葬儀や法事に使う鯨幕のおすすめ7選【由来や使い方も】
2023/03/20 更新

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鯨幕とは?
鯨幕とは、お通夜や告別式で目にする黒と白の縦じまの布のことを言います。一般的に葬儀などで使われる鯨幕ですが、鯨の体が黒と白の2色であることが由来。江戸時代ころから「弔事=黒」の西欧文化が普及され黒と白が使われるようになったと言われています。
また、鯨幕の種類には透けにくい綿やお手入れのしやすいポリエステル、テトロンなどの素材があります。そして、幕巾サイズも1間(約180cm)から5間(約540cm)などさまざまなものがあるので、屋内や屋外など使用場所によって最適なものを選べます。
しかし、鯨幕だけでもさまざまな素材やサイズがあり、どれが使う場所にぴったりなのか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は鯨幕の選び方・おすすめ・使い方・素材別のお手入れ方法などをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
鯨幕の選び方
鯨幕を選ぶ際、素材やサイズから探せます。それぞれの特徴を知って、自宅などにぴったりな鯨幕を見つけてみてください。
素材で選ぶ
室内や屋外、使い方などを考えながら、最適な素材の鯨幕を探してみてください。
色が濃く透けないものなら「綿」がおすすめ
綿製の鯨幕はポリエステルやテトロンと比べると、丈夫で分厚いのが特徴です。化学繊維よりも重厚感があるため、改まった会場で使うのにおすすめです。また、綿製の鯨幕は透けにくいので、会場の仕切りや囲いに使うのに向いています。
しかし、化学繊維と比べるとしわがよりやすく素材が固いので、大きいサイズの片付けや保管には人手が必要なのがデメリットです。また、綿製の鯨幕は折りたたんでも化学繊維よりもかさばるのも難点です。
手入れのしやすいものなら「ポリエスエル」がおすすめ
ポリエステル製の鯨幕は綿製と比べると薄手でしわになりにくく、表面に光沢があるのが特徴です。軽量で水をはじきやすいので、お手入れや保管もしやすいのがメリット。しかし、綿製よりも薄手な分、色が薄く透けやすいのがデメリットです。
また、テトロン製の鯨幕もありますが、ポリエステルの一種で、東レとテイジンが開発した製品です。このテトロン製の鯨幕はポリエステルと同様、軽量で丈夫な上、しわがとれやすく、水や汚れに強いのが特徴です。
屋外使用なら「テトロン」がおすすめ
鯨幕には、テトロン製のアイテムもあります。ポリエステルの一種のテトロンは、東レとテイジンが開発した製品です。このテトロン製の鯨幕はポリエステルと同様、軽量で丈夫な上、しわがとれやすく、水や汚れに強いのが特徴です。
水や汚れに強いテトロン製の鯨幕は、屋外の塀や目隠し、仕切り用に最適です。また、屋外用の大きなサイズでも、軽量なテトロンは後片付けも少人数でできます。
サイズで選ぶ
鯨幕を探す際、会場の大きさや使う場所に合ったサイズから選べます。
家の中なら約畳2畳分サイズの「1間」がおすすめ
鯨幕の大きさは、1間、3間など「間」と言う単位で販売されています。1間は約180cmの幕巾で、180cm~10m以上のものまでさまざまです。鯨幕のサイズは1間からが多く、畳の縦幅に対応します。1間の鯨幕は、一般的な家屋の屋内に十分なサイズです。
6畳サイズを囲うなら「10m以上」がおすすめ
縦横が3.6m×2.7mの部屋の長さは、6畳の広さに匹敵します。和室には江戸間と京間がありますが、おおむね同じです。そのため、一般的な家屋の6畳の和室を全面囲いたい際は、10m以上の長さが必要です。
また、6畳の和室全面で使用しない場合は、全面の長さ12.6mから縦横それぞれの長さを引いた長さの鯨幕を選ぶと良いでしょう。長いサイズの鯨幕を選ぶ際は、和室1周の長さや使いたい壁の長さを計測して最適な商品を探してみてください。
そして、鯨幕が急に必要になり計測ができない時は、葬儀社などに相談をして最適なサイズを確認しましょう。
屋外の壁などに使用するなら「長めのサイズ」がおすすめ
先ほども説明したとおり、一部屋をぐるっと囲ったり、屋外の塀に張り巡らしたりするのには長めのサイズが必要です。幕幅の長いサイズを選ぶ際は、具体的な長さを計測して決めましょう。
また、屋外で鯨幕を使う場合は、素材の説明でも触れた水をはじきやすいポリエステルやテトロン製がおすすめです。鯨幕を用意するのに時間がある方は、使う場所や部屋や壁の長さを測定しておくと最適なサイズをすぐに探せるでしょう。
類似したものから選ぶ
鯨幕以外にも、慶事や催事でも使える紅白幕や地鎮祭で使われる浅黄(青白)幕、仏教寺院などを装飾する五色幕などがあります。そこで、これらについて少しご説明します。
祭事や行事なら「紅白幕」がおすすめ
紅白幕は慶事をはじめ、催事やセール会場、展示会などで目にされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。鯨幕の黒色の部分が赤色の紅白幕は、縦じまの紅白が特徴です。
また、結婚式や入学式、卒業式、成人式、竣工式などの慶事にも、紅白幕は使われます。そして、鯨幕では黒白の紐を使いますが、紅白幕では紅白紐を用います。
地鎮祭で使うなら「浅黄(青白)幕」がおすすめ
家を建てる際に、多くの方が行う地鎮祭で使われるが「浅黄幕(あさぎまく)」または「青白幕(あおじろまく)」です。鯨幕の黒白の縦じまに対して、青と白の縦じまが特徴。浅黄幕は神様がいらっしゃる神聖な場所を示す意味があり、勝手に立ち入ってはいけません。
地鎮祭では浅黄幕で土地全体を覆う場合や、祭壇の周りだけ浅黄幕を使い、工事関係者や施工主などの参列者の部分は紅白幕を使って神聖な場所を区切りをつける場合もあります。
寺院ゆかりなら「五色幕」がおすすめ
五色幕は、仏教寺院やそれにまつわる建物を装飾するために使われます。仏教五色(緑黄赤白紫=五智如来の色とも言われる)の色が一般的で、ご本山仕様の三色幕や新仏旗(六色仏旗)の5色を配した幕が作られることもあります。
また、本堂の出入り口にあたる部分に間口に合うサイズの五色幕をカーテンのように垂らして使ったり、好みや慣例によって使います。そして、社寺以外でも、寺院ゆかりの保育園や幼稚園、各種学校の入学式や卒業式などの催事でも使われていると言われています。
鯨幕のおすすめランキング10選
口コミ
比較するものもないのでわかりませんが、透けるようなこともなく、特に問題はなかったです。綿より軽く、しわになりにくいのがよかったです。
鯨幕のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 素材 | サイズ | 紐 |
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楽天 ヤフー |
お手入れしやすいテトロン製 |
テトロン |
4間(約720cm) |
× |
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楽天 ヤフー |
一般家屋の屋内使用に最適 |
テトロン |
1間(180cm) |
× |
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Amazon 楽天 ヤフー |
便利な黒白の紐付き |
ポリエステル |
3間(丈180cm×長さ5.4m) |
〇 |
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楽天 ヤフー |
厚手の4間サイズ |
綿 |
4間(約720cm) |
× |
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楽天 ヤフー |
化学繊維よりも濃い色合いが特徴 |
綿 |
2間(約360cm) |
× |
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楽天 ヤフー |
一般的な家屋の屋内に最適 |
綿 |
1間(約180cm) |
× |
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楽天 ヤフー |
少しのしわはスチームアイロンで取れる |
テトロン |
2間(約360cm) |
× |
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Amazon 楽天 ヤフー |
本染めの鯨幕 |
ポリエスエル |
5間(丈180cm×長さ9m) |
〇 |
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楽天 ヤフー |
大きめの5間サイズ |
綿 |
5間(約900cm) |
× |
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楽天 ヤフー |
丈夫で色が濃い3間サイズ |
綿 |
3間(約540cm) |
× |
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鯨幕の使い方
最後に、鯨膜の使い方と素材ごとのお手入れ方法をご紹介しておきます。鯨幕は頻繁に使うものではないので、きれいにお手入れしておいて、いざという時にすぐに使えるようにしておきましょう。
鯨幕の張り方
鯨幕を張る際、はじめに表裏の確認をします。一見、鯨幕の表はどちらなのかわかりずらいですが、色の濃い方が表になります。室内で鯨幕を張る場合は、表側を室内に向くように張りましょう。また、屋外に張る場合は、表側が外を向くように張ります。
製品の種類によっても違いはありますが、鯨幕の上部にひもを通して吊り下げるのが一般的です。チチと呼ばれるロープを通す部分ひとつ、ひとつにろーぷを通していきます。この際、ロープをチチに通し忘れるとその部分だけたるんでしまうので、注意してください。
次に、全部のチチにロープを通したら、鯨幕を広げてロープの両端を固定します。この時、ロープの端をピンと張ると、鯨幕がたるまずきれいに張れます。それから、屋外で鯨幕を張る際は、地面から約10cm離して張ると、砂や泥などの汚れから守れておすすめです。
鯨幕のお手入れ方法
鯨幕は大きい布なので、専門業者やクリーニングに出すのが一般的です。しかし、自宅でも簡単にできるメンテナンス方法もありますのでご紹介します。
綿
綿の鯨幕は染の部分もあるため、水洗いするといろ落ちすることもあります。ですから、多少の汚れは、固く絞った布巾などで拭き取ると良いでしょう。また、自宅で落とせない汚れは、専門業者やクリーニングに出すのがおすすめです。
そして、綿はしわのできやすい素材ですので、気になるしわはアイロンで伸ばしてください。それから、湿気を含んだまま鯨幕を片付けると、カビや色落ちの原因になるので、しっかり乾かしてから保管します。
アイロンの際は、色落ちや布の傷みを防ぐため、当て布をしましょう。保管場所については、色落ちやカビを防ぐために、暗所で風通しの良いところがおすすめです。
ポリエステル・テトロン
化学繊維のポリエステルやテトロンは水をはじき、綿と比べると汚れがつきにくいのが特徴です。ポリエステルやテトロン製の鯨幕は、乾いた布や固く絞った布巾などでさっと拭くだけできれいになるものが多いです。
また、ポリエステルやテトロンは水洗いすると色落ちすることもあるため、ドライクリーニングがおすすめです。そして、化学繊維製の鯨幕はしわができにくく、しわがよってもすぐに取れます。
ポリエステルやテトロンの鯨幕は少しのしわならば、吊るしておけば取れますが、取れない時は当てぬのをしてアイロンをかけましょう。保管する際は、綿製の鯨幕と同様、暗所で風通しの良いところに置いてください。
まとめ
宗教や地域の習慣によっても違いはありますが、鯨幕が必要な際は、今回ご紹介した情報を佐南港に、また菩提寺や地域の方、親族、葬儀社などにも相談しながら用途に合ったアイテムを見つけてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年03月20日)やレビューをもとに作成しております。
3間(約540cm)の定型黒白幕(鯨幕)は丈夫で色が濃く、化学繊維よりも透けにくい綿製です。屋外の塀に張り巡らしたり、スペースを区切ったりするのに使えます。100%の綿素材なので質感にこだわりたい人におすすめです。