ピルが買えるオンライン診察を行うクリニック人気おすすめ9選
2021/11/19 更新

ピルとは?
ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンが入った合成ホルモン剤で、経口避妊薬のことです。ピルといえば避妊目的に使われるイメージですよね。しかしピルは避妊以外にもニキビなどの肌トラブルやPMSの緩和にも使用可能。
高用量・中用量・低用量・超低用量の中から目的に合ったピルを服用します。購入場所は婦人科が主ですが、オンラインで診療しネット上で処方が受けられる場合も。
ピルは服用の仕方や飲む時間など注意点も多く、ピルは初めてという方は身構えてしまいますよね。そこで今回はピルの選び方やオンラインでピルを購入可能なクリニックのおすすめをご紹介します。
おすすめはクリニックの対応時間・ピルの種類の多さ・アフターフォローを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。
ピルの選び方
実際は医師による診察を経て処方されるピルが決定します。病院やオンライン診察を受ける前にどんなピルがあるのか、自分の悩みに合うピルはあるのか。また購入の仕方や継続してピルを飲めるかをチェックしましょう。
ピルの使用目的で選ぶ
ピルには高用量・中用量・低用量・超低用量で入っているホルモンの量が違います。個人の症状や目的を聞いたうえで医師が判断しピルが処方される仕組みです。高用量のピルは現在ほとんど使われることはありません。
自分に合ったピルがどんな種類になりそうか事前に把握し、診察時の不安を少しでも取り除きましょう。
緊急で避妊するなら「中用量ピル」
中用量のピルの代表はアフターピルです。性行為中にに避妊具にトラブルが起きてしまった、避妊具なく性行為をしてしまったなど、望まない妊娠を防ぎます。72時間以内に服用すると9割近く妊娠を防げる緊急避妊薬です。
中用量ピルを服用することで排卵を遅らせたり、受精卵の着床を防ぐ働きがあります。ピルを飲む時間が早いほど避妊の確率はアップ。緊急時は早めに病院へ行き処方してもらうことをおすすめします。
また中用量のピルは生理の開始日をずらしたい時にも使用される場合も。旅行や試合・試験など大事な日に生理が来ないようにしたい方は、ずらしたい日数などを相談して服用します。
ピルに入っているホルモンの量が多いので、服用後に頭痛や吐き気等が起こることもあります。ピルとアセトアミノフェンが入った薬の相性が悪いので、中用量のピルを処方された際は、頭痛等が起きた時に飲んでも良い薬を確認しておくことをおすすめします。
生理前後にニキビ!何とかしたいなら「低用量ピル」
生理が開始する前後はホルモンのバランスが崩れて、ニキビができるなど肌トラブルも多いですよね。治りはじめにまた生理がきて、いつも肌トラブルに悩まされている方に低用量のピルがおすすめ。
ピルは避妊薬のイメージがですが、ホルモン剤なのでホルモンの安定を助ける役割も可能。男性ホルモンの分泌を抑えて皮脂が出過ぎないようにし、ニキビができにくい肌へ変えてくれます。
もちろん低用量のピルは避妊薬としても使われます。毎日飲む時間を決めて服用することで、避妊率は99%。非常に高い確率で避妊が可能です。また、生理痛・生理不順やPMSの悩みにも対応。卵巣がん・子宮体がんの予防にもなります。
将来子供を産みたい方も低用量のピルの服用をやめれば、数カ月で生理が再開し妊娠も可能です。妊娠を考える方もピルの服用開始と共に、服用終了時期についても医師と相談することをおすすめします。
PMSがつらいなら「超低用量ピル」
PMSは月経前症候群のことを言い、早い人で生理開始の10日前から気分が落ち込んだり、体調に不快な変化が現れます。超低用量のピルはPMSをはじめ月経困難症や過多月経、無月経など月経に異常がある時に使用されます。
避妊目的ではなく生理に関する心と体の不快感を取り除くことが目的です。PMSなど月経異常に対して超低用量のピルを処方される場合は保険が適用されます。
生理前になると「イライラする」「気持ちが落ち込む」、生理がくると「生理痛がひどくて生活に支障が出る」「出血量が多くてナプキンの交換が頻繁」など異常を感じたら、医師へ超低用量ピルの服用も含め相談をおすすめします。
購入方法で選ぶ
かかりつけ医があるなら「病院で購入」
ピルは基本的に婦人科で処方されます。もともと通院している病院があれば利用しましょう。婦人科に行ったことがない場合は、今後のことを考え通いやすい病院を見つけておくのがおすすめ。また内科やニキビなど肌トラブルで皮膚科でピルが処方される場合もあります。
病院であれば症状に応じてピルはもちろん、他の方法の提案も受けることができます。またピルの飲み方や飲む時間の注意などを直接聞けるため、はじめてピルを使用する方にぴったりです。
また同時に内診など定期健診も受けられるので、婦人科の病気の早期発見にも繋がります。服用後も薬を追加購入するために通院が必要なので、通いやすい病院を選ぶと良いでしょう。
病院へ通う時間がないなら「オンラインで購入」
仕事終わりでは病院が開いていない、婦人科に行くのに抵抗があるという方にはオンライン購入がおすすめです。オンラインで医師の診療を受け、処方箋を発行してもらい近くの調剤薬局で受け取る。または自宅へピルを配送してもらえる所もあります。
インターネット環境や、スマートフォン、電話があれば診療を受けることが可能。24時間対応や土日オンライン診療をしてくれるクリニックもあるので、個人の都合に合わせやすいです。
デメリットとしては診察ができてもすぐにピルが手に入らないこと、ピル服用後のトラブルに対応しにくい事があります。またオンライン上のみの診療で終わってしまうので、心もとなく感じる場合もあります。
継続しやすいピルを選ぶ
飲む時間を決めて毎日飲み続ける低用量のピル。飲み忘れの他、薬が足りなくなってしまうと不正出血の原因や避妊確立の低下に繋がります。正しく継続的に飲むために続けやすい値段、飲み忘れをサポートするサービスの活用がおすすめです。
症状によっては「保険適用」になるピルもある
ピルには保険が適用するものと、保険適用外のものがあります。継続して使うには保険の有無は価格に大きな差が生まれます。保険が適用になるピルはPMSをはじめとする月経異常に対して使用する場合のみです。
PMSや月経困難症を診断するためには、血液検査や内診などの検査を受ける必要があります。そのためオンライン診療では精密な検査が受けられず、すべて保険適用外となってしまいます。
PMSなど月経異常でピルを服用する場合、初診だけでも病院へ行き検査を受けることをおすすめします。2回目以降はオンライン診療でも保険適用でピルを処方してくれるクリニックもあるため、病院に相談が必要です。
オンラインで購入なら「定期便」があると便利
自分に合ったピルが見つかったら、毎日の服用がはじまります。忙しい方は飲み忘れや買い忘れがある場合も。そんな時に便利なのがオンラインで注文できる定期便です。
一定時期になると自動で発送してくれ、ポスト投函OKのところも。不在がちな方にもぴったりです。定期便を利用することで安く購入できる場合もあるので、経済的にも継続しやすくなります。
ピルを飲む時間を忘れない「服薬支援サービス」を活用
飲む時間を毎日同じにしないと避妊の効果が下がってしまうピル。多少の時間差なら問題ないですが、半日や1日飲み忘れてしまうと不正出血などのリスクもあります。
うっかり飲み忘れを防ぐためにもアプリなどを使った服薬支援サービスがおすすめです。服薬時間の通知と服薬の記録を残すことで飲み忘れを予防します。中には体調の変化を同時に記録できるものも。服薬と体調の記録を同時に見られるので、病院での診察の際にも役立ちます。
またピルの管理に便利なピルケースも様々な種類が販売されているので、利用するのもおすすめ。万が一飲み忘れてしまった場合は、ピルを処方してもらった病院へ連絡し相談が必要です。
オンラインでピルが購入できるクリニック人気おすすめ9選
スマルナ
アプリですべて完結
アプリに登録してオンライン診察を受けられます。アプリをインストールし身分証明が完了したら、30問ほどの問診を回答。その後医師とのオンライン上でテキストまたはビデオでの診察があります。
処方されるピルの種類は中用量・低用量・超低用量と種類が多く魅力的。定期便もあるので継続的に服用が必要な低用量・超低用量のピルに便利です。低用量のピルは5種類用意されており、2,728円(税込)からはじめられます。配送はポスト投函で受け取り時間も気になりません。
診察する医師は開業医か病院に務めている医師です。診察までに半日ほどかかってしまう場合もあります。半日以上かかる際はカスタマーセンターのサポートが入るので、フォローも十分です。
ピルの種類 | 中用量・低用量・超低用量・アフターピル | 診察対応時間 | 医師に準ずる |
---|---|---|---|
診察料/送料(税込) | 1,650円 | 定期便の有無 | 有 |
アプリの有無 | 有 |
ケイレディースクリニック新宿
ニキビに悩む人におすすめクリニック
低用量のピルの処方が豊富なクリニックです。婦人科・美容皮膚科なのでニキビの悩みにもピルを処方されることも。レーザー治療でも治らなかったニキビも治ると好評です。低用量のピルはトリキュラー、マーベロンの取り扱いがあり、月3,300円(税込)から開始できます。
診察はアプリのzoomを使って行います。土日祝日は診察時間が短くなりますが、年中無休なため大型連休しか時間が取れない方におすすめ。ピルはポストに投函されるので、診察の時間だけ確保できれば大丈夫です。
メールでの無料相談も設けています。診察を受けるべき症状か悩んでいる方や、ピルを飲み始めてからの疑問など気楽に聞くことが可能です。疑問も解消できます。
ピルの種類 | 低用量・アフターピル | 診察対応時間 | 11時~12時30分・14時30分~18時30分/日祝~17時30分 |
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診察料/送料(税込) | 1,100円/660円 | 定期便の有無 | 無 |
アプリの有無 | 有(zoom) |
Pills U
スマートフォンで24時間いつでも診察できる
24時間診察が可能。アプリや会員登録も一切いらないので、初めての方も利用しやすいです。スマートフォンがあれば予約・診察・処方のすべてが完了します。
WEBからすぐ診察か、時間指定して予約するか選択。診察はビデオ通話もしくは電話でできます。ピルの取り扱いは低用量のみで、単品購入と定期購入どちらも可能です。取り扱いのあるピルはマーベロン、トリキュラー、ルナベルなど7種類。月2,970円(税込)からピルの購入ができます。
定期購入をする場合でも年に1回のオンライン診察が必須。ピルの種類に変更等がなければ診察は無料で受けられます。さらに定期便は送料無料で購入可能。経済的にも続けやすいです。
ピルの種類 | 低用量 | 診察対応時間 | 24時間 |
---|---|---|---|
診察料/送料(税込) | 1,650円(定期便は初診のみ)/500円(単品購入時) | 定期便の有無 | 有 |
アプリの有無 | 無 |
ピル・オンライン
調剤薬局でピルの受け取りができる
低用量のピル、月経移動を目的としたピル、アフターピルを取り扱っています。電話で診察の申し込みをし、問診票などをメールで送信出来たら診察スタートです。低用量ピルはアンジュ、マーベロンの取り扱いがあり月2,200円(税込)から始められます。
アフターピルは緊急性があるため、受け取りやすい場所の調剤薬局で処方を受けます。生理日をずらしたいという方も急ぎの場合は、近くの調剤薬局でピルの受け取りができるなど、自分の都合に合わせられます。
初回のピルの処方は1シートのみ。自分の体とピルの相性を確かめ、問題なければ2回目以降に最大6シート購入ができます。受付時間は平日10時~16時になるので、平日休みの方や仕事の休憩時間が確保できる方におすすめです。
ピルの種類 | 低用量・アフターピル | 診察対応時間 | 平日10時~16時 |
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診察料/送料(税込) | 550円/- | 定期便の有無 | 無 |
アプリの有無 | 無 |
EAST駅前クリニック女性外来
血液検査も自宅で可能なクリニック
対面診療もスマートフォンによるオンライン診察も可能です。空き時間に電話で診察を受けるだけで、最短24時間でピルを受け取れます。診察にはテレビ電話用のアプリの取得が必要です。シンフェーズ、ラベルフィーユ、ファボワールなど複数種類のピルの取り扱いがあり、値段は月2,700円(税込)から購入できます。
ピルの配送は宅配便の他、ポスト投函にも対応。送料無料で経済的負担も減ります。送り主の病院名を伏せたり、自宅以外の配送先を指定することもできプライバシー保護も充実。
オンライン診察の他、東京の新宿区にクリニックを構えているので相談もし易いです。6カ月に1度はピル服用患者へ血液検査を推奨していますが、自己採血キットを購入し自宅で検査する事もできます。
ピルの種類 | 低用量・アフターピル | 診察対応時間 | 水木金10時~14時・15時~19時/土日10時~18時 |
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診察料/送料(税込) | ー | 定期便の有無 | 無 |
アプリの有無 | 有 |
あおぞらクリニック
定期的に検査来院が必要なクリニック
初診からオンライン診察が可能な性病を専門としたクリニックです。低用量とアフターピルの取り扱いがありますが、アフターピルはオンライン診察で処方してもらえません。低用量のピルは一相性と三相性があり、月3,300円(税込)から始められます。
オンライン診察を受けるためのはcuron(クロン)というアプリをダウンロード。curon(クロン)を使いテレビ電話の診察をします。1回の診察に付き税込み330円のアプリ利用料が必要です。
ピルの他にも一部の性病検査もオンラインで診察やキットを使った検査が可能。定期的な検査を徹底しており、最初の低用量ピルの処方後から3ヵ月以内で血液検査をします。その後も半年から1年以内に1回に検査が必須です。
ピルの種類 | 低用量・アフターピル(来院のみ) | 診察対応時間 | 平日11時~14時30分・16時~20時 土日祝日 9時30分〜13時30分・14時30分~18時 |
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診察料/送料(税込) | -/- | 定期便の有無 | 無 |
アプリの有無 | 有 |
レディースライフ
LINE登録だけで予約・問診・診察が可能
年中無休で平日・土日共に11時~20時まで診察の受付をしています。受付時間が長いため、忙しい方も診察が受けやすいです。初診からオンライン診察ができるのも魅力的。
オンライン診察をするためのアプリ取得の必要はなく、LINEのお友達登録のみで診察が受けられます。LINEでお友達追加したら予約ができ、電話で診察が可能です。
取り扱いのピルは低用量とアフターピルです。どちらもオンライン診察では未成年へのピルの販売はしていません。取り扱いがあるピルはマーベロンとトリキュラーで月2,420円(税込)からです。
ピルの種類 | 低用量・アフターピル | 診察対応時間 | 11時~20時(年中無休) |
---|---|---|---|
診察料/送料(税込) | -/- | 定期便の有無 | 無 |
アプリの有無 | 無 |
エニピル
年中無休でLINEで相談もできるクリニック
LINEでの相談窓口も設置しているピル専門のオンライン診療クリニックです。WEB上で問診を記入すると30分以内に医師からの連絡がくるため、対応も迅速です。
土日も含め10時~24時まで年中無休でオンライン診察を受けられます。アフターピルを希望の場合は優先して診察してくれるため、緊急時も早めの対処が可能です。郵送も即日で発送してくれます。
低用量のピルは28錠タイプで休薬期間中も偽薬を飲むため、飲み忘れを防ぐことができます。低用量のピルの値段は月2,563円(税込)から購入が可能です。
ピルの種類 | 低用量・アフターピル | 診察対応時間 | 10時~24時 年中無休 |
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診察料/送料(税込) | 2,200円(初診)/385円 | 定期便の有無 | 無 |
アプリの有無 | 無 |
ピルが使用できる年齢は10歳代から
ピルの服用は生理がはじまった時点から服用できると世界保健機構(WHO)が定めています。そのため10歳代でも処方可能。閉経する50歳代まで使用できるとされています。
しかしピルの最大のリスクとして血栓症があり、年齢が上がるにつれて血栓症になりやすい傾向があるので、ピルを飲み続ける間は定期的な検査をおすすめします。クリニックによってはオンライン診察で未成年の診察ができないこともあります。
年齢の他にも肥満の方、喫煙する方などもともと血栓症のリスクが高い場合はピルの使用が認められない事もあります。医師とピルを使用するか相談することをおすすめします。
まとめ
様々なピルの種類や、ピルのオンライン処方を行っているクリニックをご紹介しましたがいかがでしたか。ピルには目的に応じて種類を変える必要がありました。オンライン診察でも、自分にぴったりな適切なピルを処方してもらいましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年11月19日)やレビューをもとに作成しております。
初診からオンライン診察が可能。アプリもいらないためスマホやパソコンがあれば予約・診察ができます。ピルの処方は低用量と中用量を取り扱っており、定期配送もしてくれます。低用量のピルの取り扱いはトリキュラー、ラベルフィーユなど国産のもので月3,278円(税込)からスタート可能です。
定期配送でもピルが購入できるので、長期にわたる服用も助かります。また吐き気が出やすい中用量のピルには吐き気止めを同梱してくれ、万が一の際もすぐ対処可能です。
アフターピルもあり一般的な性行為後72時間以内のピルの他、性行為後120時間以内でも服用可能なピルも取り扱っています。病院で直接診察であればその場で服用できるアフターピルですが、オンラインでは服用が遅れてしまいます。このデメリットをカバーするピルの取り扱いがあり魅力的です。
平日は20時まで、土日も17時までオンライン診察をしています。最短で翌日にピルが自宅に届くため、服用開始もスムーズ。都内6カ所にクリニックを構えているのでお近くの方は、直接診察もできます。