UDMG セラミックタンブラーを検証!実際の使い心地や機能性をレビューしました
2021/04/02 更新
目次
UDMG セラミックタンブラーとは

UDMGの「二重構造断熱コーヒーカップ セラミックタンブラー」は2重構造で断熱効果のあるカップです。セラミックなので口当たりがよく、ステンレス製に特有の金属のにおいもありません。フタとシリコンカバーを外せば電子レンジの使用も可能です。

タンブラーの底にはシリコン製のコースターが付いており、滑りにくくするとともに、タンブラーに傷がつくのを防止します。カラーはブラウン・ブルー・レッドの3色です。
実際にUDMG セラミックタンブラーの使い心地を検証!

商品を購入する前に、実際の使用感が気になりますよね。今回、編集部にてUDMG セラミックタンブラーの保冷力・保温力・こぼれにくさ・使いやすさを検証し、評価しました。ぜひチェックしてください。
フタを閉めていても30分で約4℃上がってしまった

まず、タンブラーの「保冷力」の検証を行いました。室温23℃の部屋の中で、冷水を飲み口から4cm下まで入れ氷を2~3個入れて実験。30分後にどれだけ温度が変化しているかを比較し、点数を付けました。

9.8℃から13.7℃と、フタがついているにも関わらず、かなり温度が上がってしまいました。保冷力はあまりないので、冷たい飲み物を入れるのには向いていません。
1時間で約28℃も下がった

次に、飲み物を温かいままキープできるか「保温力」の検証を行いました。室温23℃の部屋の中で、お湯を飲み口から2cm下まで注ぎ実験。1時間後、どれだけ温度が下がってしまっているかを比較し、それぞれ点数を付けました。

お湯を入れると、セラミック部分・シリコン部分ともに熱く感じ、持ち続けられませんでした。温度も76.2℃から47.9℃まで下がってしまったため、長時間の保温には適していません。
フタは密閉構造ではないので注意が必要
フタ付きタンブラーの「こぼれにくさ」を検証しました。水を飲み口から2cm下まで注ぎ、傾けて中身が漏れてこないかを確認。こぼれた際の角度やこぼれた量を比較し点数をつけました。

タンブラーを少し傾けただけで大量に水がこぼれてしまいました。フタが付いているものの、密閉はできないため注意が必要です。室内など安定した場所で使うことをおすすめします。
シリコンで滑りにくいが、重い
最後に、タンブラーの「使いやすさ」を検証しました。タンブラーの持ちやすさや感触、使い心地を確認し、飲み口の厚みや位置まで詳しくチェックしました。

本体が450gなので飲み物をさらに入れるとかなり重く感じました。持ち手部分はシリコンゴムでできており、滑りくく作られています。底もシリコンゴムのため、机の上から誤って落としてしまったり滑ってしまったりすることも防げます。
スライドして簡単に飲める作りで、飲み口は約4mmと分厚いですが、セラミック製なので金属臭が気になる人におすすめです。
【総評】機能性は劣るが、ステンレス製が苦手な方におすすめ

保温力・保冷力ともに評価できず、使い心地の点でも気になる箇所が見受けられます。本体がかなり大きく、飲み口も分厚いため持ちづらく感じました。ステンレス製タンブラー特有の金属臭が気になる方におすすめのセラミック製タンブラーです。
機能性の高いタンブラーを求めるなら、この商品もおすすめ

保冷力と保温力に優れたタンブラーが欲しい方には、ドウシシャの真空耐熱コンビニマグ CBCT400BKがおすすめです。フタは密閉性が高いので安心して持ち運べます。コンビニのコーヒーマシンにも使えるので便利です。
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本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年04月02日)やレビューをもとに作成しております。
二重セラミック構造で熱が冷めてしまうのを防ぐタンブラーです。フタとシリコンカバーを外すことで、電子レンジでの使用もできます。スライド式の蓋なので、片手で楽々飲み口を開けることができますよ。
残念ながら、検証では保温力・保冷力ともに低評価でした。傾けると中身がこぼれてしまうため、鞄の中に入れるなどの持ち運びには向いていません。普通のステンレス製だと金属臭が気になってしまう方におすすめです。