目打ちのおすすめ人気ランキング10選【菱目打ちやヨーロッパ目打ちも紹介】
2022/04/19 更新
目次
どこに売ってる?ホームセンターでも手軽に手に入る目打ち
お家での時間が増えて趣味を増やしたい方も多いのではないでしょうか。裁縫やレザークラフトなどの手芸を趣味や仕事にしている人には必須である目打ちですが、どこに売ってるかやどんなものを選んでいいか分からないですよね。
実は、裁縫では布を押さえる際に使用したり革製品の加工を行う際に使用するなど、用途は様々で、裁縫の仕上がりを向上させたり、作業が楽になったりと便利な使用方法が沢山あるんです。ホームセンターでも手軽に手に入るのでぜひチェックしてみてください。
そこで今回は目打ちの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。ランキングは、用途・種類・使いやすさを基準として作成しました。
目打ちの選び方
目打ちの選び方は主に、使用する場面や先端の素材など作業をいかに精密に行うかで選ぶ事が多いので、ご自身の趣味の方向性で決めると良いでしょう。
用途で選ぶ
目打ちを選ぶ際は自分の目的や用途も確認しておきましょう。アクセサリーやレザークラフト、ポケット付けなど様々な用途があります。
「アクセサリー」作りなら先端の尖ったものがおすすめ
先端の尖ったタイプの目打ちは精密な作業に打って付けのアイテムです。仮縫いのしつけを解く際に使用したり、穴あけやビーズの穴に先端を通して持ち上げる事も可能です。細かな作業が多い場面で便利に働くでしょう。
また縫物に使用する際には糸の絡まりを解くこともできます。使用する場面が多くありますが、先端が鋭利なのでお子様の裁縫や作業を行うときは、誤って手を傷付けてしまわないように注意しながら使用してください。
「トランプト・ブティ」用は先端が丸いものがおすすめ
先端に丸みがある目打ちは、手芸の初心者の方には馴染みは少ないでしょう。布を押し広げるようにして使用する目打ちは、イタリアンキルトの伝統的な刺繍方法であるトラプントやプティで使用することが多いです。
先端の丸い目打ちのメリットは、布に傷を付けずに加工することが可能になるということです。ニットなどデリケートな素材を扱う際に適しています。更にはキルティングの裏から綿などを詰めるときに重宝します。
「ポケット」付けには先端がカーブしているもの
先端がカーブしている目打ちは、ミシンの布を送りだす際に便利なアイテムです。刃先が曲がっているので抑え金まで先端が入り込みます。布をスムーズに送り出すことで綺麗な縫い目に仕上がるのでおすすめです。
更にはポケット付けの際に曲がっている背中の部分で袋の曲線を作ることができるので、縁取りを丸く仕上げたい場合に使用することが出来ます。また、糸を引っ掻けやすいので縫い目を解く際にも利用できます。
「レザークラフト」なら菱目打ちやヨーロッパ目打ちがおすすめ
レザークラフトなどで革に穴を開ける際には菱目打ちやヨーロッパ目打ちを使用するのがおすすめです。レザーなど硬い素材に穴を開けるので、菱目打ちには2~4本程度の針が付いており効率的な穴あけが可能です。
ピッチの違いもありますが、曲線に穴を開ける際には目数の少ない目打ちを使用するので作りたいものに応じて変更してください。また、菱目打ちはハンマーなどで穴を開ける事が主流となっていますのでケガには注意しましょう。
「先端」は錆びにくさで選ぶのがおすすめ
精密さが第一の目打ちにとって一番の大敵は錆びの発生でしょう。大工などの職人が使っていた目打ちは鋼や鉄で出来ており鋭く剛性はありますが、手入れを怠ると錆びが発生し使用には適しません。
現代では先端の素材にはステンレス製や鋼にメッキ加工が施されたものが主に使用されています。長く使用するならば手入れなどのメンテナンス性が良い素材の方が便利です。また、繊細な作業なので布を傷付けないものを選びましょう。
滑りにくく握りやすい「グリップ」がおすすめ
裁縫の作業において、グリップ部分の使いやすさは作業性に直結するので、握りやすいものを選んでください。握った時にすっぽりと抜けてしまわないように太目のものを選ぶか滑り止めが付いているものが良いでしょう。
グリップはまず第一に手に馴染むこと、そして木で出来ているものを選ぶか樹脂製のものが滑りにくく出来ているので良いでしょう。長時間の作業でも疲れにくいものを選びましょう。また、長く使うには手触りで選ぶと失敗が少ないです。
先端に「保護カバー」が付いているものがおすすめ
目打ちの先端は鋭利なので必ず保護カバー付きのものを購入しましょう。裁縫箱に入れているからといって安心はできません、小さな子供が興味本位で触ってしまう危険性もあるので十分に注意して取り扱ってください。
また、持ち運ぶ際にもカバーを付ければ安心です。使用している時以外も保管方法を明確にしておくことで万が一のケガを防ぐことが出来ます。ポリエチレンやPVCなど様々な樹脂製キャップが存在していますので、素材にも注意してみましょう。
「クローバー」の目打ちは種類が多くおすすめ
裁縫用具を扱う専門メーカーのクローバーは、様々な種類の目打ちを製造しています。特にグリップの部分に滑り止めが付いている商品が人気が高く、初心者でも安全に作業する事ができるので、有名なメーカーの商品を使用すると良いでしょう。
目打ちの人気おすすめランキング10選
口コミを紹介
思ったよりも小ぶりでかわいらしいです。
お気に入りの道具になりました。ひとつあると便利。
口コミを紹介
使いごごちもよく長持ち思想なので、最初からこれにしておけば良かったなと思いました
協進エル(KYOSHIN ELLE)
プロ菱目打 4本目 4mm巾 1150162-04 50162-04
綺麗に仕上がるレザークラフト用菱目打ち
人気のレザークラフト用の菱目打ちです。革の加工を行う際に重要なアイテムで、均等に整えられた刃先が布を傷めずに穴を開けることが出来ます。焼き入れ加工を施すことによって鋭利な先端になっており刃先が摩耗した際には研磨が可能です。
初心者でも硬い革でもしっかりと均等に綺麗な穴を開けられる商品は魅力的です。更に持ち手には滑り止めの加工が施されているので、レザークラフトなどの作業を行う際にも便利な商品です。
先端形状 | 菱(ピッチ4mm) | 刃先材質 | ‐ |
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柄材質 | ‐ | 手持ち形状 | 丸細目 |
保護カバー | ‐ |
口コミを紹介
専門メーカーの製品なので切れ味は良いです。
口コミを紹介
スヌーピーの手芸用品を見つけて、可愛いので、購入しました
Tulip(チューリップ)
クラフトツール 極細目打ち(TM-02)
ビーズアクセサリー造りに最適
先端がとても細く出来ているので、繊細な作業に対して効果を発揮します。特にビーズを使ったアクセサリーを造る際などでは、細かなビーズの穴にも針を通せるので糸通しやバリを取る工程などの作業性が向上するでしょう。
柄は持ち手部分が平たくなっているので保持しやすく安定感が抜群です。こちらの製品の他にも用途に合わせて刃先の形状を選べるので、制作したいものに合わせて選択しましょう。
先端形状 | 先鋭/先丸/先丸+曲り | 刃先材質 | スチール(ニッケルメッキ) |
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柄材質 | エラストマー | 手持ち形状 | 細平 |
保護カバー | クリアレン製 |
口コミを紹介
ビーズ関係や細かい作業には必需品で、使いやすいです。
口コミを紹介
線引きや最後の仕上げに使っています。
程よい切れ味で使いやすいです。
口コミを紹介
本当に使い易い目打ちです。
口コミを紹介
小さな穴が簡単に開き、印付けが楽ですね。
口コミを紹介
赤いグリップ部分が滑り止めになり、力を加えても滑りにくく、とても扱いやすいです。
口コミを紹介
グリップ部分が丸ではなく若干楕円で滑り止めの
溝があるため非常に持ちやすいです。
目打ちのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 先端形状 | 刃先材質 | 柄材質 | 手持ち形状 | 保護カバー |
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楽天 Amazon ヤフー |
トラプント・ブティに最適な商品 |
先丸 |
鋼(ニッケルメッキ) |
ABS樹脂/オレフィン系エラストマー |
丸太目 |
ポリエチレン製 |
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楽天 Amazon ヤフー |
使い心地抜群の目打ち |
先丸 |
鋼(ニッケルメッキ) |
ABS樹脂/エラストマー |
丸太目 |
オレフォン系樹脂 |
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楽天 Amazon ヤフー |
繊細な作業に最適な目打ち |
先鋭 |
鋼(ニッケルメッキ) |
天然木 |
丸太目 |
ポリエチレンキャップ |
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楽天 Amazon ヤフー |
布送りに最適なカーブ目打ち |
先鋭+曲り |
鋼(ニッケルメッキ) |
ABS樹脂 |
丸太目 |
オレフォン系樹脂 |
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楽天 Amazon ヤフー |
レザークラフトの定番商品 |
先鋭 |
‐ |
木製 |
丸目 |
チューブ製 |
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楽天 Amazon ヤフー |
ビーズアクセサリー造りに最適 |
先鋭/先丸/先丸+曲り |
スチール(ニッケルメッキ) |
エラストマー |
細平 |
クリアレン製 |
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楽天 Amazon ヤフー |
お子様の裁縫練習にどうぞ |
先鋭 |
鋼(ニッケルメッキ) |
木製 |
太丸目 |
PVC樹脂 |
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Amazon ヤフー |
綺麗に仕上がるレザークラフト用菱目打ち |
菱(ピッチ4mm) |
‐ |
‐ |
丸細目 |
‐ |
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楽天 Amazon ヤフー |
持ちやすい滑り止め付き |
先鋭 |
鋼(ニッケルメッキ) |
ABS樹脂 |
丸太目 |
オレフォンス系樹脂 |
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楽天 Amazon ヤフー |
耐久性抜群な目打ち |
先鋭 |
ステンレス製 |
天然木 |
丸太目 |
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目打ちの使い方をマスターする
目打ちは便利な道具ですが、使い方を知らずに布に傷を付けてしまう場合があります。しっかりと使い方を知った上で使用しましょう。
布のカドを出す時に使う
裁縫の初心者から脱却し上達させたいならば、仕上がりを美しくするためにはカドを出してみましょう。生地を中表にして縫った後に縫い目から数センチ離れたところを僅かにカットしてから生地を裏返します。
そして、角に目打ちを入れて内側の布を押し出してあげると綺麗なカドが出てくるのです。この時先端が鋭利な目打ちを使用する際には布に穴を開けないように注意しましょう。先端が曲がっているものが使いやすいです。
布送りに目打ちを使用する
裁縫でミシン縫いを行なう際に、目打ちを使用するとスムーズに作業ができるでしょう。目打ちの役割は人間の指では押さえにくい場所を縫う際に、生地を押さえることができるので作業性が向上します。
ミシンなど寸法の関係でせまくて押さえられない場所や、可動部で指を傷付けてしまうこともなく、布を先に送り出す際にも引っ掛からないようにしっかりと固定できるので繊細な作業を効率的に行なうことが出来ます。
細かい作業の際に使用する
人間の手では時間の掛かる作業を目打ち一つで作業効率を大幅に向上させることができるので積極的に使用していきましょう。衣服に使用するボタンを付ける際に布に予め印をつけておくこともできます。
趣味の手芸や仕事で裁縫を行なっている様々な人の作業を簡単にしてくれる便利な道具なので、裁縫の初心者からレベルアップする為には便利で作業を効率的に行なう道具の使い方をマスターすると良いでしょう。
目打ちと共にレザークラフトや裁縫の便利アイテムをご紹介
裁縫をより楽しく便利に行う為には色々な道具を試してみましょう。初心者が中級者や上級者へ上がる為の商品をご紹介します。
目打ちの代用なら千枚通しがおすすめ
目打ちは先端の部分だけが細く尖っているのに対し、千枚通しは先端を除いてほとんど刃の太さが変わらない道具の名称です。用途は様々ですが、目打ちが無い場合でも代用できる場面がありますのでご活用下さい。
目打ちの作業箇所をマークできるチャコペンが便利
目打ちの作業をする際には最も気を付ける点は作業箇所の把握です。型紙の時に付けていた印がある部分に穴を開けたりと、作業が布に移った途端に分からなくなることが初心者には起こります。その為にチャコペンを使用しましょう。
チャコペンとは生地に直接描画できる専用のマーカーであり、小学校の裁縫の時間に青と赤の鉛筆タイプのものを使用した記憶がある方もいるのではないでしょうか。こちらの製品を使用する事で型紙通りに作業をこなすことができるのでおすすめです。
レザークラフトの際には台座を使用する
レザークラフトの際に気を付ける点は作業をするレザーの下にしっかりと台座を敷く事です。何も敷かない状態での作業はあまりおすすめできません。寸法をきっちりと測って作業する工芸ではミリ単位のズレが致命的です。
その為に、作業の際にはしっかりと平滑で歪みの無い台座を使用することをおすすめします。硬いゴム製など厚みのある素材の上での作業ならば安定して穴あけなどを行なうことが出来ます。作業環境も確認してみましょう。
菱目打ちを使用する際は木槌を使うのがおすすめ
菱目打ちなどは便利な道具ですが、しっかりと使用方法が分かっていない状態では高価な革を無駄にしてしまうことがあります。そうならない為にも菱目打ちの穴あけをする際には木製あるいはゴム製のハンマーを使用しましょう。
特に、女性などは金属製のハンマ―よりも軽く叩く強さを調節しやすい木槌やゴム製ハンマーがおすすめです。また、片方が木製でもう片方がゴム製となっているハンマーもありますので好みに合わせて選択してください。
以下の記事では、ハンマーのおすすめ人気ランキング15選【石頭ハンマー・玄能も紹介!】をご紹介しています。ぜひご覧ください。
菱目打ちが抜けないときはどうする?
菱目打ちを使用する際に注意しておきたいこと、また抜けなくなった際にどうしたら良いかをご紹介します。
菱目打ちの研ぎ方を覚える
菱目打ちは使用している内に摩耗していきます。そのまま使用し続けるとハンマーなどの硬いもので革へ押し出した時に、穴が開いても抜けなくなってしまう場合があります。こんな時はヤスリで側面を磨いて下さい。そうすると抜けやすくなります。
市販の液体研磨剤を使用する事で簡単に磨くことができますので、切れ味に問題が発生したら早めに研ぐことをおすすめします。
蝋を付けると抜けやすくなる
もし、菱目打ちを使用している時に革を引っ張るようになったら注意してください。先端が摩耗し研ぐ必要があるからです。ヤスリを切らしてしまった場合は応急処置として少量の蝋を塗ると良いでしょう。付け過ぎると穴に詰まってしまうので注意してください。
手芸がもっと楽しくなるレザークラフトの世界
革財布や革のキーホルダーなど、レザークラフトで作れる商品は多種多様です。最近では本革など質のいい革を販売する専門店が増えてきています。初心者でも気軽にレザークラフトの世界を体験できるスターターキットも存在します。
以下の記事では、レザークラフトキットの人気おすすめランキング15選【初心者でも〇】をご紹介しています。ぜひご覧ください。
まとめ
目打ちは裁縫やレザークラフトを便利に楽しくさせる為の重要アイテムです。是非今回の記事をきっかけにして目打ちの便利さが伝わったなら幸いです。手芸は奥の深い世界なので是非色々な知識を勉強してみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年04月19日)やレビューをもとに作成しております。
職人の町として有名な新潟県三条市のメーカーが製作している目打ちです。角利産業は大工用品を主に扱っているので目打ちの品質もこだわっています。天然木を使用し手になじむ太目のグリップが工芸が趣味の方に人気です。
更には、刃先がステンレス製になっているので錆びに強く長く使うことが出来ます。穴あけや印付け、レザークラフトからファイリングの穴あけまで様々な用途をこなし、扱いやすい長さで裁縫箱を圧迫しないところも便利な製品です。