不動産投資ローンおすすめ15選【2023年最新版】選び方や注意点も紹介
2021/10/29 更新

利用しやすい不動産投資ローンを選ぼう!
少ない資金でも不動産投資ローンを利用すれば、レバレッジをかけて高額な投資が出来るのは魅力です。ローンを組むにあたっては、金利や借入年数によって不動産投資の収益を左右します。多額の金額を借りるので、0.1%金利が違うだけでも、支払う利息は何十万円も違ってきます。
もちろん投資する不動産を精査するのは大切ですが、不動産投資ローンを選ぶときも金利や借入額を見て、どのローンにするか決めます。審査の厳しいローンや、自己資金の割合を増やすよう求めるローンもあり、簡単には借りられないローンもあります。この記事で不動産投資ローンの選び方や、おすすめのローンをご紹介しますので、参考にしてください。
不動産投資ローンの選び方
不動産投資ローンは、金利、金融機関の種類、そして年収で選びます。それぞれの項目を詳細に見てみましょう。
金融機関の種類
金融機関は大きく分けると3種類あります。政府系、銀行系、ノンバンク系です。
日本政策金融公庫
政府系の金融機関です。国民生活向上や民間金融機関の補完を目的に運営されています。民間金融機関で融資を受けられない方は、日本政策金融公庫ならば融資を受けられるかもしれません。審査は厳しくはないですが、借入額は少なく返済期間は短いです。金利は2%以下なので、低金利でローンを利用できます。
融資を受けるにあたっては、投資目的では融資は受けられません。不動産賃貸業ならば融資を受けられますが、投資目的でお金を借りるなら、投資目的だと匂わせるのは避けましょう。申請書類や面接では、投資目的につながる言葉は使わないようにします。
都市銀行と地方銀行
メガバンクなどが大手銀行です。全国展開している銀行を都市銀行だと思っておけば間違いないです。都市銀行の審査は厳しく、大手企業や金持ちが融資相手であるために、資産状況から事業実績まで細かく調べられます。融資を受けられるとなれば、低金利でローンを組めます。
特定の地域だけで営業しているのが地方銀行です。地方だけ営業エリアとしています。地方銀行は行名に地域名が入っている銀行が多いです。地域密着型の銀行です。そのために、その営業エリアに物件がないと融資を受けられません。都市銀行よりも審査は緩い傾向にありますが、その分金利は高いです。
ノンバンク
銀行系以外の金融機関です。預金機能を持たない金融機関であり、銀行と名前がつく金融機関以外をノンバンクと言います。
ノンバンクは銀行系のローンと比べると、審査に通りやすいです。そのために年収が低いなどで審査に自信がない方は、ノンバンクから借りるのがおすすめです。ただし借りやすい反面、融資時の金利は高くなっています。金利はかなり高いので、高額を借りる不動産投資ローンでは、支払う利息が多くなります。
金利で選ぶ
金利は変動金利と固定金利の2つです。どちらを選ぶかで、支払う利息の総額が変わります。
変動金利
市場の動きに合わせて、利率が変動するタイプの金利です。通常は金利は半年に1回、返済額は5年に1回見直されます。見直すときに、市場金利に合わせて利用しているローン金利も変化します。金利変動リスクとして、低い金利に設定されます。
金利が変動するので、借りたお金の返済計画は立てにくいです。返済額は一定ですが、金利が上がれば支払う利息が増えて、その分の返済元金が減ります。場合によっては完済時期が延びます。金利上昇を見込んで、ある程度余裕を持った返済計画を立てておきましょう。
固定金利
固定金利には当初固定金利と全期間固定金利の2つがあります。
当初固定金利は、固定金利特約付ローンや固定金利期間設定型とも呼ばれます。ローンを組んでから一定期間は、金利が固定されます。数年から数十年と期間を設定でき、期間が短いほど金利が低いです。期間終了後は、変動金利と固定金利のどちらかを選べます。一定期間が狩猟した後の金利は上がります。
一定期間終了後に金利が上がりますが、変動金利と固定金利のどちらを選んでも金利は上がります。そのために、固定金利の期間中に計画的に返済して、できるだけ返済しておくのが大切です。
全期間固定金利は、ローンを組んでから完済までの間は、金利が一定です。そのために返済計画を立てやすいです。完済までに返済する元金と利息が明確になり、いくら返せばいいかわかります。その反面利息は高めです。
年収で選ぶ
年収によっても、どの金融機関が審査が通りやすいか決まってきます。自分の年収で申し込む金融機関が決まります。
年収500万円以下
年収500万円以下の方は、審査が通りにくく、審査に通っても条件が悪いです。そんな方におすすめなのは、政府系金融機関の日本政策金融公庫です。女性やシニアなど特定の方向けの優遇もあり、民間の金融機関よりは収入状況が悪くても融資を受けられる可能性があります。
消費者金融やノンバンクも検討できますが、これらの金融機関は金利が高いです。年収が低いならば、最初に日本政策金融公庫で申し込んでみましょう。
年収1,000万円以下
年収が500~1,000万円の方は、地方銀行に申し込むのが良いです。日本全国に地方銀行はあり、住んでいる地域を営業エリアとする地方銀行が見つかります。住んでいる地域に地方銀行がなければ、近場の地方銀行を探しましょう、営業エリアの広い銀行もあり、自分の地域も営業エリアかもしれません。
日本政策金融公庫でも良いですが、ある程度年収があれば自己資金も用意できます。より多くの融資が受けられ、返済期間の長い地方銀行の方が便利です。
年収1,000万円越え
1,000万円以上の年収を得ているならば、都市銀行も候補に入ります。都市銀行は審査が厳しいですが、融資を受けられれば低い金利でお金を借りられます。資産状況や事業実績に自信があるなら、都市銀行で申し込んでください。
都市銀行は融資額下限が設定されており、100万円だけ借りられません。都市銀行で融資を受けるなら、ある程度の金額を借りないとならないです。もしも融資を受けられるならば、都市銀行で融資を受けた人物となり、他の金融機関での審査で箔がつきます。
不動産投資ローンおすすめランキング15選
不動産投資を行うためにローンを組める金融機関は、銀行系からノンバンク系まで様々あります。その中からおすすめの金融機関をご紹介します。
SBIエステートファイナンス
初回利用だと金利が低くなる
こちらもSBIグループのローンです。
初めて融資を受ける方で、1,000万円以上の借りる方は、適用金利が低くなります。上限金利は高めですが、1,000円以上融資を受けたい方は、利用を検討すると良いです。上限金利が最大4.8%になります。最短3日で融資となっており、スピード融資が可能です。
対応エリアは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県のみとなっているので、地方の方は利用できません。
融資額 | 300万円以上5億円以下 | 借入期間 | 1年以上25年以内 |
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金利 | 2.40%~7.50% | 対応エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 |
使用用途 | 原則自由 |
不動産投資利用のポイント
不動産投資ローンを利用するにあたっては、勘違いしやすい点や考えておいた方が良い点もあるのでご紹介します。
住宅ローンや不動産担保ローンとの違い
住宅ローンも不動産に対するローンですが、不動産投資ローンとは違います。住宅ローンは、ローンを組む人が入居する不動産に対して、支払う費用を借りるためのローンです。不動産投資ローンは、不動産を収益目的で購入する費用を借りるためのローンです。
購入目的が違うので、それぞれのローンで審査内容も違います。住宅ローンは収益を見ますが、不動産投資ローンでは事業実績を見ます。
不動産投資ローンに似たローンに、不動産担保ローンがあります。不動産投資のためにお金を借りられますが、融資を受けるには担保が必要です。使用用途は自由であり、所有不動産を担保として、審査を受けます。金利は、不動産投資ローンよりも高いです。
物件を決めてからローン利用申請する
投資する物件が見つかってから、ローン利用の申込をします。金融機関として、どの物件に使うかわからない人物には、融資は行えません。物件購入にはいくら必要であり、資産や事業実績がこうなっており、いくら貸してくださいと申込んで申請します。
物件が決まっても融資を受けられないと、融資額では不動産への投資資金が足りないかもしれず、そのために計画を変更しないとならず、余計な時間と手間がかかります。購入した物件が見つかったら、融資を受けたい金融機関で相談します。相談すれば、融資できるかできないか、いくら借りられるかと、おおよその内容が分かります。融資できないとなれば、申し込んで門前払いになるのを避けられます。
入居状態で返済状況が左右される
不動産投資ローンを借りると、家賃収入を返済に使えます。物件に投資するときは、入居シミュレーションや返済計画を立てますが、計画通りの入居率を維持できないと、返済が苦しくなるかもしれません。または物件の管理や維持費がおろそかになります。
入居率が計画通りにならないときもあるかもしれず、メンテナンスで手を抜くと、評判が悪くなり、余計に入居率が悪くなり悪循環に陥ります。計画から反れたときのために、不動産投資では、融資金のみならず、自己資金もある程度確保しておきましょう。
金利以外の部分も見て検討する
不動産投資ローンもローンの一種であり、借りるならばできるだけ金利が低い方が良いです。しかし、金利ばかり注目して利用する不動産投資ローンを選ぶのは問題です。いくら金利が低くても、融資額が少なくては、目的の不動産に投資できません。審査が厳しく、融資を受けられないときもあります。
それぞれのローンを比べて、金利はもちろん、借入限度額や返済期間、審査の難易度などを見ていき、どのローンに申し込むか決めます。バランスを取って、利用する不動産投資ローンを決めるのが大切です。
まとめ
不動産投資を行うとなれば多額の費用を必要とします。そんなときに利用できるのは不動産投資ローンです。多くのローンは不動産担保を必要としますが、無担保で利用できるローンもあります。おすすめの不動産担保ローンをランキング形式でご紹介したので、参考にしてください。
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滋賀銀行で利用できる不動産投資ローンは、借りたお金の使用用途を明確にすると、自由用途で借りるときよりも金利が低くなります。不動産担保ローンであり、不動産を担保にしてお金を借ります。
1万円単位で融資額を決められるために、必要な分を細かく借りられます。融資の上限額は3,000万円となっており、不動産投資を行うには足りない方もいます。滋賀県を拠点としていますが、滋賀県以外の方も利用できます。