良い口コミが目立ちました。
良い口コミ・評判① 合格ブックと合格ナビが便利
調理師講座の標準学習期間は6ヶ月と言われていますが、最大12ヶ月まで学習サポートが受けられるのがユーキャンの魅力です。そのため自分のペースに合わせて、仕事と家庭を両立しながら勉強できるのは嬉しいポイントです。
独学をしていると心が折れそうになりますが、「合格ブック」や「合格ナビ」をうまく利用すれば、学習の進捗状況も確認できますし今の自分の実力も把握できるので、より最短で試験合格に結びつけられます。
良い口コミ・評判②添削が戻ってくるのが楽しみだった
講座内容だけでなく、知名度の高さからユーキャンの講座を選ぶ方もいるようです。開校してから30年以上の実績があり、受講生の約8割が初学者でありながら、数多くの合格者を出しています。
最大8回まで専属のコーチがメールや郵送で指導サポートしてくれるので、独学に不安を抱える方でも安心して勉強を進められます。パソコンやスマホを利用して動画解説で学ぶ方法もあるので、隙間時間に学習でき、効率的に勉強を進められるのがメリットです。
ユーキャンの調理師講座の悪い口コミ・評判
良い口コミが分かったところで、次は気になる悪い口コミを紹介します。値段が高いなどの口コミがありました。
悪い口コミ・評判①一夜漬けすれば合格できる
わざわざ調理師講座を受けなくても試験に合格できるなどの口コミです。問題集は書店やネットで手に入りますし、講座を受講するとなると4万円以上かかるので値段が高いと思っている方もいるようです。
お金をかけたくない方や自分で時間を確保できる方は、問題集や過去問を利用して独学で勉強する方が向いています。
悪い口コミ・評判②全体的に説明不足
説明がわかりにくく誤解を招きやすいなどの意見も。ユーキャンの調理師講座は教育訓練給付制度が受け取れますが、細かい条件についての説明が曖昧なようです。ネットだけの情報ではわからない場合は、他の情報を集めたり直接会社に問い合わせしましょう。
ユーキャンの調理師講座でよくあるQ&A
ここではユーキャンの調理師講座を受けるにあたり、よくある5つの質問にQ&Aでお答えします。安心して講座に申し込むためにも、細かい疑問を解消しておきましょう。
Q1. 合格点は何点ですか?

編集部
6科目全ての合計で60%以上の正答率があると合格です。
Q2. 資格受験に必要な条件はありますか?

編集部
飲食店営業、魚介類販売業、そうざい製造業、学校・病院・寮など給食施設で2年以上、調理業務に従事していた証明書が必要です。またパートやアルバイトの場合でも、週4日以上かつ1日6時間以上勤務していれば大丈夫です。
Q3. 実技試験はありますか?

編集部
筆記試験のみです。筆記試験は全問マークシート方式なので解答しやすく、合格率も高めです。
Q4. 試験に受かると調理師免許が取れるのですか?

編集部
調理師試験合格後に、各都道府県に申請すれば調理師免許が交付されます。免許に有効期限はないので資格は生涯有効です。調理の現場でどんどん活躍できます。
Q5. 資格の有効期限はありますか?

編集部
いいえ、調理師免許に有効期限はありません。
ユーキャンで調理師講座を受講するメリット
ユーキャンで調理師講座を受講するメリットは、テキストのわかりやすさや学習オンラインプラスのサービスが便利などがあり、それぞれのメリットを詳しくご紹介します。
テキストがわかりやすい
ユーキャンの調理師講座のテキストはわかりやすいと好評です。図やイラストが多い、事例や具体例が多い、出るポイントに絞っている、漫画で説明している部分もある、章ごとに確認テストがあり理解度チェックができるなどの特徴があります。
特に初学者に向いているので、これから新しく勉強を始めたい方におすすめです。紙のテキストとデジタルテキストのW学習が叶うので、スマホひとつで勉強もできます。
学びオンラインプラスが便利
学びオンラインプラスと呼ばれる、受講生専用の学習サポートサイトがあります。これを使うと自分に合った学習スケジュールが立てられたり、ポイント映像講義を受講したり、Webテストが利用可能です。
独学が苦手な方や、どのくらいぼペースで進めたらいいかわからない方もいると思います。目標設定をしたり勉強の進捗を把握するのは試験合格への近道なので、学習スケジュールを立ててもらえるサービスは必要不可欠です。
ちなみに勉強が自分のペースで進まなくても、学習スケジュールの再設定ができます。後からリカバリーしてくれるので安心です。
模擬試験で自分の弱点が確認できる
出題範囲を網羅した模擬試験を受けられます。こちらは過去問を徹底的に分析して厳選した問題なので、出題傾向や問題レベルが体感できるのが特徴。模試を受けた後はパソコンでの分析と講評で、試験合格に向けた具体的なアドバイスがもらえます。
合格まであとどのくらいの勉強量が必要なのかも見えてくるので自分の弱点を把握したり実力を再確認できるいい機会です。
飲食業界への就職や転職に役立つ
飲食業会への就職や転職に役立ち、職場で責任のある仕事を任せてもらえるチャンスも増えるのでキャリアアップにもつながるのがメリット。将来独立してお店を開くうえで必要になる「食品衛生責任者の資格」を申請するだけで取得できるようになります。
社会的信用の高い資格なのでお客様からの信頼アップにもなりますし、調理師講座で学んだ知識が仕事だけでなく実生活でも活かせるのが魅力です。
ユーキャンで調理師講座を受講するデメリット
ユーキャンで調理師講座を受講するメリットをご紹介しましたが、添削課題のやり取りが面倒、値段が高いなどのデメリットがあります。
添削課題のやり取りが面倒
テキスト学習をした後に章の最後の仕上げとして添削課題の提出があり、そのやり取りは基本的に郵送で行う必要があります。切手代は受講者が負担し、受付期限までに送付しなければならないなどいろいろな決まりがあることも。
期限内に送付し忘れると教育訓練給付制度の適用が受けられなくなる可能性もあります。丁寧な添削サポートを受けたいなら、ギリギリでのやり取りは控えた方が良いです。
値段が高い
日本調理師協会は30,000円、キャリカレは39,000円、東北福祉カレッジは40,000円などの値段設定の中、ユーキャンの調理師講座は44,000円とやや高めです。給付制度を活用したとしても日本調理師協会の方が安いです。
そのため、金額を重視する方にはあまり向いていません。資格取得を目指すなら独学も可能かどうか検討するのをおすすめします。
ユーキャンの調理師講座の学習方法
ユーキャンの調理師講座はカリキュラムが進めやすいと好評です。ここでは具体的な学習方法についてご紹介します。
まずは6科目をそれぞれ学ぶ
調理師講座ではテキストが届いたら、自分で勉強時間を確保して内容を読み進めていきます。テキストは試験に出題される6科目に分かれていて、「食文化概論」「栄養学」「食品学」「調理理論」「公衆衛生学」「食品衛生学」です。
調理師試験の頻出度で重点的に勉強したいポイントを把握でき、それだけでなく、専門用語の解説も詳しく載っていて勉強を進めやすい工夫が施されています。
問題集で復習する
テキストをある程度読んだら、次は問題集で復習。問題集にはテキストで対応する形で問題が掲載されていて繰り返し解いていきながら知識を定着させられ、解説集もついているので間違った箇所を把握して、再度復習する際に役立てられます。
添削問題で今の実力を確かめる
添削課題が全部で4回あるので、勉強スピードに応じて効果測定を行えます。提出した回答に対して、自分の弱点や得点アップのコツをアドバイスしてくれ、自分の弱点を知ったうえで効率的な勉強を行えますし弱点克服にも役立つポイントです。
最後の課題は総合模擬試験と呼ばれていて、本番さながらの問題を解いていきます。添削問題は勉強を進めるうえでの1つ1つの目標でもあり、次に向けてのスタートラインにもなり、自分の実力を確かめる1つの指標です。
ユーキャンの調理師講座の費用
ここではユーキャンの調理師講座の費用についてご紹介します。講座の費用と、教育訓練給付制度について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
講座の費用について
一括払いの場合は44,000円(税込)で、分割払いの場合は2,980円(税込)×15回です。分割だと総額が44,700円でユーキャンは他の通信講座と比べると少し高めですが、テキストやサポート面を考慮すると良心的な費用と言えます。
教育訓練給付制度が利用できる
ユーキャンの調理師講座では教育訓練給付制度が利用でき、適用可能となった場合、受講料の20%(最大10万円)が支給されます。利用対象者は、受講開始日の時点で雇用保険の被保険者であった期間が通算1年以上の場合の方です。
仮に仕事を辞めていても1年以内なら対象となります。被保険者でなくなった日から1年以内に妊娠、出産、育児、疫病、負傷などの理由で受講できなかった場合、その旨を公共職業安定所長に申し出て許可されれば20年以内の延長も可能です。
利用方法の詳細は公式ホームページに載っているので気になる方は確認してください。
調理師免許の取り方(資格取得までの流れ)
調理師免許の取り方には2つの方法があります。1つが、調理師試験に合格後、免許を申請して取得する方法です。飲食店や学校・病院・寮などの給食施設で2年以上の実務経験を経たうえで、各都道府県の実施する調理師試験を受けます。
合格した後に住所地の都道府県知事に免許を申請すると取得できます。もう1つが、調理師養成施設を卒業して免許を申請して取得する方法です。調理師専門学校の1年制の場合、1年間で免許が取得できます。
以下の記事では、調理の必須アイテムである牛刀包丁の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。
まとめ
今回はユーキャンの調理師講座の口コミやメリット・デメリットをご紹介しました。学びオンラインプラスと呼ばれるサイトを活用しながら学習サポートを受けられるなど、初学者でも受けやすい講座です。受講を迷われている方は、ぜひ本記事を参考に検討してください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月22日)やレビューをもとに作成しております。
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