Soundcore Life A2 NCのレビュー・口コミを調査!「ペアリングできない・片耳しか聞こえない」って本当?
2023/03/10 更新
Anker Soundcore Life A2 NCは1万円以下で買える完全ワイヤレスイヤホンで、ノイズキャンセリングを搭載した最強性能と話題です。その一方で音質・装着感も気になるところ。そこで今回はSoundcore Life A2 NCの口コミ・レビューを徹底調査し、特徴やメリット・デメリット・使い方をご紹介します。
目次
Soundcore Life A2 NCの使い勝手や音質は?口コミを調査!
Soundcore Life A2 NCはAnker初のノイズキャンセリグ対応の完全ワイヤレスイヤホンです。価格1万円以下でありながら、高いノイキャン性能・最大35時間使えるロングバッテリー・完全防水性能など使い勝手も良くなっています。
11mmの大口径ドライバー搭載なので迫力あるサウンドが楽しめ、アプリを使えば音質をカスタマイズできます。コスパの高いSoundcore Life A2 NCですが、実際の音質や性能、イヤホンの装着感など気になる人が多いと思います。
そこで今回は口コミ・レビューを踏まえながら、特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。同時時期に発売した姉妹機「Soundcore Liberty Air 2 Pro」との違い・使い方についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Soundcore Life A2 NCの特徴
Soundcore Life A2 NCには、ストレスなく快適に音楽を楽しむために嬉しい特徴がたくさんあるのでご紹介します。
シーン別に切り替え可能なノイズキャンセリング機能
Anker初のアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載しており、1万円以下の価格帯では最高クラスの性能です。アプリを使えば、周囲の環境に合わせてノイズキャンセリングの強さを変更でき、ストレスのないレベルまで周囲の雑音を抑制してくれます。
3つのノイズキャンセリングモードがあり、交通機関モードは乗り物のエンジン音や走行音を最小限に抑えてくれるので、音楽への没入感を高めてくれます。屋内モードは周囲の会話・空調音などを低減してくれ、カフェなどで集中して作業したいときに活躍します。
屋外モードは街中の環境音などのノイズを低減し、音楽を流さなければ背後からの車の音には気付ける遮音性です。3つのモードで好みのノイキャンレベルが見つからない場合は、好みの遮音レベルを選べる「カスタム」もあります。
外音取り込み機能
外音取り込み機能があるので、イヤホンを付けたままレジでの会話ができたり、公共施設のアナウンス・車の走行音などに気付けたりでき、周りの音を聞きながらBGM感覚で音楽を楽しめます。集音時も耳に刺さることなく、周囲の音を聞くには十分な性能です。
アプリを使えば、外音取り込みのモードを「全ての外音」と「音声フォーカス」に切り替え可能です。人との会話を聞き取りたい場合は音声フォーカスにし、外でジョギングする際は全ての外音にして、背後から来る車や自転車に気付けるようにできます。
自分好みに音質をカスタマイズできる
Soundcore Life A2 NCでは、アプリを使ってイコライザーでき、高音・中音・低音とさまざまな周波数に対し、特定の周波数領域を強調したり目立たなくしたりできるので、自分の好みに音質にカスタマイズして音楽を楽しめます。
ポップやロックなど20種類以上のプリセットがあるので、自分好みの音設定も見つけやすく、お気に入りの曲に合ったものを選べば、ボーカルのブレスが聞こえたり、曲そのものの雰囲気が変わったりと、新しい魅力を発見できます。
専用アプリ「Soundcore」で簡単設定
Soundcore Life A2 NCでは専用アプリ「Soundcore」を使えば、ノイズキャンセリング・外音取り込み・イコライザー・イヤホン操作のカスタマイズなどの設定が簡単に行えます。アプリ起動後、機能やバグの修正ができるファームウェアのアップデートも可能です。
アプリがあれば、使用環境に合わせて最適なノイズキャンセリングや外音取り込みのレベルに変更できるので外出時も快適に使えます。
最大35時間のロングバッテリー
イヤホン単体だけなら最長7時間、充電ケース込みであれば最長35時間の連続再生が可能です。ケース背面には使い勝手の良いUSB-Cポートを備えており、約2時間でフル充電、10分の充電で1.5時間の音楽再生できる急速充電にも対応しています。
IPX5の完全防水性能
Soundcore Life A2 NCはIPX5防水規格に対応しています。IPX5は「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」と定義されており、運動時や小雨の中でも問題なく音楽を楽しめます。たくさん汗をかいても壊れる心配もありません。
Ankerの上位機種「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は防水性能IPX4なので、1万円以下の価格帯ではトップクラスの防水性能です。
Soundcore Liberty Air 2 Proとのスペック比較
製品名 | Soundcore Life A2 NC | Soundcore Liberty Air 2 Pro |
価格 | 9,900円 | 12,980円 |
重量 | イヤホン約13g / ケース約68g | イヤホン約10g / ケース約61g |
ドライバー | 11mm | 11mm |
ノイキャン | 3つのモード搭載 | 3つのモード搭載 |
イコライザー | プリセット | プリセット / HearID |
装着センサー | 非搭載 | 搭載 |
防水規格 | IPX5 | IPX4 |
充電方式 | USB-C | USB-C / ワイヤレス充電 |
バッテリー | イヤホン単体約7時間(ANCで6時間) ケース込み約35時間(ANCで30時間) |
イヤホン単体約7時間(ANCで6時間) ケース込み最大26時間(ANCで21時間) |
接続方式 | Bluetooth 5 | Bluetooth 5 |
対応コーデック | SBC / AAC | SBC / AAC |
発売日2020年1月20日に、「Soundcore Liberty Air 2 Pro」も同時発売しています。この2つの違いについて上記のようにまとめ、大きな違いとして「Soundcore Life A2 NC」にはワイヤレス充電・装着センサー*・HearID*が未対応な点があります。
機能面が劣る部分はありますが、音質面のグレード差はあまりありません。Soundcore Life A2 NCはウルトラノイズキャンセリング機能を搭載しながら、価格1万円以下なのでより手に届きやすく、試しやすいです。
※装着センサー:着脱時の音楽自動停止
※HearID:自分の聴覚に合わせたイコライザー機能
Soundcore Life A2 NCのレビュー・口コミ
充電ケースやイヤホンのサイズ・重さ
Anker Soundcore Life A2 NCの充電ケースの外装は黒くマットな質感で高級感があります。横約7.5cm×縦約6cm×厚み約3cmの楕円状で、厚みがなく平べったいので持ち運びしやすいです。
イヤホンの重さは片耳だけで約6.2gで、他社商品でも平均4~6gなので決して重いわけではありません。ケースのみの重さは約56g、ケース・イヤホン含めると約68gとなり、およそスマートフォン半分の重さです。
装着感
Soundcore Life A2 NCのイヤホンは耳の穴に挿し込んで使う「カナル型」です。XS・S・M・L・XLの5種類のイヤーピースが付属されているので、自分にフィットしたサイズのものを選べます。装着時も耳からの飛び出しは少なく、寝転がっても平気です。
S・M・Lのイヤーウィングも付属されており、耳にしっかりホールドされ、頭を振っても全然落ちません。長時間使用していても耳が痛くならず、ランニング時でもズレずに使用できます。
音質
Soundcore Life A2 NCは11mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載しているので、重低音が素晴らしく、ライブハウスのような臨場感のあるサウンドを楽しめます。デフォルト状態では少し低音が強めで、ドンシャリ傾向があるようです。
ボーカルなどの中音域帯メインに聴きたい場合などは、イコライザーの22種類のセットの中から選ぶか、自分好みに合わせて設定すれば心地よく楽しめます。
音の遅延
Soundcore Life A2 NCは映像と音声のズレは少なく、映画・アニメ・ライブ映像・Youtubeなどの動画が違和感なく視聴できます。音ゲーやFPSなどタイミングが重要なものに関しては多少ズレが気になる場合があります。
ノイズキャンセリング機能
Soundcore Life A2 NCはノイズキャンセリング機能があるので、装着した途端に生活音や外での雑音などをしっかり抑えてくれます。完全に消音にするのではなく、高音などは若干残る場合もあり、耳に入る騒音を気にならない程度に抑えてくれると思っておくと良いです。
外音取り込み機能
外音取り込みモードをオンにすれば、音楽を流していても周囲の音を拾ってくれ、駅のアナウンスやレジでの会話も聞こえやすくなるので便利です。「音声フォーカス」に設定すれば、よりクリアに聞こえるのでストレスなく使えます。
通話品質
ノイズリダクション機能を搭載した6つのマイクが周囲の雑音を除去し、ガサつきの少ないクリアな音声を相手に伝えてくれます。声にピントを当てていて、生活音が入りにくく、テレワークや通話用としては十分すぎる性能です。
Soundcore Life A2 NCの使い方
ここではSoundcore Life A2 NCのペアリング方法や音楽再生や音量調節などの使い方についてご紹介します。
スマートフォンとのペアリング方法
スマートフォンとのペアリングは非常に簡単で、まずは充電ケースからイヤホン本体を取り出します。スマートフォンにてBluetoothの設定を開き、Soundcore Life A2 NCをタップすれば完了です。
オートペアリングに対応しているため、次回以降はケースからイヤホン取り出すだけで自動的に電源が付いてスマホと接続されます。両耳同士の接続がうまくいかない場合は一度リセットしましょう。
リセットするには、まずスマートフォン側のペアリング設定を削除します。充電ケースのカバーを開いた状態でケース底にあるボタンを10秒間長押しすると、イヤホンのLEDインジゲーターが赤色に3回点滅してから白く点灯するので、これでリセット完了です。
音楽再生・音量調整・通話などの操作方法
音楽再生 | 再生/停止 | R側を2回タップ |
曲送り | L側を2回タップ | |
曲戻し | アプリで割り振り可能 | |
音量を上げる | アプリで割り振り可能 | |
音量を下げる | アプリで割り振り可能 | |
通話 | 電話を受ける | LまたはR側を2回押す |
着信拒否 | LまたはR側を2秒間長押し | |
通話終了 | LまたはR側を2回押す | |
その他 | 電源を入れる | 充電ケースから出す |
電源を切る | 充電ケースに入れる | |
ノイズキャンセリング/外音取り込み | R側を2秒間長押し | |
音声アシスタント | アプリで割り振り可能 |
Soundcore Life A2 NC の操作はタッチパネルで行います。主な操作方法は上記の通りです。タッチパネルの感度が良いので、2回タップまたは長押しのシンプルな操作方法なので誤動作も起きません。
曲戻し・音量調整・Siriなどの音声アシスタント起動はデフォルトされていないので、アプリを使って設定する必要があります。
付属品
付属品一覧 |
①イヤーピース(XS・S・M・L・XL) |
②イヤーウィング(S・M・L) |
③充電用USB Type-A to Cケーブル |
④取扱説明書 |
Soundcore Life A2 NCの充電ケースとイヤホン本体以外の付属品は上記の通りです。イヤホン本体にはあらかじめMサイズのイヤーピースとイヤーウィングが装着されていますが、自分に合ったサイズのものに変更できます。
Soundcore Life A2 NCのQ&A
スマホとペアリングできない場合の対処法は?

編集部
まずイヤホンを充電ケースに戻して電源をオフし、スマホの「設定」からBluetoothの接続履歴を一度削除して再びペアリング設定を行ってください。それでもうまく行かない場合はイヤホンをリセットしましょう。充電ケースのカバーを開いた状態でケース底にあるボタンを10秒間長押し、イヤホンのLEDインジゲーターが赤色に3回点滅してから白く点灯したらリセット完了です。
片耳しか聞こえない場合の対処法は?

編集部
ペアリングが上手くいっていない又はモノラルモードが機能しているのが原因として考えられます。イヤホンをリセットし、再度ペアリングを行ってみてください。リセット方法は充電ケースのカバーを開いた状態でケース底にあるボタンを10秒間長押し、イヤホンのLEDインジゲーターが赤色に3回点滅してから白く点灯したら完了です。
イヤーピースは交換できる?

編集部
Anker Soundcore Life A2 NCのイヤーピースは付属品以外のものにも交換できます。装着感や音質に物足りなさを感じる場合は別製品のイヤーピースに交換すれば改善する可能性もあるので検討してみてください。
イヤホンに不具合が生じた場合はどうすれば良い?

編集部
Ankerのカスタマーサポートへ連絡してみましょう。Ankerの全製品には18ヶ月間の保証期間があります。この期間内に不具合があった場合は新品と交換してもらえます。さらに会員登録すれば24ヶ月まで製品保証を延長できます。
どこで買える?安く買える方法は?

編集部
Anker公式サイト・楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・一部家電量販店で販売しています。年末年始・決算期を狙いば、セールやポイント還元などで安く買える場合があります。
Soundcore Life A2 NCのメリット
Anker Soundcore Life A2 NCの最大の魅力は1万円以下でありながら、ノイズキャンセリング機能を搭載していて音楽への没入感を高めてくれる点です。3つのモードで使用環境に合わせて強さを変更でき、外音取り込みモードを使えば音声を拾って会話もできます。
そして、アプリで音質を自由にイコライザーでき、10分で1.5時間再生できる急速充電やなど、使い勝手とコスパの高さも感じられます。イヤーウィング付き&完全防水なのでランニング時に使えたり、リモートワークにも使えたりなど幅広い面で活躍します。
持ち運びもしやすい仕様なので、外出先でも存分に音楽を楽しめます。高いイヤホンは手を出しづらいけど、ノイズキャンセリング機能が付いた高性能なイヤホンが欲しい方にはぴったりです。
Soundcore Life A2 NCのデメリット
Anker Soundcore Life A2 NCの音質は重低音が強く、ドンシャリ感が多少あるので好みが分かれるかもしれません。しかし、アプリを使い曲調に合わせてイコライザーしたり、イヤーピースを別の製品に変えたりしたら気にならなくなったという口コミが多数ありました。
まとめ
Soundcore Life A2 NCの口コミ・レビューやメリット・デメリットなどをご紹介しました。音質・ノイキャン・カスタマイズ性・バッテリーなど多方面で十分な機能があるので、1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンの中では最高クラスです。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月10日)やレビューをもとに作成しております。
・11mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載で低音強めの大迫力な音質
・シーンに合わせた3つのノイズキャンセリングモードを搭載
・専用アプリでノイキャン・外音取り込み・イコライザーなど簡単設定