ホワイトニングの価格を徹底解説!料金相場は?【2023年最新版】
2021/08/03 更新

目次
気になるホワイトニングの価格
最近は、一般的な言葉として浸透してきた「ホワイトニング」。口元の美しさがそのひとの第一印象に大きく影響するため、気にしている人は多いはず。「歯の黄ばみが気になってうまく笑えない」という方や「コーヒーやたばこで人より黄ばんでいる気がする」と悩んでいる方も少なくないですよね。
そんな方には、定期的にホワイトニングをすることをおすすめします。ホワイトニングにはいろんな種類がありますが、特に歯科医院でするホワイトニングにはメリットがたくさん。しかし、ホワイトニングにかかる費用が心配という方もいますよね。
この記事では、ホワイトニングの種類や料金相場について詳しく解説していきます。自分に最適なホワイトニングの方法を見つけるために、ぜひ最後まで目を通して参考にしてくださいね。
ホワイトニングの種類に分けて徹底解説
まずはホワイトニングの種類について詳しく解説します。ホワイトニングの種類は大きくわけて4つです。順を追って解説していきますが、気になる項目がある方は以下のリンク先から直接とべますのでぜひチェックしてください。
①オフィスホワイトニング
1つ目が、オフィスホワイトニングです。歯科医院で、歯科医師や歯科衛生士の手でおこなう施術が特徴です。有資格者にしか取り扱うことができない「過酸化水素」「過酸化尿素」など高濃度の薬剤を使用することができます。そのため、短期間でホワイトニングの効果を感じやすいという点がメリットとしてあげられます。
また、歯のクリーニングなどのオプションも対応していることがあり、手厚いケアも魅力のひとつ。継続することで、歯の色を保つことができるので定期的な通院が必要です。
オフィスホワイトニングの種類
オフィスホワイトニングの種類ですが、基本的には歯科医師とよく相談してからの決定がおすすめです。ホワイトニングは、「薬剤の種類(薬剤の濃度)」・「照射する光」・「回数」・「時間」によって効果に差がでます。
多くの人はB1・A1ぐらいの白さを目標にしますが、ひとりひとりの歯の状況によって必要な処置は異なるのです。薬剤の濃度が高く、照射する光が強めなほど効果は高くなりますが、それに伴い知覚過敏のリスクもあがるので要注意です。
オフィスホワイトニングの施術方法
オフィスホワイトニングの施術の簡単な流れを説明します。施術時間は1回あたり1時間ほどが目安です。歯科医院によっても流れや施術時間は異なるのであくまでも参考のひとつにしてくださいね。
- 事前カウンセリングで、希望の歯の白さなどをヒアリングする
- 重度の虫歯や歯周病などないか歯のチェックする
- 今現在の歯と希望する歯の色味をチェックする
- 歯をクリーニングする
- 歯茎を薬剤でしっかりと保護する
- ホワイトニング溶液を塗布する※
- 光の照射をおこなう※
- ホワイトニング溶液を除去する※
- ※の作業を数回繰り返す
- 歯茎の保護剤を取り除き、完了
②ホームホワイトニング
2つ目が「ホームホワイトニング」です。その名の通り、自宅で自分で行うホワイトニングのことを指します。歯科医院で自分の歯の形のマウスピースを作り、処方された薬剤を使用するのが特徴。マウスピースに薬剤を流し込んでそれを1日2時間程装着します。2週間程毎日この工程をおこなうだけで、効果が得られるのでおすすめです。
ホームホワイトグはこのようにじっくり時間をかけて歯を白くしていくので、白さを持続しやすいといわれています。歯科医院に頻繁に通う必要もないので、時間がない方にもおすすめの方法です。
ホームホワイトニングの注意点
ホームホワイトニングは、基本的に自宅で自分でおこなうものなのでいくつか注意が必要になってきます。薬剤を処方してもらった歯科医院によって、注意点も異なってくるのであくまでも参考にしてくださいね。
- マウスピースは、1日1~2時間程毎日かかさず装着する
- マウスピース装着時と装着後30分間は飲食を極力しない
- ホワイトニングをおこなう前に、しっかりと歯磨きをして汚れを落とす
- ホワイトニングの専用ジェルは、米粒大の大きさを目安に歯の中央に入れる
- ホワイトニング装着後は、よくうがいをする
ホームホワイトニングのジェルの選び方
ホームホワイトニングのジェルですが、「過酸化尿素」が主成分になっており濃度は選択することができます。基本的に濃度は10%~35%の間で選ぶことが可能です。早く効果を出したい方であれば濃度が高いジェル、知覚過敏が心配な方は濃度の低いジェルがおすすめです。あくまでも目安ですがジェルの費用は2週間分でおおよそ10,000円以下なので、手軽に始めることができるのも魅力のひとつ。
LEDライトは必要?
オフィスホワイトニングではホワイトニング溶液を塗布したあとに光の照射をおこないますが、ホームホワイトニングにはLEDライトは必要なのでしょうか。一般的にホームホワイトニングでは、LEDライトは含まれていません。
ホームホワイトニングの薬剤の主な成分「過酸化尿素」には、光に反応する光触媒が入っていないため大きな変化が起こるとは考えづらいです。しかし熱によって歯を白くするという原理もあるので、もし気になるという方は医師に相談した上で検討しましょう。
③デュアルホワイトニング
3つ目が上記で紹介した①オフィスホワイトニングと②ホームホワイトニングを組み合わせて行う方法の「デュアルホワイトニング」です。オフィスホワイトニングで短時間で白くし、そのあとホームホワイトニングをおこなうことで白さを定着させていきます。2つを組み合わせることで高い効果が期待できるホワイトニング方法です。
デメリットとしては、2つの費用がかかるのでトータル費用が高額な点があげられます。中には10万円を越えることもありますが、お金がかかってもホワイトニングの高い効果を持続したいという方におすすめです。
④セルフホワイトニング
4つ目が、セルフホワイトニングです。セルフホワイトニングは、ホワイトニングサロンに行ってサロンスタッフから施術方法や器具の使い方の説明を受け自分で全ておこなうホワイトクリーニング。施術は、説明を含めおおよそ1時間ほどです。
セルフホワイトニングのメリットとしては、上述した3つとは異なりリーズナブルな点があげられます。そのため、まずは試してみたいという方や上述した3つの方法は高くてなかなか手が出せないにおすすめです。
リーズナブルなのには理由があり、大前提として医師・衛生士がいません。そのため、漂白成分である過酸化水素も取り扱いが不可なので、歯を理想の白さに近づけるというよりは歯の汚れを落とすという目的の方にむいています。
オフィスホワイトニングのメリットとは?
先述したホワイトニングの種類「①オフィスホワイトニング」のメリットについて、大きく2点解説していきます。ホワイトニングの種類によってメリットやデメリットはまったく異なるので、念のため目を通してくださいね。
短期間で効果が出やすい
メリットの1つ目として、先述のとおり「短期間でホワイトニング効果が出やすい」点があげられます。オフィスホワイトニングの施術は、有資格者にしか取り扱うことができない高濃度の薬剤を使用し強めの光の照射をおこなうのが特徴。そのため、短期間でホワイトニング効果が出やすいので急いでとにかく歯を白く近づけたい方に特におすすめです。
歯並びに関係なく治療可
メリットの2つ目として、歯並びに関係なく施術を受けることが可能な点があげられます。有資格者であるプロの歯科医師や歯科衛生士のが施術をおこなうので、歯並びが悪くても的確にホワイトニングの処置をすることが可能です。
後ほど説明するセルフホワイトニングでは、自分自身で全て作業をおこなうので歯並びや技術によって効果に差がでてしまいます。そのため、むらなくしっかりとした施術を受けたい方には、オフィスホワイトニングがおすすめです。
ホワイトニングの料金相場とは?
ここまで色々と特徴について説明しましたが、多くの人が検討する上で一番気になるのは料金ですよね。料金の高い・安いは重要な判断基準ですが、安すぎてもあとから追加費用が発生するなどトラブルにつながることもあるので注意が必要です。ここでは3つに分けて料金相場を簡単にまとめたので、ぜひ一度目を通してください。以下リンク先から直接とぶことも可能です。
歯科医院
歯科医院で行われる歯のホワイトニングは、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングの3つです。それぞれの料金相場について以下の表にまとめたので今一度確認してください。
ホワイトニングの種類 | 料金相場 |
オフィスホワイトニング | 約30,000〜70,000円程度。定期的な通院が必要。 |
ホームホワイトニング |
マウスピース製作費で15,000〜25,000円程度。ホワイトニングの薬剤費用が1週間で5,000円程度。 |
デュアルホワイトニング | 50,000〜100,000円程度。薬剤や医院によって100,000円を超えるケースも多い。 |
セルフホワイトニングサロン
セルフホワイトニングサロンとは、歯科医院などの医療機関ではないサロンのことを指します。医療機関ではなく、上述したセルフホワイトニングをおこなう場所です。「酸化チタン」・「ポリリン酸」などを使って汚れを落とすことが目的。
自分自身でおこなうことで人件費などの経費を抑えることができるので、値段は安価です。LEDライトの照射時間により料金は異なりますが、1回2,000〜5,000円程度。中には1か月15,000円程度で通い放題といったサロンもあるのでぜひチェックしてください。
エステサロン
エステサロンは、美容を目的とした施術を行う店舗のことを指します。最近では、美容の一環としてホワイトニングを取り扱っているエステサロンが増加中。エステサロンの中には医師や歯科衛生士が常駐している店舗もあります。
しかし、病院ではないため歯科医院のように歯を白くする漂白成分を扱うことはできません。その点は、セルフホワイトニングサロンと同様です。料金ですが、1本あたり500円程度とリーズナブルな価格での施術が可能。キャンペーンなどもおこなっているので、とりあえず試しに歯の汚れを落としたい人にはおすすめです。
歯科医院でのホワイトニングが高い理由は?
ここまでホワイトニングの種類と値段について説明しました。セルフホワイトニングサロンやエステサロンでのホワイトニングは、リーズナブルな価格でおこなえますが歯科医院のホワイトニングとは目的が異なります。
セルフホワイトニングサロンやエステサロンで行うホワイトニングは、あくまでも歯の汚れを落とし元の白さに近づけることが目的です。そのため、クリーニング以上の効果を得ることができません。
一方、歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングは歯を元の白さ以上に近づけることが目的です。歯医医院のホワイトニングは値段が高いといわれていますが、以下でメリットについて説明するのでそちらも含めて検討するようにしましょう。
歯科医院のホワイトニングがおすすめ!メリットとは?
歯科医院のホワイトニングのメリットですが、大きく4点説明します。オフィスホワイトニングは値段が高いといわれていますが、メリットが大きいのでぜひチェックしてください。以下リンク先から直接とんで読むことも可能です。
事前の検診で虫歯などの疾患がわかる
メリットの1つ目としては、事前の検診で虫歯などの疾患がわかる点があげられます。
オフィスホワイトニングでよく使用される薬剤「過酸化水素」ですが、濃度が高いので劇物指定されているのが特徴。そのため取り扱いには注意が必要で、その時の歯の状態によっては痛みを引き起こしやすいというリスクがあります。基本的には、ホワイトニングを施術してから24時間たつと痛みがおさまってくると言われていますが以下の場合にはその限りではありません。
- 重度な虫歯
- 重度な歯周病
- 歯の先端や表面が削れている
- 歯にヒビがある
- 重度の知覚過敏 など
こういった疾患も確認した上で、ホワイトニングができる状態なのかなども検討できるので歯科医院での施術はおすすめです。
漂白成分のある薬剤を使用できる
メリットの2つ目としては、「過酸化水素」という漂白成分のある薬剤を使用できる点があげられます。オフィスホワイトニングでは主に過酸化水素を使用し、ホームホワイトニングでは主に過酸化尿素を使用。どちらも、劇物にあたるため取り扱いには歯科医師・歯科衛生士が必要な薬剤です。
そのため、歯のクリーニングが目的ではなく歯の漂白を目的としたホワイトニングをしたい場合には、歯科医院でのオフィスホワイトニング施術しか方法はありません。一方、漂白というと「歯にダメージがあるのでは?」と心配な方も少なからずいますよね。
しかし、過酸化水素は歯についた「色素」にアプローチをしてくれる薬剤です。そのため、歯そのものが弱くなったりダメージをうけることは考えにくいでしょう。
オーダメイドのプランが組める
メリットの3つ目としては、オーダーメイドのプランが組める点があげられます。ホワイトニングという同じメニューでも、ひとりひとりの歯や体質は異なるため全く同じ施術をすることは本来適していません。サロンでは、セルフで施術をおこなうのでそこまで考えるのは素人では難しいです。
一方、歯科医院ではホワイトニングをおこなう前に事前のカウンセリングがあります。その人の希望の歯の白さだったり、その人に最適な施術方法・照射時間・回数などをオーダーメイド組み立ててもらうことが可能です。
加えて、日本歯科審美学会が認定する専門資格「ホワイトニングコーディネーター」がいる医院であればホワイトニングに対する基本的なノウハウがあります。しっかりと自分に適したホワイトニングが受けたい方には、歯科医院でのオフィスホワイトニングがおすすめです。
アフターケアが充実
メリットの4つ目としては、アフターケアの充実度があげられます。前述のとおりオフィスホワイトニングでは30,000円〜70,000円、セルフホワイトニングでは1回2,000〜5,000円かかり、定期的に通う必要があります。
最近では、悪徳のサロンで「数回分をセットで契約したものの、アフターフォローがなく解約したい」「カウンセリングの内容と異なった」などトラブルにつながるケースがいくつかあり注意が必要です。一方、歯科医院であれば、国家資格を持った医師と歯科衛生士が対応するのでなにかあったときのアフターケアが充実しています。
ホワイトニング完了後のメンテナンス費用もチェック
ホワイトニングをおこない理想の白さになった場合でも、時間が経過すれば再び着色してしまいます。着色してしまうまでの期間は生活習慣や体質によって個人差がありますが、一度白くきれいになった歯を白く保つためには定期的なメンテナンスが必要です。
つまり上記でご紹介したイニシャルコスト以外に加えて、メンテナンスコストがかかることも頭に入れておきましょう。イニシャルコストがいくら安くても、持続期間が短ければメンテナンスコストがかさむためトータル費用は大きくなってしまいます。オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングにおいては、1年でおおよそ1万円~3万円ほどを想定しておきましょう。
ホワイトニング直後の食事について
ホワイトニング、特にオフィスホワイトニング直後は歯に色が入りやすい状態になっているので食事に気を付けなければなりません。以下、一例としてホワイトニング直後に避けた方が良い食事について簡単にまとめたのでぜひ参考に一度目を通してください。オフィスホワイトニングの場合には、ホワイトニングしてから最低24時間は以下の食事は避けましょう。
避けた方がいいもの | 詳細 |
色が濃い調味料・食材 | カレー、味噌、醤油、ソース、ケチャップ、トマトソース、緑黄色野菜、チョコレートなど |
色が濃い飲み物 | 茶、コーヒー、お茶、赤ワイン、炭酸飲料など |
酸性度の高い物 | レモン、わさび、酢、マスタード、香辛料など |
イソフラボンを含む物 | 豆腐・豆乳など |
ホワイトニングの費用は保険適用?保険適用外?
ホワイトニングの費用は、結論からいって健康保険の「保険適用外」です。健康保険の適用対象となるのは、診療・薬の処方・手術などの医療行為に限られています。そのため、美しさを獲得・維持することを目的した施術は保険適用外になり、歯の色をきれいにするホワイトニングにかかる費用も保険適用外です。
このようにホワイトニングの費用には保険がきかないので、歯科医院は料金を自由に設定でき医院によって料金に差があります。ホワイトニングで使用する薬剤や使用機器によっても料金は異なるの、いろんな方法を検討しながら最適な方法をみつけてくださいね。
ホワイトニングができないケースとは?
ここまで詳細について説明しましたが、いざホワイトニングをやろうと思っても施術を受けられないケースが実はいくつかあります。下の表に一例を出しているので、念のため当てはまらないか確認してから予約を取るようにしましょう。
- ホワイトニングができないケース
- 18歳未満
- 重度の虫歯
- 重度の歯周病
- 重度の知覚過敏
- エナメル質にヒビがはいっている
- エナメル質や象牙質が未発達
- 光線過敏症
- 呼吸器に疾患がある
- 無カタラーゼ症がある
- 人工歯
- 妊娠中(※医師に要相談)
- 授乳中(※医師に要相談) など
まとめ
ここまで、ホワイトニングについて種類や薬剤など詳しく解説しました。歯科医院でのホワイトニングは少し高い設定の金額になっていますが、薬剤やそれ以外のメリットが大きいということはお分かりいただけましたでしょうか?初めてホワイトニングする方はこの記事を読んで、ぜひ最適な方法をみつけてくださいね。理想のきれいな歯に近づきましょう!
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