【1コインから】ビットコイン積立投資の人気おすすめ取引所ランキング3選
2022/03/24 更新

目次
ビットコインとは
この記事では、ビットコイン(仮想通貨)の積立投資について解説していきますが、その前にビットコインとは何かについて確認しておきます。
一時期、「億り人」がトレンドワードになり、仮想通貨(=暗号資産)の代表格であるビットコイン(BTC)が大きな注目を浴びたのは記憶に新しいと思います。ここで「ビットコイン(BTC)」を例にとり、その概要について整理をしていきます。
ビットコイン(BTC)の概要
ビットコイン(BTC)は仮想通貨(暗号資産)の一種で、2021年9月現在、世界中で最も時価総額の高い仮想通貨(暗号資産)です。このため、ビットコイン(BTC)は仮想通貨(暗号資産)の代名詞であり、基軸通貨と見なされています。
ビットコイン(BTC)の知名度が高すぎるためか、一部に仮想通貨(暗号資産)= ビットコイン(BTC)」の誤解がありますが、ビットコイン(BTC)は仮想通貨(暗号資産)の一種であり、他にも約2千種類のアルトコインと総称される仮想通貨(暗号資産)が存在しています。
ビットコイン(BTC)は発行枚数に上限が設けられており、現在の上限は2100万枚です。に設定されています。既に90%ほどが発行され・流通していますが、残りの約10%はについてはマイニングと呼ばれる、仮想通貨の計算処理による取引の承認と記録により、これからも順次発行されていきます。
ブロックチェーンによって成り立つビットコイン(BTC)
従来の金融システムは中央集権的なシステムによって構成され、預金者や取引者の情報は中央のコンピューターによって一元管理されるのが一般的でした。一方、ビットコイントは分散型台帳と呼ばれる台帳で分散して管理されています。
分散型台帳の代表的なものとしてブロックチェーンがあります。ブロックチェーンでは取引記録の塊(ブロック)を分散させ、互いにチェックしあって、保有や取引データの整合性を保っており、中央集権的な金融システムとは大きく異なっています。
仮想通貨のマイニングとは
このブロックチェーンと切っても切れない関係にあるのがマイニングです。マイニングは日本語で「採掘」と訳され、新たな仮想通貨を採掘する意味で使われます。
仮想通貨における「採掘」すなわちマイニングは、ビットコインなどの売買取引を記録する作業をコンピューターを用いて行い、その計算や記録に対する報酬として発行される仮想通貨を得る仕組みです。こうして仮想通貨が発行され流通しているのです。
ビットコイン(仮想通貨)の積立投資とは
積立投資とは毎月一定金額で特定の金融資産を購入する投資手法の一つです。投資信託や株式取引ではよく行われていますが、仮想通貨投資でも注目されている手法です。積立預金との大きな違いは、現金ではなく、価格変動する仮想通貨を自動購入する点です。
特に価格変動の大きな金融資産は価格変動リスクがありますが、積立投資では購入時期が分散するため、価格変動リスクを抑えられるため、リスクヘッジとなります。また、満了期限がなく好きなタイミングで売却ができるため、始めやすい積立投資ともいえます。
このように、価格変動がある金融商品を、常に一定金額で、時間を分散して定期的に購入し続ける手法を「ドル・コスト平均法」と呼びます。
ビットコインを積立投資に利用する
ビットコインも投資信託や積立預金と同様に、毎月、ビットコインを一定額購入する方法で積立投資ができます。特に難しい手続きはなく、ただ単にビットコインを定期購入するだけです。
積立投資では、パソコンやスマホの前で、取引画面を見ながら取引操作をする必要がなく、取引のための時間も掛からない手軽さが魅力です。興味が湧いた方は無理のない範囲で少額から始めてみてはいかがですか。
ビットコインの積立投資シミュレーション
仮にビットコインで積立投資をすると、将来にどの程度の金額になるのかが気になるところです。ビットコインなどの仮想通貨積立投資サービスを提供している「GMOコイン」の公式サイトには、積立シミュレーションがありますので、こちらでシミュレーションをしてみましょう。
- 銘柄 :ビットコイン
- プラン:毎月
- 期間 :3年
- 金額 :10,000円
の条件でシミュレーションした結果、
- 元本 :36,000円
- 評価額:170,861円
となりました。この結果については、2018年9月スタート、2020年8月積立終了の仮定で、その間のビットコインの価格変動実績に基づいたシミュレーションですが、わずか3年間で元本の4倍近い利益が出ているのは注目すべきです。
このシミュレーションから未来予測はできませんし、利益を約束するものでもありませんが、少なくともビットコインに対して毎月一定金額を積立投資する魅力については、感じられたのではありませんか。
ビットコインの積立投資ルール
ビットコイン積立投資は、次の2つのルールで行います。「運用は取引所が行ってくれるから、自分はルールを知る必要はない」とお考えの方は、読み飛ばしても構いませんが、投資家である以上、ルールは知っておくようにおすすめします。
積立投資は、「ドル・コスト平均法」と「一定期間購入継続」の2つのルールを活用して行われます。ここでは、この2つのルールについて解説していきます。
ドル・コスト平均法での取引
金融資産投資では、値上がりが見込まれる資産をまとめて購入し、値上がりを待つのが一般的な投資法ですが、「ドル・コスト平均法」は、金融商品を一度に購入するのではなく、定期的に、定額で金融商品の購入をおこなう投資法です。
ビットコインなどの仮想通貨投資で難しいのは、価格変動の大きさにあります。ビットコインでは、わずか3カ月で最高価格6万ドルから3万ドルに下がった事例があります。最高価格でビットコインを購入した投資家は、投資額の半分を3カ月で失ったのです。
このようにビットコインなどは価格変動が大きいからこそ、ドル・コスト平均法での購入が有効です。ドル・コスト平均法では価格が高い時は購入口数は減りますが、価格が低いときは購入口数が増えます。この結果、トータルでの平均購入価格が下がるのです。
価格変動にとらわれず一定期間購入
積立投資の2つ目のルールは、「一定期間購入継続」です。この場合、投資に対して感情が入り込む余地がなく、感情に左右されず合理的な取引ができます。価格変動に一喜一憂する必要がなく、完全に放置していても構わないのです。
仮想通貨積立は積立定期預金の感覚と同じです。異なるのは、価格変動によって最終的な受取額が変わってくる点です。積立投資には、忘れた頃に思いがけない利益を手にするワクワク感はあります。その点が仮想通貨積立の楽しみと言えます。
ビットコインを積み立てる方法
ビットコインの積立投資には、大別すると「手動取引」と「定額サービス」の2つがあります。それぞれ一長一短があります。どちらを選択するかは自由ですが、自身で判断し、悔いが残らない選択をしてください。
手動で積立投資を行う
ビットコインを取り扱う取引所で、手動で積立購入を行う方法です。取引所がビットコインや目的の仮想通貨を取扱っていれば、どの取引所でも自由に積立が行えます。また、購入額もその時の財布の事情によって自由に変えられ、フレキシブルな積立投資が行えます。
一方では、価格変動に惑わされやすく、少しでも安値で買おうとして、デイトレーダーのようにチャートを頻繁にチェックするなど、通常の取引と変わらなくなってしまうデメリットがあります。
手動取引は、ある程度仮想通貨取引に慣れた方や、価格変動に惑わされず冷静に取引ができる方におすすめしたい方法です。
積立サービスを利用して積立投資する
ビットコイン(仮想通貨)取引の入門者におすすめの方法が、積立サービスを利用した積立投資です。ビットコインの積立サービスが提供されている取引所を選び、アカウント開設、積立金額を決めるだけですぐに利用が可能です。
一度申し込めば、自動的に毎月購入され、取引の手間が不要、価格変動に惑わされる心配がない点がメリットです。ただし、ビットコインの積立サービスを提供している国内の取引所は限られるため、取引所の選択肢が少ない点はデメリットと言えます。
ビットコイン積立サービスがある取引所3選
ビットフライヤー「かんたん積立」
1円単位から積み立て
ビットフライヤーは、国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタルから出資を受けている株式会社bitFlyer運営の仮想通貨引所です。ビットコイン取引量では国内No. 1の実績があります。
ビットフライヤーの仮想通貨積立サービス「かんたん積立」は積立金額・頻積立度を細かく設定できるのが特徴です。1回あたりの積立金額は1円から100万円までの範囲で設定が可能で、積立頻度については「1日 1 回」、「週 1 回」、「月 2 回(1 日と 15 日)」、「月 1 回」の4パターンがあり、バリエーションの豊富さが際立っています。
ビットフライヤーでは口座残高から自動購入されるため、予め日本円での口座入金をしておく必要があります。残高が不足する場合は、その回の積立がスキップされます。口座入金には振込手数料が掛かるため、あらかじめ買い付け資金をまとめて口座に入金しておくと、余分な振り込み手数料を抑えられます。
商品名 | 「かんたん積立」 | 取扱通貨 | BTC・ETH・ETC・LTC・BCH・MONA・LSK・XRP・BAT・XLM・XEM・XTZ・DOT |
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積立プラン | 毎日1回・毎週1回・毎月2回・毎月1回 | 積立額 | 月1円から100万円まで |
手数料 | 無料 | 入金方法 | 登録アカウントからの引き落とし |
コインチェック「Coincheckつみたて」
はじめての暗号資産は コインチェック
コインチェックはコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。コインチェックのWebサイトやスマホアプリは直感的に使え、その操作のしやすさは初心者にも好評です。この使いやすいアプリは累計ダウンロード数415万(2021年6月末時点)を誇り、日本での仮想通貨取引人気の要因の一つと見られています。
コインチェックの仮想通貨積立サービス、「Coincheckつみたて」は毎月一定額積立ができます。積立金は手数料が無料で、口座から自動的に引落とされ、買い付けまで全て自動処理されます。積立プランには、「月1回積立プラン」と「毎日積立プラン」の2種類があります。
「月1回積立プラン」では毎月27日に引落しされ、約10日後に買付けされます。一方、「毎日積立プラン」は設定した月間積立額を当月日数で割った金額で、毎日自動で買付けを行います。「月1回積立プラン」より「毎日積立プラン」の方が相場変動リスクが小さく、買付単価の平準化につながります。
積立金額は1,000円単位から設定でき、最低1万円から最大100万円まで範囲の幅があります。また積立てした分は数量を設定し、好きな時に取引口座へ振替が可能です。
商品名 | 「Coincheckつみたて」 | 取扱通貨 | BTC・ETH・ETC・LSK・XRP・ XEM・LTC・BCH・XLM・QTUM・BAT・IOST・ENJ・OMG |
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積立プラン | 月1度1日・毎日 | 積立額 | 月1万円から100万円まで |
手数料 | 無料 | 入金方法 | 指定口座から毎月引落 |
ビットコイン積立サービスがある取引所人気おすすめ比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 商品名 | 取扱通貨 | 積立プラン | 積立額 | 手数料 | 入金方法 |
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公式サイト |
はじめての暗号資産は コインチェック |
「Coincheckつみたて」 |
BTC・ETH・ETC・LSK・XRP・ XEM・LTC・BCH・XLM・QTUM・BAT・IOST・ENJ・OMG |
月1度1日・毎日 |
月1万円から100万円まで |
無料 |
指定口座から毎月引落 |
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![]() |
公式サイト |
1円単位から積み立て |
「かんたん積立」 |
BTC・ETH・ETC・LTC・BCH・MONA・LSK・XRP・BAT・XLM・XEM・XTZ・DOT |
毎日1回・毎週1回・毎月2回・毎月1回 |
月1円から100万円まで |
無料 |
登録アカウントからの引き落とし |
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公式サイト |
月500円からの積立投資が可能 |
「つみたて暗号資産」 |
BTC・ETH・BCH・LTC・XRP・XEM・XLM・BAT・OMG・XTZ・QTUM・ENJ・DOT |
毎日プラン・毎月プラン |
月500円から5万円まで |
無料 |
指定口座から毎月引落 |
ビットコイン積立投資のメリット
ビットコイン(仮想通貨)の積立投資にはさまざまなメリットがあります。ここではそれらをおさらいをして、改めて確認をしてみましょう。
少額から投資が可能
ビットコイン(仮想通貨)積立投資の最大のメリットは、まとまった資金が無くとも少額から投資ができる点です。1ビットコインは時価数百万円ですが、1コイン程度から投資を始めるのも可能です。
そもそも仮想通貨取引では、国内の取引所の多くは500円から取引が始められます。まとまった投資資金がない人、好学のために始めてみようと考える初心者の人にも「物は試し」とお試し感覚で始められるので、おすすめの投資法です。
その中でも、難しく考えず、口座に資金さえ用意しておけば、取引所が定期的に自動で買い付けしてくれる積立投資は特に初心者の方におすすめしたい投資方法です。
仮想通貨は積立投資に向いている
積立投資法ではひとつの金融商品に対する投資期間が長くなり、長期的な資産形成を前提としています。仮想通貨は大きなアップダウンを繰り返しながらも、長期的には価格が上昇している傾向が見られるので、長期での積立投資は理にかなっています。
実際のところ、ビットコインの値動きは大きな乱高下を繰り返していますが、中長期で見れば数倍以上の値上がりが見られ、積立投資には適した金融資産と言えます。
手間要らずの投資法
積立投資は最初に銘柄、買い付けサイクル、買い付け金額を設定すれば、取引所任せで自動的に投資をしてくれます。月々の資金さえ用意すれば、特に何もしなくとも積立と投資が同時で進行します。
一般的な投資では、金融商品に関する事前の知識、情報収集に加えて、常に価格変動のモニタリングを行い、下がれば買い、上がれば売る行為を繰り返します。また場合によっては読み間違いをして、大きな損失を出すケースすらあります。
積立投資ではそのようなリスクやわずらわしさがほとんどありません。スリルを味わいたい方は除いて、最小の手間とリスク、少ない金額から投資が可能な積立投資はメリットが大きいのです。
ビットコイン積立投資のデメリット
ここまででビットコイン(仮想通貨)積立投資には多くのメリットがあるのを理解されましたか。しかし一方、積立投資にもデメリットはあります。メリットとデメリットの双方を見ながら、自身のスタイルに合った投資法を選ぶのが大切てす。
短期で大きな利益を狙う人には向かない
積立投資法は中長期の期間、定期的に一定金額を積立投資をしていきます。短期的に大きな利益を見込む方式ではありません。価格変動のリスクを抑えながら、長期的な視点で値上がりを狙う投資を目的とする人におすすめできる投資方法です。
利益の保証があるわけではない
積立預金では、金利がマイナスとならない限り、少額でも利益は保証されます。しかし、積立投資は投資の1つの手法ですから利益の保証はありません。一括取引の投資よりは価格変動リスクを受けにくい点はあるものの、必ず利益が出るとは限りません。
まとめ
ビットコイン(仮想通貨)の積立投資について紹介してきました。仮想通貨の取引所が提供する「積立サービス」は中長期で仮想通貨による利殖を行いたい方にとって有用なサービスだとご理解されたと思います。
ビットコインの積立投資が行える主な取引所についてご紹介しましたが、取引所によって積立サービスの内容が異ります。各取引所のサービス内容の横比較を載せておきましので、ぜひ取引所選択の際の参考にしてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年03月24日)やレビューをもとに作成しております。
東証一部上場企業、GMOインターネット株式会社のグループ、GMOコイン株式会社運営の仮想通貨取引所です。GMO証券の運営ノウハウを生かした金融サービスが強みです。GMOコインは初心者から上級のトレーダーまで幅広いユーザーが利しており、GMOコインの口座数は40万件近いと見られています。
GMOコインの「つみたて暗号資産」は、毎月1回取引の10日プランと、毎日積立プランがあります。最低500円から最高5万円まで、1,000円単位での設定が可能で、Webサイトやスマホアプリから利用ができます。1コイン500円の少額から設定が可能なので、ビットコインとイーサリアムといった組合わせで、気になる銘柄をいくつか選んで少しずつ積み立てられます。
積立できる仮想通貨の種類が14種類もあり、どの銘柄を積み立てるのか迷う人も多いと思いますが、公式サイトでは「仮想通貨」、「積立期間」、「積立金額」を入力してシミュレーションが行え、投資イメージを確認しやすい点もこの取引所のおすすめポイントです。