フリーランスの薬剤師になって自由な働き方をしよう!気になる年収も紹介
2023/03/23 更新

フリーランスの薬剤師は、薬剤師の知識や経験を生かして働くスタイル。個人事業主として自由な働き方ができる、時間に拘束されないなど魅力が多いですが、年収はどうでしょうか?そこで今回は、フリーランスの薬剤師について詳しく調査しました。
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フリーランスの薬剤師になってで自由な働き方をしよう!
薬剤師免許を取得した薬剤師の働き方は近年変わってきています。以前は病院や薬局・ドラックストアなど企業と雇用契約をして安定した収入を得ていました。会社の雇用に縛られることなく、フリーランスで自由に働く薬剤師も増えてきています。
個人事業主として薬局と業務委託契約を結んで働けたり、薬剤のスキルを活かしてライター業務をする方もいます。フリーランスの薬剤師になれば、休みも自分で好きに決めることができるのに会社員と同じくらいの収入を得ることができます。
自由な働き方に興味を持っている薬剤師は多いですが、実際にどうすればいいのか悩んでいる方は多いです。そこで今回は薬剤師フリーランスの選び方をご紹介します。フリーランスに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
個人事業主として働くフリーランスの薬剤師とは?
フリーランスの薬剤師とは、病院や薬局・ドラックストアなど企業に所属せず、薬剤師のスキルを活かして個人事業主として自由な働き方で収入を得ている方のことです。フリーランスの薬剤師になると、様々な仕事を経験することができます。
薬剤師のスキルを活かして、メディカルライターや医療翻訳などお薬や健康について情報を発信できる仕事があります。マッチングビジネスやユーチューバーとして広告収入を得ることもできる他、個人で調剤薬局と直接契約をして働く方もいます。
派遣薬剤師と混同される方も多いですが、フリーランスの薬剤師は派遣会社を仲介せず、契約を直接交渉して仕事を引き受けるため、仲介手数料などのコストがかかりません。フリーランスの薬剤師になってどのように働きたいのか決めて活動してみましょう。
業務委託で働くフリーランスの薬剤師の年収
フリーランスの薬剤師になったら年収はどのくらいになるのか気になる方は多いです。人によって差はありますが、基本的に正社員の平均年収と大きく変わりません。高単価のところでたくさん働けば、もちろん年収を上げることはできます。
ブログなどで年収〇〇円と掲げている方もいますが、どのくらい働くかはあなた次第です。フリーランスの薬剤師は個人事業主のため、派遣薬剤師のように仲介料をひかれることがなく、直接業務委託をすることでコストを削減することができます。
自由な働き方をすることができるのに、会社に勤めている薬剤師と同じか少し多い収入を得ることができるフリーランスの薬剤師になることで、今まで仕事が大変できついと感じていた方もリラックスできて働きやすくなったと感じた方もいます。
フリーランスの薬剤師のメリット・デメリット
フリーランスの薬剤師が気になっている方のために、メリットとデメリットについてまとめました。どちらも把握しておくことで、自分に合った働き方であるか確認することができます。
フリーランスの薬剤師のメリット
フリーランスの薬剤師のメリットについてご紹介します。自分のライフスタイルに合わせて自由な働き方を見つけることができるので、チェックしてみましょう。
どこでも自由に働くことができる
フリーランスの薬剤師は固定の働く場所がないため、どこでも働くことができます。病院や薬局で勤務をしなくても在宅業務を行うことも可能です。時間や日程に縛られずに、自分のライフスタイルに合わせて仕事を自由に設定することができます。
就業規則がフリーランスの薬剤師にはなく、夜の隙間時間を活用して仕事をすることもできるため、会社の雇用形態に縛られることなく他の事業にも挑戦してスキルを磨けます。自由な働き方だからこそ、自分がやりたいことにどんどん挑戦できます。
薬学生に向けて家庭教師をすることもでき、在宅ワークの環境で仕事をすることも可能です。様々な隙間時間を有効的に使って、高収入を目指すことができますが、自分の休む時間もしっかりと調整するようにしましょう。
転勤や異動の心配がなく副業にも時間を使える
フリーランスの薬剤師は会社に所属していないため、会社都合の転勤や異動の心配がありません。自分の都合に合わせて働くことができ、急な引っ越しなどで家族に影響を与えません。場所や時間に縛れることがないメリットが大きいです。
仕事をする相手も自分で選ぶことができるため、自由度が高く自分の得意分野を活かして働くことができます。勤務日数なども調整することができ、会社雇用で働くよりも自分の時間を増やすこともできるので、副業の時間も確保することが可能です。
収入が高く経費精算もできる
フリーランスの薬剤師が個人経営や個人事業主となれば、経費を計上することができます。仕事のために購入した書籍やパソコン・交通費などを経費として計上し節税することが可能です。会社雇用で働いている薬剤師より手元に残るお金が多くなることもあります。
薬剤師の専門資格を活かした仕事だけではなく、会計についての知識も習得することができます。個人経営者となれば、弁護士や税理士など専門家とのやり取りも増え、経営の仕組みについても学んでいけます。
人脈が広がる
フリーランスの薬剤師は、多くの薬局で働いたり他の事業に挑戦することで、多くの経営者と出会うことができます。派遣薬剤師のように紹介された場所に行き働くわけではなく、自分で仕事を取得しなければいけないため、直接経営者と話す機会が増えます。
会社雇用として薬剤師をしているとこのようなチャンスはなかなかありません。中には薬局を譲渡したいと考えている人に会えることもあります。薬局の開業を考えている方には貴重なチャンスでスムーズに開業につなげることができます。
経験豊富な経営者と出会うことによって、よい刺激を受けることができ、自分のスキルを磨けます。会社雇用を選択せず、フリーランスの薬剤師になることで人脈を広げていくことができます。
フリーランスの薬剤師のデメリット
フリーランスの薬剤師には様々なメリットがありましたがデメリットもあるため、事前に把握しておきましょう。
自分で確定申告をする
会社雇用の薬剤師は年末調整を会社が行ってくれます。フリーランスの薬剤師になると、自分で帳簿を作り確定申告を行わなければいけません。会計ソフトなどを使えば、初心者の方でも簡単に帳簿をつけることができ、税務署へ報告することができます。
納税などに関する知識がないフリーランスの薬剤師も多いですが、税理士など専門家にお願いをすることで、しっかりと確定申告を行うことができます。個人事業主など個人経営をされている方は経費を計上しますが、すべて経費の扱いになるのか不安もあります。
専門家であれば的確に確定申告に向けてのアドバイスや手続きをすることができるので、不安な方は早めにアクションを起こして確定申告の準備を進めておきましょう。
収入が安定しない
フリーランスの薬剤師になると自分で仕事を確保しなければいけません。ライターなどの場合は広い人脈を利用したり、経験や実績を積みながら仕事につなげていきます。自分で確保することが難しい場合は仕事がないため、収入が不安定になってしまいます。
調剤薬局のフリーランスの薬剤師の場合は、フリー契約をしなければならなく、派遣で勤務してからオーナーと交渉したほうがスムーズに仕事を得ることができ、収入につなげることができます。一旦契約を解除すると、また一からフリー契約を見つけなければいけません。
自由な働き方ができる一方で仕事を確保することができなければ、不安定な収入になるデメリットがあるため、経験や実績を積んで仕事が安定的に入るようにしなければいけません。
社会保険について
フリーランスの薬剤師は会社に所属していないため、厚生年金保険に入ることができません。国民年金保険に加入しなければならず、フリーランスの薬剤師は保険料の負担が大きいデメリットがあります。
保険料は収入によって変わり、自治体によっても異なります。扶養控除や社会保険料控除がなく、扶養しなければいけない人数が多い方や40歳~64歳は介護保険料を請求されるため、会社で務めるよりも保険料の負担が大きな負担になってしまうことがあります。
薬剤師会国民健康保険というものもあり、保険料を安くすることもできますが、各都道府県の薬剤師に加入する必要があり、薬剤師会国民健康保険は入会金も高いことからフリーランスの薬剤師にはおすすめできません。
メリハリをつけないと休みがない
フリーランスの薬剤師は自由な働き方を選択することができます。中でもライターの方の場合、メリハリをつけないといつまでもだらだらと仕事することになってしまい、休みをしっかりと確保することが難しい場合もあります。
会社に所属していれば、時間で働く時間が決まっており、残業をしない限り仕事をしませんが、フリーランスの薬剤師になると隙間時間でも仕事をすることができるため、働く時間のルールを設定しておくのがおすすめです。
たくさん働けば働くほど年収を高くすることができますが、体を壊してしまえば保証はありませんので休む時間も大切です。スケジュール管理をきちんと行い、仕事から離れる時間も作るようにしましょう。
フリーランスの薬剤師になるには?
フリーランスの薬剤師になりたいと考えている方のために、大切なステップについて解説していきます。これをチェックしながら必要な準備を進めていきましょう。
派遣薬剤師として経験と実績を積む
フリーランスの薬剤師は収入が不安定になりやすいため、まずは派遣薬剤師から始めるのがおすすめです。いきなりフリーランスの薬剤師は仕事が安定しておらず、収入の見込みもないため、まずは経験と実績を派遣で積んでおきましょう。
派遣薬剤師は様々な薬局で経験を積むことができ、人脈を広げることができます。採用担当者や社長とのつながりを深めていくことができれば、フリーランスの薬剤師になるチャンスが出て、自分で仕事を確保するよりも楽をすることができます。
採用担当者や社長との関係を築くことができれば、フリーランスの薬剤師になった後でも引き続き仕事を得ることができ、安定した収入につなげていくことができます。派遣薬剤師でフリーランスになるきっかけを作っていきましょう。
開業届を出す
フリーランスの薬剤師は個人事業主として開業届を出す必要があります。開業届は税務署に出す書類で、これからフリーランスとして働くために必要なものです。税務署の窓口やサイトで必要書類を入手することができます。
必要事項を記入して税務署に提出することで、開業手続きを進めていくことができるので、フリーランスの薬剤師を目指すのであれば最低限の準備は進めていきましょう。
社会保険の手続きを行う
会社に勤めずフリーランスとして薬剤師として働くのであれば、社会保険の手続きを切り替えないといけません。厚生年金をかけることができなくなるため、国民健康保険と国民年金への加入が必要です。
会社を退職してから14日以内に手続きを済ませないといけませんので、フリーランスの薬剤師になると決めたのであれば、速やかなに手続きを行うようにしましょう。お住いの役所で手続きを済ませることができるので行ってください。
フリーランスになるには薬剤師の経験が大切!
フリーランスの薬剤師になるためには、まず経験と実績を積むことがとても大切です。自己管理能力がある方で様々な仕事に挑戦したいと考えている方にフリーランスの薬剤師は向いています。すぐにフリーランスの薬剤師にならず徐々に準備を始めることが大切です。
フリーランスの薬剤師になることは、メリットの他にデメリットもあり、軌道に乗るまで収入が不安定になり、手厚い制度や安定性がありません。自分がフリーランスの薬剤師に向いているのか自己分析をしてから決めるようにしましょう。
仕事の見つけ方は様々あり、薬局に直接営業する他、マッチングサービスを利用したりクラウドサービスなどがあります。経験と実績を積んでフリーランスの薬剤師を目指すのであれば、まずは派遣薬剤師として働き人脈を広げていくのがおすすめです。
まとめ
フリーランスの薬剤師は、自由な働き方をしたい方におすすめです。自己管理能力があれば、仕事と休みのメリハリもつけることができ、コミュニケーション能力や交渉力など自分のスキルを磨くこともできます。新たな選択肢の一つとして検討してみましょう。
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