保育士をやめたい方必見!人間関係への対処法やつらい時期の乗り越え方

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保育士になったけれど、人間関係の悩みや仕事量の多さが原因で辞めたいと思っている方は多いのではないでしょうか。仕事をしていると、このようなつらい時期が必ずやってきます。そこで今回は、つらい時期の乗り越え方や転職活動にまで踏み込んでお話ししていきます!

保育士を辞めたくなったら

「夢やあこがれをもって保育士になったけれども、もう辞めたい」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。2年未満の保育士の離職率が14.9%と高く、仕事に不慣れな1年目、2年目は特につらい時期だと言えるでしょう。

 

そこで今回は、保育士を辞めたい・辛い時期の乗り越え方を紹介します。保育士を辞めたい理由や改善方法、転職のタイミングや退職するときの流れなども紹介しているので、今すぐ辞めたい方も、もうちょっと頑張りたいという方もぜひ参考にしてくださいね。

保育士を辞めたい理由

保育士を辞めたいと感じる理由は人それぞれです。ただ、その中でも多くの保育士が「給料が安い」、「人間関係が疲れる」、「仕事量が多い」という理由で辞めたいと感じています。ここからは、そんな辞めたい理由について詳しくご紹介していきます。

給料が安い

保育士を辞めたい理由として多いのが、給料が安いというものです。厚生労働省が公表した令和元年度賃金構造基本統計調査によると、令和元年度の全国の保育士の平均年収は3,634,600円

 

この統計には50代、60代のベテラン保育士も含まれているので、新卒など若い保育士の平均年収はより低い傾向にあります。また、令和元年度の日本人全体の平均年収は436万円なので、保育士の年収は全体の平均年収より低いのが実情です。

 

やりがいも大切ですが、生活していくためにはお金も欠かせません。保育士の給与は私立なのか、公立なのか、どの都道府県なのかなどによっても異なりますが、仕事がハードな割に給料が少ないと感じている保育士が多いようです。

人間関係が疲れる

「先輩や同僚、保護者との人間関係に疲れた」というのも、保育士を辞めたい理由としてよく挙げられます。保育園の運営は小規模で行われることが多く人の入れ替わりが限られているため、人間関係が濃厚になりがち。派閥ができている保育園もあるでしょう。

 

方針や考え方の違いで意見がぶつかってしまうこともあります。また、話しかけても無視される、連絡を回してもらえない、やることすべてに文句をつけられるなどの嫌がらせを受けた経験がある保育士もいます

 

また、保護者対応がストレスになっている保育士も多いです。子どもは突発的に大人が思いがけないような行動をするため、気をつけて見ていても怪我をしてしまうことがあります。そのような際に、保護者から責められて辞めたいと思いつめてしまう保育士も多いです。

仕事量が多い

仕事量の多さも、保育士を辞めたいと感じる理由として多いです。保育士の仕事は子どもの世話だけでなく、保護者への支援や指導計画の作成、行事の企画・準備、掲示物や配布物の作成など多岐に渡ります。

 

勤務時間内に終わらず持ち帰ってサービス残業をした経験のある方もおられるでしょう。不慣れな1年目の保育士が特につまずきやすい点でもあります。また、SNSなどでは、新型コロナウイルスの影響で消毒や掃除などの手間が増えてよりつらくなったという意見も多くみられます。

 

仕事に追われ思うように休みや休憩が取れない、事務仕事が多く子どものお世話に時間が割けないとの悩んでいる方も多いのではないでしょうか。また、給料が少ないという理由と合わせて「仕事量に見合うだけの報酬が貰えていない」という不満を多くの保育士が抱えています。

保育士をやめたい状況の改善方法

保育士を辞めたいと感じながらも、「今の状況は耐えられないけれど、子どもが好き」、「せっかく取得した保育士の資格を活かしたい」という方も多いのではないでしょうか。ここからは、保育士を続けるために、今の状況を改善する方法をご紹介していきます。

給料の安さを改善するならキャリアアップ

給料の安さが一番の不満だという方は、キャリアアップを目指すのがおすすめです。保育士の給料の安さは社会問題にもなっており、保育士の待遇を改善するために2017年に厚生労働省が「保育士キャリアアップ研修」を開始しました。

 

このキャリアアップ研修を受けると、新しく創設された「副主任保育士」「専門リーダー」「職務分野別リーダー」という役職に就くことが可能になります。

 

職務分野別リーダーになると月5,000円程度、副主任保育士・専門リーダーになると月5,000~40,000円程度の給料アップが期待できます。

職場の人間関係を改善するなら適度な距離感

職場での人間関係に苦労している方もおられるでしょう。相性が悪く、どうしても合わない人っていますよね。それが同僚や上司でも、無理に仲良くなろうとする必要はありません

 

仕事上だけの関係だと割り切って適度な距離感を保つほうが、円滑な関係が築けることもあります。嫌がらせを受けたなど理不尽な内容の場合は、園長や主任、同僚などの第三者に相談し、一人で抱え込まないようにするのがおすすめです。

仕事量を多さを改善するなら業務の効率化

仕事量の多さが悩みの原因である場合は、業務の効率化ができないか検討してみましょう。定期的に行う日誌や園だよりは効率化しやすいポイント。ある程度フォーマットを作っておき、それに当てはめるだけにしておくと短時間で作業を終わらせられます。

 

また、便利なアイテムを活用するのもおすすめです。ギザギザ線やなみ線などを簡単に切れるピンキングハサミや、穴あけパンチの要領でハート形や星形などをつくれるクラフトパンチ、指サックや分厚い紙も綴じられるステープラーなど制作物や事務作業を楽にしてくれる便利アイテムを利用してみてくださいね。

 

また、どの仕事にどのくらい時間がかかるかを把握しておくことも大切です。かかる時間が分かれば「まだあれも、これも終わっていない」と必要以上に焦らなくて済むので、ストレスを感じにくく落ち着いて目の前の仕事に取り組めるでしょう。慌てない分、ミスも減りますよ。

どうしてもつらいときは転職

どうしてもつらいときは転職するのが良いでしょう。子どものことが気がかりだという方も、自身の心身の健康を第一に判断してくださいね。

職場を変えれば保育士を続けられる方

保育士を辞めたい理由が職場の人間関係や給料などの労働条件の場合は、職場を変えて保育士を続けるのも選択肢のひとつです。保育士の資格やこれまでの経験を活かせます。また、人材が不足している職種なので、求人が多く転職活動が容易な傾向にあります。

 

転職活動をする際は、給料はもちろん、休日や残業の有無、働きやすさなども確認すると良いでしょう。今どんな理由で辞めたいのかをまとめ、次の職場選びに生かしてくださいね。

 

また、保育園だけでなく、事業所内保育所や病院内保育所、託児所や福祉施設、学童保育などを候補に入れてみるのも良いでしょう。認可保育園より条件が良いこともありますよ。

保育士以外の仕事に就きたい方

「もう保育士としては働きたくない」という方はほかの業種に目を向けてみましょう。介護士は、保育士と共通の業務内容もあるため転職活動がしやすい傾向にあるようです。

 

一般事務は人気の職種であり、かつ派遣社員の採用が増え中途採用の正社員の求人数が減っていることから倍率が高いです。ただ、残業や休日出勤が少なく、給料が安定している求人も多いため、チャレンジしてみるのも良いでしょう。

 

また、ITエンジニアは給料が良い職種のランキング上位にありながら、未経験でも就職可能です。さまざまな仕事があるため、自身の性格や求める条件を明確にして、転職活動を進めていきましょう。思い切って職種を代えることで天職が見つかるかもしれませんね。

転職活動は辞める前と辞めた後のどちらにすべき?

「転職活動をいつするか」も重要なポイントです。今の仕事を辞める前に転職活動をする場合と、辞めた後に転職活動をする場合のメリット、デメリットは以下の通りです。

 

  メリット デメリット
在職中に転職

収入の心配がない

希望の求人が出るまで転職活動を続けられる

スケジュール管理が大変

即入社してほしいという要望に応えられない

退職後に転職

時間に余裕がある分、情報収集や対策をじっくり行える

転職活動を最優先できる

条件を満たしていれば、失業保険や早期再就職支援金などがもらえる

収入がなくなる

自制ができず遊び過ぎてしまうことも

 

在職中の転職活動なら収入がなくなる心配がないので、満足いく求人が出るのを待つことも可能です。ただ、面接や準備時間の確保が課題となります。いずれのタイミングにもメリットとデメリットがあるため、自分の性格や状況に合っている方を選択しましょう

保育士の辞め方や退職までの流れ

ここからは、保育士を辞めるのに適した時期や退職理由の伝え方、退職までの流れについてご紹介します。少しでも気持ちよく退職し、次の仕事を晴れ晴れとした気持ちで始めたいという方は、ぜひ参考にしてください。

辞める時期はいつがいい?

一般的に保育士を辞める場合は、4月から新年度が始まるため3月末での退職が良いとされています。中途半端な時期に子どもたちと別れて影響を及ぼす心配がなく、担任を持っている場合でもスムーズに次の担任とバトンタッチできます。

 

保育園側は後任を探す必要があり、今すぐやめるというのは難しいため、2~3ヵ月前の1月や2月には退職したい旨を伝えておきましょう

 

ただ、「心や体の調子を崩している」、「仕事を続けるのが困難だ」という場合は、3月末まで待つ必要はありません。自身の健康を一番に考え、退職の意向を伝えましょう。

辞める理由の伝え方

退職理由の伝え方も悩むポイントですよね。まず、退職したいという気持ちは、主任やリーダーなどの直属上司に伝えた後、園長先生に伝えるのが一般的です。保護者や子ども、他の先生がいないタイミングを見計らって伝えるのが良いでしょう。

 

体調不良や結婚・介護・引っ越しなどの家庭の事情を退職理由とすると、承諾されやすいです。給料や労働時間、園の方針や人間関係を理由に退職する場合は、なるべくマイルドに伝えると角が立ちにくいでしょう。

気持ちよく退職するまでの流れ

ここからは、気持ちよく退職するための流れをご紹介します。

ステップ➀:退職届を提出

園長先生などと話し合い退職日が確定したら、退職届を提出します。特に指示がない場合は手書きでも、パソコンでも構いません。白色無地の紙に縦書きで記入しましょう。

ステップ➁:他の職員に伝える

他の職員にも退職すると伝えておくと良いでしょう。そして、後任の保育士への引継ぎを行います。子どもの名前やアレルギー、好き嫌い、心身の発達具合や実施した行事や退職後の行事内容、備品の保管場所などをまとめ、分かりやすいように伝えましょう。

 

また、関係書類はほかの人が見ても分かりやすいように整理しておきます。年度途中でやめる場合に保護者や子どもへ伝えるかどうかは園によっても異なるため、園の方針に従いましょう。

ステップ➂:支給物の返却

健康保険被保険者証、ロッカーのカギや文房具、パソコンなどの園の備品、個人情報などの入った書類やマニュアル、制服、社員証などの返却を行います。借りているものをきちんと返し、気持ちよく退職しましょう。

ステップ➃:受取書類の確認

保育園を退職する際には、雇用保険被保険者証、離職票、健康保険被保険者資格喪失証明書、年金手帳、源泉徴収票などの書類を受け取ります。雇用保険被保険者証は、新しい職場へ提出することが多いです。

 

離職票は失業保険給付の申請を行う際に必要となります。手渡しされる場合もあれば、自宅へ郵送される場合もあるため、いつ貰えるのか確認をしておくと安心でしょう。

ステップ➄:退職のあいさつ

退職当日は、他の職員全員に挨拶をして帰るのがよいでしょう。その際に渡せるよう個包装のお菓子などのちょっとしたお礼の品を用意しておくのがおすすめです。お世話になったことへの感謝の気持ちを伝え、円満に退職できると良いですね。

まとめ

この記事では、保育園を辞めたい場合の人間関係への対処法やつらい時期の乗り越え方、転職する際の流れやタイミングをご紹介しました。人と適度に距離をとったり、効率良く仕事をすることで乗り切れることもあります。それでも、難しい場合は転職も視野に入れるのも選択肢のひとつでしょう。

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