早漏とは、性交の時に男性の射精が早すぎる状態のこと。男性にとっては大変デリケートな悩みの一つで、性生活が行えない方も多いのではないでしょうか。実は、日本の成人男性の約3.5人に1人が早漏といわれています。決して特別な悩みではなく、早漏は治療可能です。

まずは、男性治療を扱うクリニックへ相談しましょう。ですが、どのクリニックが良いか、どのようなことを行うのか、費用はどれくらい掛かるのかなど、分からないことが多いですよね。誰かに聞こうにもデリケートな悩みなので、聞けない方もいるかと思います。

そこで今回は、名古屋でおすすめの早漏治療ができるクリニックをご紹介します。早漏の治療方法やクリニックの選び方も紹介するので、早漏に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

そもそも早漏とはどのような症状なのでしょうか？まずは早漏について解説します。

明確な定義はありませんが、「挿入して1分以内に射精してしまう」、「挿入前に射精してしまう」、「射精をコントロールできず、本人の期待より早く射精してしまう」が一般的な早漏とされています。1分以上でストレスに感じる場合も早漏と考えられています。

早漏であることをストレスに感じ、性行為を避けるケースも珍しくありません。性行為を避けることでパートナーとの関係に溝を作ってしまうこともあります。デリケートな悩みですが、早漏は治療できます。一人で抱え込まずにクリニック相談しましょう。

早漏には過敏性早漏、ストレス性早漏(心因性早漏)、衰弱性早漏、ED性早漏の4タイプがあります。それぞれ詳しく解説します。

過敏性早漏とは、性感帯となりえる部分に少しでも刺激を受けただけで、射精してしまう状態のこと。通常、性的な刺激が脳に伝達された後に射精の準備をしますが、過敏性早漏の人は極度に敏感なため、脳が性的な刺激を感じる前に刺激だけで射精してしまいます。

10~20代に多いのが特徴で、包茎性早漏ともよばれ、自慰の際早く射精する癖がついてしまっていることが要因のひとつだと言われています。また、仮性包茎などで亀頭が包皮に包まれている場合、刺激に慣らされていないので、過敏性早漏になりやすいと言われています。

ほとんどの早漏の方が、ストレス性早漏(心因性早漏)と言われています。人によっては、刺激が無くても興奮しただけで射精してしまうことも。原因は、性に関するトラウマやストレスが原因と言われています。

過去に行った際に思いのほか早く射精してしまったことがきっかけで、「すぐに射精するかも」という焦りから不安が生じ、早漏になるというケースがほとんどです。何度も繰り返していくと悪循環になり治りにくくなってしまうため、クリニックの受診が適切です。

年齢を重ねることで発症しやすいと言われているのが、衰弱性早漏です。衰弱性早漏とは、年齢を重ねることで筋力が衰え射精までの時間が早くなってしまう症状のこと。40代、50代以降の男性によくみられるタイプの早漏です。

衰弱性早漏は射精する勢いも弱くなったり、感覚がなくても射精したりする場合もあります。筋力低下が原因の一つなので、デスクワークなどで、日ごろから運動が日課になっていない方がなりやすいと言われています。

ED性早漏とは、EDが原因で発症する早漏のこと。EDとは、勃起不全のことを指し、満足に勃起しない状態または、持続的に勃起が得られない状態のことをいいます。ED性早漏の場合、早漏のことでクリニックに相談した際にEDと診断されることも。

ED性早漏は、ED治療と併用するのが一般的です。セットでの治療を行なっているクリニックもあるので、相談してみることをおすすめします。

早漏は治療可能です。主な治療方法を下記にまとめました。

• カウンセリング
• 内服薬治療
• 薬剤注入(早漏注射)
• 包茎手術
• 亀頭冠焼灼法

カウンセリングを行ったのち、治療薬による内服治療や薬剤注入法を行うのが一般的です。ストレスや筋力の衰えが原因の場合、カウンセリングや生活改善の指導を受けることもあります。

診察時に医師と相談して、自分にあった治療方法を行いましょう。男性スタッフのみのクリニックを選べば気兼ねなく相談できます。次項目より早漏治療について詳しく解説します。

早漏治療の具体的な方法や、保険は適用されるのかなど、早漏治療の疑問について解説します。早漏治療を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

早漏治療は健康保険が適用されない「自由診療」と呼ばれる治療です。自由診療とは、健康保険をはじめとする公的な医療保険が適用されない医療技術または薬剤による治療のこと。費用はすべて患者負担、いわゆる10割負担になります。

早漏治療は自由診療であるため、費用はクリニックによって異なります。薬物治療であれば服用する薬の種類や量にもよりますが、診察代を含めて数千円～が相場です。1錠から処方してくれるクリニックもあれば、数個～数十個セットで処方するクリニックもあります。

数個～数十個セットの場合、1万円以上することも。薬剤注入の場合、4万円～が相場です。薬剤注入にも複数の種類があり、最も高い治療の場合、20万円近くになることもあります。クリニックによって費用に差があるので、来院する前に必ずチェックしましょう。

早漏治療の費用の相場は以下の通りです。参考にしてみてください。

薬物を服用した場合、副作用はあります。早漏治療の場合、一般的には頭痛・めまい・吐き気・下痢などが起こる場合があります。ただし、副作用はありますが、症状が重くなることはほとんどないと言われています。

薬剤注入の場合、通常の注射と同じで注射針を刺すため、内出血のリスクがあります。注射での内出血は軽度なので、数日もすれば治るのが一般的です。内出血は、運動やアルコールの摂取、長風呂などで血流を良くなると悪化することもあります。

注射後はアルコールを控え、体を安静にして、注射した部位を刺激しないように気を付けましょう。

ここからは早漏治療のできるクリニックの選び方を解説します。さまざまな観点で選び方をピックアップしました。ポイントを押さえて自分に合ったクリニック選びましょう。

早漏治療は自由診療です。各クリニックによって費用が異なるので、金額が明確に表示されているクリニックを選びましょう。明確に表記されているクリニックの中で、自分が支払えるクリニックを選ぶのがポイントです。

手術費用以外にも追加料金がかかるクリニックもあります。診察料やカウンセリング、アフターフォローは別料金の場合も。公式サイトで「費用一覧」や「料金表」などを必ずチェックしてください。

早漏治療が初めての方や早漏について詳しくない方も多いかと思います。そう言った方は「無料カウンセリング」がおすすめです。無料カウンセリングでは、早漏治療に対する疑問や悩みなどを解決してくれます。

基本的にそのまま診察・処方の流れになりますが、無料カウンセリングのみでもOKのクリニックもあるのでチェックしてみてください。無料カウンセリングを行っていないクリニックは、すぐに診察が始まり、診察料を支払う場合もあるので注意してください。

薬剤注入を行う方は、アフターフォローがあるかチェックしてください。クリニックによってアフターフォローは異なりますが、「無料の電話サポート」、「再診無料」などがあります。

例えば「MSクリニック」では年中無休の匿名相談に加え、24時間受付のアフターケア専門ダイヤルが無料で用意されています。薬剤注入は、内出血のリスクがありますが、それ以外のことも考えて、アフターフォローを確認しましょう。

早漏治療は、他人に相談しにくい悩みです。他の患者と顔を合わせたくない方も多いかと思います。クリニックがプライバシーに配慮しているかチェックしましょう。完全個室や完全予約制で他の患者と顔を合わせないシステムになっているクリニックもあります。

また、クリニックによっては医師のみと対面するシステムのクリニックもあるのでチェックしてみてください。

女性に見られたくない方は、対応している医師やスタッフが男性かチェックしましょう。早漏は男性が抱えるデリケートな悩みです。クリニックは患者の悩みに配慮して男性スタッフのみで運営しているクリニックもあります。

女性に見られたくない方は、男性スタッフのみのクリニックを選びましょう。公式サイトなどに「スタッフは男性のみ」などと記載されているので、チェックしてみてください。

費用やプライバシーなど希望の条件と揃っていても予約する前には、口コミでクリニックの評判をチェックしましょう。口コミで実際に手術を受けた方の評価を確認することで、より慎重にクリニック選びを検討することができます。

しかし、インターネット上の情報は匿名性が高く、その書き込みが本当かどうかは分かりません。実際に手術を受けていないのに評価を書き込むサクラも存在します。高すぎる評価と低すぎる評価が書き込まれている場合は念の為に避けておきましょう。

基本的に早漏治療も一般的なクリニックや病院と流れは変わりません。流れをまとめましたので、参考にしてください。

1. 診察予約
2. 来院・受付
3. カウンセリング・診察
4. 治療(処方または薬剤注入)
5. お支払い

当日の診察は、処方の場合、早ければ会計まで数十分程度で終わることもあります。2回目以降はさらに短くなるのが一般的です。薬剤注入の場合は、プラス10～15分程度。入院不要で1時間前後で終わります。

薬剤注入は当日でなくても問題ありません。いったん帰宅して十分に考慮してからでも可能なので、カウンセリングだけで来院してみるのもおすすめです。

早漏を改善する手段として、手術、薬、筋トレや刺激を与えるといった方法があります。その中でも一番早く効果を感じることができるのが手術です。ずっとコンプレックスを感じている・すぐに治したいと悩む方は、手術の手段をおすすめします。

「早漏を治したいけど、手術はちょっと怖い」「市販の薬でなんとかならない？」と考える方も多いですよね。早漏治療は手術をするイメージが強いですが、内服薬のみの治療もあります。また外科手術といっても、必ずメスをいれるわけではありません。

幹部に薬剤を注入する方法、超音波メスを使用して焼灼する方法など早漏治療は多彩です。早漏治療を受ける際は、様々な治療法からご自身にぴったりな治療法を提案してくれる病院を選ぶことが大切です。

早漏防止の薬として、国内では軟膏が販売されています。販売場所は限られていますが、ドラッグストアなどでも購入可能です。また塗り薬以外だと飲み薬が一般的ですが、残念ながら早漏治療の内服薬を国内のドラッグストアで購入することはできません。

海外から個人輸入で内服薬を購入することは認められていますが、自分で判断して購入するよりも、ご自身の症例に対して適切な薬を適切な量で処方してくれる病院にかかることをおすすめします。

早漏防止薬にもジェネリック医薬品はあります。ジェネリックとは、厚生労働省の認可を得て製造販売されている新薬と同じ有効成分を含む医薬品です。新薬と品質、効き目、安全性が同等であると認められています。

しかし、ドラッグストアなどで簡単に買えるものではなく、取り扱っているクリニックや医療機関にも限りがあります。購入する場合は、ちゃんと薬についての説明がある場所で購入するようにしましょう。

今回は、早漏治療や名古屋の早漏治療ができるクリニックを紹介しました。早漏は治療できます。デリケートな悩みなので、友人や家族に相談できない方も多いですが、クリニックなら親身に相談に乗ってくれます。

1人で悩まずに、早漏に困らない充実した性生活が送れるよう、ぜひ本記事をご活用ください。